【2024年最新】イギリスの湖水地方で外せないおすすめ観光地10選!名所や穴場を厳選
湖水地方には、『ピーターラビット』シリーズの作者の家や博物館、今なお動いている蒸気機関車が見られるレイクサイド&ハーバースウェイト鉄道などの有名な観光地がいっぱい! 今回は、イギリス・湖水地方旅行でおすすめの観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、湖水地方旅行の参考にしてくださいね!
湖水地方には、『ピーターラビット』シリーズの作者の家や博物館、今なお動いている蒸気機関車が見られるレイクサイド&ハーバースウェイト鉄道などの有名な観光地がいっぱい!
今回は、イギリス・湖水地方旅行でおすすめの観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、湖水地方旅行の参考にしてくださいね!
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イギリス・湖水地方には人気の観光スポットがいっぱい!
photo by Unsplash
湖水地方は、イングランド北西部にあるのどかなエリアで、16の大きな湖と無数の小さな湖が集まってできている水の都。ロンドンから約400キロメートルのアクセスの良さが評判で、日帰り旅行先や避暑地として人気のスポットです。
湖水地方には、日本でも愛されている絵本『ピーターラビット』の作者が住んだ家のあるニア・ソーリーや、作品をモチーフにした博物館、詩人のワーズワースが過ごした自然豊かなグラスミア湖畔など、のどかな自然と歴史が一体化した観光地がたくさん。
何百年前から変わらない自然に胸を打たれるのもよし、偉人や歴史について学んだうえで年月の流れを感じるのもよし。ロンドンでは味わえない、ゆったりとしたイギリスを味わえるのが湖水地方の魅力です。
今回はイギリスの湖水地方の人気観光地を紹介!人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。
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湖水地方で絶対行きたいおすすめ観光地6選
まずは初めての湖水地方で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころをご紹介していきます!
国内最大の国立公園である湖水地方は、とにかく広いので移動が大変。主な交通機関はバスと船で、ロンドンなどの都市部と比べるとアクセスがむずかしいと感じることも。
そのため可能であればツアーに参加したり、レンタカーを手配しておいたりして効率よく観光するのをおすすめします。
ウィンダミア湖
イギリス国民の憩いの場
photo by pixabay
イギリスのロンドンから湖水地方に向かうと、まず始めに入るのがウィンダミアです。ウィンダミア湖は縦に長く、大きさは湖水地方最大。
ウィンダミア湖の周囲は歩きやすいように道が整備されています。ウォーキングすると6キロメートルほどの距離がありますよ。
湖周辺にはトイレやレストラン、カフェなどが並んでおり、ぶらぶらと歩いて楽しめるように設計されているのがポイント。園内はサイクリングする人や、犬の散歩をする人も。自然と触れ合えるスポットとして、地元の方にも愛されています。
photo by pixabay
ウィンダミア湖に来たらぜひ体験したいのが、クルーズ船で巡るウィンダミア湖ツアー。島、山、遺跡の解説付きであったり、食事や夕日を楽しむイブニングクルーズであったりするので目的に応じてツアーを使い分けてくださいね。
クルーズ船は湖水地方を行き来するための交通手段としての役割を兼ねており、よく移動する方は1日券を買うのがおすすめです。
ウィンダミア湖で1日過ごす方へのおすすめは、ウィンダミア湖周辺のウォーキングと、3カ所のボートクルーズを組み合わせた1日券・Walkers Ticketです。丸4時間かかるプランですが、ウィンダミア湖を知り尽くすには足りないほど。湖のそばの自然に触れながら、クルーズで心地よい風に吹かれましょう。
ウィンダミア湖(Windermere)の基本情報
住所: ウィンダミア イギリス
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:鉄道ウィンダミア駅から車で約10分
料金:無料
公式サイト:https://www.lakedistrict.gov.uk/visiting/plan-your-visit/information-centres/bowness-windermere-information-centre
レイクサイド&ハーバースウェイト鉄道
タイムスリップしたかのようなレトロ体験を味わおう
photo by pixabay
レイクサイド&ハーバースウェイト鉄道は、ハバースウェイト駅からウィンダミア湖の南端までを走る遺産鉄道です。
その歴史は古く、1850年代にイギリス産業革命時代に鉱山から石炭を運び出すために整備されたファーネス鉄道から形を変えて受け継がれてきた鉄道なんだそう。
もっともおすすめな楽しみ方は、ウィンダミア湖のクルーズ船でレイクサイド駅に向かい、片道20分程度の道のりを蒸気機関車で往復するシンプルな旅。道中に見える自然や、昔ながらの蒸気機関車ならではの揺れや音を楽しめるでしょう!
