【2024年最新】横須賀のおすすめ観光スポット25選！定番から穴場まで

横須賀には人気の観光スポットがいっぱい！

横須賀は、東京から日帰り旅行でも楽しめる人気観光都市。三浦半島の中ほどにあり、東は東京湾、西は相模湾に面しています。東京湾側は軍港として有名な米軍基地などがある市街地が魅力的。相模湾側は美しい海や夕陽、富士山の絶景など、自然の魅力を堪能できます。

どぶ板通りに代表される国際色豊かな市街地と海や山の自然美。その両方を楽しめるのは横須賀の大きな魅力です。写真映えするスポットとして人気の猿島や、家族連れに人気のソレイユの丘、さまざまな季節に見頃を迎える花の名所など、何度でも出かけたくなるスポットがたくさんあります。

今回はそんな横須賀の人気観光スポットを定番から穴場までピックアップしてみました。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

横須賀で絶対行きたいおすすめ観光地25選

横須賀に来たら絶対に行っておきたいおすすめの観光スポットをピックアップ！大迫力の軍艦が並ぶ港をはじめ、ジブリアニメの世界に迷い込んだ気分になれる猿島、夕日と富士山の絶景を眺められる荒崎など、見どころがたくさんありますよ。

ドブ板通り商店街

アメリカ文化に浸れるスカジャンの聖地

ドブ板通り商店街は、横須賀の米軍基地近くにある人気の商店街です。ドブ板通りは正式な地名ではなく、京浜急行線の汐入駅から米軍基地エリアにある商店街のこと。名前の由来は、明治の後半にこの商店街の道の真ん中に流れていた排水溝（ドブ川）に鉄板で蓋をしたからだといわれています。

ドブ板通り商店街は横須賀に駐留する米軍の街として発展したエリア。今もアメリカ文化を楽しめる街並みとして人気を集めています。

スカジャン（横須賀ジャンパー）、よこすか海軍カレー、ネイビーバーガーなど、横須賀を代表する名物がいっぱい！ショッピングとグルメの人気店がひしめいているので、時間をかけてじっくり散策するのがおすすめですよ。

三笠公園

世界三大記念艦・三笠を展示する公園

三笠公園は、日露戦争で連合軍の旗艦として活躍した戦艦・三笠を展示する公園。記念艦として展示されている三笠は、イギリスのヴィクトリー、アメリカのコンスティチューションと並んで世界の三大記念艦と呼ばれています。

​​記念艦三笠は外観だけでも大迫力ですが、内部の見学もできるのが魅力。操艦シミュレーターやモールス信号体験など、子どもも楽しめる展示になっています。

YOKOSUKA 軍港めぐり

日米の軍艦を海から眺める大迫力のツアー

YOKOSUKA 軍港めぐりは、横須賀ならではの海のツアー。アメリカ海軍第7艦隊の基地がある横須賀本港と海上自衛隊の司令部がある長浦港を巡る、約45分間のクルージングツアーです。

海上自衛隊の潜水艦や護衛艦、米海軍のイージス艦などを間近でみられる日本唯一のツアー。タイミングによっては米海軍の巨大な空母や日本の南極観測艦などが入港していることもあります。

見られる艦船が毎日のように変わるので、何度も訪れたくなるツアー。ガイドさんが船の名前やそれぞれの役割などを詳しく解説してくれるので、船のことをまったく知らなくても楽しめますよ。

猿島

幻想的な史跡も魅力！東京湾唯一の無人島

猿島は横須賀沖に浮かぶ東京湾唯一の無人島。三笠ターミナルから10分で到着できる人気のレジャーアイランドです。猿島は旧日本軍の要塞があった島。

レンガのトンネルや兵舎、砲台跡などの史跡があり、緑に覆われた史跡がジブリアニメのようだと話題になったことも。写真映えスポットとして多くの観光客が訪れます。

また猿島はバーベキューや釣り、磯遊びスポットとしてもおなじみ。夏には海水浴場もオープンするなど、いろいろな楽しみ方ができます。

長井海の手公園 ソレイユの丘

1日たっぷり遊べる複合型エンターテインメントパーク

長井海の手公園 ソレイユの丘は、海に面した丘陵地に広がる広大な体験型パーク。芝そりゲレンデやふれあい動物村、アーチェリーなどたくさんのアトラクションがあり、野菜の収穫体験や磯遊びなど、思いおもいの体験をして過ごすことができます。

キャンプサイトやグランピングのサイト、温浴施設もあるので、宿泊してじっくり遊ぶのもおすすめ。地元食材のマルシェで新鮮な食材を買ってバーベキューをすることもできます。

