音羽の滝は京都・清水寺にあるパワースポット!歴史やご利益などを解説
京都を代表する観光スポット・清水寺にある音羽の滝。学業や恋愛成就、長寿のご利益があると言われ、人気のパワースポットになっています。この記事では、音羽の滝のご利益や拝観方法、アクセス方法などを解説!ぜひ音羽の滝へ行く前に情報をチェックして、観光をたのしむための参考にしてくださいね!
京都を代表する観光スポット・清水寺にある音羽の滝。学業や恋愛成就、長寿のご利益があると言われ、人気のパワースポットになっています。
この記事では、音羽の滝のご利益や拝観方法、アクセス方法などを解説!ぜひ音羽の滝へ行く前に情報をチェックして、観光をたのしむための参考にしてくださいね!
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音羽の滝の基本情報
京都観光の代表的な観光スポット・清水寺。その境内にある音羽の滝の特徴や歴史などについて基本情報を解説します。
音羽の滝とは?
音羽の滝は、京都の清水寺の境内にある観光スポットです。流れる清水は昔から「金色水」「延命水」と呼ばれ、現在はパワースポットとしても知られています。祠(ほこら)から3筋に分かれて落ちる清水は、学業や恋愛成就、長寿とそれぞれ違ったご利益があるのだとか!清水を飲むとご利益が得られるといわれていますよ。
混んでいる日には多くの人がご利益を得ようと行列ができていることも!一度に参拝で得られるご利益はひとつと言われているので、もっとも得たいご利益の清水をいただくといいでしょう。
音羽の滝の歴史
音羽の滝の歴史は、清水寺の開創までさかのぼります。奈良で修行を積んだ僧・賢心(後に延鎮(えんちん)と改名)が、夢で「北へ清泉を求めて行け」と導かれ、音羽山で清らかな水が流れる滝を見つけました。それが音羽の滝です。清水寺の開創の起源とされ、清水寺という寺名の由来にもなりました。
水源には諸説あり、一説によれば京都の地下水が音羽山の断層から湧き出したものなのだとか。もともとは滝行の場として使われていたそうです。
音羽の滝のある清水寺とは?
「清水の舞台から飛び降りる」ということわざで知られる清水寺は、約1,250年の歴史を持つ由緒正しい京都の寺院。京都を代表する観光スポットとして知られ、音羽山に建つ北法相宗の大本山です。
見どころは多く、象徴的スポットである本堂を始め、三重塔や仁王門などの国宝や重要文化財があります。音羽の滝も見どころのひとつとして人気です!
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音羽の滝の効果・ご利益
祠から流れ出る清水は古来「金色水」「延命水」と呼ばれ、清めの水として尊ばれてきました。3筋に別れて流れ出る清水は、それぞれ異なるご利益を持つとされ、正面から見て右が延命長寿、真ん中が恋愛成就、左が学業成就です。
時代によってそのご利益の言い伝えは変化してきたそうですが、右端が健康、真ん中が美容、左端が出世にあやかれるという大枠は変わりません。
3本の中から1本を選び、水を一口飲むと願いが叶えられると言われています。何口も飲みすぎてしまったり3本すべてのご利益の水を飲んだりすると、欲深いことが見抜かれ、願いが叶わなくなるという言い伝えもあるので、ご注意ください。
音羽の滝の参拝方法
音羽の滝の参拝方法は、まず奥の祠に祀られている本尊・不動明王に静かに手を合わせてお参りします。その後、柄杓(ひしゃく)を手に取り、叶えたい願いの水を汲みましょう。
柄杓から清水を一口だけ飲み、使用した柄杓はよく洗い流します。柄杓を返す時は、仏教的な意味合いも込め、3回丁寧に洗い流すのがいいとされています。
音羽の滝に最適なシーズンは?
