ポルトガル旅行・ツアーのポイント
どこを切り取っても絵になるタイムスリップしたような街並み📷
魚介類を使った日本人の舌にも合う絶品グルメがいっぱい🍽️
ヨーロッパの中でも比較的物価が安いので旅のコスパばつぐん👛
リスボンでおすすめの観光スポット
サンタ・ジュスタのエレベーター
通称カルモのリフトとも呼ばれるリフト式エレベーター。カルモ広場とバイシャ・ポンバリーナの通りをつなぐ交通手段になっています。リフトは高さ45メートルで、最上階には街並みを眺められるテラスが設置されていますよ。世界的に有名な建築家であるエッフェルの弟子であったラウル・メスニエル・デ・ポンサルドによってデザインされたサンタ・ジュスタのエレベーターは、1902年に完成しました。どこかエッフェル塔に似た雰囲気を持つリフトは、ポルトガルの典型的な建築様式を用いて建造されています。内装は木製で作られており、歴史を感じるレトロな雰囲気が漂います。料金はかかりますが、上からは素晴らしい景色が楽しめ、リスボンの街並みを一望することができます。
ジェロニモス修道院
ベレン地区にある世界遺産に認定された修道院。ヴァスコ・ダ・ガマやエンリケ航海王子など、大航海時代に偉業を成し遂げた英雄を称えるために建てられました。豪華な装飾は、香辛料の貿易で得た富を使用しており、15世紀ごろに流行したマヌエル様式の最高峰と呼ばれています。修道院を彩るマヌエル様式は、大航海時代に発展した建築様式で、海にまつわるデザインが取り入れられていることがポイント。航海に必要な天球儀や、船をモチーフにしたデザイン、海を表現したサンゴ礁など、港街らしい雰囲気が感じられます。とくに最高傑作ともうたわれる南門は、真っ白な壁に細かいレリーフが刻まれており、訪れる人を驚かせてくれます。
コメルシオ広場
テージョ川に面する広場は非常に広大で、均整のとれたヨーロッパらしい建築が見どころ。広場の中央には、ポルトガルの王様ドン・ジョゼ1世のブロンズ像が建っています。カフェやレストランも並んでおり、ランチやちょっとした休憩にも利用できます。また、広場の奥にはアルコ・ダ・ルア・アウグスタ(勝利の門)もあり、合わせて見学できます。広々としたスペースには美しい彫刻や歴史的な建物があり、街の中心地としての重要な役割を果たしています。周囲にはカフェやレストランも多くあり、のんびりと散策しながら美味しい食事や飲み物を楽しむことができます。また、広場からはリスボンの美しい景色を一望することができるので、写真を撮るのにもおすすめですよ。
ベレンの塔
ユネスコ世界遺産に登録されている、テージョ川の河口を守る城塞として作られた建造物。ポルトガルの国定記念物にも指定されており、リスボンのアイコン的な存在になっています。軍事的な要素が非常に強く、無骨な要塞の役割を果たす建物ながら、気品のある見た目が特徴的です。マヌエル様式で建築されており、航海でつかうロープや天球儀をイメージしたデザインなどが施されています。さらに、丸みをおびたドームは、イスラム風の建築様式がとりいれられており、2つの異なる様式が見事に調和したユニークなデザインになっています。総督の部屋、王の部屋、謁見の間やチャペルなどがそろっており、かなり広々とした印象です。
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
バイロ・アルト地区とプリンシペ・レアル地区の間に位置する展望台。緑豊かな公園になっていて、のんびりと散歩をしながら過ごせるスポットです。ロリア線ケーブルカー終点駅からすぐの場所にあるので、訪れやすいことも人気の理由です。遠くにサン・ジョルジュ城を望む市街の街並みを一望できます。いつ訪れても美しい景色を楽しめますが、特に夕日の時間帯に訪れると、ロマンチックな雰囲気を味わうことができます。展望台の周辺には広場やカフェもあり、一日の観光の疲れを癒す場所としてもおすすめですよ。
サン・ジョルジェ城
リスボンに位置する歴史的な要塞です。古代ローマ時代に要塞として建設された城塞で、中世まで繰り広げられた争いのなかで、その時々で所有者を変えてきた背景があります。城の頂上からは素晴らしいパノラマビューが広がり、テージョ川やリスボンの美しい街並みを一望することができます。城内には歴史的な展示物や博物館があり、ポルトガルの豊かな文化と歴史を体験することができます。また、城壁の散策や庭園での散歩もおすすめ。城壁と聞いて想像するような典型的な石積みの壁が築かれていて、映画やゲームに出てくるような雰囲気。
