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【2024年最新】今のマイアミの治安は?危険な地域や夜の注意点、安全対策を解説

アメリカのフロリダ州に位置するマイアミは、マイアミビーチやキューバ文化が根付く活気あふれる都市として、人気の観光地です。しかしながら、アメリカのほかの都市と比べると、移民が多いマイアミは治安が悪いエリアも存在します。今回はアメリカの人気観光地が点在するマイアミの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。

ライター
NEWT編集部
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アメリカのフロリダ州に位置するマイアミは、マイアミビーチやキューバ文化が根付く活気あふれる都市として、人気の観光地です。しかしながら、アメリカのほかの都市と比べると、移民が多いマイアミは治安が悪いエリアも存在します。

今回はアメリカの人気観光地が点在するマイアミの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。

Contents

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マイアミの治安に関する最新情報

photo by Unsplash

マイアミは、フロリダ州にある有名な観光都市で、アメリカ屈指の避寒地として人気のマイアミビーチやキューバ文化が根付く活気あふれたエリアです。

広大なアメリカの中でも、フロリダ州は治安が良い都市が多いことで知られていますが、それに対し多様な文化が融合しているマイアミは、比較的安全なエリアと危険なエリアに分かれています。

マイアミは人気の観光スポットであれば、賑わっている日中は安全ですが、夜は人通りが少ないため、外出する時間帯にも注意が必要です。また、地元の人も立ち寄らない危険な地域もあるので、観光する際には危険なエリアを事前に把握しておくようにしましょう。

ちなみにアメリカ全土においては、2024年9月現在、外務省から発表されている海外安全ホームページによると、すべての州において渡航の危険度はレベル0と、アメリカ全体としては治安は比較的安定している状態とされています。

今回はマイアミの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

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マイアミで治安が悪いとされる要注意エリア

マイアミは観光客も多く訪れる比較的安全なエリアと、なるべく足を踏み入れない危険なエリアに分かれています。また、日中は比較的安全なダウンタウンエリアでも観光客を狙った犯罪が多く、人通りが少ない夜の時間帯や路地裏などは要注意です。

また車上荒らしの被害も多いため、レンタカーなどを借りる際にも常に貴重品の管理を徹底するようにしましょう。

ここでは、マイアミの中でも気をつけるべき危険なエリアに分けて、詳しく解説します。

①マイアミ北部のリトル・ハイチ、リトル・ハバナ、リバティ・シティは犯罪率が高いため要注意!

Little Havana Fence by Phillip Pessar is licensed under CC BY 2.0

マイアミの北部に位置するリトル・ハイチ、リトル・ハバナ、リバティ・シティは、治安が悪いエリアとして知られています。場所によっては、銃犯罪や強盗、家屋破壊、ギャング同士の抗争なども勃発。とくに、リバティー・シティーとリトル・ハイチは昼夜問わず危険なエリアであるため、なるべく足を踏み入れないようにしましょう。

リトル・ハバナはキューバ人が集結しているエリアで、キューバ料理が楽しめるレストランや雑貨、ショップが点在しているため、観光スポットとしても人気です。しかし、周辺はリトル・ハイチやリバティー・シティーの危険なエリアと隣り合わせということもあって、犯罪に巻き込まれる可能性も避けられません。観光客が多い昼間の時間帯に訪れるようにし、夜間には足を踏み入れないようにしましょう。

またリトル・ハイチにはリトル・ハイチ文化センターがあり、イベントやコンサートが多く開催されるほか、ウォールアートやカラフルな車が立ち並び、キューバの文化が体験できるとして若者を中心に人気の観光スポットです。しかし、犯罪が多発する危険エリアということを念頭に置き、訪れる際には犯罪に巻き込まれないように、予防対策を徹底するようにしましょう。

これに対しリバティ・シティは、犯罪のモデル都市と言われているほど危険なエリアです。ギャングの抗争や麻薬売買が絶えない場所なので、このエリアは事前にしっかりと把握し、足を踏み入れないように注意してください。

②マイアミのダウンタウンエリアへの夜間の外出は極力控えて!

Downtown Miami by Bob B. Brown is licensed under CC BY 2.0

日中は観光スポットとしても賑わっているダウンタウンですが、夜になると人通りがほとんどなくなり雰囲気が一変します。マイアミビーチ周辺はナイトクラブなどで夜通し賑わってるエリアもあるものの、目的地に到着するまでの道のりには十分注意が必要です。

大通りであっても、人通りがまばらな場所では油断しないようにしましょう。路駐している車内で待ち伏せをされたり、突然声をかけられ、数人に追いかけられるといったケースも。

夜間にダウンタウンエリアへ出向く際には、タクシーなどを利用し、なるべく一人で出歩かないようにしましょう。

③オーバータウンは地元民が近づかないほど犯罪が多発!

