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フィリピン料理のおすすめ20選!絶対食べたい人気メニューを厳選

フィリピン料理といえば、アドボやシニガンなどが人気!日本と同じくお米が主食の国なので、お米と一緒に食べる濃い味付けの料理が多いのがフィリピン料理の特徴です。 この記事では、フィリピン料理の特徴や人気メニューをフィリピン在住の筆者が厳選してご紹介します。肉料理、魚料理、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

ライター
moe komura
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フィリピン料理といえば、アドボやシニガンなどが人気!日本と同じくお米が主食の国なので、お米と一緒に食べる濃い味付けの料理が多いのがフィリピン料理の特徴です。

この記事では、フィリピン料理の特徴や人気メニューをフィリピン在住の筆者が厳選してご紹介します。肉料理、魚料理、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

Contents

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フィリピン料理の特徴

photo by Unsplash

フィリピンの気候は年間を通して気温が高く、蒸し暑いため、甘酸っぱい料理や濃い味付けが好まれます。生物よりも炒め物や揚げ物など油を使った料理が多いです。古くから交流がある中国やかつて植民地であったスペインなどいろいろな国の料理や味付けが食文化に影響しているところも興味深いポイント。

また、とにかくフィリピン人はお米が大好きなのでお米と食べられる料理が多いです。フィリピンには、日本人の口に合う料理がたくさんありますよ!

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フィリピン料理のおすすめ野菜料理2選

フィリピンでは日本ほど野菜を食べる習慣がないため、日本人にとって野菜を食べられる料理は重宝されます。ここではフィリピンで数少ない人気の野菜料理を紹介します。

トルタン・タロン

子どもに大人気のナスのオムレツ

photo by Unsplash

ナスを使ったオムレツのようなトルタン・タロンは朝ごはんにもぴったり。ナスを切らずに丸ごと使うところがポイントです。ナスをグリルでしっかり焼いて、卵の中にくぐらせフライパンで揚げ完成です。

お好みで醤油やケチャップなどの調味料をかけて楽しんでくださいね。

チャプスイ(チョプソイ)

野菜たっぷりのチャプスイで栄養補給

chopsuey by digipam is licensed under CC BY 2.0 DEED

フィリピン風の野菜炒め、チャプスイ。豊富に野菜が使われるチョプソイは栄養補給にぴったり!野菜だけでなく、お店や家庭によって豚の細切れ肉やエビが入っていることもあります。塩、コショウやコンソメスープ、鶏ガラスープを使ったやさしくシンプルな味わいも日本人の味覚にあっており、おすすめです。

フィリピン料理のおすすめスープ2選

蒸し暑い日々が続くフィリピンでは甘酸っぱいスープが好まれています。ここではフィリピンを代表する有名スープ料理を2つ、紹介!

シニガン

フィリピンの国民的スープ料理

Salmon sinigang by VirtualWolf is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

フィリピン料理の代表格のひとつ、シニガン。酸っぱい味付けがクセになるスープです。酸っぱい味付けの秘密はタマリンドというマメ科の植物。具材のメインはお肉や魚、エビなどさまざまです。

お店によってはお肉メインのシニガンやシーフードメインのシニガンなどシニガンのメニューがいくつも用意されていることもあります。トマトやタマネギ、大根やオクラなど野菜もたっぷり入っているので、女性に好まれるメニューです。

カレカレ

南国ならではの甘い煮込み料理

photo by pixabay

ピーナッツソースを使った甘い煮込み料理のカレカレ。具材は牛肉やいんげん、チンゲン菜、ナスなどで、地域によっては豚肉や鶏肉、ヤギ肉を使うこともあります。名前の通り日本のカレーのようにご飯にかけてもおいしく味わえます。

また食べる際には、アクセントにアンチョビのみじん切りやバゴーンと呼ばれるアミエビの塩辛を加えるのがおすすめ!

フィリピン料理のおすすめ肉料理4選

フィリピン人はお肉が大好き!味付けが濃くやみつきになってしまう肉料理がフィリピンにはたくさんあります。

アドボ

フィリピンのおふくろの味といえばアドボ

photo by pixabay

アドボは、家庭によってレシピが変わるため、おふくろの味と呼ばれるフィリピンの超定番料理です。日本の角煮のような味わいで、豚肉や鶏肉を醤油やビネガーで味付けされているのが特徴的。

