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【2023年最新】ポーランド・クラクフでおすすめの観光地10選!名所や穴場を厳選

クラクフには、ヴァヴェル城や聖マリア聖堂などの有名な観光地がいっぱい! 今回は、ポーランド・クラクフ旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、クラクフ旅行の参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

クラクフには、ヴァヴェル城や聖マリア聖堂などの有名な観光地がいっぱい!

今回は、ポーランド・クラクフ旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、クラクフ旅行の参考にしてくださいね!

Contents

ポーランド・クラクフには人気の観光スポットがいっぱい!


photo by pixabay

クラクフは、かつてのポーランド王国の首都として栄えた街で、現在の首都のワルシャワと並んで人気の観光地です。ヴァヴェル城や聖マリア聖堂をはじめとする、古都の街並みが広がり、趣のある景色を満喫できます。

市内にはバスやトラムが走っていて、海外が初めての方でもスムーズに移動できます。一方で、中心地から少し離れた場所へは、ツアーを利用すると安心して観光できますよ。

今回はクラクフの人気観光地を紹介!人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

クラクフで絶対行きたいおすすめ観光地8選

まずは、初めてのクラクフ旅行で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころをご紹介していきます!クラクフにある多くのスポットは、旧市街地の中心から移動し遮水場所にあるので、時間が限られている旅行中でも訪れやすいですよ。また、複数のスポットを効率よく訪れたいときは、ツアーを利用するのもおすすめです。

ヴァヴェル城

かつてポーランド王政の中心であった歴代王家の居城


photo by pixabay

ヴァヴェル城は、クラクフ旧市街の南側に位置する城で、ビスワ川に面した場所にあります。クラクフは、かつてポーランドの王国時代に首都として栄えた場所で、ヴァヴェル城は王政の中心地として活躍しました。16世紀ごろまでは王家の居城として使われていましたが、現在は王家のコレクションを展示するスポットとして、多くの観光者が訪れています。

ヴァヴェル城の外観は、城塞のような古めかしいデザインではなく、オレンジの屋根が特徴の巨大な邸宅のような外観となっています。これは、ヴァヴェル城が歴代の王によって増改築が繰り返されたことによるもので、年代ごとにその装飾が異なります。1つの建物で、ロマネスク様式やゴシック様式、ルネサンス様式、初期バロック様式など、幅広い建築様式が見られます。

photo by pixabay

ヴァヴェル城は内装も非常に見どころがあります。ルネサンス様式を貴重とした建物には、絵画や彫刻などの王家所有のコレクションが展示されています。また、内部には、ポーランド王宮の暮らしぶりが分かる居室や広間もあり、きらびやかな装飾を見学できます。また、ヴァヴェル大聖堂をはじめとする見どころある施設も併設されています。

ヴァヴェル城では、館内の施設ごとに入場料が定められています。そのため、見たい場所をあらかじめ調べておけば、効率的に見学もできます。また、全ての施設を見学できるチケットも販売されていますので、全ての施設をゆっくりと見て回ることもできます。ちなみに、月曜日は一部の施設のみ無料で開放されています。

ヴァヴェル城(Wawel Royal Castle)の基本情報
住所:Wawel 5, 31-001 Kraków, ポーランド
電話:+48124225155
営業時間:月曜日 9:30~13:00、火曜日から日曜日 9:30~19:00、
休業日:11月1日、12月24日・25日、1月1日
アクセス:中央市場広場から徒歩約9分
料金:月曜日 入場無料、火曜日から日曜日 151ズウォティ(約5,354円) ※全ての展示を見学可能の共通チケット
※2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算
公式サイト:https://wawel.krakow.pl/en

聖マリア聖堂

旧市街の中心にそびえるランドマーク的な存在


photo by pixabay

聖マリア聖堂は、中央市場広場に面する教会です。2つの高い塔と赤いレンガの建物が特徴の教会は、尖塔の高さは約80メートルあり、旧市街地のランドマーク的な場所となっています。建物の外観から内装まで、中世の都市らしい趣のある建物を見学できますよ。