終点であるハバースウェイト駅では、待ち時間の間に蒸気機関車の部品付け替えを見られるので、クラシックな鉄道好きの方にはたまらないスポットです。
photo by pixabay
ハーバーズウェイト駅についたらチェックしておきたいのが、伝統的なイングリッシュアフタヌーンティーを楽しめるティールーム。
もともとは駅の待合室だったスペースをスコーンやサンドイッチを提供するカフェに改装し、野菜や牛乳などはできるかぎり地元産のものを使用するというこだわりにも注目です。
そのほかにも、ギフトショップや機関庫、子供向けのアスレチックや遊歩道があるので、ハーバーズウェイト駅では1時間ほどゆっくり過ごすのがおすすめですよ。
レイクサイド&ハーバースウェイト鉄道(Lakeside & Haverthwaite Railway)の基本情報
住所: Haverthwaite Station Nr, Ulverston LA12 8AL イギリス住所: Haverthwaite Station No, Ulverston LA12 8AL イギリス
電話:+44 15395 31594
営業時間:公式サイトをご覧ください
休業日:10月30日~3月30日
アクセス:ウィンダミア湖の南端にあるレイクサイドピアすぐそば
料金:【往復】大人 11ポンド(約2,035円)、子ども(歳~歳) 6.5ポンド(約1,202円)
※2024年9月14日のレート、1ポンド=185.07円で計算
公式サイト:https://www.lakesiderailway.co.uk/
キャッスルリッグ ストーン サークル
古代の神秘と湖水地方の絶景
photo by pixabay
イギリス国内には300を超えるストーンサークルがあり、なかでも新石器時代ごろにつくられたたいへん保存状態の良い遺跡がキャッスルリッグストーンサークルです。
ケズウィックの西にあり、38個の石が約30平方メートルもの広さのなかで楕円形に置かれており、今だ建設目的は分かっていない古代の神秘を感じさせるスポットです。
遺跡というからには厳重に警備されていそうなものですが、なんとキャッスルリッグ ストーンサークルは現在牧羊地として活用されており、観光中に羊がすぐそばを通ることもしばしば。
サークル内部にも自由に入れるので、自由に歩き回ってみてくださいね。
photo by pixabay
見どころは不規則に並べられた神秘的な石だけではありません。キャッスルリッグ ストーン サークルは、チェスナットヒルという小高い丘の中腹にあり、山々を見渡しながら深い渓谷を見下ろす壮大な自然の景色も味わえるんです!
