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【飛行機】乗り継ぎの基本は?知らないと危ない注意点を解説

飛行機の乗り継ぎはミスをすると、うまく乗り換えができず、目的地に到着できないことがあります。移動で失敗しないために乗り継ぎの基本やメリット、確認すべき注意点をまとめました。

ライター
NEWT編集部
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飛行機の乗り継ぎは慣れていないと大変。ミスをするとうまく乗り換えができず、目的地に到着できないこともあります。しかし実は乗り継ぎにはメリットもたくさんあるのです。

この記事では、飛行機の乗り継ぎの基本を解説!メリットや乗り継ぎの際に確認すべき注意点も詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

Contents

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飛行機の乗り継ぎとは?

photo by Pixabay

そもそも飛行機の乗り継ぎとは、どういうものなのでしょうか?

飛行機で目的地まで移動する場合、大きく分けると2つのパターンがあります。

  • 目的地までノンストップで行く = 直行便
  • 目的地への途中で他の空港へ立ち寄る = 乗り継ぎ便経由便

途中で他の空港に立ち寄る理由

本来なら飛行機は目的地までノンストップで行った方が早くて便利。それでも途中で他の空港に立ち寄るのは、主に以下のような理由からです。

  • 直行便がない
  • 食料や燃料の補給が必要

航空会社は利益が見込めない路線はつくりません。そのため、ある空港から直行便がない都市はたくさんあり、近くのハブ空港などで乗り換える必要があるのです。

一方、食料や燃料の補給が必要なのは単純に距離が遠いから。途中経由した空港で燃料などを補給をすれば同じ飛行機のまま最終目的地に向かうことができます。

このような理由の違いもあるため、ノンストップではないフライトは乗り継ぎ便と経由便という2種類に分けられます。こうなると慣れていない人はややこしく感じるかもしれません。実際、この2つは間違えると乗り継ぎに失敗する可能性があるので大変です。

そこでまずは乗り継ぎ便と経由便の違いについて、その基本を解説しましょう。

乗り継ぎ便と経由便の違い

乗り継ぎ便と経由便は、言葉の違いがわかっていれば大丈夫です。

乗り継ぎ便

  • 目的地の空港に行く途中で別の空港に立ち寄る
  • 乗り換え地点で飛行機から降りる
  • 便名や航空会社が変わる場合がある

経由便

  • 目的地の空港に行く途中で別の空港に立ち寄る(燃料補給などのため1時間前後)
  • 便名が変わらない
  • 同じ飛行機に乗り続ける
  • 待ち時間は機内かトランジットエリアで待機する

経由便の場合、面倒な手続きはほとんどないので安心。ただし直行便だと思っていたら実際は経由便だったということはありがち。時間をロスしてしまうのでチケットを予約する際によく確認してください。

そして経由便だと思っていたら乗り継ぎ便だったという勘違いがないように注意が必要。経由便だと思い込んでのんびりしていると、乗り継ぎ便だとわかったときに焦ることになります。

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トランジットとは?

photo by Pixabay

海外旅行の場合はさらに言葉に注意が必要。海外旅行では乗り継ぎをトランジットといいます。ところがこの言葉は、狭い意味と広い意味を持っていて勘違いしていると大変なのです。

海外旅行で乗り継ぎをする場合に覚えておきたいトランジットの意味を解説しましょう。

トランジット(広い意味)

広い意味のトランジットには3つの種類があり、狭い意味のトランジットのほかに、トランスファーとストップオーバーも含みます。3つをまとめてトランジットと呼ぶことも多いので、どのことをいっているのか注意が必要。では3つの言葉は何を意味しているのか解説します。

トランジット(狭い意味)

狭い意味のトランジットは、経由便と同じ意味です。飛行距離が長い場合に、燃料や機内食を補給するのが主な目的。経由地に立ち寄った後も同じ機体に乗って目的地へと向かいます。日本発の場合はヨーロッパ行きやアフリカ行きの便でよくみられます。

滞在時間は30分から1時間程度が多く、乗客は機内でそのまま過ごすことがほとんどです。ただし搭乗員の交代や、機内清掃、点検が行われる場合は、航空機から降りて空港内で待機することも。