聖マリア聖堂は、11世紀ごろに木造の教会として建設されました。その後、長い歴史のなかで争いや災害、政治の変遷などを経てさまざまな増改築が施され、現在の形に変わりました。そのため、ヴァヴェル城と同じく、多くの時代の建築様式が施されていて、1つの建物で見どころがたくさんあることも特徴です。建物の建築様式が異なる場所を探してみるのも面白いかもしれません。

Bazylika Mariacka by Francisco Anzola is licensed under CC BY 2.0

聖マリア聖堂の内装は、青を貴重とした美しい装飾が施されているのが特徴。外観はまるで別世界となっていて、思わず息を飲む光景が広がります。聖堂の中央にあるヴィット・スウォシ主祭壇は、ポーランドの国宝にも認定されている、世界最大級の主祭壇です。幅約11メートル、高さ約13メートルの祭壇には、聖母マリアにまつわる場面が描かれています。とても壮大で見ごたえがあるので、祭壇を見るだけでも十分な価値がありますよ。

また、聖マリア聖堂では、1時間ごとにヘイナウ・マリアツキ(英語版)と呼ばれるトランペットの時報が演奏されています。この伝統的な時報は、とても悲しげな音色で演奏されますが、毎回途中で中断されてしまいます。これはかつてクラクフが敵からの襲撃を受けた際に、兵士が敵襲を知らせるラッパを吹く最中に倒れてしまったことに由来しています。クラクフを訪れた際は、歴史ある街ならではの音色に耳を傾けてみましょう。

聖マリア聖堂(Bazylika Mariacka)の基本情報
住所:plac Mariacki 5, 31-042 Kraków, ポーランド
電話:+48124220521
営業時間:月曜日から土曜日 11:30~18:00、日曜日 14:00~18:00
休業日:
アクセス:クラクフ中央駅から徒歩約13分
料金:大人 15ズウォティ(約531円)、8から18歳の子ども 8ズウォティ(約283円)、7歳以下の子ども 無料
※2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算
公式サイト:https://mariacki.com

織物会館

さまざまな工芸品が手に入る観光スポット


photo by pixabay

織物会館は、クラクフの中心地である中央広場に面した建物です。13世紀に建てられた建物は、東西から届く織物や衣類の交易所として活躍しました。ここまで紹介した建物と同じく、時代によって異なった建築様式で建て替えられていて、14世紀にゴシック様式、16世紀にルネッサンス様式へ建て替えが行われたユニークな歴史を持ちます。

現在の織物会館は、ポーランドの伝統的な工芸品を扱うモールのような場所になっていて、お土産などのショッピングに便利な観光スポットでもあります。建物の1階には、雑貨を販売する土産店が多く揃っています。ポーランド伝統工芸品である木工芸品をはじめ、おしゃれなマグカップやトートバッグなどを販売していて、充実したショッピングを楽しめますよ。

Interior of the Sukiennice in Main Square by Jorge Láscar is licensed under CC BY 2.0

織物会館には、博物館と美術館も併設されています。地下にある地下博物館は、クラクフの考古学と歴史について学べる展示が見学できます。ポーランドの発展とともに栄えたクラクフについて、絵画や服飾などから学べますよ。

3階にある美術館には、19 世紀のポーランドの絵画と彫刻を中心とした美術館があります。この美術館は、ポーランドでも最大級の常設展示室があり、充実した美術品の見学ができますよ。

建物内には、カフェもありますので、のんびりショッピングと美術館・博物館巡りができます。クラクフの旧市街を訪れる際は、織物会館を中心に観光するのもおすすめです。

織物会館(Sukiennice)の基本情報
住所:Rynek Główny 1/3, 31-042 Kraków, ポーランド
電話:+48124335400
営業時間:10:00~18:00
休業日:月曜日
アクセス:クラクフ中央駅から徒歩約13分
料金:大人 32ズウォティ(約1,134円)、7歳から26歳までの子ども 1ズウォティ(約35円)、6歳以下の子ども 無料
※2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算
公式サイト:https://mnk.pl/