その他エリアでおすすめの観光スポット
サン・ベント駅
世界で最も美しい駅言われる駅。鉄道を利用しない人も、わざわざ見学に来るほどの美しいアズレージョ(青と白のタイル)が特徴的。この建物は、建築家のホセ・マルケス・ダ・シルバが設計し、ポルトガルを代表するアズレージョ作家のジョルジュ・コラッソがアズレージョを制作しました。アズレージョに描かれているのは、戦いやお祭りの様子、交通や汽車の歴史、田園風景など。アズレージョは装飾のためだけではなく、室温管理の機能も果たしています。外観や天井の装飾、時計やガラスなども非常に美しく、見応えがありますよ。中心街に位置しており、観光スポットへのアクセスも便利です。駅周辺にはレストランやショップも多く、食事やお買い物を楽しむことができます。
ドン・ルイス1世橋
1886年に完成したドウロ川にかかる橋。ポルト歴史地区の一部としてユネスコ世界遺産に登録されています。ポルトの中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結ぶ2階建の橋で、幅は8メートル、高さ45メートル、上層の長さは395メートルと非常に大きいです。鉄道・車・徒歩での横断が可能で、景色を見ながらの散歩にぴったり。エッフェル塔を設計したアレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルの弟子の1人であるテオフィロ・セイリグによって設計されました。橋からは素晴らしいポルト市のパノラマビューが楽しめ、昼の景色も美しいですが、夜のライトアップは特に幻想的。橋と街の明かりが水面に反射し、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができますよ。
クレリゴス教会/クレリゴスの塔
イタリア人建築家ニッコロ・ナッソーニが建てたバロック様式の教会と、教会に併設されている鐘塔。クレリゴス教会は1732年に建設が始まり、1750年に完成。花や貝の彫刻や教会前面の2つに分かれた階段、多彩色の大理石の種礼拝堂祭壇などが見どころ。クレリゴスの塔は、1754〜1763年にかけて建設されました。塔の高さは76メートルで、党内には225段の階段があり、頂上からはポルトの街並みを見渡すことができます。オレンジの屋根が連なる絶景は必見ですよ。クレリゴス教会では、歴史的な教会堂や多くの美術品を鑑賞することもできますよ。
カフェ・マジェスティック
サンタカタリーナ通りに1921年にオープンした老舗カフェ。アールヌーボー時代の建物を利用したカフェで、パリを彷彿とさせる雰囲気が特徴的です。味わい深い革張りのイスや漆喰で装飾された天井、壁一面の鏡など、アンティークで老舗の風格が漂う内装。店内では、軽食やコーヒー、お茶、スイーツに加え、アルコール類や本格的な食事まで揃っています。日中は混み合うため、ゆっくり過ごしたい方には朝・夜の遅い時間がおすすめ。
レロ書店/レロ・イ・イルマオン
1869年創業の老舗書店。世界で最も素晴らしい本屋を競う世界中のランキングで何度も上位に選ばれている人気のブックストア。書店内に入るとまず最初に目に飛び込んでくるのが、ユニークな形の中央の赤い階段。鉄筋コンクリートで作られており、繊細な見た目に関わらず非常に丈夫な構造となっています。書店内は繊細な彫刻が施されたアーチや天井など、階段以外にも見どころがたくさんあります。書籍やアンティークの品々が揃っており、文学愛好家や旅行者にとって魅力的な場所ですよ。
ボリャオン市場
1839年に開設された伝統的な市場。新鮮な魚介類、肉、フルーツ、野菜など、地元の美味しい食材が豊富に揃っています。観光客も地元の人々も訪れ、賑わっています。地元料理を楽しみたい方には必見のスポット。また、お土産にはオリーブオイルやチーズ、ワインなどがおすすめ。
レガレイラ宮殿
