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スイス・ルツェルンで絶対行きたいおすすめ観光地10選!名所や穴場、モデルコースも

ルツェルンには、カペル橋やルツェルン湖などの有名な観光地がいっぱい! 今回は、スイス・ルツェルン旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、ルツェルン旅行の参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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ルツェルンには、カペル橋やルツェルン湖などの有名な観光地がいっぱい!

今回は、スイス・ルツェルン旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、ルツェルン旅行の参考にしてくださいね!

Contents

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スイス・ルツェルンには人気の観光スポットがいっぱい!

photo by Unsplash

スイスの中央部に位置する都市・ルツェルン。美しい自然の風景と街並みが調和しているのが特徴で、ゆっくり旅行を楽しみたい方にぴったり!中世の古い街並みを感じられる一方で、近代的な建物もある文化的な都市です。

鉄道、バスなどへのアクセスが良いので、観光もしやすくグルメも堪能できます。

今回はルツェルンの人気観光地を紹介!人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

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ルツェルンで絶対行きたいおすすめ観光地8選

まずは初めてのスイス旅行で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころをご紹介していきます!ルツェルンにある多くのスポットは、公共交通機関でアクセスしやすいので、時間が限られている旅行中でも訪れやすいですよ。市内観光は、現地ツアーを利用して効率よく観光するのもおすすめです!

カペル橋

木造屋根付きがかわいらしいルツェルンのシンボル的存在


photo by pixabay

ルツェルンのランドマークともいえるカペル橋は、14世紀に建てられた木造橋です。要塞としても利用された歴史があります。八角形の形をした塔は、時代とともに、要塞や刑務所、保管庫などにも使われてきたとか。

残念ながら1993年に起きた火災で大部分が焼失してしまいましたが、翌年には再建され、中世の雰囲気を今に伝えています。


photo by pixabay

橋の内部には、17世紀の板絵(木製のパネルに描かれた絵)が110枚も飾られています。スイスとルツェルンの歴史が描かれており、見ごたえばつぐんです。橋からはルツェルンのきれいな街並みを見渡せるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

カペル橋(Chapel bridge/Kapellbrücke)の基本情報
住所: Kapellbrücke, 6002 Luzern, スイス
電話:+41 41 227 17 17
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:ルツェルン駅から徒歩約4分
料金:無料
公式サイト:https://www.luzern.com/en/highlights/the-city/lucernes-landmarks-the-chapel-bridge/

カペル橋
カペル橋は、14世紀前半にルツェルンに建設された歴史的な木造橋です。ロイス川に架かる全長約200mの橋はルツェルンのシンボルで、町と聖ペテロ礼拝堂を結んでいます。橋の特徴は、1300年頃建造の八角形の石造り塔と17世紀制作の110枚の板絵です。屋根の下に並ぶ絵画は、スイスの豊かな歴史や守護聖人の物語を鑑賞できる、まるで屋根付きの美術館のようなスポットです。周囲の山々とルツェルン湖の風景も美しく、夜のライトアップも見どころです。近隣のムーゼック城壁やシュプロイヤー橋、ライオン記念碑と合わせて観光するのがおすすめ。朝は比較的空いているので、ゆっくりと橋を散策し、歴史を感じてみてください。

瀬死のライオン像

フランス革命時代のスイス兵をたたえる慰霊碑


photo by pixabay

悲痛な顔が何かを訴えかけてくるような瀕死のライオン像は、旧市街から少し離れた公園内にあります。この像はフランス革命時代に王家のために戦い、殉職したスイス兵たちを称えるために、彫刻家トルバルセンによって作られました。

記念碑には、Helvetiorum Fidei ac Virtuti(スイス人の忠誠心と勇気のために)という文字が刻まれており、革命時の雰囲気が感じられます。


photo by pixabay

一見小さく見えるかもしれませんが、この記念碑の幅は約10メートル、高さは約6メートルと迫力満点。悲しげな表情だけでなく、どこか勇敢さも感じられる雰囲気は見る人によってもそれぞれ感じ方が違うかもしれませんね。

瀕死のライオン像(Sacrifice Lion Statue/Löwendenkmal)の基本情報
住所: Denkmalstrasse 4, 6002 Luzern, スイス
電話:+41 41 227 17 17
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:最寄りのバス停Wesemlinrain駅から徒歩約3分
料金:無料
公式サイト:https://www.loewendenkmal-luzern.ch/en

瀕死のライオン像
瀕死のライオン像は、ルツェルンの中心に位置する公園の一角にある、岩の洞窟に囲まれた像です。フランス革命下の1792年、革命家の攻撃から王家を守り亡くなったスイスの警備兵たちを記念してつくられたため「ライオン記念碑」とも呼ばれています。崖の岩から掘り出されたライオンのレリーフは悲しみに満ちた表情をしており、歴史的に重要な資料であるとともに、芸術作品としても高く評価されています。今ではスイスでもっとも人気がある記念碑の一つに数えられ「瀕死のライオン像」を一目見ようと世界中からルツェルンに観光客が訪れます。周囲は緑豊かで散策にも適しているので、ぜひ足を運んでみてください。清々しい空気に包まれる朝の時間帯は特におすすめです。

