仙台から松島への行き方3選!最安・最速のアクセス方法を解説
松島は、仙台から車で約30分で行ける場所。日本三景にも数えられる、国内屈指の観光スポットです。本記事では、仙台から松島に行く方法をご紹介。電車や遊覧船、タクシーなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
松島は、仙台から車で約30分で行ける場所。日本三景にも数えられる、国内屈指の観光スポットです。本記事では、仙台から松島に行く方法をご紹介。電車や遊覧船、タクシーなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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仙台から松島に行く方法は?距離は?
松島は、仙台の中心地から約27キロメートルほどの場所にあり、車で約30分程の距離です。仙台からの日帰り旅行も十分にできる距離で、各種アクセス方法を利用して観光を楽しめますよ。
仙台から松島までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
電車 | 約40分~ | 418円~ | リーズナブルに早く移動したい人におすすめ |
タクシー | 約30~50分 | 約8,500円〜 | 目的地までピンポイントで移動できる |
電車と遊覧船 | 約2時間 | 約1,830円~ | 松島の島巡りを楽しみながら移動できる |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
また松島から仙台市内への帰り方も紹介するので、参考にしてください。
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仙台から松島まで電車でアクセス!
松島までの移動は、電車移動がおすすめ!電車は仙台駅から出発していて、松島のすぐ近くまでアクセスできます。ただし路線によって電車の到着駅が違っており、仙石線は松島海岸駅に、東北本線は松島駅に到着します。
松島駅は、いわゆる観光地となっている松島までは離れており、松島駅からさらに移動が必要になります。仙石線に比べて電車の乗車時間は短いですが、トータルで見ると移動には少し時間がかかるため注意が必要です。
乗車時間 | 料金 | |
---|---|---|
仙台駅→松島海岸駅 (仙石線) | 約40分~ | 418円(ICカード) 420円(切符) |
仙台駅→松島駅 (東北本線) | 約25分〜 | 418円(ICカード) 420円(切符) |
約40分でアクセスでき、1番おすすめ
仙台駅から松島海岸駅までの所要時間は約40分です。仙台駅からJR仙石線を利用することで、松島の最寄り駅である松島海岸駅まで、乗り換えをせずにアクセスできますよ。
松島海岸駅から松島の観光船の発着場所までは、徒歩約10分程度で、仙台駅を出発してから、トータルで約50分程度で松島まで行けます。
松島海岸駅までの金額は片道418円
仙台駅から松島海岸駅までの運賃は、ICカードの利用で片道418円です。
松島海岸駅までの直通電車がない時間帯であれば、JR仙石東北ライン特別快速を利用し、高城町駅まで移動して、仙石線へ乗り換えて松島海岸駅にアクセスする方法も。特別快速を利用する場合でも、運賃は変わらずに片道418円で利用できますよ。
松島海岸駅まで向かう仙石線は、仙台駅の在来線ホームから出発します。運行本数はおおむね1時間に1~2本で、運行本数は少し少ないです。また同じ仙石線でも、東塩釜や多賀城、小鶴新田行きの電車では、松島海岸駅には停まりませんので注意しましょう。
仙台駅を出発したJR仙石線は、松島海岸駅に到着します。
松島海岸駅は、松島の観光船の発着場所や、朱塗りの橋が特徴的な福浦島まで徒歩約10分の場所にあります。松島海岸駅の周辺には、飲食店や土産店などが並んでいて、ゆっくりとグルメやショッピングを満喫できますよ。
また、駅前にある松島海岸グリーン広場からは、海に浮かぶ小さな島々を眺められるのもポイント。食べ歩きグルメを販売するショップも多く、グルメを楽しみながらのんびりと散策を楽しめますよ。
仙台から電車で移動するメリット&デメリット
メリット
- 乗り換えなしでアクセスできる電車がある
- 松島の観光スポットに近い場所に到着する
- リーズナブルに移動できる
デメリット
- 直通電車が少ない
- 時間によっては運行本数が少ない
電車の帰りは松島海岸駅から出発!
松島から仙台へ戻るときは、松島海岸駅から出発する電車に乗車します。運行本数はおおむね1時間に1~3本で、行きと同じく所要時間は約40分です。
松島海岸から出発する電車は、すべて仙台駅まで向かうので、帰りはどの電車に乗車してもOK。松島海岸駅始発の電車もあるので、時間によっては座って移動ができますよ。
東北本線・松島駅を利用する場合は観光地から遠いので注意!