ポルトガルのシントラに位置する神秘的な魅力を持つ宮殿の「レガレイラ宮殿。」幻想的な建築と広大な庭園が魅力のスポットです。9世紀末に建てられた歴史を誇り、ポルトガルの裕福な商人であった「アントニオ・カルヴァーリョ・モンテイロ」によって設計されました。ゴシック、マヌエル様式、ルネッサンスなど多様な建築スタイルが融合した独特のデザインが特徴です。宮殿の内部には、豪華な装飾や美しい壁画が施されているのが見所の一つ。各部屋がテーマごとに異なる趣向を持つ空間として設計されています。中でも、宮殿の地下に広がる「イニシエーションの井戸」は必見です。らせん階段を使って地中深くまで降りていく構造で、まるで秘密の儀式が行われていたかのような神秘的な雰囲気です。
ムーアの城跡
「ムーアの城跡」はシントラの丘の上に位置する歴史と絶景を感じられるスポット。壮大な石造りの壁と見晴らしの良い景色が堪能できる、おすすめの観光スポットです。8世紀に北アフリカのムーア人によって築かれ、その後、ポルトガルのキリスト教徒による征服を経て、多くの歴史的出来事の舞台となりました。ムーアの城跡は現在では廃墟となっていますが、その城壁や塔はほとんど残されており、当時の建築技術や戦術を垣間見れるのがおすすめポイント。城壁を歩くと360度のパノラマビューが広がり、シントラの壮大な自然や遠くにはレガレイラ宮殿、ペーナ宮殿まで楽しめます。特に、晴れた日は圧巻で、シントラならではの広大な景色を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょう。
ロカ岬
リスボン近郊にある大西洋に面した岬で、ヨーロッパ大陸最西端の地である「ロカ岬。」ポルトガルの詩人カモンイスが「ここに地終わり、海始まる」と表現した場所として有名です。その言葉通り、大陸の果てに立って大海原を見渡す特別な体験ができるスポットです。標高140mの断崖絶壁からは、目の前に広がる無限の水平線と荒々しい大西洋の波が織りなす壮大な景観を楽しめます。特におすすめなのはロカ岬にある展望台。地平線まで続く海の絶景を一望でき、特に夕暮れ時には夕日が大西洋を黄金色に染め上げる美しい光景を目にできるでしょう。また、岬には記念碑が建てられており、「Cabo da Roca」と刻まれた石碑の前で記念写真を撮るなど、フォトスポットとしてもおすすめです。
リベイラ地区
「リベイラ地区」はドウロ川沿いに広がる歴史と活気に満ちたエリアです。カラフルな建物が並ぶ街並みや石畳の狭い路地、そして川を行き交う伝統的な船「レイバ」が風情豊かな雰囲気を醸し出し、ポルトガルらしさを感じられるスポットです。ユネスコの世界遺産にも登録されており、ポルトの歴史的中心地として、商業や文化の発展に大きく貢献してきました。リベイラ地区の最大の魅力は、美しい川沿いの風景です。川沿いにはレストランやカフェが軒を連ね、ポルトガルの伝統料理や名物のポートワインを楽しめます。テラス席に座りながら、ゆったりとした川の流れと、対岸に広がるヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの景色を眺める時間は癒しのひと時。リベイラならではの贅沢な時間を堪能してみてはいかがでしょう。
セーラ・ド・ピラル修道院
「セーラ・ド・ピラル修道院」はヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアに位置し、ドウロ川を挟んでポルトの美しい街並みを一望できるロケーションの良さが魅力。16世紀に着工され、ルネッサンス様式らしい独特の円形デザインが特徴です。 ポルトガルの重要な建築宗教のひとつでもあり、かつては修道士たちの生活と祈りの場として機能していました。とくに、セーラ・ド・ピラル修道院は景色の良さがおすすめポイント。ドウロ川の対岸にある修道院からは、ポルトの旧市街やドン・ルイス1世橋、そして川沿いの風景を一望できます。夕暮れの時間には街が夕日に染まる幻想的な雰囲気を楽しめるでしょう。展望台から広がる美しい景色は、観光客だけでなく地元の人々にも人気のスポットです。
ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域
壮麗で神聖な場所として知られている「ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域。」カトリックの重要な巡礼地であり、美しいバロック様式の建築と階段が特徴です。18世紀に建設され、ポルトガル国内外から多くの巡礼者や観光客が訪れます。ボン・ジェズス・ド・モンテの象徴ともいえるが、十字架から教会へと続くバロック式階段です。階段は約600段続き、キリスト教における「信仰の道」を象徴しています。3つのセクションに別れており、それぞれ「苦悩みの階段」「五感の階段」「三位一体の階段」と呼ばれています。階段を登るごとに、信仰や人間の精神的な旅路を象徴しており、非日常な雰囲気を感じるでしょう。頂上では美しい教会とともにブラガ市内を一望できる素晴らしい景色が広がります。