ソレイユの丘の入園は無料。園内には四季折々の花が咲いているため、花畑を眺めながらの散歩に訪れる人も大勢います。

くりはま花の国

花とアトラクションが楽しい広大な公園

くりはま花の国は、ポピー・コスモス園が人気の広大な公園。園内に入ってすぐ見えてくるポピー・コスモス園は1万8,000平方メートルの広大な花畑で、春にはポピー、秋にはコスモスが約100万本咲き誇ります。

開花時期にはポピーまつりやコスモスまつりを開催。各イベント最終日には無料花摘み大会が開催され、花を持ち帰ることもできるので、公式サイトで開催日をチェックしてお出かけするのもおすすめです。

くりはま花の国は花だけでなく、大型アスレチックやボルダリング、パークゴルフ場など遊べる施設が充実しているのも魅力。斜面に広がる公園は散歩コースとしても人気です。歩き疲れたら園内を循環しているフラワートレインに乗ることもできますよ。

立石公園

浮世絵でも知られる相模湾の景勝地

立石は、古くから知られる景勝地。初代歌川広重が『相州三浦秋屋の里』にも描いている絶景の海岸です。

立石とは高さ12mにもなる巨大な岩のこと。立石の奥にある小さな岬は、梵天の鼻と呼ばれています。冬の晴れた日には立石、梵天の鼻の松、そして相模湾越しの富士山も見え、まさに浮世絵の世界。夕陽の名所としても人気です。

ヴェルニー公園

1,200本のバラが美しいフランス様式庭園

ヴェルニーは旧横須賀製鉄所の建設に貢献したフランス人技師。ヴェルニー公園は彼を記念して横須賀製鉄所跡の対岸に作られた公園です。

フランス庭園様式を取り入れた公園には、春と秋になると約1,200本ものバラが咲き誇り、フランス式の花壇や噴水、洋風あずまやなどを眺めながら優雅な欧州気分が味わえます。

公園内のヴェルニー記念館ではヴェルニーの功績を紹介しているほか、横須賀製鉄所で実際に使っていたスチームハンマーなどを見ることができます。

海側の歩道は足音も楽しいボードウォーク。港に停泊している米海軍や海上自衛隊の護衛艦を眺めながら散策が楽しめますよ。

ペリー公園

ペリーの上陸を記念する歴史公園

ペリー公園は黒船でお馴染みのペリー提督が浦賀（現在の横須賀市久里浜）に上陸したことを記念して作られた歴史公園です。

公園の中心にあるペリー上陸記念碑は、1901（明治34）年に米友協会が設立したもの。碑文を書いたのは初代内閣総理大臣の伊藤博文です。

公園に行ったらぜひ見学したいのがペリー記念館。ペリー来航と開国の歴史を貴重な資料で伝える記念館で、明治維新前夜の歴史に触れてみるのもおすすめです。

また毎年7月にはペリー公園を主な会場にして久里浜ペリー祭が開催されます。記念式典やパレード、花火大会など楽しい催しがいっぱい！毎年10万人近い人出でにぎわう、横須賀を代表するイベントの一つです。

観音埼灯台

日本最初の洋式灯台

観音埼灯台はヴェルニーが建設した日本最初の洋式灯台。明治2年1月1日に初点灯しました。初代は横須賀製鉄所で作られたレンガを使用した洋館建ての灯台で、今よりはかなり低いものでした。

その初代は大正11年4月の地震で倒壊。翌大正12年3月に二代目が再建されました。ところがその年の9月に関東大震災が発生し、灯台は再度倒壊。観音埼灯台がある崖の下には2代目の跡地が残っています。

現在の灯台は大正14年6月に再建されたコンクリート造りの三代目。現役灯台として今も東京湾の入り口の安全を守っています。東京湾から房総半島まで360度見渡せる灯台からの眺めはまさに絶景ですよ！

たたら浜

東京湾とは思えない透明度の海岸

たたら浜は、観音崎の南端にある海岸。観音崎は明治時代から終戦まで民間人の立ち入りが禁止されていたため、ここには手つかずの自然が残っています。とくに冬には海岸沿いに水仙の花が咲き誇ることで有名です。

またたたら浜は内東京湾と外東京湾の境目にあり、海水も東京湾とは思えないほどの透明度。夏には海遊びを楽しむ人も訪れます。

そして映画ファンにとってこのたたら浜は聖地でもあります。それは映画『ゴジラ』の1作目でゴジラが上陸したのがこのたたら浜だと言われているから（諸説あり）。浜には10分の1スケールのゴジラの足跡のオブジェもあるので、ぜひ探してみてください！