広い意味のトランジットを狭い意味のトランジット(経由便)だと勘違いすると、乗り継ぎができなくて目的地に行けないこともあるので注意してください。

トランスファー

トランスファーとは、中継地の空港で別の便や飛行機に乗り換えるもの。一般的な乗り継ぎ便のことです。

別の飛行機へ乗り換えるため、乗り継ぎの手続きや荷物の積み替えをすることもあるのがトランスファーの特徴。また別の航空会社の飛行機に乗り継ぐ場合はチケットの発行や荷物の積み替えなどを自分で行ったり、乗り継ぐためにターミナルを大きく移動したりすることも。そのため乗り継ぎに必要な時間は長くなります。

ストップオーバー

ストップオーバーは、トランスファーの待ち時間がさらに長いパターン。乗継地で24時間以上滞在することを意味します。レイオーバーという言葉を使うことも。また24時間未満でも一度空港の外に出たり、乗り継ぎ中に日付けが変わる場合をストップオーバーと呼ぶ場合もあります。

ストップオーバーでは、預けた荷物をいったん受け取り、入国審査を受けて現地の観光を楽しむのが一般的です。また長時間のフライトの途中に体を休めるため、乗り継ぎする空港の近くのホテルでゆっくり過ごす人もいます。

スケジュールに余裕があるときには、観光を楽しむためにあえて乗り継ぎ時間を長く確保することも可能。ただし航空会社によってはストップオーバーができないチケットもあります。またストップオーバーで追加料金が発生する場合もあるため、確認が必要です。

乗り継ぎ便のメリットは

photo by Pixabay

目的地に早く到着したいなら、直行便が便利。乗り継ぎ(トランスファーやストップオーバー)をすると乗り換えの手間がかかり、しかも大きく時間をロスすることになります。

しかし、あえて乗り継ぎ便を活用することのメリットもたくさんあるのです。

チケット代が安くなる

直行便と乗り継ぎ便を比較すると、直行便の方がチケット代は高いことがほとんど。乗り継ぎ便は余分に時間がかかり、直行便より人気が低いため、多くの場合チケット代は安くなります。

観光できる

乗り継ぎの手続きを終えてもまだ時間があるなら、出発まで自由に過ごせます。観光スポットまでアクセスの良い空港なら、観光を楽しむことも可能。

海外ではトランジットやストップオーバーをする人向けにツアーを組んでいる空港もあります。乗り継ぎに必要な時間プラスアルファのスケジュールを組めば、おトクにもう1カ所の観光を楽しむことができますよ。

グルメやショッピングが楽しめる

スケジュール的に観光スポットに行く時間がなくても、待ち時間を利用すれば乗り継ぎ空港でご当地のグルメやショッピングが楽しめます。珍しいおみやげも買えるかもしれません。

マイルが多く貯まる

路線によって異なりますが、乗り継ぎ便や経由便の多くは直行便より遠回りします。すると直行便よりマイルを多く獲得することができるのです。時間に余裕がある人はマイル獲得のために乗り継ぎ便や経由便を選ぶのも上手な方法です。

多くの航空会社を試せる

直行便は1社の飛行機にしか乗れませんが、乗り継ぎ便なら複数の航空会社の飛行機に乗ることができます。航空会社のサービスはさまざま。短距離の移動でいろいろな航空会社を試して、気に入ったら次回の長距離便もその航空会社を利用することができます。

エコノミークラス症候群の予防になる

直行便は一度飛行機に乗ったら目的地まで乗りっぱなし。長時間だとエコノミークラス症候群のリスクもアップします。しかし乗り継ぎのために飛行機を降りることでエコノミー症候群を予防しやすくなるのです。

乗り継ぎをするときの確認事項

photo by Unsplash

乗り継ぎに失敗すると、以下のようなことが起こります。

  • 乗り継ぎ便に乗れず、目的地に行けない
  • 荷物が目的地につかない
  • 乗り継ぎ地で航空券を買い直さなければならない

このようなことが起こる大きな原因は、確認不足や勘違い。乗り継ぎの際の手続きには航空会社や国、空港によっていくつかの方法があり、事前に確認しておくことが大切なのです。

以下に確認すべきことを解説するので、ぜひチェックしてくださいね。

確認1:便の種類

まず、航空券を予約する際にチェックしたいのが、便の種類。予約したチケットが直行便ではない場合、燃料の補給のために短時間で立ち寄るトランジット(経由便)なのか、もしくは別の便や飛行機に乗り換える必要のあるトランスファー(乗り継ぎ)やストップオーバーなのかを確認してください。

分からない場合は、経由空港で必要な手続きについて出発前に航空会社に確認するのがおすすめです。

確認2:トランジットビザが必要か

国際線で乗り継ぎをする場合、国によっては入国審査をすることがあり、さらに空港だけで使えるトランジットビザの取得が必要なこともあります。トランジットビザが必要かどうかは、大使館のWEBサイトなどで調べることができるので、必ずチェックしてください。