アルト・ドウロ・ワイン生産地域
「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」は、世界で最も古くから続くワイン生産地の一つとして知られています。2001年にはユネスコ世界遺産に登録され、豊かな歴史と美しい景観で人気のスポットです。特に、ポートワインの産地として有名で、世界中で高く評価されています。ドウロ川に沿って広がる、険しい山々にブドウ畑が広がる圧巻の景色。石積みの棚田が特徴的で、癒しの空間が広がっています。地中海性気候と作物がよくできる土がブドウの栽培に最適な条件で、独自の風味と品質を誇るワインが出来上がります。アルト・ドウロ・ワイン生産地域を訪れると、ワイナリー巡りやワインの試飲を楽しめるのが嬉しいポイント。地元のワイン作りの伝統や歴史に触れる体験をしてみてはいかがでしょう。
コインブラ大学
ポルトガル最古の大学として有名な「コインブラ大学。」1290年に設立した歴史を誇り、ヨーロッパでも最も古い大学の一つとして知られています。長い歴史と学術的な伝統を誇る大学は、ユネスコの世界遺産にも登録されており、美しい建築や豊かな文化が魅力のスポットです。大学のキャンパスはかつての王宮を利用しており、荘厳な建築が特徴です。また、コインブラ大学に訪れたら「ジョアニナ図書館」を忘れてはいけません。バロック様式の豪華な内装と、歴史的に貴重な書籍が保管されていることで有名です。学問の神殿とも呼ばれるにふさわしい荘厳な雰囲気を持っています。昔ながらの黒いマントを着用して歩く学生の姿も見られる、異国情緒溢れる体験です。
サンタ・クルス修道院
歴史的な修道院である「サンタ・クルス修道院。」ポルトガル初代国王アフォンソ1世とその息子サンシュ1世の墓が設置されていることで有名です。ポルトガルにおける宗教的、文化的中心地として重要な役割を果たしてきました。修道院のファサードは、16世紀に建てられた壮麗なマヌエル様式が特徴。細かい彫刻や装飾が施されており、圧巻の光景です。特に正面玄関の精巧な石彫は、ゴシックとルネッサンス様式が融合した美しさで、歴史的な建築の素晴らしさを感じられるでしょう。内部も壮大で、金箔で装飾された祭壇や美しいステンドグラスが神聖な雰囲気を醸し出しています。また、近隣にはサンタ・クルス教会などの観光スポットも点在しているので、観光にぴったりのエリアです。
アベイロ博物館
「アベイロ博物館」は地域の歴史や芸術、宗教を深く学べる重要な文化施設です。かつて修道院だったサンタ・ジョアナ修道院を利用して設立され、建物自体も建築的価値が高いのが特徴。特に、バロック様式の建築や美しい中庭が印象的で、建物全体が時代の流れを感じさせる場所です。修道院の名前にもなっているサンタ・ジョアナは、15世紀のポルトガル王女のこと。彼女の生涯は修道院での献身的な生活に捧げられており、遺品や修道院時代の宗教的なアイテムが展示されています。また、博物館の敷地内には美しい庭園が広がっているのもおすすめポイント。ポルトガルの宗教的、歴史的遺産に触れつつ散策を行い、修道院の静寂な雰囲気を味わってみてはいかがでしょう。
アゲダの傘祭り
「アゲダの傘祭り」は、ポルトガル中部の小さな町アゲダで毎年夏に開催される、ユニークでカラフルなイベントです。正式名称は「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」と呼ばれ、傘を使った独創的なアートインスタレーションが特徴。町中の通りが鮮やかな色彩に染まり、世界で最もSNS映えする場所として有名です。色とりどりの傘が空を覆うように吊り下げられており、幻想的で夢のような光景が広がっています。傘をぶら下げるという行為は、アゲダの街並みを歩く人々に日陰を提供する実用的な目的から始まりましたが、今では世界中から観光客が訪れるほどの人気を誇るアートイベントへと成長しました。特に、鮮やかな色彩が印象的な風景は、写真愛好家にとっても人気のスポットです。
プライア・ダ・コスタ・ノーヴァ
