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【2024年最新】モロッコの世界遺産は9ヶ所!歴史や魅力を紹介

モロッコには、世界遺産が全部で9ヶ所あり、歴史や街の雰囲気を感じられる観光名所がいっぱい!この記事では、モロッコ旅行で行ってみたい世界遺産の歴史や見どころを全てご紹介します。 文化遺産に登録されている歴史的背景のある遺跡からフェズやマラケシュなどの都市まで紹介するので、モロッコ旅行の参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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モロッコには、世界遺産が全部で9ヶ所あり、歴史や街の雰囲気を感じられる観光名所がいっぱい!この記事では、モロッコ旅行で行ってみたい世界遺産の歴史や見どころを全てご紹介します。

文化遺産に登録されている歴史的背景のある遺跡からフェズやマラケシュなどの都市まで紹介するので、モロッコ旅行の参考にしてくださいね!

Contents

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2024年現在、モロッコの世界遺産の数は全部で9登録

photo by Unsplash

アフリカ北部に位置するモロッコ。西サハラやアルジェリアと隣接しており、ジブラルダ海峡をはさんだ向こう側にはスペインがあります。モロッコを訪れる日本人は毎年3万人ほどとも言われており、日本人観光客からも人気の国です。

モロッコには観光地として有名なマラケシュをはじめ、首都ラバト、歴史のあるフェズやメクネス、港町エッサウィラなどさまざまな都市があり、これらの街の一部が世界遺産に登録されています。モロッコといえば、北部には青い街として観光客に人気のシャフシャウエンもありますが、こちらは世界遺産には登録されていません。

photo by Unsplash

モロッコの世界遺産は、主に都市や旧市街、遺跡が登録されているのが特徴的。この記事では、世界遺産に登録されているモロッコの文化遺産を9つすべてご紹介します。

世界遺産はモロッコ全土にあるので一度にすべてを見るのは難しいかもしれません。しかし、どの世界遺産もおすすめの魅力的な場所なので、ぜひモロッコを訪れる際の参考にしてみてくださいね!

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モロッコの世界遺産9選

ここからは、モロッコの有名な世界遺産をご紹介します。日本人がよく訪れるフェズやマラケシュの旧市街をはじめ、古代ローマ帝国の歴史を感じられるヴォルビリスの古代遺跡など、歴史マニアにはたまらないスポットもあります。

世界遺産の歴史、見どころなどをあわせてお伝えするので、ぜひチェックしてみてくださいね!

フェズ(フェス)旧市街

複雑な巨大迷路のような路地に店がひしめきあう旧市街

photo by Unsplash

モロッコで初めて世界遺産に登録されたフェズ(フェス)旧市街は、2.2キロメートル×1.2キロメートルの範囲にも及ぶ高い壁と入り組んだ迷路のような路地が特徴で、「世界一の迷宮都市」とも言われています。

複雑な作りをしているのは、作られた当時、敵が侵入するのを防ぐためだったとか。階段や坂道、路地があちこちにあるため、ほとんどの場所に車で入れません。そのため、フェズ旧市街のなかでは現在でもラバやロバを使って荷物を運んでいます。

フェズ旧市街の見どころは、中心地にある、北アフリカでも最大規模のモスク、カラウィーン・モスク。中世イスラム都市の面影が残る街並みや動物が荷物を運搬している光景から、一歩入ればまるではるか昔のモロッコにいるような感覚を感じられますよ。

フェズ旧市街(Medina of Fez)の基本情報

住所

Fez,モロッコ

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

フェズ=サイス空港から旧市街までタクシーで約40分、市バスで約1時間

料金

無料

マラケシュ旧市街

城壁に囲まれたモロッコで2番目に古い街

photo by Unsplash

マラケシュ旧市街は、フェズに次いで歴史があり、フェズ旧市街よりもさらに大きな全長約20キロメートルの城壁に囲まれている場所です。マラケシュとは、ベルベル語で「神の国」という意味があります。