ルツェルンの旧市街

中世ヨーロッパの街並を楽しむならココ!


photo by Unsplash

ルツェルンの旧市街はカペル橋や後にご紹介するシュプロイヤー橋がかかっているロイス川の近くの、中世の街並みが美しい観光地です。橋との距離も近いので組み合わせて観光するのもおすすめですよ。

旧市街の範囲はムーゼック城壁からイエズス会教会までとなっており、石畳が特徴のヴァインマルクト広場、コルンマルクト広場、ヒルシェン広場が含まれています。


photo by Unsplash

ルツェルンの旧市街はコンパクトな作りながらも、いたるところに壁画やフレスコ画が描かれており、歩いているだけで楽しめますよ。

また、雑貨屋さんや高級ショップなども立ち並んでいるのでショッピングにもぴったり。観光とお土産探しにいかがでしょうか?

ルツェルンの旧市街(Old Town of Lucerne)の基本情報
住所: Weinmarkt, 6004 Luzern, スイス
電話:-
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:最寄りのバス停Schwanenplatz駅から徒歩約4分
料金:無料

ルツェルンの旧市街
スイスの古都ルツェルンの中でもひときわ中世らしい街並みが残るエリアが旧市街です。有名観光スポットのムーゼック城壁から、イエズス会教会周辺までの石畳が敷き詰められたエリアを旧市街と捉えるのが一般的です。タイムスリップしたかのような街並みは、歩いているだけで楽しく、どこを切り取っても絵になります。旧市街はルツェルン湖畔に位置しているため、歴史的建造物だけでなく、ルツェルン湖やそこから流れるロイス川など、自然の景色も楽しめるのが魅力です。旧市街にはスイスの伝統料理を提供するレストランが数多くあり、ルツェルンの郷土料理も味わえます。お酒がお好きな方は、ぜひワインと一緒に堪能してみてください。

ムーゼック城壁

ルツェルンの街並を一望できるスイス最大の城壁


lucerne_museggmauer_1 by Damien is licensed under CC BY-SA 2.0

ムーゼック城壁はルツェルンを囲むように作られた城壁で、その歴史は14世紀にまでさかのぼります。当時は全部で10の塔がありましたが、現在残っているのは9つで、そのうちの4つ(時計塔、ワハト塔、メンリ塔、シルマー塔)に登ることが可能です。ただし、営業しているのは4月から11月の間になるので要注意。

塔へは、木製の急で暗い階段を登る必要があるので、気をつけてくださいね。


View of Lucerne From the Museggmauer by edwin.11 is licensed under CC BY 2.0

9つある塔はそれぞれデザインが違うので見て回るのもおすすめです。塔からはルツェルンの美しい風景が見られる写真スポットとしても人気ですよ。

また、ムーゼック城壁周辺では希少な繁殖鳥類などが見られるスポットでもあるので、自然観察にもぴったり。風景を楽しんだり、城壁の歴史を知ったり、自然に触れたりとさまざまな楽しみ方ができる場所なので、時間が合えばぜひ足を運んでみてくださいね。

ムーゼック城壁(Museggmauer)の基本情報
住所: Auf Musegg, 6004 Luzern, スイス
電話:+41 41 227 17 17
営業時間:4月1日~11月1日 8:00~19:00
休業日:11月2日~3月31日
アクセス:最寄りのバス停Bramberg駅から徒歩約3分
料金:無料
公式サイト:https://www.museggmauer.ch/

ムーゼック城壁
ムーゼック城壁はルツェルンの街をぐるっと囲むように建てられ、現存する城壁としてはスイス最長を誇ります。14世紀後半に敵から街を守るためにつくられた見張り塔が、現在も9つ残っています。「シルマー」「ツィート」「メンリ」「ワハト」の4つの塔は一般公開されており、観光客が登ることも可能です。ツィート塔に掲げられている時計は1535年に建てられて以来、ずっとルツェルンの街に時を知らせ続けてきました。この歴史ある時計は、他の時計よりも1分早く鐘を鳴らす特権を持っています。塔内には、時計の中世から20世紀までの変遷を紹介する展示があるため、歴史好きの方には特におすすめです。

ホーフ教会

2つの塔が美しいルネサンス様式の教会


photo by pixabay

2つの対照的な尖塔が美しいホーフ教会は、約1,000年以上の歴史がある教会。もともとは、ベネディクト修道会修道院として建てられましたが、火災で焼失してしまい、ルネサンス様式の教会として再建されました。瀕死のライオン像の近くに位置しており、組み合わせて見学するのがおすすめです。

教会はルツェルンの守護聖人である聖レオデガー(St. Leodegar)と聖マウリティウス(St. Mauritius)を祀っており、連日多くの地元民が参拝に訪れています。


photo by Unsplash

一見シンプルな作りに見えるかもしれませんが、黄金に輝く祭壇が豪華でひときわ目を惹きますよ。パイプオルガンも見ごたえばつぐん!現地で実際の荘厳な雰囲気を味わってくださいね。