中央市場広場

クラクフ旧市街の中心地


photo by pixabay

中央市場広場は、クラクフの旧市街の中心地となる場所です。ヨーロッパらしい石畳のつづく広場には、先ほど紹介した聖マリア聖堂や織物会館などの歴史ある建物が並んでいます。そのほかにも、数百年の歴史を持つ建物が並んでいて、まさに歴史あるクラクフを満喫するのにぴったりな場所といえます。

約13世紀ごろに整備された中央市場広場は、織物会館を中心にマーケットとして栄えました。1978年には、この広場を中心としたクラクフ歴史地区がユネスコ世界文化遺産に登録されています。この登録は、世界で初めて世界遺産に認定された12のスポットの1つで、世界的にも有名な場所となりました。中世の古い面影を残す広場の景観は、ヨーロッパらしい街並みを満喫できますよ。

photo by pixabay

現在でも、中央市場広場では毎日マーケットが開催されています。軽食や工芸品を扱うお店も出店しているので、ショッピングや休憩にも利用できます。また、広場を中心にレストランやカフェも多く集まっているので、のんびりと雰囲気を味わいながら観光ができますよ。旧市街地は訪れる機会も多いので、ぜひ行きたいお店をリストアップしておきましょう。

さまざまな見どころがある中央市場広場ですが、訪れた際にはぜひ馬車を利用してみましょう。中央市場広場から、ヴァヴェル城まで向かう馬車が走っていて、ノスタルジックな中世の雰囲気を満喫するにはぴったり!馬車が走る風景を写真に収めるだけでも、写真映えすること間違いなしです。また、定期的にコンサートやイベントも開催されているので、クラクフ旅行の前にはスケジュールをチェックしておくことをおすすめします。

中央市場広場(Rynek Główny)の基本情報
住所:Rynek Główny, 31-422 Kraków, ポーランド
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:クラクフ中央駅から徒歩約13分
料金:無料

カジミエシュ地区

ポーランドのカルチャーを感じられる歴史的な地区


photo by Unsplash

カジミエシュ地区は、クラクフの旧市街地から南東に位置する地区です。ポーランドの流行の最先端といわれるおしゃれなエリアで、ギャラリーや個性的なショップ、古着屋、おしゃれなバーなどさまざま店が集まっています。旧市街地とはまた違った街並みが広がっていて、食事やショッピング、アート鑑賞など幅広く観光が楽しめますよ。

古くからユダヤ人街として知られるカジミエシュ地区は、14世紀に迫害を受けていたユダヤ人を保護する目的でつくられた町です。映画『シンドラーのリスト』のロケ地としても知られ、なかには第二次世界大戦の影響を伺わせる場所も。ユダヤ人の歴史や文化を学べる貴重な場所ですので、ぜひクラクフを訪れた際には立ち寄りたい場所です。

photo by Unsplash

ユダヤ人の文化を学べる場所としては、ユダヤ教の会堂であるシナゴーグがあります。シゴナークは、ギリシャ語で集会に由来する場所で、ユダヤ教徒が集まる場所です。ほとんどのシゴナークは教徒以外の入場ができないのですが、カジミエシュのシゴナークのなかには、観光客が見学できる場所もあります。普段はなかなか触れる機会のない貴重な場所ですので、ぜひカジミエシュを訪れた際には立ち寄ってみましょう。

現在のカジミエシュ地区は再開発が進んでいて、おしゃれなカフェやショップが並んでいます。伝統的なユダヤ料理を提供しているお店もあるので、ポーランドのカルチャーを体験するにはぴったりな場所です。また、ファッショナブルなプチホテルも点在していて、クラクフ旅行の滞在場所としても人気があります。

