【2024年最新】祇園祭は京都三大祭のひとつ!歴史や山鉾巡行の日程を解説
京都三大祭や日本三大祭のひとつに数えられている祇園祭。京都の守り神・八坂神社の祭礼で、毎年7月1日から31日まで1ヵ月にわたって開催されています。 この記事では、祇園祭の歴史や開催日程をはじめ、山鉾巡行や宵山といった祭事の楽しみ方、観覧方法、アクセスなどを徹底解説!ぜひ祇園祭に参加する前に情報をチェックして、お祭りを楽しんでくださいね。
京都三大祭や日本三大祭のひとつに数えられている祇園祭。京都の守り神・八坂神社の祭礼で、毎年7月1日から31日まで1ヵ月にわたって開催されています。
この記事では、祇園祭の歴史や開催日程をはじめ、山鉾巡行や宵山といった祭事の楽しみ方、観覧方法、アクセスなどを徹底解説!ぜひ祇園祭に参加する前に情報をチェックして、お祭りを楽しんでくださいね。
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祇園祭はどんな祭り?基本情報を解説
祇園祭は今から約1,000年以上前に始まった、京都を代表するお祭りのひとつです。毎年7月1日から31日までの期間にさまざまな祭事が行われ、特に山鉾巡行や宵山、神幸祭・還幸祭は祇園祭のハイライトとして人気を集めています。
まずは、そんな祇園祭がどんな祭りなのか、歴史や開催日程などの基本情報を見ていきましょう。
祇園の歴史は?いつから始まった?
八坂神社の祭礼として、京都の夏に熱気を与える祇園祭。今から約1,150年前の貞観11(869)年に、京都に疫病が流行して死人が多く出た際、洛中の男児が神泉苑に神輿をおくり、疫病の原因であった怨霊を鎮めたことが始まりとされています。
かつては祇園御霊会(ごりょうえ)とも呼ばれ、日本各地で疫病が流行した時には祇園社より神泉苑へ神輿をおくり、66本の鉾を立てて疫病の除去を願ったと言われているんですよ。
保元・平治の乱や応仁の乱などで一時中止となった祇園祭ですが、町衆らの熱意により1500年頃から再復興への道を辿るようになりました。祭りの規模が拡大されたのは、平安時代の中期頃から。貿易が始まった桃山時代・江戸時代からは山鉾に豪華な飾りを施すようになり、現在のようなにぎやかな姿に近づいたとされています。
2009年には山鉾巡行がユネスコの無形文化遺産に登録され、祇園祭は今や世界に誇る日本の伝統行事のひとつと言えるほどにまで名を知られるようになりました。
祇園祭の開催日程は?
祇園祭は、毎年7月1日から31日まで約1ヵ月にわたって開催されるお祭りです。特に有名な山鉾巡行は、17日の前祭と24日の後祭に分かれて行われ、合計34基の山鉾が京都の街を彩ります。それぞれ登場する山鉾や巡行ルートが異なるので、後ほど詳しく解説しますね。
また、山鉾巡行の後には、17日に神幸祭、24日に還幸祭が行われ、豪華絢爛な神輿が登場します。17日の前祭では神様の乗った神輿を八坂神社から四条の新京極・寺町商店街前の御旅所へ迎え(神迎え)、24日の後祭では神輿を八坂神社へ返す神輿渡御(みこしとぎょ)が行われる(神送り)のが特徴です。
前祭・後祭の山鉾巡行前にあたる3日間は宵山と呼ばれており、風情あふれる山鉾町を満喫できますよ。
祇園祭の開催期間に行われる祭事
祇園祭の開催期間である7月1日から31日には、八坂神社と氏子区域にてさまざまな神事・行事が執り行われます。下記の表に1ヵ月間の祭事をまとめたので、気になる行事がないかチェックしてみましょう。
祇園祭と言えば山鉾巡行や宵山が有名ですが、開催期間には毎日のように神事が執り行われています。どれも京都の歴史や伝統を感じられる貴重な神事なので、時間が合えばぜひ参加してみましょう。詳しい祇園祭の日程は、記事の最後にまとめています。特に☆マークをつけている神事は毎年注目を集めているので要チェックですよ。
祇園祭が開催される神社は?
