【2024年最新】帯広のおすすめ観光スポット17選！定番から穴場まで

帯広には人気の観光スポットがいっぱい！

帯広は、北海道で5番目、道東で1番人口が多い都市。札幌から車で約3時間、特急列車で約2時間半の距離です。北海道みやげや朝ドラのモデルとしても有名な六花亭や柳月の本社があったり、世界で唯一のばんえい競馬場が開催されていることでも知られています。

帯広市内には徒歩やバスで巡ることができる観光スポットも多数ありますが、レンタカーを借りるとより便利に、魅力的な観光スポットに足を伸ばすことができますよ。

今回は帯広に来たら、ぜひ訪れてほしいスポットを定番から穴場までピックアップしてみました。ぜひ北海道・帯広旅行の参考にしてみてくださいね。

帯広で絶対行きたいおすすめ観光地17選

帯広旅行に来たら、ここには絶対に行ってもらいたいおすすめの観光スポットをピックアップ。野生のリスに会える緑ヶ丘公園、世界でも珍しい泉質の十勝川温泉、恋人の聖地と言われる幸福駅・愛国駅など、見どころがたくさんありますよ！

紫竹ガーデン

2,500種類の花々が咲き誇る美しいガーデン

帯広市郊外の田園地帯に広がる人気のガーデンです。「1日中花と戯れていたい」というオーナーの想いにより造られた15,000坪の花畑には、毎年約2,500種類の花々が咲きます。特に5・6月には、120万本のチューリップが咲き誇り、圧巻の景色を見ることができます。

ガーデン内ではイベントが行われたり、花苗・花木・おみやげ品などが販売されたりしています。またレストランもあり、花々を見ながら、軽食やソフトクリーム、アイスクリームを味わうこともできますよ。

真鍋庭園

3つのエリアが楽しめる広大な敷地の庭園

庭園としては日本一の面積となる25,000坪の広大な敷地を誇る真鍋庭園。園内には、北ヨーロッパやカナダなどの輸入樹木が配された西洋式のコニファーガーデン（針葉樹庭園）や日本庭園、森の中のような風景式庭園の3タイプがあり、それぞれの庭園の違いを楽しみながら散策できます。

庭園には野鳥やエゾリスも訪れており、地元産食材を使ったメニューを味わいながらゆったりとした時間を過ごせるカフェテラスや、最新の園芸品種などを購入できるガーデンセンターも併設されています。

緑ヶ丘公園

フォトスポットとしても人気！全長400メートルのベンチがある公園

市内中心部にありながら、50.5ヘクタールの広大な面積を持つ総合公園です。名物は全長400メートルの超長いベンチ。一度に1282人が座ったという記録があり、端から端まで歩くと5分以上かかるというその長さも必見です。端に座って、遥か遠くまで続くベンチと写真を撮るのも人気です。

また、緑ヶ丘公園では、あちこちにかわいらしい野生のエゾリスの姿を見ることができます。ただし、感染症などのリスクがあるので、絶対に餌付けはしないようにしましょう。

おびひろ動物園

アットホームで市民に愛される動物園

1963年に開園した北海道で2番目に歴史の長い、市民から愛されている動物園です。ライオン・キリン・アムールトラ・ホッキョクグマなどの迫力満点の大型哺乳類や、フクロウ・コンドル・フラミンゴなどの鳥類、ヘビなどの爬虫類と、約70種類・400点のさまざまな動物を間近に見ることができます。

また、おびひろ動物園は、動物の飼育展示だけでなく保護や繁殖にも力を入れているため、時期によってはかわいらしい赤ちゃんに出会うことができることも。緑ヶ丘公園と同じ敷地内にあるので、あわせて訪れてみてください。

帯広競馬場（ばんえい十勝）

世界で唯一！ここでしか見られないばんえい競馬

世界で唯一、この帯広競馬場のみで行われているのばんえい競馬。ばんえい競馬とは、体重1トンを超える馬が重りをのせた鉄ソリを引き、直線コースを進む、力とスピードを競う大迫力の競馬です。北海道開拓時代の農耕馬の歴史を引き継ぎ、力強いレースが行われています。