夏の間は遺跡の歴史を解説するガイドがいる上、時期によってはアイスクリームショップが出店していることもあり、観光地としての人気の高さがうかがえます。
古代の人々が残した謎に触れながら、湖水地方ならではの起伏に富んだマウンテンビューも忘れずに楽しんでくださいね。
キャッスルリッグ ストーン サークル(Castlerigg Stone Circle)の基本情報
住所: Castle Ln, Keswick CA12 4RN イギリス
電話:+44 370 333 1181
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:ケズウィック中心地から車で約30分
料金:無料
公式サイト:https://www.english-heritage.org.uk/visit/places/castlerigg-stone-circle/?utm_source=Google%20Business&utm_campaign=Local%20Listings&utm_medium=Google%20Business%20Profiles&utm_content=castlerigg%20stone%20circle
ビアトリクス・ポターの世界
絵本の世界に迷い込もう
https://www.flickr.com/photos/cyesuta/4366858299/in/photolist
The World of Beatrix Potter Attraction 畢翠斯波特的世界 by Ann Lee is licensed under CC BY-SA 2.0
湖水地方の南にあるウィンダミアには、長年児童書として愛されている『ピーター・ラビット』を手掛けたビアトリクス・ポターの博物館があります。
ビアトリクス・ポターは湖水地方に住んでおり、作品内の雰囲気もどこか湖水地方を思わせるようになっているんだとか。
館内には『ピーター・ラビット』をはじめ、ビアトリクス・ポターが手掛けた23のお話が忠実に再現されており、見るだけでなく香りで楽しめるシーンも。目の前で絵本のワンシーンが繰り広げられているような不思議な感覚を楽しめます。
https://www.flickr.com/photos/cyesuta/4367598404
The World of Beatrix Potter Attraction 畢翠斯波特的世界 by Ann Lee is licensed under CC BY-SA 2.0
アトラクションを見終わったら、館内にあるThe New Laundry Cafeに行きましょう。『ピーター・ラビット』の世界に基づいたブランチやアフタヌーンティー、子どもに大人気のピニクックバスケットなどのメニューが勢ぞろいしています。
お腹が膨れたら、ピーターラビットガーデンをゆっくり見て回るのがおすすめ。コンパクトな庭ですが、よく見るとじょうろの陰にピーターが隠れていたり、かかしに化けている動物がいたりと、小さなギミックがたくさんありますよ。
ここでしか手に入らないお土産がそろったギフトショップも、忘れずに覗いてくださいね。
ビアトリクス ポターの世界(The World of Beatrix Potter)の基本情報
住所: Crag Brow, Bowness-on-Windermere, Windermere LA23 3BX イギリス
電話:+44 15394 88444
営業時間:4月~10月 10:00~17:30、11月~3月 10:00~16:30
休業日:12月25日、1月と2月のメンテナンス期間
アクセス:バス停 ボーネスベイから徒歩約10分
料金:大人 10.5ポンド(約1,943円)、子ども(3歳~16歳) 6ポンド(約1,110円)、2歳未満無料
※2024年9月14日のレート、1ポンド=185.07円で計算
公式サイト:https://www.hop-skip-jump.com/
ヒル・トップ
ビアトリクス・ポターが過ごした小さな隠れ家
photo by Unsplash
湖水地方のニア・ソーリーにある小さな家ヒル・トップは、人気絵本『ピーター・ラビット』の作者、ビアトリクス・ポターが39歳のときに購入したアトリエ。建物や家具、庭にいたるまでビアトリクス・ポターの好みが詰め込まれた空間であり、作品内にも多くのインスピレーションを与えたといわれてます。
湖水地方の美しさに魅せられたビアトリクス・ポターは、美しい自然を後世に残すため、絵本の売り上げ資金を元手に土地を買い足しては景観を維持してきました。死後、ナショナルトラスト財団に全財産を寄付し、ヒル・トップの運営を通して彼女の意思は受け継がれています。
photo by Unsplash
