ブータン料理のおすすめ11選!絶対食べたい人気メニューを厳選
ブータン料理といえば、スパイシーなブータン風シチューのジャシャマルや赤飯と一緒に食べるチキンカレーのジャシャツォエムなど、スパイシーで他の国ではなかなか食べられない料理が人気!唐辛子がかなり効いた激辛料理を楽しめます。前菜や飲み物などジャンル別にわけて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ブータン料理といえば、スパイシーなブータン風シチューのジャシャマルや赤飯と一緒に食べるチキンカレーのジャシャツォエムなど、スパイシーで他の国ではなかなか食べられない料理が人気!唐辛子がかなり効いた激辛料理を楽しめます。
この記事では、ブータン料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、メイン料理、ブータンならではの飲み物などのジャンル別にわけて紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
\ブータンの首都ティンプー紹介記事はこちら/
ブータン料理の特徴
ブータン料理は、世界一辛い料理と称されることのある激辛料理のオンパレード!なんでも唐辛子を野菜の一種とみなして食べる食習慣があるようですよ。
ブータン料理の味付けは唐辛子のほかに、バターやチーズ、山椒、塩などが使われています。ソースをほとんど使わず、素材の味を活かした料理が特徴です。主食はなんと赤飯!豚や牛、豆のおかずと一緒に食べることが多いですね。
今回は謎につつまれたブータン料理のおすすめメニューをご紹介します。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
ブータン料理のおすすめ前菜・軽食3選
ブータン料理の前菜は唐辛子がガツンと効いたチーズの煮込みやスープ、蕎麦粉から作った珍しいパンケーキなど、ブータンらしい料理が目白押しですよ!
エマ・ダツィ
激辛唐辛子が効いたチーズ煮込み
エマ・ダツィは、現地語でエマ(唐辛子)とダツィ(チーズ)を表す料理です。青唐辛子をチーズで煮込んだ料理で、ピーマンのシチューのような見た目。塩・チーズ、そしてかなり辛い唐辛子によって味付けされています。
クリーミーな見た目に騙されると、あまりの辛さに衝撃を受けてしまうかも!
外国人向けのホテルやレストランではマイルドな辛さに調整されていて、日本人でも食べやすいエマ・ダツィもあるので、辛いものがお好きな方はぜひ試してみては?
ケワ・ダツィ
唐辛子がピリッと効く!ジャガイモとチーズのスープ
ケワ・ダツィは、現地語でケワ(ジャガイモ)とチーズの煮込み料理です。ジャガイモとチーズ、唐辛子や塩などのシンプルな味付けが特徴。唐辛子はあまり使われておらず、エマ・ダツィのような激辛料理はキツいという方におすすめです。
土地があまり肥よくではないブータンでは、ジャガイモ栽培が盛んにおこなわれてきました。ブータン料理では珍しい、やさしい味付けの料理を堪能してみましょう。
クレ
風味ゆたかな蕎麦粉のパンケーキ
クレは、蕎麦粉から作ったパンケーキです。パンケーキと同じくらいの厚みがあり、かなり食べ応えがあります。中にはバゲットくらいの大きさのクレもありますね。
一般的には、自家製バターやはちみつをかけて食べられます。ただ、激辛好きなブータン人の中には、唐辛子ペーストを乗せて食べる強者もいるようですよ。
朝食やおやつタイムにお好きなペーストを乗せてクレを食べてみてはいかがでしょうか?
ブータン料理のおすすめのメイン料理5選
ブータン料理のメイン料理は、チーズと唐辛子をベースにした肉料理や麺料理が有名です。また、カレーソースで食べる小籠包のような料理も人気ですね。
食べてみたいメイン料理を見つけて、現地で試してみてはいかがでしょうか?
ジャシャマル
スパイシーでくせになる!鶏肉を煮込んだシチュー
ジャシャマルは、小さく切った鶏肉をトマトと唐辛子ベースのチキンスープで煮込んだ家庭料理です。
唐辛子の辛味とトマトの酸味が絶妙にマッチした料理で、その味付けに思わずご飯がすすんでしまうこと間違いなしですよ!