マラケシュ旧市街には赤土のレンガ作りの民家が立ち並び、その美しさはヨーロッパの詩人も息を飲むほど。とくに、夕日に照らされたマラケシュ旧市街は幻想的なので、日が沈むころに訪れるのがおすすめです。世界遺産に登録されているのも、美しい建築物があるというのが理由の一つになっています。

旧市街の中心には、たくさんの屋台が並び、観光スポットとして有名なジャマーア・エル・フナ広場があり、いつも多くの観光客であふれています。

マラケシュ旧市街(Medina of Marrakesh)の基本情報

住所

Marrakesh,モロッコ

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

マラケシュ・メナラ空港から旧市街までシャトルバスで約20分、市バスで約30分、タクシーで約10~15分

料金

無料

アイット・ベン・ハドゥの集落

ハドゥ一族が築いたまるで要塞のような集落

photo by pixabay

アイット・ベン・ハドゥの集落は、ハドゥ一族によって築かれた要塞のような集落です。集落に入る入口は1ヶ所のみで、路地は迷路のように入り組んでいるのが特徴的。このような作りをしているのは、約500年前に作られた当時、盗賊の略奪や部族間の争いから財産や家族を守るためだったと言われています。

アイット・ベン・ハドゥの集落は、昔のモロッコ中部特有の建築物が多く残っており、それが世界遺産として評価された理由でもあります。荒涼とした山岳地域に現れる集落は、その美しさから、多くの映画のロケ地にも選ばれていますよ。

水や電気のない当時の生活スタイルをとりながら暮らす人がいるため、モロッコの伝統的な村の生活を見てみたいという人におすすめですよ!

アイット・ベン・ハドゥの集落(Ksar of Ait-Ben-Haddou)の基本情報

住所

Ait-Ben-Haddou,モロッコ

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

ワルザザートからタクシーで約1~2時間

料金

無料

古都メクネス

イスパノ・モレスク様式の建築物が美しい歴史ある都市

photo by Unsplash

古都メクネスは、約40キロメートルの城壁に囲まれている世界遺産。旧市街にはイスパノ・モレスク様式と呼ばれるイスラム文化とヨーロッパ文化が交じりあったこのエリア独特の建築物が残っています。

メクネスは、1666年にイスラム教国のアラウィー朝の都として造られ、首都として繁栄していた都市。もともとはベルベル人が築いていたものを、当時の国王によってフランス・ヴェルサイユのような街に変えるために古い街並みが壊されヨーロッパ文化が取り入れられていきました。それが美しい建築物が残る現在の形となっています。

ムーレイ・イスマイール廟では美しいモザイクが見られるため、観光の際はぜひ訪れてみてくださいね!

古都メクネス(Historic City of Meknes)の基本情報

住所

Meknes,モロッコ

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

首都ラバトからバスで約2時間30分

料金

無料

テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)

白い家が立ち並ぶ景色は圧巻!

photo by pixabay

テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)は、1997年に世界遺産に登録された場所で、急斜面にたくさんの白い家が立ち並んでいるのが特徴的。街そのものは紀元前からありましたが、14世紀のレコンキスタ時代に破壊され、その後スペインから避難してきたイスラム教徒やユダヤ教徒により再建されました。

テトゥアン旧市街はモロッコのなかでも規模が小さくコンパクトであるため、気軽に観光できるのもポイント。ほかの旧市街のように複雑な迷路のような作りになっており、あちこちで見られる石灰岩の白壁や彫刻、モスク、美しい噴水など、見どころがたくさん詰まっています。

モロッコは青い街のシャフシャウエンが有名ですが、白い街のテトゥアン旧市街もおすすめです!