スペイン植民地時代にスペイン人が、酢につけるという意味の「アドバール(adobar)」と呼んだことが名前の由来と言われている、伝統的なフィリピンの家庭料理です。

レチョン バボイ

フィリピンのお祝いごとにかかせない丸焼き料理

photo by pixabay

レチョンは、お祭りや結婚式などのフィリピンの行事にはなくてはならない代表的な料理です。豚の内臓を取り除いた中身に、ネギやニンニク、香辛料を詰め、表面に醤油を塗って炭火で丸焼きにします。

豚の丸焼きの見た目がショッキングではありますが、通常はこのままででてくることはなく、小さく切り分けてでてくるので安心してください。パリパリの皮とジューシーなお肉の味わいがくせになる一品です。

豚の丸焼きはレチョン・バボイ、鶏の丸焼きはレチョン・マノックと呼ばれます。

シシグ

ビールのお供に最高のおつまみ風料理

photo by Unsplash

シシグは、細かく刻んだ豚肉を醤油やビネガー、にんにく、唐辛子で炒めたピリ辛のフィリピン料理。お店で注文すると熱々の鉄板と一緒にでてくることが多いです。コリコリとした食感としっかりした味付けがビールのお供にぴったりの一品!

チキン イナサル

ご飯がすすむチキンBBQ料理

P2 Mang InaSal by Nishat A. Khan is licensed under CC BY 2.0 DEED

チキン イナサルは鶏肉のもも肉をバーベキュー風に炭火で焼いたフィリピン料理で、日本の焼き鳥に近い味わいです。チキン イナサルを味わうならMang Inasal(マンイナサル)というチェーン店がおすすめ!

ご飯とセットになっており、カラマンシーや唐辛子を入れた醤油につけて食べます。マンイナサルではご飯食べ放題のメニューを選ぶこともできるため、味付けの濃いチキンとともに、どんどんご飯が進んでしまいます!

フィリピン料理のおすすめ麺料理2選

お米が大好きなフィリピン人ですが、中国の食文化の影響で麺料理も好まれています。ここではローカルの人々に愛されるフィリピンの麺料理をご紹介。

パンシットカントン

お祝いごとに必須のフィリピン風焼きそば

Home - Dinner by Ernesto Andrade is licensed under CC BY-ND 2.0 DEED

パンシットカントンはフィリピンの誕生日のお祝いには欠かせない麺料理です。長い麺が使われることから、「長生き」を意味する縁起のいい食べ物なのだとか!日本の焼きそばのような風味で日本人が好むフィリピン料理のひとつです。

野菜や肉、えびなどを醤油や魚醤、塩、コショウで味付けします。フィリピン料理でよく使われるすだちのような果物、カラマンシーをしぼってかけるとさっぱりした味わいになるのでおすすめ。

麺の種類は地域や家庭によって異なり、中華麺やビーフン、春雨などが使われます。スーパーではパンシットカントンのインスタント麺が売っているのでお土産としてもおすすめです。

バッチョイ

フィリピンのB級グルメラーメン

Deco's Batchoy by George Parrilla is licensed under CC BY 2.0 DEED

フィリピンの格安ラーメンがバッチョイ。牛や豚ベースのスープに細麺が入ったシンプルなものが多いです。ローカルなお店では50ペソ(約134円)、レストランでは110ペソ(約295円)で食べることができます。

日本のラーメンのように店によって味が異なるので食べ比べしてみるのも楽しいですよ!

フィリピン料理のおすすめ魚料理3選

島国のフィリピンではおいしいシーフード料理もおすすめです。ただ猛暑が続く土地柄、生で食べるより焼いたりあげたりするのがフィリピンの魚料理の特徴です。ここでは、ローカルの人々が日常的に食べる魚料理を紹介します。

ラプラプ

フィリピンを代表する魚の王様

GROUPER by whologwhy is licensed under CC BY 2.0 DEED

ラプラプは、フィリピンを代表する魚で、「魚の王様」とも呼ばれているハタ科の魚。あっさりした白身魚で日本人の口にも合います。フィリピンでは焼いたり、蒸したり、揚げたりするのが一般的な料理方法です。

ティラピア

カリカリでジューシーな白身魚

photo by pixabay

日本語では「イズミダイ」と呼ばれるタイの仲間の魚です。ラプラプと同じく、焼いたり、蒸したり、揚げたりして食べます。その中でも定番で人気のティラピア料理は、表面が焦げるくらいカリカリに揚げたティラピアです。

キニラウ

暑い気候でもうれしい、さっぱりしたマリネ料理

Kinilaw by Arnold Gatilao is licensed under CC BY 2.0 DEED

フィリピン料理では珍しい魚の刺身料理で、お酢でしめた刺身とトマトや玉ねぎの野菜を和えたマリネ風の味わいです。白身魚のタンギンギやマグロ、ラプラプが使われます。さっぱりした料理なので、暑さで食欲がない時でもおいしく味わえる料理です!