ヒル・トップの周りは開けており、家の周りは色とりどりの植物であふれた庭園になっています。敷地内に植えられている花々は、ビアトリクス・ポターが生きた17世紀ごろにイギリスにあったものに限定されており、古き良きイギリスの庭園風景を楽しめる貴重なスポットでもあります。
室内は17世紀にビアトリクス・ポターが執筆していた当時のままになっており、かつてのイギリスの人々の暮らしを垣間見れますよ。マホガニーの折りたたみテーブルや、中国の陶磁器など、裕福な家庭環境で育ったビアトリクス・ポターならではの目線で揃えられた家具をチェックしてみてくださいね。
ヒル・トップ(Hill Top)の基本情報
住所: Near Sawrey, ニア・ソーリー Ambleside LA22 0LF イギリス
電話:+44 15394 36269
営業時間:10:00~17:00
休業日:要確認
アクセス:アンブルサイド中心部から車で約18分
料金:大人 16.5ポンド(約3,053円)、子ども(5歳~17歳)8.3ポンド(約1,536円)、4歳以下無料
※2024年9月14日のレート、1ポンド=185.07円で計算
公式サイト:https://www.nationaltrust.org.uk/visit/lake-district/hill-top
アンブルサイド
橋の上に立つ珍しい家と滝を見に行こう
photo by pixabay
アンブルサイドはウィンダミア湖北端にある小さな街で、古くから湖水地方の交通の要として栄えてきました。落ち着いた街並みは湖水地方の王冠の宝石と形容され、昔ながらのイギリスの街並みを見に訪れる方が多いそう。
おすすめは、アンブルサイドの街中にぽつんとある家、ブリッジ・ハウス。17世紀に建てられた家で、橋の上に建てた理由は地税を逃れるためだったとか。
イギリスの有名な画家、ウィリアム・ターナーが気に入ったスポットとしても知られており、現在はナショナルトラスト財団のもと管理されています。
photo by pixabay
かつてこの家には、6人家族が住んでいたんだそう。小ぶりなキッチンに、人ひとりが手足をやっと伸ばせる程度のリビング、ベットを置くのもままならないような小さな寝室……
どれもとても小さいのですが、そのコンパクトでかわいらしい見た目が今もなお観光客の興味を惹きつけ、年間数千人が訪れる人気観光スポットになっています。
ブリッジハウスの後は、往復1時間以内で行けるストックギル滝(Stock Ghyll force)を見に行くのがおすすめ。アンブルサイドの森林のなかはフットパスとして整備されており、矢印に従って進めば迷うことなく辿り着けますよ。
アンブルサイド(Ambleside)の基本情報
住所: Rydal Rd, Ambleside LA22 9AN イギリス
電話:+441539432617
営業時間:要確認
休業日:要確認
アクセス:アンブルサイド中心部から車で約3分
料金:大人 8ポンド(約1,665円)※入場券と個人ツアーつき
※2024年9月14日のレート、1ポンド=185.07円で計算
公式サイト:https://www.nationaltrust.org.uk/visit/lake-district/stagshaw-garden-and-ambleside公式サイト:https://www.nationaltrust.org.uk/visit/lake-district/stagshaw-garden-and-ambleside
湖水地方の知る人ぞ知る穴場観光地4選
広大な敷地を誇る湖水地方の見どころは、一度訪れただけでは見つくせません。雄大な自然はもちろん、地元民に愛される市場や老舗スイーツ店など、ここにしかない魅力が盛りだくさん。
ここからは、湖水地方に長期滞在する方や、何度か訪れた方でも楽しめる穴場観光地を4つご紹介します。
ライダル・マウント&ガーデンズ
詩人ワーズワースが愛した家をたずねよう
https://www.flickr.com/photos/londonmatt/15556880185
Rydal Mount from garden by Matt Brown is licensed under CC BY 2.0
アンブルサイドにあるライダル・マウント&ガーデンズは、16世紀に詩人のワーズワースによって建てられました。ワーズワースにより何度も増築されており、現在はワーズワースの著作や家族の肖像画が飾られた博物館になっています。
18,000平方メートルにも及ぶ広々とした庭園は、ワーズワース自身が設計したもの。
丘の上にテラスがあったり、岩が積み上げてあったり、庭園には水仙や藤の花、紅葉など、季節の変化を味わえる花々が植わっていて、見る人を楽しませるようなデザインです。
https://www.flickr.com/photos/allan_harris/1456889359