ジャシャツォエム
赤飯が特徴のブータン風チキンカレー
ジャシャツォエムは、赤飯で食べるブータン風チキンカレーです。チーズと唐辛子がベースのカレーで、強烈な辛味と鶏肉のうま味を味わえます。
赤飯がカレーの辛味をうまく緩和してくれるので、ついついお米を食べすぎてしまうかもしれません。
パクシャ・パー
ブータン風豚肉と唐辛子の煮込み料理
パクシャ・パーは、肉と唐辛子の煮込み料理です。地域やお店によって豚肉や牛肉、鶏肉、ヤクの肉などが使われ、唐辛子のエキスが肉に染み込んでいます。脂肪分が多い豚肉や牛肉などは、辛味と脂肪分が中和されて食べやすいですよ。鶏肉のパクシャ・パーは、唐辛子の辛味をダイレクトに感じるものが多いでしょう。
ジャガイモや大根を一緒に煮込むことが多く、栄養バランスがいいのも魅力です。
プタ
塩味で味付けした焼きそば料理
プタは、蕎麦を茹でて、塩コショウやスパイスを使って炒めた塩焼きそばです。使用する具材やスパイスによって味や風味が大きく変わるのが特徴だといえます。
小腹が空いた時に食べるのにぴったりなファストフードです。
モモ
唐辛子やカレーソースで食べる小籠包
モモは、唐辛子ペーストやカレーソースで食べる小籠包のような料理です。小籠包やミニ肉まんのようなモモに、山椒と唐辛子ペーストやカレーソースをつけて食べます。スパイシーな味わいの小籠包とスパイスの組み合わせは斬新ですが、相性はばつぐんですよ。
ブータン料理のおすすめ飲み物3選
最後に紹介するのはブータンで飲まれている特徴的な飲み物です。バター茶やブータンの蒸留酒、シンチャンなど、ブータンならではの味わいを楽しめます。
スージャ(バター茶)
ヤクのバターを入れて飲むお茶
スージャ(バター茶)は、発酵させた茶葉を入れ、そこにヤクの乳と塩を入れてミックスした飲み物です。しょっぱいお茶なので、日本人からすると違和感があるかもしれません。お茶というよりも、スープと言った方がしっくりくるでしょう。
チベットや遊牧民族が多く暮らす国や地域で飲まれている、伝統的なバター茶。クセがありますが、一度試してみてはいかがでしょうか?
アラ
麦やとうもろこし、米から作った蒸留酒
アラは、ブータンで作られている伝統的な蒸留酒です。大麦や米、小麦などを発酵・蒸留して抽出して醸造しています。透明色や半透明色、白っぽい色であることが多く、グラスに次ぐとウォッカや焼酎のような見た目をしています。
アルコール度数が高いもので40〜50度もあるので、アルコールに自信がある方は、現地人がおすすめする銘柄をぜひ試してみてくださいね。
シンチャン
ブータンで作られている自家製醸造酒
シンチャンは、ブータンの家庭で作られている自家製醸造酒で、日本で言うところのどぶろくのようなお酒です。透明でクセのない味わいが特徴です。
使用する原材料(米・小麦・大麦・栗・蕎麦など)によって、アルコール度数や味わいは異なります。アラを蒸留したものはバンチャンといいます。
四季折々によってシンチャンを楽しむ文化があり、日本の酒文化とも似ていますよ。機会があれば試してみましょう!
激辛だけどクセになるブータン料理を満喫しよう!
ブータン料理で食べてみたいメニューは見つかりましたか?ブータン料理はとにかく唐辛子をたくさん使った激辛料理が有名。また、蕎麦粉を使ったパンケーキのクレ、麺料理のプタもあり、ブータンならではのメニューを楽しめます。
バター茶やモモなど、チベット料理の影響も色濃く受けているのも興味深いですね。
今回紹介したブータン料理はどれもおすすめのものばかりなので、ぜひ機会があれば試してみてくださいね!
cover photo by unsplash