祇園祭は、京都市東山区にある八坂神社の祭礼です。山鉾巡行や神幸祭・還幸祭は八坂神社を起点として行われ、祇園祭開催期間は多くの人で混雑します。
八坂神社は全国に約2,300ある祇園社の総本社で、かねてより祇園さんの相称で親しまれてきました。国宝に指定された本殿のほか、境内外には多数の摂社や末社を有しており、厄払い・縁結び・美容祈願といったご利益を得られるんだとか。重要文化財に指定されている建物も多く、建築物としても注目を集めています。
祇園祭以外にも日々さまざまな神事が実施されており、お宮参り・七五三・厄払いといった人生の節目に参拝される方も多いです。ご祈祷も実施しているので、祇園祭で京都に訪れた際はぜひ参拝に訪れてみてくださいね。
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祇園祭の見どころ・楽しみ方
見どころ満載の祇園祭ですが、具体的な楽しみ方が分からないという方も多いですよね。そこでここからは祇園祭で絶対押さえておきたいポイントを中心に、見どころや楽しみ方を詳しく解説します。
迫力満点の山鉾巡行はもちろん、豪華絢爛な神輿が魅力の神幸祭・還幸祭、歩行者天国を満喫できる宵山など、一度は参加したいイベントが盛りだくさんですよ。初めて祇園祭へ訪れる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
圧巻の迫力!34基の山鉾巡行は見逃せない
祇園祭へ訪れるなら、やはり山鉾巡行は見逃せません。7月17日の前祭と7月24日の後祭の2回に分けて行われ、京都の街をゆっくりと巡ります。
前祭・後祭併せて34基にも及ぶ山鉾はまさに圧巻の迫力で、登場する鉾の重量は最大約12トン・高さ約25メートル!山鉾の組み立て・巡行・解体には約180人もの人手が必要と言われており、全国でも類を見ない規模の祭事となっています。
なお祇園祭の山や鉾は、巡行や宵山以外でも各山鉾町で見学することが可能です。釘を一切使わず伝統技法で組み立てる山建て・鉾建ては非常に興味深く、毎年多くの人が見学に訪れます。動く美術館とも称される山鉾巡行は、まさに祇園祭のハイライトと言えるでしょう。
山鉾巡行のルートと時間は?
山鉾巡行のルートは前祭と後祭で異なり、後祭では前祭と逆方向のルートを巡行します。下記に前祭・後祭それぞれの巡行ルートをまとめたので、確認してみましょう。
【前祭:7月17日】
- 四条烏丸(9:00)
- 河原町四条(9:35)
- 河原町御池 (10:20)
- 新町御池(11:20)
【前祭:7月24日】
- 烏丸御池 (9:30)
- 河原町御池(10:00)
- 四条河原町 (10:40)
- 四条烏丸(11:20)
※( )は行列通過予定時刻です
山鉾には、長刀鉾・函谷鉾・月鉾や山伏山・太子山・保昌山など各町によってさまざまな種類があり、各山鉾の巡行順は7月2日の鬮取式(くじとりしき)にて決定されます。くじ取らずの山鉾を除き毎年巡行順が異なるため、見たい山鉾がある場合は事前に公式サイトでチェックしておきましょう。
山鉾巡行のハイライト・辻廻しは必見!
河原町四条・河原町御池・御池新町では、祇園祭最大の見せ場とも言われる辻廻しも!10トンを超える山鉾が方向転換を行い、豪快な姿を間近で見ることができます。辻廻しが行われるスポットでは早朝から場所取りを行う方も多いので、あらかじめ観覧場所を決めておくのがおすすめですよ。
前祭・後祭の宵山も満喫しよう
宵山とは、前祭・後祭の山鉾巡行前3日間の期間の総称のことです。祇園祭の前夜祭にあたる行事で、基本的に前祭の宵山は14〜16日、後祭の宵山は21日〜23日とされています。
宵山の夕方になると駒形提灯がぼんやりと灯り、昼間とは違った幻想的な空間に。甲高く響く祇園囃子を耳にしながら見る山鉾は、巡行とは違った味わいがあります。
各山鉾町にある町会所では山鉾の御神体や懸装品のほか、西陣織で織られた前懸・胴懸、金細工の飾りなど細部まで精巧につくられた品々を見学可能。巡行中はじっくり鑑賞できないので、宵山のタイミングで拝んでおくと良いでしょう。
また、宵山は前祭と後祭で雰囲気が異なるのも特徴のひとつです。前祭の宵山では四条通・烏丸通一帯が歩行者天国となり、露店も立ち並ぶため夜遅くまでにぎやかな時間が続きます。一方後祭の宵山は、歩行者天国や露店もなく、静かで穏やかな雰囲気。しっとりとした宵山を楽しむにはぴったりと言えるでしょう。
甲高く響く祇園囃子にも耳を澄ませて
祇園祭を楽しむなら、コンチキチンという鳴り響く祇園囃子にも耳を澄ませてみましょう。甲高い音色は鉦・太鼓・笛によって奏でられ、各山鉾の囃子方が古来より受け継いでいると言われています。
祇園囃子は日本三大祭囃子のひとつとしても有名で、鉾の上で能や狂言を演じたのが発祥と言われているんですよ。祇園祭では鉾山車の上で演奏され、曲は約1分から1分半ほど。同じ曲を繰り返した後、巡行の進み具合によって演目する曲が変わります。
山鉾を見る場所によって祇園囃子の音色も異なるので、見学する際はお聞き逃しなく!