横須賀美術館

絶景美術館にも選ばれた近現代美術館

横須賀美術館は、横須賀や三浦半島ゆかりの作家の絵画や彫刻を中心に日本の近現代美術作品を約5,000点所蔵する美術館です。

県立観音崎公園の豊かな緑と東京湾に調和した建物も特徴。天井や壁面にたくさんの丸穴が開けられた開放的な空間で、屋内でも自然を感じることができます。 

海側と山側どちらへも通り抜けできる作りなので、自然散策と作品観覧のどちらも楽しめるのが魅力。屋上からの眺めも評判で、絶景美術館としても知られています。

また併設のイタリアンレストラン・横須賀アクアマーレは、南青山に本店を構えるリストランテ アクアパッツァの日高良実シェフが総料理長を務める人気店。観音崎からの絶景を眺めながら、地元食材を使った絶品のイタリアンや自家製デザートを堪能できますよ！

観音崎自然博物館

海の生物に触れられる博物館

観音崎自然博物館は、三浦半島および東京湾集水域の自然をテーマにしている博物館です。博物館としては珍しく生体展示も行っていて、タッチプールではウニやヒトデ、ナマコなど、三浦半島の生き物に触れることができます。

また観察会や体験学習などのイベントもおすすめ。夏にはアカテガニの放仔観察会が人気を集めています。

さらに磯の生物観察会では観音崎の磯の浅場でシュノーケル体験も実施。ウニやヒトデ、カニ、ウミウシなど海の生きものを水中で観察できるので、親子での体験におすすめですよ。

荒崎公園

相模湾を一望できる夕日の名所

荒崎公園はソレイユの丘に近い岬にある公園。いくつも広場があり、美しい相模湾を眺めながらピクニックが楽しめます。

ハイキングコースの散策もおすすめ。横須賀市の花・ハマユウなど、三浦半島で自生するたくさんの海浜植物を観察できます。

荒崎公園は夕日の名所としてもおなじみ。夕日の丘の展望台からは相模湾越しに富士山や天城連山が望めます。晴れた日の日没時刻はまさに絶景ですよ！

安針塚

日本に西洋文明を伝えたウィリアム・アダムスの墓

安針塚はウィリアム・アダムスの供養塔です。ウィリアム・アダムスは三浦按針という日本名を与えられた、歴史の教科書でもおなじみの人物。

江戸時代に徳川家康の外交顧問を務め、砲術や造船術、航海術などの西洋文明を伝えたイギリス人です。安針塚は国の史跡にも指定されています。

安針塚がある県立塚山公園は高台の斜面にあり、景色の良い公園として人気。横須賀港やみなとみらい、天気が良ければ房総半島まで眺めることができ、季節によって桜や梅、アジサイなどの花も楽しめます。

鷹取山

切り立った崖と巨大な磨崖仏

By Quercus acuta - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=52271084

鷹取山は標高139メートルとハイキングに最適な山。東西に連なる山はハイキングコースになっていて、展望台のある山頂からは富士山、伊豆、房総半島を眺めることができます。

鷹取山の特徴は、石材の採取でできたたくさんの崖。明治から昭和の初めにかけて切り出された石は建築用材や家庭用のカマド、東京湾の砲台建設にも使用されました。

頂上付近の崖のひとつには巨大な弥勒菩薩尊像が彫られています。これは横須賀市の彫刻家が昭和40年ごろに約1年かけて製作したもの。高さは約8メートルもあります。

叶神社

願いが叶うと評判のパワースポット

叶（かのう）神社は東西2つの神社。浦賀の港を挟んだ東浦賀と西浦賀にそれぞれ叶神社があり、対になっています。

もともとは一つの神社で、1181（養和元）年に平家の横暴ぶりに怒った文覚（もんがく）上人が、源氏の再興を祈願して創建。源氏再興の願いが叶ったことで、叶明神とよばれるようになりました。

叶神社は願いが叶うパワースポットとして有名。西叶神社の勾玉を東叶神社のお守り袋に納めると、良縁を結ぶと伝えられています。

東西の神社は港を迂回して歩くこともできますが、港の中には浦賀の渡しという小さな渡し船も運行しています。乗船時間はわずか3分。対岸に船がいるときは呼び出しボタンを押すと迎えに来てくれますよ。

走水神社

日本武尊が由来と伝わる歴史ある神社

走水（はしりみず）は、古事記や日本書紀にも登場する古い地名。走水神社は日本武尊から授けられた冠の上に社殿を建てたという伝説が残る神社です。日本武尊とその妃の弟橘媛命を祀っている神社は、境内に並んでいる包丁塚や針の碑、舵の碑など多くの石碑も見どころです。