確認3:ミニマムコネクティングタイムをチェック

ミニマムコネクティングタイムとは、空港での乗り継ぎに最低限必要な時間。この時間は空港や乗り継ぎの航空会社によって異なりますが、だいたい以下のような傾向があります。

  • 同じ航空会社内の乗り継ぎなら短い
  • 乗り継ぎの契約がある航空会社同士なら短い
  • 乗り継ぎの契約がない航空会社との乗り継ぎでは時間が長くなる

自分で計画して乗り継ぎ便を購入する際は、各空港と航空会社のミニマムコネクティングタイムを調べ、それより短い間隔の乗り継ぎ便を予約しないよう注意してください。

余裕をもったスケジュールが必要

ではミニマムコネクティングタイムを少しでも超えていれば大丈夫かというと、そのようなことはありません。以下のような理由で、余裕を持った時間にしておくことが重要です。

  • 乗り継ぎ空港までの飛行機が遅延することがある
  • 広い空港では乗り継ぎ便のカウンターに到着するのに時間がかかる
  • 手続きに予想外の時間がかかることもある

このような理由でミニマムコネクティングタイムでは乗り継げないことが多いので、余裕あるスケジュールにしてください。国内線なら1時間程度、国際線から国際線への乗り継ぎでは3時間から4時間の余裕が必要。国際線から国内線への乗り継ぎを行い、最初の都市で入国審査が必要な場合は、さらに時間の余裕を持った方がいいかもしれません。

確認4:航空券の受け取り方法

飛行機の乗り継ぎをする場合、チケットの扱いにはいくつかの種類があります。事前に航空券の種類を確認しておきましょう。たとえば同じ航空会社の飛行機を乗り継ぐときも、以下の3つのパターンがあります。

  • 出発空港で目的地まで1枚の搭乗券をもらう
  • 出発空港で乗り継ぎ便も合わせて複数の搭乗券をもらう
  • 出発空港では乗り継ぎ空港までの搭乗券をもらい、乗り継ぎ便の搭乗券は乗り継ぎ空港で発券される

自分の乗る便がどのパターンなのか把握しておくことが大切。同じ航空会社の便で、出発空港で到着空港までの搭乗券をもらった場合、乗り継ぎ空港で搭乗券の手続きを行う必要はありません。しかし乗り継ぎ空港で発券される場合は発券手続きが必要になります。

オンラインチェックインなら事前の発行も可能

オンラインチェックインなら、乗り継ぎ便のチケットも端末上で事前に発行し、スマホなどにダウンロードしておくことが可能です。もしチケットがどの方法で発行されたのか分からない場合は、出発空港のチェックインカウンターで確認しておきましょう。

異なる航空会社を利用する場合は手続きが必要

乗り継ぎで異なる航空会社を利用する場合、乗り継ぎ空港に到着したら自動チェックイン機か航空会社のカウンターで搭乗手続きを行います。

ただしこちらもオンラインチェックインを利用すれば、事前に発行することが可能です。

確認5:荷物の預けなおしが必要か

photo by Unsplash

飛行機を乗り継ぐ場合、荷物の扱いにも2つのパターンがあります。

  • 預けた荷物は最終目的地までそのまま運んでくれる
  • 乗り継ぎ空港で受け取って再度預ける

これも航空会社や空港によって異なるため、確認しておく必要があります。

近年は荷物を電子的に管理するようになったため、乗り継ぎが必要でも荷物は最終目的地まで自動的に運んでくれることが増えました。しかし預け荷物に関する条件は空港ごとに違い、条件が合わないと一度荷物を受け取り、預けなおす必要があります。

国際線→国内線の乗り継ぎは税関検査が必要なことも

国際線で入国して国内線に乗り換える場合、入国時に税関検査が必要な国では経由地の空港で税関検査を受けることになります。つまり一度荷物を受け取って、税関検査を受けてから再び荷物を預けなおすということ。

税関検査のタイミングや荷物の扱いは航空会社や国によって異なるので、出発前にカウンターで確認してください。

荷物の預けなおしの手順

荷物の預けなおしが必要な場合の手順は、以下のようになります。

  1. 乗り継ぎをする空港で飛行機を降りる
  2. 入国審査を受ける
  3. 預けた荷物を受け取る
  4. 必要なら税関検査を受けて、到着出口へ
  5. 再度入国し、乗り継ぎ便が出発するターミナルに行く
  6. カウンターでチェックインや手荷物を預ける手続きを行う