豪華絢爛な神輿が登場する神幸祭・還幸祭にも注目を
山鉾巡行と並び、祇園祭のメインイベントとも言えるのが神幸祭と還幸祭です。前祭の神幸祭では、八坂神社から巡行して3基の神輿を四条御旅所へ送り、後祭の還幸祭では四条御旅所から巡行して八坂神社へ3基の神輿が戻ります。
3基の神輿は中御座(なかござ)・東御座(ひがしござ)・西御座(にしござ)と呼ばれており、どれも豪華で煌びやかなつくり。34基の山鉾巡行に加えて、思わず目を奪われるほど壮観な情景が広がります。
実は神幸祭と還幸祭は、祇園祭の主役とも称される祭事。氏子らにとっても重要な神事となるので、一目見ておいて損はないでしょう。
祇園祭期間だけ授かれる、粽(ちまき)のゲットも忘れずに
祇園祭でぜひともゲットしてほしいのが、粽(ちまき)と呼ばれるお守りです。笹の葉で作られた疫病・災難除けのお守りのことで、毎年祇園祭の期間だけ各山鉾のお会所や八坂神社で授与されます。
京都では購入した粽を1年間玄関先に飾るのが風習となっており、粽を買い求めて祇園祭に訪れる方も少なくありません。粽のデザインは山鉾ごとに異なり、雷除けや金運向上、迷子除け、親孝行など授かれるご利益も個性豊か!
手ぬぐいやストラップ、お守りといった授与品もあるので、お土産として購入するのも良いですね。
祇園祭の観覧方法は?チケットは必要?
祇園祭は誰でも無料で楽しめるお祭りですが、ゆっくり観覧したい方は有料観覧席を購入するのがおすすめです。ここでは、祇園祭の観覧方法やおすすめの撮影スポットを詳しく解説します。
チケット不要!無料でも十分楽しめる
祇園祭への入場にチケットは必要なく、誰でも無料で楽しむことができます。沿道からでも十分見学できますが、当日はかなりの人で混雑するため、山鉾巡行や神幸祭・還幸祭をはっきり見るのは難しいと言えるでしょう。
祇園祭のおすすめ観覧スポットは、辻廻しが行われる河原町四条・河原町御池・御池新町。特に前祭では御池新町通が穴場となり、山鉾をじっくり鑑賞できますよ。また後祭では、道幅が比較的広い京都市役所前付近での鑑賞がおすすめです。
しかし穴場とはいえ混雑することには違いないので、無料で観覧する場合は最低でも1時間前に到着しておくと安心ですよ。
ゆっくり観覧するなら有料観覧席の購入がおすすめ
前祭・後祭の山鉾巡行をゆっくり観覧したいなら、有料観覧席の購入を検討しましょう。前祭では御池通の河原町通から新町通の間、後祭では御池通の烏丸通から高倉通の間及び寺町通から河原町通の間に設置されます。
有料観覧席では、座ったまま山鉾の豪華な装飾を観察できるのが魅力。特に後祭では、鬮改(くじあらため)が観覧席近くで行われるのもうれしいポイントです。
令和6年度の祇園祭の有料観覧席は、2024年6月上旬より受付開始予定となっています。詳細は5月下旬を目途に公表されるので、購入する方はチェックしてみてくださいね。
祇園祭へのアクセス・行き方
祇園祭の拠点となるのは、四条通を東に進んだ突き当たりに位置する八坂神社です。当日は交通規制が実施されるため、京阪電車や阪急電車など公共交通機関を利用して向かうのがおすすめですよ。ここでは、電車・バス・タクシーそれぞれの行き方を解説します。
京阪電車・阪急電車を使用するのが一般的
祇園祭が開催される八坂神社までは、京阪電車または阪急電車でアクセスするのが一般的です。京阪電車・祇園四条駅からは徒歩約5分、阪急電車・京都河原町駅からは徒歩約8分で到着します。
山鉾の巡行ルートは八坂神社から徒歩約30分圏内なので、基本的には八坂神社を起点にすると良いでしょう。料金は乗車駅によって異なるため、ルートと共に確認しておいてくださいね。
バスの場合は交通規制による経路変更に注意