観光客で賑わう音羽の滝は、いつでも清水が流れているため1年を通して観光をたのしめます。ここからは、音羽の滝を訪れるのに最適なシーズンをご紹介します。
ベストシーズンは快適に過ごせる3〜5月・9月〜11月
音羽の滝を観光するベストシーズンは、春と秋。すごしやすい気候になるため、激しい暑さや寒さを気にすることなく観光できます。とくに桜が咲く季節と紅葉シーズンは清水寺でライトアップも行われるため、人気の観光シーズンです。
ただし、たくさんの観光客が訪れる時期でもあるため、かなり混雑します。音羽の滝には行列ができることもあるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめ。また、人が少ない朝を狙ってみるのもいいですよ。
観光客が少ない時期を狙うなら2月と8月
冬の京都は寒く、全体的に観光客が少なくなる時期です。そのため、音羽の滝も自然と観光客が少なくなります。しかし、修学旅行生が多い時期のひとつであるため、一時的に混雑することも。音羽の滝にも行列ができやすくなります。その場合は、清水寺のほかの見どころを見学するなど工夫してみるのがおすすめです。
冬の京都は、冷え込みが厳しいため、ダウンジャケットや手袋など防寒対策をしっかりとしましょう。音羽の滝の清水も冷たくなります。手が濡れた時用にハンカチなどをお忘れなく。
紅葉を狙うなら11月下旬~12月上旬
紅葉シーズンの京都はとても人気です!音羽の滝はもちろん、清水寺全体の木々が色づき、絶景が広がります。例年、木々が色づくタイミングは、11月下旬~12月上旬です。2024年は紅葉の時期にあわせてライトアップが11月18日〜30日に実施される予定。
ぜひ防寒対策などをしっかりした上で訪れてみてくださいね。
音羽の滝の見学方法は?予約は必要?
パワースポットとしても注目される音羽の滝は連日多くの観光客で賑わっています。それでは、見学方法や拝観料などについて解説します。
音羽の滝の観光には拝観料が必要!
音羽の滝は、清水寺の境内にあるため、拝観時間や拝観料は清水寺に準じます。
清水寺の拝観料は、大人は400円、中・小学生は200円です。2024年4月以降の拝観料は、大人は500円、中・小学生は200円となる予定なので、ご注意ください。
事前予約などは必要ないため、当日、ご自身のタイミングで清水寺を訪れれば問題ありません。
音羽の滝観光に要する時間
音羽の滝を観光するのにかかる時間は、10分あれば十分でしょう。しかし、参拝をするのに行列ができていると時間がかかることもあります。少し時間に余裕を持っておくと安心です。
また、清水寺と合わせて拝観する方がほとんどだと思います。清水寺全体を観光する場合にかかる時間は、およそ1時間が目安です。
音羽の滝へのアクセス・行き方
音羽の滝は清水寺にあるため、清水寺までのアクセス方法をご紹介します。音羽の滝は清水寺の本堂を通り抜け、坂を下った先にあります。
今回は、京都観光の玄関口である京都駅から清水寺までのアクセスを解説します。
最も一般的な音羽の滝までのアクセス方法はバス
バスで移動する場合の所要時間は約30分、費用は片道230円とリーズナブルです。京都駅から清水寺までは乗り換えなしでアクセスできます。
清水寺の最寄りバス停は、清水道または五条坂です。バス下車後は、徒歩約10分で目的地に到着します。道中は坂が多いため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめ。
バスの本数はかなり多いため、混雑していなければスムーズに移動できるでしょう。
渋滞や混雑を回避したいなら電車とバス
電車とバスで移動する場合、所要時間は30分、費用は片道450円からです。バスのみのルートより少しお金がかかりますが、混雑回避ができます。清水寺は人気の観光スポットのため、京都駅から向かうバスはとても混雑します。電車とバスを組み合わせることで、その混雑を回避できますよ。
京都駅から電車とバスを使って清水寺までアクセスする経路は複数あります。京都市営地下鉄烏丸線の五条駅、または九条駅を利用する方法です。
人気観光地から少し離れた九条駅まで行き、バスに乗車すると、混雑を避けられて快適な移動に。電車を利用して混雑を避けたいと考えている方に、とくにおすすめな穴場ルートです。
最短で向かいたいならタクシー
タクシーの場合、清水寺までは片道15分程度ですが、人気観光スポットなので渋滞に巻き込まれることも。距離は約4キロメートル、タクシー運賃は片道1,500円ほどが目安です。
清水寺は、目の前までタクシーが乗り入れられません。清水タクシー乗り場から歩いて約5分ほど坂を上がっていくと、清水寺の仁王門に到着します。
\京都駅から清水寺までの詳しいアクセス方法をチェック/
音羽の滝の観光を満喫しよう
この記事では、音羽の滝の観光に関する歴史や参拝方法、アクセスなどをご紹介しました。音羽の滝は、パワースポットとしても注目される京都の人気観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、音羽の滝の観光を満喫してみてくださいね!
音羽の滝(清水寺)の基本情報 | |
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住所 | 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
電話 | 075-551-1234 |
営業時間 | 6:00開門~18:00閉門(7、8月は18:30閉門) 春、夏、秋の夜間特別拝観期間中は21:00受付終了 |
休業日 | なし |
アクセス | 五条坂バス停・清水道バス停から徒歩約10分 |
料金 | 大人 400円、中・小学生 200円 |
公式サイト |
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