美しい海辺のリゾート地で、カラフルでストライプ模様の家々が印象的な「プライア・ダ・コスタ・ノーヴァ。」もともと漁師町として発展してきましたが、今では観光客に人気のスポットとなり、リラックスした雰囲気と海の美しさを求める人々で溢れる観光名所です。とくに伝統的な家々である「パラヘス」が見所。元々漁師が網を保管していた小屋でしたが、現在ではリゾートとして改装され、ユニークな外観が町全体を彩っています。コスタ・ノーヴァの最大の魅力は、長い砂浜。大西洋に面した広々としたビーチは、サーフィンやウィンドサーフィンなどのウォータースポーツを楽しむのに最適な場所です。また、海岸線に沿って並ぶレストランやカフェでポルトガルの地元料理を味わうのもおすすめです。
アヴェイロの旧駅舎
「アヴェイロの旧駅舎」は、歴史的な価値と独特の美しさを持つ建物です。現在は列車の運行はしていませんが、その美しい外観が今なお多くの観光客を魅了しています。アヴェイロは「ポルトガルのヴェネツィア」とも呼ばれるほど水路が多い街で、旧駅舎は歴史と文化を象徴する存在となっています。旧駅舎の最大の魅力は、ポルトガルの伝統的なアズレージョ(タイル装飾)で彩られた外壁です。アズレージョは青と白を基調とした陶製のタイルで、ポルトガルの風景や歴史的な出来事を描いた芸術的な要素として、ポルトガル全土で見られます。アヴェイロの旧駅舎の外壁には、地元の風景や日常生活の様子、歴史的な出来事が細かく描かれており、美しさと精巧さに圧倒されるでしょう。
オビドス
美しい中世の城郭都市で、美しい街並みが魅力の「オビドス。」石畳の狭い通りや白壁にカラフルな花々が飾られた家が並んでおり、まるでタイムスリップしたかのような感覚です。丘の上に建てられた城と、城壁に囲まれた歴史的な旧市街が特徴です。保存状態がよく、美しい中世の街並みと、ロマンチックな雰囲気から「花嫁の町」とも呼ばれています。町の中心には、12世紀に建てられたオビドス城がそびえ立ち、現在ではホテルとして利用されているほどのおしゃれさ。石造りの城壁を歩いていくと、旧市街や周囲の田園風景を一望できる美しい街並みが広がります。城壁は歩いて一周できるため、町全体を見渡しながら中世の歴史に思いを馳せる体験を楽しんでみてはいかがでしょう。
エヴォラのローマ神殿
紀元1世紀頃に建設されたローマ帝国時代の遺跡として知られる「エヴォラのローマ神殿。」エヴォラの旧市街に佇んでおり、ポルトガル国内で最も保存状態の良いローマ遺跡の一つで、ユネスコの世界遺産にも登録されています。壮大なコリント式の柱が印象的で、まるで古代ローマにタイムスリップしたかのような感覚です。神殿は14本の柱が立ち並ぶ圧巻の光景。優雅なデザインが今でも残っており、石造りの基礎部分と美しく彫られた柱頭が、古代の建築技術の高さを物語っています。エヴォラのローマ神殿は、エヴォラ大聖堂やサン・フランシスコ教会などの他の歴史的建造物と共に、エヴォラ旧市街の中心に位置しており、観光に最適な立地。散策しながら歴史を感じてみてはいかがでしょう。
エヴォラ大聖堂
「エヴォラ大聖堂」は壮大なゴシック様式の建築物で、重要な宗教的建造物の一つ。12世紀に建設が始まった歴史を誇り、堅固な外観と細部にまで施された美しい装飾が魅力のスポットです。特に、ロマネスクとゴシック様式が融合したデザインが特徴で、建物全体に重厚で荘厳な雰囲気が漂っています。エヴォラ大聖堂の内部は広大な空間が広がり、天井には美しいゴシック様式のアーチがかかっています。また、宝物館にある中世から続く貴重な宗教的遺物や聖具の展示も見所。ポルトガルの宗教史や文化を学べる貴重な機会です。また、エヴォラ大聖堂の屋上もぜひ足を運びたいスッポットです。エヴォラの旧市街や周囲に広がる田園風景を一望できる絶景スポットがあり、写真撮影に打ってつけです。
ペーナ国立宮殿
リスボン境界のシントラに位置する「ペーナ国立宮殿。」 カラフルでおしゃれな外観が特徴の宮殿で、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような雰囲気を漂わせています。国王芸術家である「D. フェルナンド2世」が建設し、ロマネスク、ゴシック、ムーア、ルネッサンスなど多様な建築様式が融合したユニークなデザインが圧巻の光景です。宮殿はシントラ山の脈の高台に位置し、晴れた日にはリスボンの街並みや大西洋を一望できる絶景が広がります。赤や黄色の色彩が施された外壁が美しく、遠くからでも目立つでしょう。また、ペーナ国立宮殿の周囲にある広大な庭園もおすすめ。庭園内をゆっくりと散策しながら、自然と宮殿の調和した景観を楽しんでみてはいかがでしょう。