確認6:乗り継ぎ便の搭乗口や時刻

乗り継ぎ空港で必要な手続きを終えたら、乗り継ぎ便の搭乗時刻と搭乗口の場所を確認してください。乗り継ぎ便の搭乗券にはあらかじめ搭乗口が書かれていますが、直前になって変更されることもよくあります。必ず乗り継ぎ空港で最新の搭乗ゲートを確認しましょう。

機内清掃などで一度降りて同じ機体に乗る場合にも、トランジット中に飛行機が移動して搭乗ゲートが変わることはよくあります。

空港が離れている場合の移動時間

photo by Unsplash

乗り継ぎ時間に関してとくに注意しなければならないのは、空港間の移動が必要なときです。たとえば東京の場合、国際線で成田空港に到着しても、乗り換えの国内線は羽田空港からしか出ていないということもあります。その場合、移動も含めて乗り継ぎに必要な時間は180分以上。このような空港間の移動は各地でありえます。

地域

区間

乗り継ぎに必要な時間

北海道

新千歳 〜 丘珠

150分以上

関東

羽田 〜 成田

180分以上

北陸

小松 〜 富山

240分以上

小松 〜 能登

350分以上

富山 〜 能登

380分以上

関西

伊丹 〜 関西

180分以上

伊丹 〜 神戸

170分以上

関西 〜 神戸

190分以上

山陽

広島 〜 岩国

215分以上

九州

福岡 〜 北九州

220分以上

福岡 〜 佐賀

175分以上

北九州 〜 佐賀

300分以上

世界の空港でも同じようなことはあるので、空港間の移動が必要なフライトになるときは、かなりの余裕を持って乗り継ぎ便を決める必要があります。

乗り継ぎでの過ごし方

photo by Pixabay

乗り継ぎの間の過ごし方は、乗り継ぎ方法と待機時間の長さによって異なります。パターン別の過ごし方を紹介しましょう。

機内で過ごす

飛行機の乗り換えをしない経由便の場合、待ち時間は30分から1時間程度なので、飛行機から降りないのが一般的。この場合は飛行中と同じように機内で過ごすことになります。この機会に適度に手足を伸ばしたり、少し歩いたりするなどして、血行不良にならないよう工夫しましょう。

空港内で過ごす

他の便や飛行機に乗り継ぐ場合、空港内で数時間過ごすことになります。また同じ飛行機で機内清掃が入る場合も、飛行機から降りてトランジットエリアに案内されるのが一般的。

トランジットエリアは搭乗手続きと保安検査を終えた後に入ることができる空港内のフロアです。売店やカフェ、レストランがあるので、ショッピングや食事をして過ごすことができます。空港によっては休憩施設やラウンジがあることも。

ただ、満喫しすぎて搭乗時刻に遅れないよう注意してください。荷物の預け直しや入国審査、搭乗口の確認など必要な手続きは先に済ませておくのがおすすめです。

入国して観光する

乗り継ぎの時間が5〜6時間を超え、空港が市内へのアクセスの良い場所なら、空港を出て少しだけ観光ができるかもしれません。

海外の乗り継ぎ先で観光をする場合は、入国審査を受けて空港の外に出ることになります。短期の入国でもビザが必要な国もあるので、その国でビザは必要か、必要な場合はその場で発行してもらえるかなどを確認しておいてください。

また、預け荷物が最終目的地まで受け取り不要な場合、手荷物だけで空港外へ出ることになります。経由地での観光も考えているなら、必要なものは機内持ち込みの荷物に入れておくようにしましょう。

国際線で乗り継ぎをするときの注意点

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貴重品は必ず持ち歩く

最終目的地が治安の良い国やエリアでも、経由地の治安が良いとは限りません。とくに多くの人が行き交う空港内ではスリや置き引きの被害が少なくないので、要注意!