Clyde Killen's Store And X Ray Clinic Historic Overtown by Phillip Pessar is licensed under CC BY 2.0

オーバータウンは、古くから黒人コミュニティが根付いているエリアです。また、マイアミの中でも有数の貧困層が住む街で、犯罪率が高いエリアとしても知られ、地元の人もほとんど足を踏み入れない場所です。

さらに、オーバータウンはマイアミでも活気あふれる一方で、街中はゴミが散乱していて、荒々しい雰囲気がただよっています。ドラッグ売買や強盗といった犯罪も多発しているため、犯罪に巻き込まれないために、ここのエリアにはなるべく立ち寄らないようにしましょう。 

④オーパロッカはギャングや麻薬が蔓延しており要注意!

AG2020-OLCDC+OMiami_1990622a by c_cinq is licensed under CC BY 2.0

オーパロッカは、アメリカでも有数の治安の悪いエリアとして知られており、強盗、傷害、ドラッグといった犯罪が蔓延しています。ギャング同士の抗争も多いエリアということもあって銃犯罪も多発しており、犯罪率は年々増しているとても危険なエリアです。

レンタカーなどの車であっても、このエリアは避けて移動するようにしましょう。万が一このエリアを通る必要がある場合には、夜間の通行は避けるようにしてください。

⑤ビスケーン大通りは更生施設やホームレスが多く治安が不安定

300 Biscayne Boulevard Demolition by Phillip Pessar is licensed under CC BY 2.0 ※画像はイメージです

ビスケーン大通りのいくつかのエリア、とくに79thストリート周辺は注意が必要です。精神疾患や麻薬中毒の更生施設があり、ホームレスや売春、ドラッグが蔓延しているエリア。周辺にはゴミが散乱しており、路上にはホームレスや麻薬中毒者が至るところにいます。

万が一このエリアを通る必要がある際には、ホームレスとは目が合わないようにしましょう。目が合ってしまうと刺激する原因となり、怒鳴りつけられたり絡まれてしまう可能性があります。関わらないためにも、なるべくこのエリアを避けるか、早足で通り抜けるようにしてください。

また、一部のエリアでは売春や麻薬売買がされていてとても危険です。危ない雰囲気を感じたら、すぐその場から離れて別の道を通るようにしましょう。

マイアミの夜の治安は?

photo by Unsplash

アメリカの中で、最も多くのキューバ系移民が住んでいる都市として知られるマイアミは、サルサが楽しめるミュジーックバーやクラブといったナイトスポットが点在しています。またダウンタウンエリアでは、24時間オープンしている大規模なクラブもあり、時間を気にせずに楽しむことができます。

ナイトスポットエリアも魅力的なマイアミですが、日中は比較的安全なダウンタウンエリアでさえも、夜間は危険と言われるほど犯罪が起こりやすいです。男女問わず夜のひとり歩きは避けるようにするといいです。特に、夜の駐車場やガソリンスタンド、ファスト・フード店などでは、金銭目当てでの暴行や脅迫といった危険性が高まります。

夜に出かける場合には、人通りが少ない場所は避け、配車アプリなどを利用して、極力歩かないようにするのが一番の安全対策になります。また、夕方など早い時間帯の外出を心がけて、夜の遅い時間には外を出歩かないようにすると危険リスクを下げられます。

マイアミで観光客が被害にあいやすい犯罪は?

マイアミでは、スリや盗難といった観光客が被害に遭いやすい犯罪をはじめ、アメリカでは多く発生している車上荒らしの被害も気をつける必要があります。旅行へ行く前にあらかじめ巻き込まれやすい犯罪を知り、対策を練っておくと安心です。

ここでは、マイアミで観光客が被害にあいやすい犯罪を詳しくご紹介します。

①盗難・置き引き・スリ

photo by pixabay ※画像はイメージです

スリや盗難、置き引きは日本人旅行者が巻き込まれやすい犯罪。マイアミに限らず、アメリカではナイフや銃を所持している場合も多く、武器を使った盗難に注意が必要です。

巧妙な手口の中には、人混みに紛れて背負っているカバンを背後からナイフで破り、本人も気づかないうちに貴重品を盗まれているケースも。カバンは必ずカラダの前に抱え、常に目が届くようにしましょう。