カジミエシュ(Kazimierz)の基本情報
住所:Kazimierz,30-001 Kraków
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:中央市場広場から徒歩約20分
料金:無料
公式サイト:https://www.krakow.pl/odwiedz_krakow/1362,artykul,zydowski_kazimierz.html

プランティ公園

旧市街地を囲む緑豊かな憩いの場


photo by pixabay

プランティ公園は、クラクフの旧市街を囲む公園です。面積は約20ヘクタールもあり、周囲約4キロメートルを囲むクラクフ最大級の公園となっています。園内には、栗の木に代表される樹木が植えられていて、都市のオアシスのような場所で、市民の憩いの場でもあります。

この公園は、かつては旧市街を防衛するために築かれた城壁と堀に囲まれていた場所に建てられました。1820年に、クラクフの元老院が開かれた都市作りをコンセプトとして再開発を行った際に、中世の城壁の跡を取り壊し、堀の埋め立てを行って建設されました。そのため、現在でも公園やその周辺には当時の城壁だった建物や門などが残されています。

photo by pixabay

園内には、ポーランドの偉人を称える像が並んでいます。コペルニクスをはじめとする歴史的な偉人の像が建てられていますので、公園を散策する際は見つけてみましょう。また、園内で軽食や飲み物を販売するワゴンが出ていることもありますので、のんびりと過ごしたい人にもおすすめです。

公園は年中楽しめる場所ではあるのですが、とくに秋には美しい景色が広がります。赤や黄色に紅葉した公園の風景は、とても見ごたえがあります。観光地の喧噪を離れてゆっくりと過ごすのにぴったりな場所ですので、ゆっくりと散策してみましょう。

プランティ公園(Planty)の基本情報
住所:31-041 Kraków
電話:+48122010240
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:中央市場広場から徒歩約3分
料金:無料
公式サイト:https://www.krakow.pl

ショパンギャラリー

ポーランド出身のショパンにちなんだギャラリー


photo by Unsplash
※写真はイメージです

ショパンギャラリーは、旧市街地の中央市場広場からすぐの場所にある観光スポットです。ヨーロッパスタイルの小さなホールでは、ポーランドの偉人であるショパンにちなんだコンサートが行われていて、伝統的な音楽を堪能できます。

ピアノ演奏以外にも、オーケストラの演奏やフォークソングを演奏するコンサートも開催されているので、日によって違った音楽を楽しめるのもポイント。コンサートはほぼ毎日開催されていますので、旅程にあわせてチェックしてみるのがおすすめです。

ショパンギャラリー(Chopin Concert Hall)の基本情報
住所:Sławkowska 14, 31-014 Kraków, ポーランド
電話:+48604093570
営業時間:コンサートの開催時間によって異なる
休業日:コンサートの開催によって異なる
アクセス:中央市場広場から徒歩約3分
料金:コンサートの種類によって異なる
公式サイト:https://cracowconcerts.com/

クラクフ国立美術館

日本画も収める充実した美術館


MUZEUM NARODOWE W KRAKOWIE – GMACH GŁÓWNY, fot. J. Nowostawska-Gyalókay MIK 2016 by mik Krakow is licensed under CC BY-SA 2.0

クラクフ国立美術館は、旧市街地からバスで約10分ほどの場所にある美術館です。1879年に設立された歴史ある博物館で、ポーランドでは初めて国民が見学できる美術館としてオープンしました。ポーランド美術を中心に、ヨーロッパの豊富なコレクションを保有していて、所蔵数は約85万点にものぼります。

美術館が設立された当初は、十数点の美術品を展示するための小さなホールでした。しかし、多くの作品が寄贈されるようになったことで、現在のような巨大な博物館になったのです。館内には、絵画作品を中心に、版画や彫刻、貨幣、芸術工芸品などが幅広く展示されています。