Rydal Mount gardens by alh1 is licensed under CC BY-ND 2.0
施設内には、チケットなしでも楽しめるティールームが併設されています。おいしい手作りケーキやフェアトレードのドリンクなどを楽しめるほか、イギリスの伝統菓子ミンスパイをいただくこともできるんです。
ライダル・マウントのある高台の下を覗くと、大きなライダル湖が見えます。そのまま坂を降りていくと、ライダル・チャーチや水仙が咲き誇るドーラスフィールドが見えてきます。
周辺はフットパスとして整備されているので、見学後のお散歩コースとしておすすめです。
ライダル・マウント&ガーデンズ(Rydal Mount & Gardens)の基本情報
住所: 1 Rydal Mount, Rydal, Ambleside LA22 9LU イギリス
電話:+44 15394 33002
営業時間:土曜~木曜 10:30~16:00営業時間:土曜~木曜 10:30~16:00
休業日:金曜、12月下旬~2月上旬
アクセス:バス停Church for Rydal Mountから徒歩約4分
料金:【庭と建物】大人 12.5ポンド(約2,313円)、子ども(16歳未満)無料
※2024年9月14日のレート、1ポンド=185.07円で計算
公式サイト:https://www.rydalmount.co.uk/
ダーウェント湖
湖の女王と謡われる絶景を楽しもう
photo by Unsplash
湖水地方北部のケズウィックには、山々に囲まれたダーウェント湖があります。ハイキングや登山などのアクティビティが豊富な湖周辺ですが、一周まわると4時間ほどかかるため、初心者には少しむずかしいです。
そのため初めてダーウェント湖を訪れる方には、軽い散策がいいでしょう。おすすめのコースはまず、ダーウェント湖の湖畔に向かい、丘の上に向かって細い坂道を上ります。
しばらくのぼるとパッと視界が開けるポイントがあり、その美しさからサプライズビューと呼ばれているほど。訪れる際はサンドイッチや飲み物を用意したうえで、ピクニックするのもいいですね。
photo by Unsplash
ダーウェントウォーターでは、Keswick Launch(ケズウィック・ラウンチ)というクルーズ船が出ており、50分ほどかけて湖を一周するロマンチックな船旅を楽しめます。
もっと自由に見て回りたい!という方は、手漕ぎボートやモーターボートを借りて、自分たちの好きなペースで入り江や島々を見て回れますよ。
ダーウェントウォーターは、絵本作家のビアトリクス・ポターが夏休みを過ごした場所としても有名です。湖の中央には、絵本『ピーター・ラビット』に出てくるセントハーバート島があるので、乗船時は見逃さないようにしてくださいね。
ダーウェントウォーター(Derwentwater)の基本情報
住所: Keswick, イギリス
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:バス停Brandelhow Parkから徒歩約10分
料金:無料
マーケットスクエア
青空市場で地元のお土産をゲット
https://www.flickr.com/photos/mikecogh/8127302398
Market Day in Keswick by Michael Coghlan is licensed under CC BY-SA 2.0
湖水地方北部にあるケズウィックは、湖水地方のなかでもマーケットタウンとして知られています。街中を歩けばカラフルに彩られたショップが並び、ついつい買いすぎてしまいそうになります。
そんなケズウィックに来たら訪れたいのが、中心街にあるマーケットスクエア。日用雑貨からお土産、レストランまでさまざまなお店が集まっています。車が通れないようになっているため、子ども連れでも安心して買い物を楽しめますよ。
https://www.flickr.com/photos/neilt/7342445666/in/photolist
Keswick Market Place by Neil Turner is licensed under CC BY-SA 2.0
なかでもおすすめなのが、700年以上の歴史をもつ青空市場。毎週木曜と土曜に開催されており、近場で採れた新鮮な野菜や手作りケーキなどが並びます。アート作品や工芸品も扱っているので、ケズウィックでしか出会えないアイテムを探すのにもぴったり。
青空市場が開かれていない日は、広々とした歩行者天国として使用されます。カフェで読書を楽しむ人や、ペットを連れてゆったりと散歩する人など、ケズウィックの暮らしに近づけるスポットだといえますね。
マーケット・スクエア(Market Square)の基本情報