また、日本では置き引きの事例がほとんどないため、貴重品をテーブルに置いたまま食事や作業をする人が多いです。しかし、目を離したすきに盗難の被害にあう可能性が高いので、貴重品は常にカバンにしまっておきましょう。とくに、混み合った時間帯に飲食エリアに荷物を置いて席を取っておく光景は日本ではよくありますが、海外ではとても危険なので注意してください。

②ひったくり・強盗

photo by pixabay ※画像はイメージです

マイアミ旅行で、人通りが少ないエリアを通ったり夜間に外出したりする場合に最も気をつけてほしいのが、ひったくりや強盗です。日中は人混みに紛れて、気づかれないうちに盗難の被害に遭ってしまうケースが多いものの、人通りが少ない路地や夜間の外出は、強引な手口で犯罪に巻き込まれることも。

マイアミでは移民が多いことからも、ほかの州に比べて銃規制がゆるく、一般市民でも所持しやすいのが現状です。そのため、強引なひったくりや強盗の中には、銃やナイフを使って脅迫されたり、暴行を加えられることがあります。

そのため、ひったくりや強盗の被害にあった時は、無理やり荷物を取り返す行為は絶対にやめましょう。グループで犯行に及ぶことが多いので、犯人を追いかけて取り合いになると、怪我だけでなく命にかかわる可能性もあります。被害に遭ってしまった際には、命を守ることを最優先に行動をしてください。

観光客が多い比較的安全なエリアであっても、アメリカは銃社会ということを忘れないようにしましょう。

③車上荒らし

photo by pixabay ※画像はイメージです

広大なアメリカでは、レンタカーを借りて旅行をするという方も多いです。しかし、レンタカーといった車を利用する際に気をつけてほしいのが、車上荒らし。マイアミでも、車上荒らしの被害は多く発生しています。

レンタカーを利用する場合は、鍵の閉め忘れはもちろんですが、貴重品を車の中に置き忘れることがないようにしましょう。車の窓から覗いたら見える場所にかばんや貴重品をおいておくと、被害にあう可能性が高まります。

さらに、車内に荷物が多いと観光客だと判断されやすいので、荷物が多くなってしまう場合には、トランクなどの中に入れておきましょう。車内にはほとんど荷物がない状態で車から離れることが、車上荒らしの対策にもつながります。

さらに、危険だと言われているエリアの通行を避けたり、人通りが少ない路地裏へは駐車しないことも予防策として有効です。

マイアミで被害にあわないための防犯対策

楽しい海外旅行でも、トラブルや犯罪に巻き込まれてしまったらせっかくの旅行も台無しになってしまいますよね。トラブルや被害に遭わないためにも、事前にどのような対策ができるのか知っておくことで、安心して旅行を楽しむことができます。

ここでは、マイアミで被害に遭わないための、防犯対策をご紹介します。

①早朝・夜間は出歩かない

photo by pixabay ※画像はイメージです

マイアミでは、人通りが少ない早朝や夜の時間帯は、ダウンタウンエリアであっても犯罪に巻き込まれやすいと言われています。比較的安全なエリアであっても、早朝や夜間に外に出歩くことはあまりおすすめできません。

もし夜間や早朝に外出する場合は、1人での外出を避け、なるべく人通りが多い大通りを歩くようにしましょう。昼間は安全なエリアであっても、夜になると人通りがまばらになるため、夜間や早朝の外出には細心の注意をしてください。また、目的地まで距離がある場合は、タクシーを利用するのも予防対策としておすすめです。

またトラブルを避けるためにも、日中であっても人通りの少ない路地裏は避けるようにしましょう。大通りは安全であっても、近道と思って路地裏に踏み入れてしまうと、犯罪に狙われやすくなってしまいます。遠回りしても人通りの多い場所と時間帯に行動するようにしましょう。

②現金やカードの所持は最小限にする

photo by pixabay ※画像はイメージです

観光客を狙ったスリや盗難は、手口が巧妙だったり、武器を使っての脅迫をされたりと、危険を伴う場合が多いです。全財産を盗まれないようにするためにも、必要最低限の現金とクレジットカードだけを持ち歩くようにしましょう。

アメリカでは、個人経営の小さなお店をのぞくほとんどのお店でクレジットカードやオンライン決済が可能です。現金は万が一のために最小限に留めておくと、財布を持ち歩く必要がいので、ポーチなどで代用できます。