Photo by flickr

クラクフ国立美術館には、ポーランド出身の画家の作品が収められています。なかには、ポーランド出身の画家による名画も含まれていて、非常に歴史的な価値もあります。とくに、ポーランドの歴史的な出来事や、王室の様子を描いた作品も展示されていて、ポーランドの歴史を学ぶのにはぴったりです。

また、クラクフ国立美術館には日本の作品も多く所蔵されています。これらの日本の作品は、ポーランド出身のフェリクス・ヤシェンスキによって集められたものがほとんどです。ヤシェンスキは、自身のミドルネームにマンガをつけて名乗るほどの日本好きとして知られ、数多くの作品を収集しました。その数はなんと約6千点ともいわれていて、充実した日本画コレクションを見学できますよ。

クラクフ国立美術館(Muzeum Narodowe w Krakowie)の基本情報
住所:al. 3 Maja 1, 30-062 Kraków, ポーランド
電話:+48124335500
営業時間:10:00~18:00
休業日:月曜日
アクセス:中央市場広場からバスで約10分
料金:32ズウォティ(約1,241円)、火曜日は常設展のみ無料
※2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算
公式サイト:https://mnk.pl/

クラクフの知る人ぞ知る穴場観光地2選

ここからは、クラクフの中心地から離れた場所にある観光地を紹介します。訪れるには少々時間がかかりますが、歴史的に有名な場所や、幻想的な景色が見られる観光スポットもありますので、ぜひ旅程に入れておきましょう。市街地から公共交通機関で移動できますが、移動に不慣れな方はツアーを利用するのもおすすめです。

アウシュヴィッツ/ビルケナウ強制収容所

第二次世界大戦の惨状を残す歴史的なスポット


photo by pixabay

アウシュヴィッツ/ビルケナウ強制収容所は、クラクフの郊外にあるユダヤ人の収容所です。第二次世界大戦の際にナチスによって建てられたこの場所は、凄惨な歴史を忘れないために博物館となっています。博物館には、囚人を処刑するためのガス室や死体の焼却施設など、当時の様子をありのままに伝える展示が並びます。

アウシュヴィッツ/ビルケナウ強制収容所は、1940年にホロコーストの一環として建設されました。ホロコーストでは、ユダヤ人を対象とした絶滅政策が行われ、多くのユダヤ人が処刑されました。そのなかでも、この収容施設は最大の犠牲者を出した場所とされ、負の世界遺産とも呼ばれます。アウシュヴィッツ収容所の入り口には、働けば自由になる(ARBEIT MACHT FREI)という言葉が書かれていますが、実際には多くの収容者が犠牲になっています。

photo by pixabay

アウシュヴィッツ/ビルケナウ強制収容所は、その歴史から世界的に有名なスポットとなっていて、多くの人が訪れています。多くの人が平和学習の一環として訪問し、戦争の悲惨さと平和の大切さについて学んでいます。博物館の展示は、非常にショッキングなものもありますが、歴史上で起こった事実を学ぶためには非常に重要な場所です。より詳しく知りたい方は、日本語ガイドを利用しましょう。

アウシュビッツとビルケナウは、もともと別の収容所として建てられました。そのため、それぞれ約2キロメートル離れた場所に建てられています。ただし、それぞれの施設を結ぶ無料のシャトルバスが出ていますので、スムーズに移動ができます。ただし、施設自体はかなり広大な場所となっているので、所要時間はしっかりと確保しておきたいところ。最低でも半日はスケジュールを確保しましょう。

アウシュヴィッツ/ビルケナウ強制収容所(Miejsce Pamięci i Muzeum Auschwitz-Birkenau)の基本情報
住所:Więźniów Oświęcimia 20, 32-603 Oświęcim, ポーランド
電話:+48338448000
営業時間:1月・11月 7:30~15:00、2月 7:30~16:00、3月・10月 7:30~17:00、4月~5月・9月 7:30~18:00、6月~8月 7:30~19:00、12月 7:30~14:00
休業日:1月1日、12月25日、イースター祭りの日曜日
アクセス:クラクフの中心地から車で約1時間20分
料金:620ズウォティ~(約2,198円~)
※2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算
公式サイト:http://www.auschwitz.org/