仙台駅から松島まで電車で移動する場合は、東北本線を利用して、松島駅に行く方法もあります。ただし、松島駅から松島までは、約1.6キロメートルの距離があります。そのため移動には、少し時間がかかることに注意が必要です。
松島駅から観光地となっている松島までは、歩いて約20分ほどかかります。タクシーなどを利用すれば、約5分程度の距離です。けっして歩けない距離ではありませんが、タクシーを使う場合は追加の料金がかかることや、観光船の予約時間などには注意をしましょう。
電車はコスパよく早く松島に行きたい人におすすめ!
電車での移動は、コスパと時間短縮を両方叶えたい方におすすめ。所要時間は約40分と短く、価格も安いのが特徴です。また、仙台駅を出発する時間によっては、松島まで直通で行ける電車も運行しているので、スムーズに移動ができますよ。駅から松島の観光スポットも近いので、楽に観光が楽しめます。
仙台から松島までタクシーでアクセス!
松島は、仙台駅から車で約30~50分ほどの場所にあるので、タクシーでの移動もできます。少々移動費はかかりますが、仙台市内の各地から移動でき、電車などの運行時間を気にせずに移動できるのがメリットです。
約30分から50分でスムーズにアクセスできる
道路状況にもよりますが、タクシーでの所要時間は、約30~50分程度です。仙台市内はタクシーが多く、特に仙台駅前にはタクシーが多く待機しています。そのため、時間を気にせずに利用できるのはうれしいポイント。
ただし仙台周辺の道路は、時間帯によっては混雑するケースも多いので、時間には余裕を持って移動することをおすすめします。
松島までの金額は約8,500円程度
仙台駅から松島まで、タクシーを利用する場合の運賃は約8,500円くらいが目安です。ただし、タクシーの運賃は乗車する時間や道路状況によって変動します。道路が混雑しているときなどは、少し多めに料金がかかる点に注意しましょう。
また一部のタクシー会社では、定額で観光スポットを巡る、観光タクシーを運行しています。松島方面を巡るツアーも開催されているので、あわせて検討してみましょう。
タクシーで松島へ向かう場合は、仙台市内の各地から乗車できます。特に仙台駅前のロータリーは、常にタクシーが待機しているので、いつでも利用しやすいですよ。
仙台駅から松島に向かうときは、東口のロータリーからの出発がおすすめ。西口から出発するよりも、少しだけ近道ができますよ。
タクシーを利用するメリットは、松島の各地にダイレクトに到着できることです。
松島は、日本三景にも選ばれる島巡りのほか、瑞巌寺や福浦島などの人気観光スポットが多くあります。タクシーを利用すれば、これらの観光地に直接移動できるので、スムーズに観光を楽しめるのがポイント。移動時間のショートカットにもなるので、観光をたっぷりと楽しみたい方におすすめです。
仙台からタクシーで移動するメリット&デメリット
メリット
- どの時間でも利用しやすい
- 仙台のどこからでも利用できる
- 松島の目的地にダイレクトに移動できる
デメリット
- 料金が高い
- 道路状況によっては時間がかかる
- 大人数では移動できないこともある
タクシーの帰りは松島から出発!
タクシーで仙台へ戻るときは、松島海岸駅前からタクシーに乗車できます。ただし、仙台駅に比べてタクシーの数が少なく、流しのタクシーもほとんどありません。タクシーアプリを使ったり、タクシー会社に配車を依頼したり、うまくタクシーに乗れるようにしましょう。
松島までの移動はレンタカーの利用もおすすめ
快適に松島に向かいたいけど、できるだけ料金を抑えたい人はレンタカーを利用するのもおすすめです。仙台市内には複数のレンタカー会社があるほか、仙台空港にもレンタカー会社があります。
高速道路を利用すれば、早ければ30分程度で到着できるので、タクシーよりも早く、リーズナブルに移動できることもあります。高速を使う場合の料金は、片道640円〜です。
松島の周辺には駐車場もあるので、レンタカーで行っても安心して観光を楽しめますよ。ただし、休日などは松島周辺の道路が混雑することもあります。駐車場が満車になっているケースもあるので、遊覧船を予約しているときなどは、少し早めに到着するようにしましょう。
タクシーは自由に松島まで移動したい人におすすめ
タクシーでの移動は、自由に松島までの旅行を楽しみたい方におすすめ。出発地や到着地を自由に選択できるほか、好きな時間に観光を楽しめます。自分のスケジュールで移動ができるので、のんびりと観光を楽しめます。
松島周辺は見どころのある観光地が多いので、レンタカーを使って効率良く観光をするのもおすすめです。
電車と遊覧船でアクセス!