八坂神社までは、京都市バスでアクセスする方法もあります。JR・京都駅から京都市バス86または206系統に乗り、祇園で下車してください。バス停・祇園からは徒歩約3分で到着するため、迷う心配もありません。料金は大人 230円、小児 120円で、JR・京都駅から祇園までは約15分が目安です。
ただし祇園祭開催当日は、四条通や河原町通などで交通規制を行うため注意が必要。バスも路線変更に伴って遅れる可能性があるため、可能な限り京阪電車や阪急電車を利用するのがおすすめです。
自由度を高くするならタクシー
京都の地理に不安がある、荷物が多くて歩きたくないという場合には、タクシーを利用するのもひとつの方法です。JR・京都駅からの所要時間は約10分、料金は約1,600円が目安となっています。
しかしタクシーを利用する場合は、バスと同じく交通規制に注意する必要があります。場合によってはかなり時間がかかる恐れもあるので、なるべく利用は控えたほうが良いでしょう。
祇園祭観覧における注意点
最後に、祇園祭を観覧する際の注意点を5つご紹介します。毎年多くの人でにぎわう祇園祭では、混雑を想定した行動を心がけることが大切です。また京都の7月は暑さが厳しい季節でもあるので、熱中症対策を怠らず、安全にお祭りを楽しんでくださいね。
有料観覧席には30分前に入場する
有料観覧席を購入している場合は、余裕をもった入場を心がけましょう。公式サイトでは、山鉾巡行の先頭通過予定時刻の30分前までに入場することが推奨されています。
当日は人垣ができるほど混雑が予想されるため、直前に入場すると座席に辿り着けない可能性も。万が一入場できなかったとしても払い戻しは不可となっているので、最低でも45分前までに入場しておくと安心ですよ。
歩行者天国になる時間とエリアを把握する
前祭の宵山に参加するなら、歩行者天国もめいいっぱい楽しみたいですよね。例年通りであれば7月15日と16日の18時から23時に歩行者天国となり、数多くの露店が立ち並びます。
歩行者天国の場所は、主に四条通・烏丸通・室町通・新町通の4ヵ所。露店が営業する宵山は活気にあふれ、その場にいるだけでも楽しい気分を味わえますよ。
ただし、2024年の歩行者天国の時間や場所は確定していないので、事前に確認するようにしましょう。
混雑を想定した行動を心がける
祇園祭では混雑を想定した行動を心がけることが重要です。特に宵山の歩行者天国では一方通行になるほど混雑することも多く、思うように前に進めないことも少なくありません。
また山鉾巡行の当日も、沿道にはすぐ人垣ができてしまうため、前列で鑑賞したい場合は最低でも1時間以上前に到着するのがおすすめです。
熱中症に注意!水分補給・暑さ対策は怠らない
祇園祭が開催される7月は、平均気温約29℃と非常に暑い季節です。1日中外にいると熱中症の危険があるため、水分補給はしっかり行うようにしましょう。
日陰に入らない限りは日差しもかなり強いため、帽子やサングラス、日焼止めといった暑さ対策も怠らないようにしてくださいね。
傘の使用は不可!レインコートを持参しよう
祇園祭の山鉾巡行は雨天でも決行されますが、雨が降ったとしても傘は使用できません。折りたたみ傘や日傘であっても使用不可なので、雨予報の場合はレインコートを持参するようにしましょう。
傘を差すとほかの観覧客の迷惑となるため、必ずルールを守って祇園祭を楽しんでくださいね。
祇園祭に参加して京都の夏を満喫しよう
この記事では祇園祭の歴史や祭事をはじめ、開催日程、山鉾の巡行ルートなどをご紹介しました。京都三大祭のひとつにも数えられる祇園祭は、約1,000年以上前から続く伝統あるお祭りです。
ぜひご紹介した情報を参考に、祇園祭を満喫してみてくださいね!
