札幌から帯広への行き方3選!電車・バス・タクシーでの最安・最速アクセス方法
帯広は札幌から特急列車で約2時間45分、バスで約4時間で行ける、道東最大の都市。全国的に有名な北海道の菓子メーカーである六花亭や柳月の本社があり、北海道らしい風景を堪能できる十勝地方の観光拠点として、全国から観光客が訪れるまちです。 本記事では札幌出身の筆者が、札幌から帯広までのアクセス方法をご紹介。それぞれのメリット・デメリットを確認し、自分にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
帯広は札幌から特急列車で約2時間45分、バスで約4時間で行ける、道東最大の都市。全国的に有名な北海道の菓子メーカーである六花亭や柳月の本社があり、北海道らしい風景を堪能できる十勝地方の観光拠点として、全国から観光客が訪れるまちです。
本記事では札幌出身の筆者が、札幌から帯広までのアクセス方法をご紹介。それぞれのメリット・デメリットを確認し、自分にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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札幌から帯広に行く方法は?距離は?
帯広は札幌から東に約200㎞離れた場所にあります。札幌から訪れる場合は、最短でも片道2時間30分の移動時間がかかりますので、基本的に1泊以上の行程で訪れることをおすすめします。
札幌から帯広までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
特急列車 | 約2時間30分〜 | 大人 7,790円〜 | 最短時間で行きたい人 |
高速バス | 約3時間35分〜 | 大人 3,180円〜 | 最安で行きたい人、荷物が多い人、冬に特急より運休が少ない、運行本数が多い |
タクシー | 約3時間〜 | 1台 約54,110円〜 | 貸切空間で異動したい人 |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。また、帯広から札幌への帰り方も紹介するので、参考にしてみてください。
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札幌から帯広まで特急列車でアクセス!
札幌から帯広まで最短時間で訪れたいのであれば、特急列車の利用がおすすめです。札幌・帯広間の特急列車は、JR札幌駅から運行されています。
なお、札幌・帯広間の特急列車には「特急おおぞら」「特急とかち」の2つがありますが、所要時間や料金は同一です。
約2時間30分でアクセスでき、1番おすすめ
天候にもよりますが、約2時間30分で移動できます。1日に11便の特急が運行しているので、予定に合わせた時刻に利用できます。
帯広までの金額は片道7,790円〜
JR札幌駅からJR帯広駅までの片道料金は、運賃に特急料金が加算されており、指定席7,790円、グリーン席11,450円となっています。
特急列車の乗車券は、JR札幌駅の西口、東口改札の券売機もしくは、みどりの窓口で購入できます。
特急列車は、朝6時48分から夜21時06分までの間に1日11便運行しています。詳しい時刻表はJR北海道の公式サイトをご確認ください。なお、ダイヤは定期的に改定されますので、必ず最新の情報をご確認ください。
到着地はJR帯広駅です。
札幌から特急列車で移動するメリット&デメリット
メリット
- 所要時間が最も短い
- バスと比べて席が広い
- JR札幌駅から乗車できるため利便性が高い
デメリット
- 料金がバスより高い
- バスと比べて大きい荷物を置きにくい
- 冬季間、バスより運休となる確率が高い
札幌への帰りは帯広駅から出発!
帰りは、行きと同様にJR帯広駅からJR札幌駅へ「特急おおぞら」「特急とかち」の2つが運行しています。朝6時4️5分から夜20時34分までの間に1日11便運行しています。
特急列車は最短の所要時間で帯広に行きたい人におすすめ!
特急列車での移動は、所要時間を重視する方におすすめ。約2時間30分ほどでアクセスすることができるため、帯広に到着した後、たっぷりと観光する時間を確保できます。
特急列車の運行本数も多いので、効率的に計画が立てられるのも魅力のひとつです。車窓から道中の景色を楽しむこともできますよ!
札幌から帯広までバスでアクセス!