テトゥアン旧市街(Medina of Tétouan)の基本情報

住所

Tetouan,モロッコ

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

タンジェからバスで1時間、シャウエンからバスで1時間30分

料金

無料

ヴォルビリスの古代遺跡

モロッコ最大規模の古代ローマ都市の遺跡

photo by Unsplash

ヴォルビリスの古代遺跡は、モロッコに9つある世界遺産のうち唯一、古代ローマ帝国時代の文化を残す遺跡です。モロッコの観光地といえばアラブ色が強い場所が多く、ほかの世界遺産でもアラブ文化が根強く反映されています。しかし、ここでは現在のモロッコとはひと味違う、ヨーロッパの雰囲気を感じられるのが特徴です。

もともとヴォルビリスはローマ帝国時代に栄えた都市で、アフリカ西端の拠点として築かれました。もっとも勢いがあった時期には2万人ほどがこの場所で暮らしていたこともあり、当時の生活の様子がわかる貴重な観光スポットとなっています。

ヴォルビリスの古代遺跡に残る鮮やかなモザイク画は保存状態が良かったことから、世界遺産の登録につながりました。

ヴォルビリスの古代遺跡(Archaeological Site of Volubilis)の基本情報

住所

Meknès, El Menzeh, モロッコ

電話

営業時間

8:30~日没まで

休業日

なし

アクセス

メクネスからタクシーで約45分

料金

70MAD(約1,049円)

エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)

ヨーロッパのような外観が特徴の白と青の街

photo by  pixabay

エッサウィラはマラケシュから西へ約200キロメートルのところにある港湾都市。2001年にメディナ(旧市街)が世界遺産に登録されました。「小さな要塞」を意味するモガドールという島があったことから、以前はモガドールの名前で知られていました。

ヨーロッパを思わせる外観をした白い壁と青い窓枠の建物が特徴的で、リゾート地としても人気。モロッコ人は新婚旅行の行き先としてエッサウィラを選ぶ人も多いんだとか!

エッサウィラのメディナは大西洋に突き出している半島に位置しており、白い建物と青空、街中に売られているカラフルな雑貨が映えて、まるで芸術作品のよう。アートギャラリーもたくさんあり、歩いているだけでも芸術を感じられますよ!

エッサウィラのメディナ(Medina of Essaouira)の基本情報

住所

Essaouira, Fertassa

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

マラケシュからバスで約3時間

料金

無料

マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

ポルトガルの建築技術が見られる要塞都市

photo by Unsplash 

マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市は、16世紀初頭からポルトガルに占拠され発展した場所。ポルトガル時代を感じられる歴史的な建造物がたくさん残っています。ポルトガル人が撤退したあとはモロッコ人により修復され、その後さまざまな文化を取り入れてきた歴史があります。

マサガンの見どころの一つは、地下にある幻想的な巨大貯水槽。当時、ポルトガル人を追い出そうとするモロッコ人の攻撃に耐えるために作られたものです。50メートル四方の広さの地下室にはゴシック様式の柱が立ち並び、しっかりと天井が支えられている様子は見ごたえばつぐんです。

マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市(Portuguese City of Mazagan (El Jadida))の基本情報

住所

Route de Volubilis, Fertassa

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

カサブランカからアル・ジャジーダ駅まで電車で約1時間半、タクシーで1時間20分

料金

無料

ラバト:近代都市と歴史的都市が共存する首都

旧市街と新市街がどちらも世界遺産に登録されている首都

photo by Unsplash

ラバトはヨーロッパとアラブの雰囲気が混在するモロッコの現在の首都。モロッコは王国であるため、王宮がラバトの見どころの一つとなっています。ほかにも、モロッコの政治の中心地として重要な施設が多数あるのも特徴的。

世界遺産といえばモロッコのほかの都市のように、旧市街のみが登録されるケースが多いですが、ラバトは新市街と旧市街のどちらも登録されている世界的にも珍しい都市です。

旧市街はアラブの雰囲気がたっぷりで、入り組んだ道の両側にはところ狭しと店が立ち並び、多くの人でにぎわっています。一方、旧市街の南側にある新市街はフランス人によって作られた街であることから、ヨーロッパの近代建築が見られ、おしゃれなカフェがたくさん並びます。2つの文化が共存しているのが、世界遺産都市・ラバトの魅力です。

ラバト(Rabat)の基本情報

住所

Rabat,モロッコ

電話

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

ラバト・サーレ空港から新市街まで空港バスで約20分、タクシーで約20分

料金

無料

モロッコの世界遺産を観光する際の注意点を紹介

歴史や文化を肌で感じられるモロッコの世界遺産。人類にとって価値がある場所として認定され、次の世代へ引き継いでいくために保護されている貴重な場所です。

一生に一度は訪れてみたい場所ですが、モロッコの世界遺産を観光する際には注意すべき点もあります。モロッコの世界遺産に行く前に、事前に確認しましょう!