競馬場の敷地内には、産直市場やスイーツ、豚丼など十勝地方の名物が目白押しの複合施設・とかちむらも併設されているので、あわせて訪れるのがおすすめです。

幸福駅

縁起の良いスポットとしてカップルに人気

旧国鉄（現在のJR）広尾線の駅として、1956年から1987年まで開業していた幸福駅。廃線後はディーゼルカーやプラットホーム、駅舎が残る鉄道公園となり、人気の観光スポットとなっています。

レトロな駅舎の中は、訪れた観光客の名刺や写真、メッセージがびっしり貼ってあります。また、駅舎とプラットホームの間には、鳴らすと幸せが舞い込むと言われる幸福の鐘が設置されているので、幸せを願いながら、ぜひ音色を響かせてみてくださいね。

そして、幸福駅で疑似結婚式が体験できる幸福駅ハッピーセレモニーもありますので、ぜひカップルやご夫婦で記念に体験してみてください。

愛国駅

幸福駅と合わせて幸せを呼ぶスポット

旧国鉄（現在のJR）広尾線の駅として、1929年から1987年まで開業していた駅で、幸福駅の隣の駅として活躍していました。現在は交通記念館として、当時使用されていた切符・パネル・SLが展示されています。

1973年にテレビ番組で、愛国駅と幸福駅が隣の駅どうしであることから「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズが付けられ、その切符が大ブームとなったことから、全国的に有名になりました。旧駅舎前には、幸福行き切符を型どったモニュメントがあり、絶好の撮影スポットとなっています。

十勝川温泉

世界でも珍しい泉質のモール温泉を堪能できる

全国的にはあまり知られていないかもしれませんが、世界でも珍しいモール温泉という泉質で、北海道内では有名な温泉地である十勝川温泉。コーヒーやコーラのような褐色のお湯で、植物由来の成分が含まれており、入ると肌がツルツルになることから「美人の湯」とも呼ばれています。

十勝川温泉は帯広市の隣町・音更町にあり、帯広旅行の際に宿泊するのももちろんおすすめですが、日帰り入浴を実施している宿・ホテルも多数あるので、スケジュールに合わせて訪れて、その貴重な泉質を体感してみてください。

十勝ヒルズ

雄大な丘に四季折々の自然の風景が楽しめる

帯広市の隣町・幕別町の小高い丘にあり、十勝の町並みや十勝連峰の山々などを見渡すことのできる、絶好のロケーションのガーデンです。約800株のバラが咲き誇るほか、ハーブや果樹、エディブルフラワー（食用花）を育てる庭園など、四季折々の花々を見ることができます。

施設内のガーデンカフェNIWAKARAでは、日本でもこの地でしか食べることのできない十勝ロイヤルマンガリッツァ豚を食べることができるほか、自社工場で製造しているオリジナルあずきソフトクリームも人気です。

十勝千年の森

森・庭・農業・アート・食が楽しめる美しい森

帯広から車で約40分ほどの距離に位置する清水町にある、森・庭・農業・アート・食を体感できる森です。園内にはテーマの異なる5つのガーデンがあり、特に「アースガーデン」では、波打つ芝の丘が日高山脈と一体となっており、雄大な景色に感動すること間違いなしです。

十勝千年の森はアクティビティも充実しており、チーズ作り体験や乗馬体験などを楽しむことができます。いちおしはセグウェイガイドツアーで、広大な草原を飛び回るような浮遊感を味わうことができる、ここならではの体験です。

北の屋台

帯広駅近くのはしご酒が楽しいスポット

JR帯広駅から徒歩5分と、アクセス良好な立地にある屋台街です。北海道産食材の店、おばんざい、フレンチ、韓国料理など、様々なジャンルのお店が約20店舗並んでおり、どれを食べようか迷ってしまいます。気軽に何軒もはしご酒できるのも、屋台街ならではの楽しみ方です。

また、冬は毎日のように最低気温がマイナス10度を下回る帯広ですが、各店舗の店主が工夫をこらした囲いを行い、屋台でありながらも冬も暖かい中で食事をいただけるのも嬉しいポイントです。

六花亭 帯広本店

北海道を代表するお菓子メーカーの本店

北海道を代表するお菓子メーカーとして全国的に有名な六花亭。その発祥は帯広で、現在も本店が帯広市の中心部にあります。店内では、マルセイバターサンドや霜だたみなど、お土産にも人気の商品を多数販売。ほとんどの商品が数十円から数百円台とお手頃価格なので、ついつい色々な種類を買いたくなってしまいます。