無防備に財布や貴重品を出し入れしていると、スリや盗難にも狙われやすくなります。また海外旅行中は、万が一のために現金を多めに準備する人も多いのではないでしょうか。しかし犯罪にあった際の被害を最小限にするためにも、外出時はホテルのセーフティボックスに現金の一部を預けるなど、必要以上の現金を持ち歩かないようにしましょう。

③外出時の身だしなみに気をつける

photo by pixabay ※画像はイメージです

予防対策として見落としやすいのが、外出する際の身だしなみです。海外旅行は気持ちも高まるので、ブランドもののカバンや貴重品を身につけたくなりますよね。しかし、ブランド物を身につけて外出すると、強盗や盗難の被害にあいやすいのが現状です。

観光客を狙った犯罪は、まず身だしなみから金目のものがあるかを判断することも少なくありません。とくにハイブランドの時計やネックレス、カバンを身につけている場合には強引な手口で奪いにくる可能性があります。

外出する際には、できるだけ動きやすいラフな格好を心がけましょう。カバンは、身体の前にかけられる小さなセキュリティーポーチを選び、財布代わりのポーチ、貴重品も最低限のものを入れるようにすると、金目のものの判断が見分けづらいため、スリや盗難の予防策にも有効的です。

④荷物や貴重品を置きっぱなしにしない

photo by pixabay ※画像はイメージです

日本の飲食店では、荷物を置いて席を確保する光景をよく目にしますが、荷物を置いても盗難にあう確率が少ないのは日本ならではとも言えます。しかしマイアミで同じようなことをすると、置き引きの被害に巻き込まれる危険性が高いです。

複数人で行く場合には、誰かが荷物を監視しておくようにしましょう。しかし混雑する時間帯や、人混みが多い飲食店では、荷物番がいても一瞬の隙を狙って盗難にあう可能性も避けられません。どうしても席の確保が必要な場合には、ハンカチやペットボトルなど、盗まれても被害が最小限のものを選び、荷物番と順番に注文に行くといいでしょう。

日本領事館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在マイアミ日本領事館では、毎年、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードや印刷ができます。マイアミ在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法などが記載されていて、旅行者にも役立つ情報が多いので、渡航前に確認するようにしましょう。

マイアミで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

マイアミ旅行において自己管理や注意事項に気をつけていても、思わぬ犯罪や事故、トラブルに巻き込まれるケースもあります。被害に遭ってしまった時には慌ててしまわないように、事前に緊急連絡先をメモしておくと安心です。

ここでは、マイアミでもし犯罪にあってしまった際の緊急連絡先をご紹介します。

緊急通報先

photo by Unsplash ※画像はイメージです

マイアミ旅行で被害にあった場合には「911」に連絡しましょう。日本では警察は「110」、消防や救急車は「119」とそれぞれ異なる連絡先がありますが、アメリカでは「911」に統一されています。

被害の直後はパニックに陥りやすいため、日本の番号と間違ってかけてしまう可能性もあります。心配な方は、見やすいところにメモしておくのもおすすめです。

また盗難などに遭った場合など、緊急時以外は「911」ではなく、最寄りの警察署に相談するようにしましょう。

在マイアミ日本領事館

photo by pixabay ※画像はイメージです

マイアミで、パスポートの盗難や思わぬ犯罪の被害に遭った時は、まずは最寄りの警察署でポリスレポートを作成してもらいましょう。ポリスレポートはパスポートを紛失した・盗難にあった場合、「帰国のための渡航書」の申請に必要です。

手続きなどで困った時は、総領事館へ連絡することで届出についての助言やサポートをしてもらえることもあります。警察で発行した紛失や盗難の届出を在マイアミ日本大使館に持参すると、紛失した旅券の失効手続きが行われます。

詳しくは在マイアミ日本領事館の公式サイトを参照してください。

在マイアミ日本国総領事館の連絡先

治安情報をチェックしてマイアミ旅行を楽しもう!

フロリダ州のマイアミは、犯罪に巻き込まれやすい時間帯や危険なエリアがいくつかあります。また、スリや強盗、車上あらしなどは日々発生しています。とくにマイアミは、多種多様の人々が住んでいるということを忘れずに、細心の注意をはらってすごすことが大切。夜のひとり歩き、薄暗い路地、危険とされているエリアは避けると安心でしょう。

犯罪に巻き込まれないために、貴重品の管理や身なりを徹底するなど、自分自身で対策することがポイントです。旅行の開放感でついつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを、常に意識して旅行をたのしむようにしてください。

 

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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