札幌から帯広まで、最も安く移動できるのはバスです。バスは札幌駅・大通・すすきのから運行されています。札幌・帯広間を結ぶ高速バスには「ポテトライナー」と「ニュースター号」の2つがあります。
「ポテトライナー」は、北都交通・JR北海道バス・北海道中央バス・十勝バス・北海道拓殖バスの5社から運行されていますが、全て所要時間や料金は同一です。また、「ニュースター号」は北海道バスが運行しています。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
ポテトライナー | 約3時間35分〜 | 大人 3,180円〜 ※早割運賃の場合 |
ニュースター号 | 約3時間35分〜 | 大人 3,230円~ ※ネット割引の場合 |
約3時間35〜50分でアクセスできる
渋滞状況や路面状況、天候にもよりますが、約3時間35〜50分で移動できます。ポテトライナーは1日10便、ニュースター号は1日6便運行しているので、予定に合わせた時刻に利用できます。
帯広までの金額は片道3,230円〜
ポテトライナーは、乗車日によってA・B・Cの3種類の運賃が定められています。一番安いC運賃は大人 3,580円。また、予約時期によって早割が適用される場合もあり、C運賃で 3,180円です(大人料金のみ)。詳しい運賃カレンダーは公式サイトをご確認ください。
札幌市内中心部のバス停は、札幌駅前と札幌ターミナルの2ヶ所があります。札幌駅前のバス停は、地下鉄さっぽろ駅と大通駅を結ぶ地下歩行空間の2番出口から地上に出て、北3条広場を直進し、右手に並ぶバス停のうちの4番乗り場です。また、札幌ターミナルは、地下鉄大通駅27番出口またはバスセンター前駅2番出口から徒歩2分の場所にあり、6番乗り場から運行されています。
ポテトライナーの乗車券は、中央バス札幌ターミナル窓口で購入できます。事前予約する場合、発車オ~ライネットやバスぷらざなどのインターネットサイトから購入できます。また、ローソンでも予約・購入が可能。なお、早割料金を適用して購入したい場合は、窓口もしくはインターネットサイトでの予約・決済が必要となります。
ポテトライナーは、朝8時から夜19時までの間に1日10便運行しています。詳しい時刻表は北都交通の公式サイトをご確認ください。
ニュースター号は、ネット割(大人料金のみ)・事前支払・乗車支払の3種類の運賃が定められています。一番安いネット割は大人 3,230円です。詳しい運賃区分は公式サイトをご確認ください。
札幌市内中心部のバス停は、札幌駅前・大通バスセンター前・市電すすきの前の3ヶ所。札幌駅前のバス停は、JR札幌駅南口を出て北5条・手稲通を渡った場所にある、タイムズパーキングの前にあります。また、大通バスセンター前のバス停は、地下鉄バスセンター駅の3番出口を出て左手にあります。市電すすきの前のバス停は、地下鉄すすきの駅の2番出口を出てすぐに見えるセイコーマートの前にあります。
ニュースター号の乗車券は、コンビニ予約・購入、発車オ~ライネットなどのインターネットサイトからの予約・購入、電話予約(運賃は乗務員に現金支払のみ)の購入方法があります。ニュースター号は、朝8時54分から夜19時09分までの間に1日6便運行。詳しいチケット情報や時刻表は北海道バスの公式サイトをご確認ください。
到着地は、ポテトライナーはJR帯広駅北口前のバス停、ニュースター号はJR帯広駅南口を直進した地点にあるバス停です。
札幌からバスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が最も安い
- 運行本数が多い
- 特急列車やタクシーより大きな荷物を積みやすい
- 冬季間、特急列車に比べると運休になる確率が少ない
デメリット
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- 冬季間、降雪や路面凍結などにより大幅に到着が遅れることがある
- JR札幌駅からバス停まで歩く必要がある
札幌への帰りは帯広駅前から出発!