また、六花亭帯広本店の2階には喫茶室があり、ゆっくりお茶するのもおすすめ。焼き立てクロワッサンやリコッタパンケーキなど、六花亭本店限定メニューもあるので、ぜひ味わってみてください。

柳月スイートピア・ガーデン

朝ドラで全国的に有名になったお菓子メーカーの見て食べられる施設

朝ドラのモデルとして全国的に有名になり、商品が売り切れ続出した柳月。その本社であり、一番大きな工場が柳月スイートピアガーデンです。

3階の通路から無料で工場見学することができ、チョコレートでコーティングされたバウムクーヘン・三方六の白樺模様が描かれる様子や、薪の形に切り分ける工程、朝ドラで注目を浴びたお菓子・あんバタサンが続々と焼きあがる光景は見ごたえがあります。

またカフェコーナーでは、購入したケーキやお菓子とともに、無料サービスのコーヒーを飲むことができます。こちらの店舗の限定メニューである、きなこの求肥菓子・きなごろもがトッピングされた十勝きなごろもソフトもおすすめですよ。

いけだワイン城

ワイン好きにおすすめ！十勝ワインを味わい学べるスポット

自治体によるワイン造りを日本で初めて行った池田町の地で、50年以上十勝ワインを造り続けているいけだワイン城。その歴史や作り方を学べるミュージアムをはじめ、ワインの地下熟成庫やブランデー蒸溜室など、お酒好きであれば見ておきたい様々な施設や展示を見ることができます。

1階にある有料試飲コーナーでは、ワインアドバイザーに好みに合ったワインを選んでもらうことができる楽しみも。また、十勝産の食材をふんだんに使ったメニューが豊富なレストランや軽食コーナーもあり、ランチやカフェ利用にも便利です。

カレーショップ インデアン

帯広市民に愛される名物グルメ

帯広市民が愛するソウルフード・インデアンカレー。地元民は家から鍋を持ち込んでテイクアウトするほど、生活に溶け込んだ存在となっています。ルーは、インデアンルー・ベーシックルー・野菜ルーの3種類から選ぶことができ、トッピングもカツ・ハンバーグ・シーフードなど様々な種類から選べるので、帯広滞在中に何度も通ってしまいたくなります。

帯広と近郊の町に10店舗ありますが、車がない場合はJR帯広駅から徒歩約5分のまちなか店が便利。なお、いずれの店舗もランチタイムは非常に混み合うため、時間をずらして訪れるのがおすすめです。

ナイタイ高原牧場

「これぞ北海道！」というべき牧歌的な景色の穴場スポット

筆者イチオシの穴場絶景スポットが、このナイタイ高原牧場。小高い丘の斜面に広がる牧草地が全て牧場となっており、その敷地面積は約1700ヘクタールと公共牧場としては日本一の広さを誇ります。

市街地から丘の頂上にあるナイタイテラスまでの、約7キロメートルのワインディングロードは左右が牧草地になっており、牛たちがのんびりと過ごしています。まさに北海道ならではの、雄大で牧歌的な風景には感動すること間違いなし！

頂上のナイタイテラスからは、眼前にナイタイ高原牧場、奥に十勝の町並みを見渡す絶景が広がります。また展望カフェでは、ソフトクリームやナイタイ和牛のグルメなども食べることができますよ。

帯廣神社

花手水が人気の穴場SNS映えスポット

明治時代に創建され、国土の安全・開拓の神などが祀られた帯広市民に古くから信仰される神社です。五穀豊穣や商売繁盛、縁結び、交通安全など様々なご利益があるとされています。

帯廣神社はもとは帯広市民が参拝する地元の神社でしたが、近年密かに観光客が増えている穴場観光スポットなんです。その理由は、SNS映え間違いなしの美しい花手水（はなちょうず）。例年5月初旬から9月下旬まで、何度か花々が入れ替わって行われています。カラフルな花々が手水鉢いっぱいに浮かぶ美しさは必見です。

帯広の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、帯広のおすすめの観光スポットを紹介しました。自然やグルメの見どころがたくさんあるので、ぜひ色々なスポットをめぐってみてください。

ぜひ紹介した観光地を参考に、北海道・帯広旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo 八千代公共育成牧場 by Tzuhsun Hsu  is licensed under CC BY-SA 2.0