荷物を置いての場所取りなどは絶対にNG!また財布やパスポートなどの貴重品やバッグは常に身につけておくようにしてください。

時計の調整を忘れずに

乗り継ぎをするときに忘れがちなのが、時計の調整。日本時間や最終目的地の時刻に合わせて飛行機に乗り、乗り継ぎ空港での時差を忘れてしまうこともよくあります。時刻を勘違いすると乗り継ぎ便に乗り遅れてしまう可能性があるので、経由地の時計をすぐに確認して現地時間に合わせるようにしてください。

また、サマータイムにも注意が必要です!特殊なサマータイムを採用している国もあるので、気をつけましょう。

経由便ではトランジットカードをなくさない

経由便で飛行機から降りるときにはトランジットカードを渡されます。トランジットカードは清掃作業などが終わって飛行機に再搭乗する際に必要になるカード。なくさないように気をつけてください。

乗り継ぎ便に乗り遅れた場合の対処法

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乗り継ぎ便に乗り遅れてしまった場合の航空会社の対応は、乗り遅れた理由次第です。ではもし乗り遅れた場合、どのように行動すれば良いのでしょうか。具体的に解説します。

悪天候や災害などで乗り遅れた場合

乗り遅れた原因が災害や悪天候による遅延や欠航、航空会社の整備の遅れなどによるものなら、多くの場合、航空会社から補償が受けられます。

乗り遅れたらすぐにトランジットデスクに相談し、自分の航空券が補償の対象になるかを確認してください。補償の対象であれば、航空会社が搭乗可能な別の便を手配してくれます。また振替便が翌日になるときは、宿泊するホテルを手配してくれることもありますよ。 

ただし航空会社や状況によって対応はさまざまで、必ず再手配してくれるわけではありません。とくに注意が必要なのは、LCC(格安航空会社)。格安である代わりに遅延や欠航に対する補償がないという条件が多く、悪天候や災害が理由でも乗り遅れたら自分で新たに航空券を探して購入することになります。事前に条件を確認しておきましょう。

自分の都合で乗り遅れた場合

自分のミスで乗り遅れてしまった場合、航空会社からの補償はなく、自分で新たに航空券を購入しなければなりません。しかし航空会社によってはトランジットデスクが振替便を探してくれることも。まずはどうすればいいか相談するのがおすすめです。

乗り遅れたときに注意が必要なのは、ロストバゲージ。預けた荷物だけが先に到着するため、紛失しやすくなります。荷物についてもどうすればいいか、落ち着いて航空会社に確認してください。

ロストバゲージの対処法

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乗り継ぎ便でありがちなのが、ロストバゲージ。別の飛行機に乗り継ぐ際に荷物の載せ替えミスでロストバゲージが起きやすくなります。

到着した空港で荷物が現れず、ロストバゲージだと気づいたら、航空会社のスタッフを探すか、ロストバゲージ対応のカウンターで問い合わせてください。荷物と引き換えに渡されたタグの番号をもとに探してくれます。荷物を受け取るまでタグは絶対になくさないようにしましょう。

探しても荷物が見つからないときはロストバゲージ申請書類を提出してください。荷物が見つかったら滞在するホテルに届けてくれます。荷物が届くまでに必要なものを買った場合はその費用も請求できるので、落ち着いて手続きを行ってくださいね。

ロストバゲージとは?起きる原因と対策を詳しく解説!

乗り継ぎの際に空港で見る英語

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国際線の乗り継ぎでは、空港内の手続きや搭乗でどこに行けばいいのか迷ってしまいがちです。英語に慣れていない場合はなおさら混乱するはず。そこで最後に、空港でよく目にする言葉、必要になる言葉を一覧でご紹介します。

英語

意味

Passenger Terminal 

旅客ターミナル

Transit/Transfer

乗り継ぎ

Transfer flight/Connecting flight/transit

乗り継ぎ便

passenger

乗客

Check-in Counter

チェックインカウンター

Ticketing Counter

発券カウンター

carry-on baggage/luggage

機内持ち込み手荷物

excess baggage/luggage

超過手荷物

Baggage Claim

荷物受取

Security Check

手荷物検査

Passport Control

出入国審査・パスポート審査

customs

税関

Domestic service

国内線

International service

国際線

Departures

出発

Arrivals

到着

Boarding Gate

搭乗口

Boarding Time

搭乗時間

Gate Changed

搭乗口変更

on time/scheduled

定刻

delayed

遅延

cancelled

欠航

new time

時間変更

go to gate

出国手続き中

boarding

搭乗中

last call

搭乗最終案内

gate closed

搭乗締切

departed

出発済

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乗り継ぎの注意点を確認して旅を上手に楽しもう!

飛行機の乗り継ぎには注意が必要。ミスをすると時間内に目的地へ到着できなかったり、荷物がどこかへ行ってしまったりするかもしれません。事前に確認すべき事柄をチェックしておきましょう。

より安く旅行できるなどたくさんのメリットがある乗り継ぎ便。上手に活用すれば旅の可能性がさらに広がりますよ!

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