声をかけてくるモロッコ人には要注意!

photo by pixabay

モロッコの世界遺産は、フェスやマラケシュ、エッサウィラ、ラバトなど有名都市の新市街・旧市街などが多く登録されているのが特徴です。これらの場所では現地のモロッコ人が日常を送っているため、観光途中に話しかけられる確率も高くなります。

とくにフレンドリーに接してくるモロッコ人には、トラブルにつながる可能性も高いため注意しましょう。「道案内をしてあげる」と言われてお願いしたら最後に高額なチップを要求されたり、強引に高級な絨毯を購入させようとしたりする人も。

なかには本当に親切な人もいますが、残念ながらそうでないケースも多いです。親しみやすい雰囲気のモロッコ人に声をかけられたら、十分に注意してくださいね!

迷子にならないようツアーを利用しよう!

photo by Unsplash

モロッコの世界遺産に登録されているメディナ(旧市街)は、どこも道が複雑に入り組んでおり迷いやすくなっています。とくに慣れない日本人がメディナに入ると、ふたたび同じ道に戻ってくるのは難しいでしょう。

個人でモロッコの世界遺産を訪れるのもいいですが、迷子にならないようにツアーを利用するのがおすすめです。ツアーではガイドさんが付いてくれるので、メディナを歩いていても迷子になることなく観光が楽しめます。

また、先ほど紹介したようなモロッコ人に声をかけられた場合でも、ガイドさんに対応を任せられるという安心感がありますよ。

市内・世界遺産ともにゴミのポイ捨ては厳禁!

photo by pixabay

モロッコ市内や世界遺産を訪れる際は、ゴミのポイ捨てをしないようにしましょう。世界遺産は「顕著な顕著な普遍的価値を持つもの」とされています。いつの時代のどこの国の人でもすばらしいと感じる価値あるもので、その財産を守っていくことが求められています。

ゴミのポイ捨てによりそのすばらしさが失われてしまうため、ゴミは必ず指定された場所に捨てるかホテルへ持ち帰るようにしてください。

とくに、タバコのポイ捨ては火災の原因になることもあり危険です。歴史ある遺跡や旧市街で火災が広がると貴重な文化財が損なわれてしまう恐れがあるため、やめましょう。

\モロッコの人気の観光スポットをチェック/

【2024年最新】モロッコでおすすめの観光地10選!エリア別に厳選

モロッコの世界遺産で観光を満喫しよう!

この記事では、モロッコの世界遺産で人気の観光地をご紹介しました。モロッコの歴史や文化を肌で感じることができる世界遺産は、人生で一度は見る価値があります。

フェスやマラケシュの旧市街は空港からもアクセスしやすく、日本人も数多く訪れている有名な世界遺産です。ぜひ現地のグルメを楽しんだり、ローカルなお店を見てまわってたりしてみてはいかがでしょうか?モロッコへ旅行する際は、ぜひ一度訪れてみてくださいね!

モロッコの世界遺産一覧

世界遺産名

遺産種別

登録年

フェス旧市街

文化遺産

1981

マラケシュ旧市街

文化遺産

1985

アイット・ベン・ハドゥの集落

文化遺産

1987

古都メクネス

文化遺産

1996

テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)

文化遺産

1997

ヴォルビリスの古代遺跡

文化遺産

1997

エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)

文化遺産

2001

マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

文化遺産

2004

ラバト:近代都市と歴史的都市が共存する首都

文化遺産

2012

※記事のレートは、2024年3月27日現在、1MAD=14.95円で計算しています
cover photo by Unsplash 

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