住所: Market Square, Keswick, CA12 5JR, UK
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:バス停The Daleview Hotelから徒歩約3分
料金:なし
サラ・ネルソンのジンジャーブレッド
愛されて150年の伝統的なクッキー
https://www.flickr.com/photos/bods/9303317210
Sarah Nelson: Original Celebrated Gingerbread by Andrew Bowden is licensed under CC BY-SA 2.0
スイーツショップでありながら、あまりの人気に観光地とも呼べるほどになってしまったのがこのお店。ビクトリア朝に仕えていた料理人サラ・ネルソンが作り上げたレシピを代々引き継ぎ、現在は3代目の方が腕を振るっておられるそう。
日本でもさまざまなジンジャーブレッドが売られていますが、こちらのジンジャーブレッドの味わいは特別。
ビスケットとケーキを組み合わせたような、さくさく、ほろっとした触感はサラ・ネルソンのレシピならでは。この味を求めて多くの著名人が訪れることもあるんだとか。
https://www.flickr.com/photos/clagnut/320341207
Grasmere gingerbread by Richard Rutter is licensed under CC BY 2.0
薄い紙に包まれたジンジャーブレッドは、6枚入りで4.5ポンド(約816円)から。お土産にしたい方には、缶入りタイプを選ぶと壊れにくくておすすめです。
サラ・ネルソンのジンジャーブレッドでは、ジンジャーブレッド以外にもさまざまなスイーツが展開されています。受賞歴のあるラムバターや、生姜をテーマにしたスイーツ、保存食、ジンジャービール、そして材料にしている生姜までも販売しているんだそう。
お店に入ると広がる甘い香りを楽しみながら、幅広いラインナップを楽しんでくださいね。
サラ・ネルソンのジンジャーブレッド(Grasmere Gingerbread Shop)の基本情報
住所: Church Cottage, College St, Grasmere, Ambleside LA22 9SW イギリス
電話:+44 15394 35428
営業時間:9:15~17:30
休業日:聖金曜日、12月24日、12月25日、12月26日
アクセス:バス停Heaton Cooper Studioから徒歩約2分
料金:商品により異なる
公式サイト:https://www.grasmeregingerbread.co.uk/
湖水地方観光を満喫するためのおすすめモデルコース
photo by Unsplash
観光スポットからグルメまで、見どころいっぱいなのがイギリスの湖水地方。たっぷりと時間を取り、のどかな自然や長年愛される作品、グルメを楽しみながら、古き良きイギリスに思いをはせてみてくださいね。
<スケジュール例>
1日目 湖水地方の玄関口ウィンダミアに到着→ウィンダミア湖をクルーズ→南側で降り、レイクサイド&ハーバースウェイト鉄道へ乗車→ハバースウェイト駅でお土産探し→ウィンダミア湖をクルーズ船で戻り、湖周辺のレストランでディナー
2日目 ビアトリクス・ポターの世界を見学、隣接するカフェでブランチ→ヒル・トップで庭を散策→サラ・ネルソンのジンジャーブレッドでおやつとお土産を購入→ライダル・マウント&ガーデンズを散策→アンブルサイドでブリッジハウスを見学、近くのレストランでディナー
3日目マーケットスクエアで地元ならではのお土産探し→キャッスルリッグ ストーン サークルを見学→ダーウェント湖を散策→ロンドンへ戻り、帰国
湖水地方は敷地が広く、都心部に比べて移動が大変なため、観光ツアーを利用したり、レンタカーを借りたり、訪れたいスポットを絞ったりして、効率的に観光を楽しむことがおすすめです。
ぜひ自分好みの湖水地方巡りのスケジュールを立ててみてくださいね。
イギリス・湖水地方の人気観光スポットを満喫しよう
この記事では、イギリス・湖水地方のおすすめの観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいある湖水地方では、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。
ぜひ紹介した観光地を参考に、イギリス旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!
※記事内の金額は2024年9月14日のレート、1ポンド=185.07円で計算しています。
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