海辺つり公園

手ぶらでも楽しめる！広大な海釣り施設

海辺つり公園は、家族連れにも人気の釣り施設。東京湾に面した500メートルの海釣り広場ボードウォークで釣りができます。安全対策のフェンスやはしご、浮き輪もあるので、子どもや初心者でも安心。

オープンは早朝5時から夜22時までなので、朝まずめや夜釣りも楽しめます。また竿やリールなど、サビキ仕掛けのセットを3,000円でレンタルしてくれる手ぶらでFishingプランも。旅行の合間でも気軽に楽しめますね。ボードウォークは幅も広いので、釣り人を眺めながら散歩することもできますよ。

大楠山

自然豊かな三浦半島最高峰

大楠山は三浦半島で最も高い山。それでも標高わずか241mの低山なので、気軽に登ることができます。それぞれに個性的な5つのハイキングコースがあり、ハイカーにも大人気。

三浦半島には他に高い山がなく、三方を海に囲まれているので、山頂からは富士山や東京湾、房総半島、伊豆半島、伊豆大島、箱根連山などのパノラマを望むことができます。

山頂の広場ではレジャーシートを敷いてお弁当を広げる人の姿も。季節によっては桜や梅などの花も楽しめます。

よこすかポートマーケット

三浦半島の海の幸やおみやげが集まるマーケット

よこすかポートマーケットは、三浦半島の食の魅力を発信するマーケット。新鮮な魚介類のお店や海鮮料理のレストラン、スイーツショップや横須賀のおみやげ店などが集まっています。長さ50メートルのデッキで海を眺めながら食事を楽しむのもおすすめ。

週末には期間限定のお店が出ることも。さまざまなイベントも開催されるので、お祭り気分で遊びに行けますよ。

天神島臨海自然教育園

三浦半島の自然を大切に守る海岸

天神島は小さな橋で渡れる小島。天神島臨海自然教育園は多くの海浜植物や海岸動物を保護してきた自然海岸です。

天神島のハマオモト（ハマユウ）は神奈川県の天然記念物。自然分布の北限のハマオモトとして大切に守られています。富士山や伊豆半島、伊豆大島がのぞめる島からの眺めも見逃せないポイント。

天神島のビジターセンターには天神島の海岸植物や昆虫・魚類の標本や写真、佐島の漁労用具なども展示されているので、このエリアについて詳しく知りたい方はぜひ訪れてみてください。

横須賀しょうぶ園

14万株の花菖蒲が咲く花の名所

横須賀しょうぶ園は広さが約3.8ヘクタールもある菖蒲園。5月下旬から6月下旬には412品種、14万株のハナショウブが咲き誇ります。

6月には花しょうぶまつりを開催。まつりの期間中は毎週日曜日に琴の演奏会もあり、優雅な気分に浸れます。

また横須賀しょうぶ園にはフジやシャクナゲ、ハスや睡蓮、梅などもあります。四季を通してさまざまな花を楽しめ、ハナショウブの季節以外は入園無料ですから、あえて4月から6月以外の日程で訪れるのもよいかもしれません。

田浦梅の里

遊具も楽しい三浦半島唯一の梅林

田浦梅の里は、2,000本以上の梅の花が咲く名所。2月初旬から3月初旬まで、梅の開花に合わせて田浦梅林まつりが開催され、多くの人でにぎわいます。

また12月から3月にはスイセンの花が咲き、5月頃にはツツジも満開に。花だけでなく、展望台からの眺望も楽しめます。6,000平方メートルの敷地にはネットやパイプを使ったアスレチック広場や芝生広場もあるので、家族そろって遊べますよ。

衣笠山公園

遊べるスポットもいっぱいの桜の名所

衣笠山公園は明治40年に整備された歴史ある公園。約2,000本の桜が咲き誇る桜の名所で、サクラ日本100選にも選ばれています。開花時期には衣笠さくら祭を開催。横須賀市民だけでなく多くの人が訪れます。

衣笠山公園は桜以外にも魅力がいっぱい。広い公園にはわんぱくの森や昆虫の森、わんぱくの水辺、ピクニック広場などで遊べ、小鳥の森ではルリビタキやオオルリ、アオゲラ、シジュウカラなどたくさんの鳥を観察することもできます。

各エリアをつなぐハイキングコースを歩くのだけでも良い運動になるはず。時間をかけてじっくり散策を楽しみたい公園です。

横須賀の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、横須賀のおすすめの観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいある横須賀は、時間をかけて楽しみたいスポットも多いので、目的を定めて訪れるのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、神奈川県・横須賀旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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