アルコバサ修道院
ユネスコの世界遺産にも登録されており、壮麗なゴシック様式の建築で有名な「アルコバサ修道院。」1147年、ポルトガル初代国王アフォンソ1世が、サラセン人からのリスボン奪還を記念して建築しました。以来、宗教と王室に深く結びついた場所として機能しているのが特徴です。修道院の外観はシンプルでありながら荘厳で、特に高さのあるファサードが印象的です。内部に入ると、広大な回廊と壮大な教会が広がり、静寂な雰囲気が漂います。教会内には芸術作品の題材にもなっているポルトガル王ペドロ1世と、彼の愛妾イネス・デ・カストロの墓が並んでいます。二人の愛はポルトガル史における最も悲劇的でロマンチックな物語の一つとして語り継がれており、舞台ファン必見のスポットです。
バターリャ修道院
バターリャ修道院は、ポルトガル中西部にある「アルジュバロータの戦い」の勝利を記念して建てられた修道院です。この戦いでポルトガル軍はカスティーリャ軍を打ち破り、国の独立を守ったとされ、ポルトガルの人にとってなくてはならない存在の一つです。修道院の正式名称は「サンタ・マリア・ダ・ヴィトーリア修道院」で、ジョアン1世が聖母マリアへの感謝を込めて建設を命じたとされています。建物はゴシック様式を基調としつつ、マヌエル様式の装飾が施されているのが特徴。特に「王の回廊」や「未完成の礼拝堂」がゴシックとマヌエル様式らしさを感じます。未完成の天井部分もまた魅力の一つで、長い建設期間の歴史を物語っています。
ギマランイス城
ギマランイス城は中世の壮大な城で、「ポルトガル建国の地」として知られています。10世紀に建設され、ポルトガルの初代国王アフォンソ1世が生まれた場所としても有名です。ギマランイスはポルトガル王国誕生の重要な舞台となった都市であり、城は歴史を物語る象徴的な存在です。ギマランイス城は、もともと北アフリカから侵攻してくるムーア人やノルマン人から地域を守るために建てられました。堅固な石造りの城壁と八つの塔が特徴で、戦略的な要所として防衛の役割を果たした場所です。中でも、中央にそびえる「タワー・オブ・メンション」が城のシンボル的存在。城全体を見渡せる展望スポットとしても人気なスポットです。展望台からギマランイスの街並みや周囲の美しい自然を一望するのもおすすめです。
CR7ミュージアム
CR7ミュージアムは、サッカー界のスーパースター「クリスティアーノ・ロナウド」の輝かしいキャリアと栄光を称える博物館です。ロナウドの出身地であるマデイラ島フンシャルに位置し、彼の人生とキャリアに焦点を当てた展示物が充実しており、サッカーファン必見のスポットです。ミュージアムでは、ロナウドが獲得した数々のトロフィーや賞を間近で見ることができ、その中にはFIFAバロンドールやヨーロッパゴールデンシュー、リーグタイトルのトロフィーなど、サッカー界の最高峰の栄誉を誇る品々が展示されています。また、クイズコーナーや、ロナウド本人と記念写真が撮れるリアルな等身大フィギュアもあり、子どもから大人までサッカーを愛する全ての人が楽しめる展示が豊富です。
トボガン体験
「トボガン体験」は、マデイラ島の独特な地形から生まれた伝統的な交通手段で、今では観光アクティビティとして人気が高くなっています。木製のそりに2〜3人が乗り、2人のガイドがそりを押しながら丘を滑り降りるという、スリリングな体験です。かつては地元の人々が、丘の上から町へ降りるために使っていたとされる歴史を誇ります。現在はモンテの丘で約10分間のスリリングな体験を楽しめる、観光客に人気のアクティビティになりました。急カーブを巧みに滑りながら進むというドキドキ感はもちろん、フンシャルの美しい景色や路地に咲く花々を眺めるなど幅広い楽しみ方ができます。もちろん、安全面にも配慮されているので子どもから大人まで楽しめるでしょう。
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- 創業2021年4月5日
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