フィリピン料理のおすすめ屋台料理2選

フィリピンのローカル気分を味わいたい方におすすめなのが屋台料理!フィリピンでは、フローカルの人々がいたるところで屋台飯を味わっています。屋台料理の中でもトライしやすく人気な料理を紹介します。

ルンピア

スナック感覚で食べられるフィリピン風春巻き

photo by pixabay

日本でいう春巻きで、フィリピン人はおやつ感覚で食べています。ルンピアには大きく3種類あり、「プリト」と呼ばれるひき肉や魚と野菜を包んで揚げたもの、野菜のソテーを生春巻きで巻いた「サリワ」、具をまかずにご飯などと食べる「フバッド」があります。

屋台飯で一般的なものは「プリト」です。お酢やチリソースと一緒に味わってみてくださいね。

フィッシュボール

フィリピン人の定番おやつ

Fish balls and plasticware outside Quinta market  by shankar s. is licensed under CC BY 2.0 DEED ※画像はイメージです

ボールのような丸い魚の練り物を揚げたフィリピン人のおやつ。シンガポール、マレーシア、台湾、中国などでも親しまれる料理です。フィリピンではいたるところにフィッシュボールの屋台があります。甘いソースや辛いソース、酢など、好みのソースをつけて召し上がってくださいね。

フィリピン料理のおすすめスイーツ5選

最後にフィリピンで人気のスイーツを紹介します。南国フィリピンのフルーツをふんだんに使ったスイーツや暑いフィリピンを乗り切る冷たいスイーツなどを紹介します。

ハロハロ

見た目もかわいいフィリピンの定番スイーツ

halo halo deliciousness by Joey Parsons is licensed under CC BY-ND 2.0 DEED

フィリピンの人気スイーツといえば、ハロハロ。ハロハロとは「まぜこぜ」という意味で、その名の通り、ゼリー、かき氷、練乳、フルーツ、アイスクリーム、アイスやゼリー、フルーツ、タピオカ、ナタデココ、コーンフレーク、豆などをごちゃ混ぜにしたスイーツです。ウベと呼ばれるフィリピンの紫芋のアイスを入れたものが人気!

お店によって中身はさまざまなので、自分だけのお気に入りハロハロを探してみては?

トロン

バナナの甘みがたっぷりの庶民派スイーツ

photo by Unsplash

フィリピンといえば甘いバナナが有名ですよね。甘いバナナを春巻きの皮で巻いて揚げたスイーツがトロンです。フィリピン人の定番おやつで、外はカリッと中はトロッとのコンビネーションが絶品!

レチェ・フラン

家庭スイーツでは定番のフィリピン風プリン

photo by Unsplash ※画像はイメージです

レチェ・フランは、日本で言うカスタードプリンのようなフィリピンのスイーツです。しかし牛乳の代わりに加糖練乳が使われているので、日本のプリンよりもかなり甘く濃厚な味になります。家庭では大皿でレチェ・フランを作り、みんなで仲良くシェアします。

フルーツサラダ

南国のフルーツをふんだんに味わおう

Milk and heavy cream mixture with Filipino fruit salad by Joost Nusselder is licensed under CC BY 2.0 DEED

さまざまなフルーツやゼリーを加糖練乳で和えたフィリピンのスイーツです。サラダという名前ですが野菜は入っていないので注意です!フルーツの他、レーズンやクリームチーズなどを入れることもあります。練乳の甘さとフルーツの甘酸っぱさがデザートにぴったりな一品。

タホ

フィリピンのローカルを味わえるあったかスイーツ

photo by Unsplash ※画像はイメージです

温かい豆腐にタピオカに似た「サゴ」と呼ばれるつぶつぶのゼリーとシロップを混ぜたフィリピンの定番スイーツです。ローカルな地域では、タホ売りの人が大きなバケツに入れて「タホ〜!」と声をあげながら練り歩いており、欲しいと声をかけると小さなコップに入れて売ってくれます。

「タホ〜!」という声が聞こえたらぜひ挑戦してみてくださいね。

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おいしいフィリピン料理を満喫しよう!

フィリピン料理で食べてみたいメニューは見つかりましたか?フィリピンには甘酸っぱく味が濃い料理から、日本人にも食べやすい料理まで幅広くあります。今回紹介したフィリピン料理はどれもおすすめのものばかりなので、ぜひ食べてみてくださいね!

※2024年4月21日現在のレート、1フィリピンペソ=2.69円で計算しています。
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