帰りの便について、ポテトライナーは行きと同様、JR帯広駅の北口前からバスが運行しており、6番乗り場から出発します。帯広駅前から札幌までのバスは、朝7時30分から夜19時15分までの間に1日10便運行しています。
札幌中心部で降車できるバス停は、時計台前、札幌駅前、札幌ターミナルとなっています。
ニュースター号は行きの降車場所の通りを挟んで向かい側、JR帯広駅の南口を直進した地点にあるとかちプラザ前のバス停から出発します。帯広駅前から札幌までのバスは、朝6時55分から夕方17時05分までの間に1日6便運行しています。
札幌中心部で降車できるバス停は、札幌駅前、大通バスセンター前、市電すすきの前となっています。
バスはコスパよく帯広に行きたい人におすすめ!
バスでの移動は、コスパを重視する方におすすめ。所要時間は約3時間35分~3時間50分と、特急列車と比較して1時間〜1時間20分ほど長くなりますが、およそ半額の料金でアクセスすることができます。バスの運行本数も多いので、効率的に計画が立てられるのも魅力のひとつではないでしょうか。
札幌から帯広までタクシーでアクセス!
札幌から帯広まで、子ども連れなどで長時間にわたって公共交通機関に乗ることが難しい場合は、タクシーを利用するのも選択肢の1つです。札幌から帯広までは約200キロとかなりの距離があるため、都市間定額タクシーの利用がおすすめです。
約3時間でアクセスでき、周りの目を気にせず移動できる
渋滞状況や路面状況、天候にもよりますが約3時間で移動できます。バスや特急で長時間移動をすると、子どもが騒いで周りの目が気になってしまうなどの懸念がある場合、タクシーであれば貸切空間であるため、安心して移動することができます。
帯広までの金額は片道約54,110円〜
メーター利用のタクシーであれば、高速代も含め7万円以上になるなどかなり高額になり、また事前に交渉がいるなどの準備も必要です。ただし、北海道には都市間定額タクシーもあり、予約すれば比較的お得に利用できる場合もあります。
例えば大正交通というタクシー会社であれば、札幌駅と帯広エリアを結ぶ都市間定額タクシーが運行されています。価格は高速利用料金が含まれており、タクシー(最大乗車人数4人)の場合、平日 55,440円、土日祝 54,110円、ジャンボタクシー(最大乗車人数9人)の場合、平日 77,940円、土日祝 76,610円となっています。
完全予約制となっているため、事前に公式サイトから予約を行ってください。
札幌からタクシーで移動するメリット&デメリット
メリット
- 帯広市内のホテルなど、帯広駅以外の到着地に直接アクセスできる
- 貸切空間で長距離移動できる
デメリット
- バスや特急列車より料金がかなり高い
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- 冬季間、降雪や路面凍結などにより大幅に到着が遅れることがある
タクシーは貸切空間で帯広に行きたい人におすすめ!
タクシーでの移動は、長距離移動の快適性を求める方におすすめです。運転手さんに帯広のおすすめスポットなどを聞きながら移動するのも楽しいのではないでしょうか。
目的に合わせて札幌から帯広に行こう!
本記事では、札幌から帯広までの移動手段について、特急列車・バス・タクシーの3つをご紹介しました。
それぞれメリットやデメリットがありますが、1番おすすめの移動手段は特急列車。最短時間でアクセスできるほか、便数が多いのでスケジュールに合わせて移動できるのがメリットです。
コスパを重視するのであれば、バスでの移動がおすすめ。バスも特急列車とほぼ同数の便数が運行されており、便利です。
周りを気にせず長距離移動したい方には、タクシーでの移動がおすすめ。価格は高くなるものの、快適に自身のペースで移動できます。
それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、ご自身に合った移動手段で帯広まで移動してくださいね。
cover photo
Obihiro Station, Hokkaido by Kzaral is licensed under CC BY 2.0