祇園祭の基本情報 | |
---|---|
住所 | 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625 |
開催日 | 毎年7月1日~7月31日 |
アクセス | ・京阪電車・祇園四条駅から徒歩約5分 ・阪急電車・京都河原町駅から徒歩約8分 |
参加料金 | 無料 ※有料観覧席は別途料金 |
公式サイト |
cover photo by Unsplash
祇園祭の開催期間に行われる祭事一覧
日付 | 時間 | 祭事 | 詳細 | 場所 |
---|---|---|---|---|
7/1~7/10 | - | 吉符入(きっぷいり) | 祭礼奉仕の決定・神事の打ち合わせ | 各山鉾町 |
7/1 | 10:00 | 長刀鉾町御千度(なぎなたほこちょうおせんど) | 町内役員が稚児・禿と共に、神事の無事を祈るために八坂神社を参拝 | 八坂神社 |
7/2 | 10:00 | 鬮取式(くじとりしき) | 17・24日の山鉾巡行の順位を決定 | 京都市役所 |
11:30 | 山鉾連合会社参 | 各山鉾町代表者が、神事の無事を祈るために八坂神社を参拝 | 八坂神社 | |
7/7 | 14:30 | 綾傘鉾稚児社参 | 綾傘鉾の稚児が神事の無事を祈るために八坂神社を参拝 | 八坂神社 |
7/10~7/13 | 鉾建(前祭) | 各鉾町が鉾を組み立て | 各山鉾町 | |
7/10 | 10:00 | 幣切(へいきり) | 八坂神社の神職が長刀鉾町の神事に必要な各種御幣を奉製 | 長刀鉾町 |
10:00 | 神用水清祓式 | 神輿洗に使用する神事用の水を鴨川から汲み上げてお祓いする | 宮川(鴨川)堤 | |
11:00 | 高橋町社参 | 町内役員が神事の無事斎行を祈るために八坂神社を参拝 | 八坂神社 | |
16:30~21:00 | ☆お迎提灯 | 神輿洗の神輿を迎えるために、万灯会有志が提灯を立てて巡行 | 氏子区内 | |
20:00 | ☆神輿洗式 | 舞殿に据えた神輿のうち一基を舁き、鴨川四条大橋で神輿を清める。17日の神輿渡御に向けて三基の神輿を飾り付ける | 八坂神社 | |
7/12~7/13 | 鉾曳初(ほこひきぞめ ・前祭) | 各鉾町の人々が囃子を奏し、町内で鉾を曳く | 各鉾町 | |
7/12~7/14 | 山建(前祭) | 各山町が山の組立にかかる | 各山町 | |
7/12~7/14 | 舁初(前祭) | 各山町の人々が町内で山を舁く | 各山町 | |
7/13 | 11:00 | 長刀鉾稚児社参 | 立烏帽子水干姿の稚児が、従者を伴い騎馬にて八坂神社に詣でる | 八坂神社 |
14:00 | 久世稚児社参 | 17日神幸祭、24日の還幸祭に供奉する久世稚児の社参を行う | 八坂神社 | |
7/14~7/16 | 夕刻 | 宵山(前祭) | 各山鉾町で山鉾を飾り、祇園囃子を奏でる | 各山鉾町 |
7/15 | 4:30 | 斎竹建(いみだけたて) | 山鉾巡行当日は、長刀鉾稚児が太刀にて斎竹に張られた注連縄をきる | 四条麩屋町 |
10:00 | 生間流式庖丁(いかまりゅうしきほうちょう) | 日本式庖丁道生間流に依る式庖丁が奉納される | 八坂神社 | |
15:00 | 伝統芸能奉納 | 祇園祭に各種の伝統芸能を奉納する | 八坂神社 | |
20:00 | 宵宮祭(よいみやさい) | 境内の灯を消し、舞殿に奉安の神輿に御神霊を遷奉 | 八坂神社 | |
7/16 | 9:00 | 献茶祭(けんちゃさい) | 表千家・裏千家家元が奉仕し、拝服席及び副席・協賛席を設置 | 八坂神社 |