仙台から松島までの移動方法には、電車と遊覧船を組み合わせる方法もあります。少し時間がかかるものの、松島の醍醐味である入り組んだ島々の風景を、船のうえから堪能できますよ。
約50分間の船旅で松島を堪能
仙台から電車と遊覧船で松島へ向かう場合、遊覧船はJR本塩釜駅から徒歩約10分ほどの場所にあるマリンゲート塩釜から出発します。
仙台駅から本塩釜駅までの所要時間は、JR仙石線で約30分です。本塩釜駅は、多賀城鶴行きと小鶴新田行き以外の電車で行けます。1時間に2〜5本程度運行しているので、松島海岸駅よりもアクセスしやすいことがポイント。
マリンゲート塩釜を出航した遊覧船は、約50分をかけて島々を巡りながら松島に向かいます。松島観光の見どころである島巡りも満喫できるので、観光を楽しみながらの移動ができますよ。
松島までの料金は片道1,830円~
仙台から電車と遊覧船で松島に行く場合の料金は、トータルで片道約1,830円からです。ただし、遊覧船の料金は座席によって変わります。遊覧船の座席は、2等、グリーン、1等の3種類があり、2等が最もリーズナブルに利用できます。
以下、塩釜から松島までの遊覧船(芭蕉コース)の、2024年5月現在の運賃表をまとめました(※片道料金)。
大人(中学生以上) | 子ども(小学生) | |
---|---|---|
2等 | 1,500円 | 750円 |
グリーン | 2,100円 | 1,050円 |
1等 | 2,900円 | 1,450円 |
ちなみに、仙台駅から本塩釜までの電車の運賃は片道330円で、交通系ICカードなどを利用できます。
遊覧船に乗る場合は、まず仙台駅から本塩釜駅までは、JR仙石線を使って移動します。1時間に2〜5本程度運行しているので、比較的アクセスしやすい場所です。
松島へ向かう遊覧船は、マリンゲート塩釜から出航します。マリンゲート塩釜は、JR本塩釜駅から徒歩約10分ほどの場所にあり、港沿いを散策しながらアクセスできます。
遊覧船の運航時間は、9時から15時までで、1時間に1本の間隔で運航。ただし、天候によっては運休や出航が遅れるケースがあることに注意しましょう。
マリンゲート塩釜を出航した遊覧船は、約50分間の遊覧をしながら松島へ到着します。到着先は、瑞巌寺や松島五大堂、福浦島などから近い松島レストハウスです。
日本三景に選ばれる松島は、海上から眺める景色はもちろん、海岸から眺める景色も絶景です。電車と遊覧船を使った移動は、松島の景色を陸と海上のどちらも楽しめるので、観光にぴったりな方法です。
仙台からレンタカーで移動するメリット&デメリット
メリット
- 松島の景色を堪能できる
- 港のある本塩釜までのアクセスがしやすい
- 電車の運行本数が多い
デメリット
- 夕方以降は遊覧船は運航していない
- 天候によっては景色が楽しめない
- 松島まで時間がかかる
遊覧船の帰りは松島から出発!
松島からの帰りも行きと同様に、松島レストハウスから出発する遊覧船に乗車できます。
運航時間は10時から15時までで、1時間に1本の間隔で出発します。最終便は15時に出発し、夕方以降は運航はありません。また、帰りの遊覧船も松島を巡りながら本塩釜へ向かうので、やや時間がかかってしまいます。
そのため、電車と遊覧船を使った移動方法は、片道の利用がおすすめです。行きか帰りに遊覧船を利用して、片道は電車やタクシーを組み合わせて移動しましょう。
電車と遊覧船での移動は松島観光を満喫したい人にぴったり!
電車と遊覧船を使った移動は、松島観光を思いっきり楽しみたい方におすすめの方法です。所要時間はトータルで約2時間程度と長いですが、海から松島の絶景を楽しめます。
日本三景の1つである松島は、遊覧船の島巡りが定番ですので、移動と観光を楽しめる一石二鳥な方法です。ぜひ海からの景色を満喫しながら、松島までの船旅を楽しんでみてくださいね。
目的に合わせて仙台から松島に行こう!
本記事では、仙台から松島まで、電車、タクシー、電車と遊覧船の3つの行き方について紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段は電車。金額が安いだけでなく、スケジュール通りに運行し、早く移動しやすいメリットがあります。
松島の観光地までピンポイントに移動したいときは、タクシーでの移動がおすすめです。時間を気にせずに移動できるので、スケジュールを立てやすいのがポイント。運転ができる方は、レンタカーでの移動もおすすめです。
松島の島巡りを満喫したい方は、電車と遊覧船を組み合わせて移動してみましょう。松島の景色を楽しみながら、のんびりと松島まで移動できますよ。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段でパタヤまでの移動を楽しんでくださいね。
cover photo by Shuto Ishiguro