ヴィエリチカ岩塩坑

ポーランドの名産品である岩塩の産出地


photo by pixabay

ヴィエリチカ岩塩坑は、クラクフから南東約10キロメートルの場所にある岩塩採掘場です。クラクフの中心地からは約40分ほどの場所にあります。岩塩は長い間ポーランドの主要な産出品となっていて、現在も採掘が続けられています。

この場所は、約700年も採掘が続けられていて、2,000本もの坑道が伸びています。その総延長は約300キロメートルともいわれていて、途方もない長さになっています。また、深さもかなりのもので、最深部は約327メートルにもなります。ヴィエリチカ岩塩坑には見学コースも用意されていて、約3.5キロメートルの遊歩道を散策できます。

photo by pixabay

見学コースでは、採掘の際に使われた道具やトロッコなどが展示されています。実際に岩塩が採掘された様子を知ることができる、世界的にも貴重な場所です。

また、ヴィエリチカ岩塩坑は、多くの人が採掘に従事した場所でもあります。そのため、部屋のなかにはホールや会議所なども設けられていて、不便なく生活を送れるようになっていたことが伺えます。

とくに、坑内にある聖キンガ礼拝堂はとても見どころがあります。深さ約100メートルの場所にある礼拝堂は、なんと装飾からシャンデリア、祭壇などが全て岩塩で作られています。じつは、この装飾は岩塩坑で働く坑夫たちが仕事の合間に作ったもので、その精巧さからガラス細工と間違えるほどです。坑内の散策には階段などを上り下りする必要があるため、歩きやすい服装で訪問しましょう。

ヴィエリチカ岩塩坑(Kopalnia Soli „Wieliczka”)の基本情報
住所:Daniłowicza 10, 32-020 Wieliczka, ポーランド
電話:+48122787302
営業時間:8:00~19:00
休業日:なし
アクセス:クラクフの中心地からバスで約40分
料金:大人 126ズウォティ(約4,467円)、4歳から19歳までの子ども 106ズウォティ(約3,758円)、3歳以下の子ども 無料
※2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算
公式サイト:https://www.kopalnia.pl/

クラクフ観光を満喫するためのおすすめモデルコース


photo by pixabay

旧市街地から郊外まで、見どころある観光地がたくさんあるポーランドの旧都・クラクフ。せっかくなら朝から夜まで時間いっぱい楽しみましょう。旧市街地には、おしゃれなカフェやレストランが充実しているので、観光や食事にもぴったりです。また、カジミエシュ地区でユダヤ料理を満喫してみるのも良いでしょう。

<スケジュール例>

1日目 クラクフ到着→中央市場広場を散策→旧市街でランチ→馬車でヴァヴェル城へ移動→城内を散策→プランティー公園を散策&休憩→旧市街でディナー→ショパンギャラリーでコンサートを満喫

2日目 ホテルで朝食→一日かけてアウシュヴィッツ/ビルケナウ強制収容所を見学→旧市市街地に戻りゆっくりとディナー

3日目 中央市場広場のカフェで朝食→旧市街を散策しながらカジミエシュ地区へ→カジミエシュ地区を散策→カジミエシュのレストランでランチ→ヴィエリチカ岩塩坑を散策
旧市街は、中央市場広場を中心に歩いて行けるスポットが多いので、街の景色を楽しみながらの散策がおすすめです。一方で、郊外などの離れたスポットを訪れる際は、ツアーを予約して効率よく観光しましょう。

ポーランド・クラクフの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、ポーランド・クラクフのおすすめの観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるクラクフでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、ポーランド・クラクフ旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!

※記事内の金額は2023年7月5日のレート、1ズウォティ=35.46円で計算で計算しています。

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