9:00 | 豊園泉正寺榊建(ほうえんせんしょうじさかきだて) | 神幸祭・還幸祭の神輿を先導する。古来、全神輿に供奉した榊のうち、唯一現存するひとつ | 東洞院仏光寺東入ル | |
18:00 | 石見神楽 | 素戔嗚尊が八岐の大蛇を退治し、天の村雲の剣を得る舞が奉納される | 八坂神社 | |
23:00 | 日和神楽 | 山鉾巡行の晴天を祈念し、各山鉾町の囃子方が祇園囃子を奏する | 御旅所、八坂神社 | |
7/17 | 9:00 | 鬮改(くじあらため) | 鬮取式で決定した山鉾巡行順に従って巡行されているか、大紋烏帽子着用の奉行(市長)が確認する | 四条堺町 |
9:00 | ☆山鉾巡行(前祭) | 23基の山鉾が指定のルート・順番に従い巡行 | 氏子区内 | |
16:00 | 神幸祭 | 八坂神社の三基の神輿が所定のコースに従い渡御 | 八坂神社~四条御旅所 | |
18:00 | 神輿渡御出発式 | 神輿渡の出発にあたり、三基の神輿の差し上げが行われる | 八坂神社石段下~四条御旅所 | |
7/17~7/21 | 山・鉾建(後祭) | 各山鉾町が山・鉾を組み立て | 各山鉾町 | |
7/20~7/21 | 鉾曳初・山舁初(ほこひきぞめ・やまかきぞめ) | 鉾町の人々が囃子を奏して鉾を曳き、各山町の人々が町内のみ山を舁く | 各山鉾町 | |
7/20 | 15:00 | 宣状式 | 花傘巡行に奉仕する馬長稚児と児武者の宣状が交付 | 八坂神社 |
7/21~7/23 | 夕刻 | 宵山(後祭) | 各山鉾町で山鉾を飾り、祇園囃子を奏でる | 各山鉾町 |
7/23 | 9:00 | 煎茶献茶祭 | 在洛の煎茶道家元の輪番奉仕に依り行われる | 八坂神社 |
13:00 | 琵琶奉納 | 琵琶協会の人々によって、琵琶が奉納される。 | 八坂神社能舞台 | |
14:00 | オハケ清祓式 | 斎竹をたてた巾7尺奥行2尺の芝(オハケ)に、3本の御幣がたてられる | 八坂神社又旅社 | |
10:00 | 日和神楽 | 各山鉾町の囃子方が町家から四条御旅所を往復する間に祇園囃子を奏し、山鉾巡行の晴天を祈念 | 御旅所 | |
7/24 | 9:30 | 鬮改(くじあらため) | 鬮取式で決定した山鉾巡行順に従って巡行されているか、大紋烏帽子着用の奉行(市長)が確認する | 京都市役所 |
9:30 | ☆山鉾巡行(後祭) | 11基の山鉾が所定のコースを巡行します。 | 氏子区内 | |
9:30 | ☆花傘巡行 | 傘鉾十余基・馬長稚児・児武者等列を整えて、所定のコースを巡行する。 本社到着後は、舞踊等の奉納を行う | 氏子区内 | |
23:00 | 還幸祭 | 三基の神輿が所定のコースを巡行する。八坂神社または旅社にて祭典後、神輿に灯を入れて本社に還幸される | 四条御旅所~八坂神社 | |
7/25 | 11:00 | 狂言奉納 | 茂山忠三郎社中によって狂言が奉納される | 八坂神社 |
7/28 | 10:00 | 神用水清祓式 | 神輿洗に使用する神事用の水を鴨川から汲み上げお祓いする | 宮川(鴨川)堤 |
20:00 | 神輿洗式 | 巡行を終えた神輿のうち一基を神輿庫へ収納する前に、鴨川からくみ上げた神水で清める | 宮川(鴨川)堤 | |
7/29 | 16:00 | 神事済奉告祭 | 祇園祭の終了を奉告し神恩に感謝する | 八坂神社 |
7/31 | 10:00 | ☆疫神社夏越祭 | 参拝者が大きな茅の輪をくぐって厄気を祓うとともに、蘇民将来之子孫也の護符を授かる。祇園祭が無事に終了したことを感謝する神事 | 八坂神社境内疫神社 |