ホーフ教会(Hofkirche St. Leodegar)の基本情報
住所: St. Leodegarstrasse 6, 6006 Luzern, スイス
電話:+41 41 229 95 00
営業時間:月~金 9:00~12:00、14:00~16:30、土日・祝日 9:00~12:00
休業日:なし
アクセス:最寄りのバス停Weyから徒歩約2分
料金:無料
公式サイト:https://www.kathluzern.ch/meine-kirche/pfarreien-standorte/st-leodegar-im-hof

ホーフ教会
ホーフ教会は、ルツェルン湖畔に位置する2本の鋭い尖塔が印象的な教会です。聖レオデガルと聖マウリシウスがまつられており、ルツェルンの地元住民にも親しまれています。8世紀に修道院として建てられ、13世紀には一度ハプスブルク家の手に渡ったものの、1433年には再びルツェルン市のものとなりました。1633年のイースターに発生した火災により元の建物は焼失しましたが、1644年に現在のルネサンス様式の教会が再建されました。この火災を免れた祭壇や、ヨーロッパ最大規模のパイプオルガンのコンサートが有名です。内部には大理石がふんだんに使われており、シンプルながらも厳かな雰囲気が漂います。

ルツェルン湖

湖畔沿いの景色を楽しみながらクルーズでゆったり過ごそう


photo by Unsplash

正式名称はフィアヴァルトシュテッテ湖(Vierwaldstattersee)ですが、現地ではルツェルン湖として親しまれています。その名の通りルツェルンを囲むような地形をしており、交通の要衝として重要な役割を果たしてきました。

スイス国内では5番目の面積の湖で、数多くの入り江や周辺の山々からなる風景は息を呑むような美しさです。


photo by pixabay

ルツェルン湖沿いには遊歩道が整備されているので散歩するのもおすすめですが、本格的に景色を楽しみたいのであれば、クルーズツアーに参加するのもおすすめ。ツアーによっては、1時間ほどで終わるものからルツェルン湖全体をまわる食事つきのプランまであるので、時間に合わせて選ぶと良いでしょう。

ルツェルン湖(Lake Lucerne)の基本情報
住所: Lake, Luzern, Switzerland
電話:+41 41 367 67 67
営業時間:24時間
休業日:なし ※ルツェルン湖クルーズは冬季休業
アクセス:ルツェルン中心部から徒歩すぐ
料金:散策自由 【ランチ・クルーズ(ルツェルン桟橋より出発)】2等席 大人 32スイス・フラン(約5,205円) 【ショート・レイク・クルーズ(ルツェルン桟橋より出発)】2等席 大人58スイス・フラン(約9,433円)
※そのほかのクルーズ料金は要確認
※2024年9月7日のレート、1スイスフラン=168.66円で計算
公式サイト:https://www.lakelucerne.ch/en/

ルツェルン湖
ルツェルン湖はスイスで4番目に大きい湖です。数々の入江と周辺の山々が織りなす絶景が楽しめることで知られています。スイス連邦発祥の地に位置しており、正式名称は「4つの森の州の湖」を意味する「フィアヴァルトシュテッテ湖」です。1837年に始まった歴史あるクルーズは今も観光客から愛されており、ルツェルンを訪れる多くの人がクルーズ船に乗って美しい自然と街並みを堪能します。伝統的な蒸気船から最新のボートまでさまざまなクルーズが楽しめるほか、ビュッフェクルーズやフォンデュクルーズ、ジャズクルーズなど、グルメや音楽をテーマにした企画クルーズもあるため、好みや予算に合わせて選んでみてください。

ルツェルン駅

重厚感と近代建築が混ざりあった注目の駅


photo by pixabay

ルツェルンに行くなら1度は使うことになるであろうルツェルン駅は、建築マニアにとってもおすすめのスポット。もともとはヨーロッパらしい重厚感ある石造りの駅でしたが、1971年に火災で焼失して以降、ガラスやコンクリートを使ったモダンな雰囲気に再建されました。

幸い、駅前広場にあるファザードは焼けなかったので、現在もそのままの姿が見られ、当時と現在の建築が入り混じった独特の雰囲気が感じられます。


Bahnhof Luzern by ccsmith85 is licensed under CC BY-ND 2.0

駅の中には、カフェやレストラン、数多くのショップも入っているので散策してみるのもおすすめです。

ルツェルン駅(Bahnhof Luzern)の基本情報
住所: Zentralstrasse 1, 6003 Luzern, スイス
電話:0848 44 66 88
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:ルツェルン中心部から徒歩約1分
料金:無料
公式サイト:https://www.sbb.ch/de/bahnhof-services/am-bahnhof/bahnhoefe/bahnhof-luzern.html

ルツェルン駅
ルツェルン駅はルツェルンの一等地にあるスイス国鉄の駅です。旧駅舎はヨーロッパでよく見られる重厚な石造りの建物でしたが、1971年に火災で焼失し、スペイン人建築家サンティアゴ・カラトラバによってモダンな駅舎に生まれ変わりました。再建された駅はガラスとコンクリートの支柱が印象的で、近代建築好きの方にとっては外観を見学するだけでも訪れる価値のあるスポットです。駅前広場には旧駅舎で唯一焼け落ちなかったファサードが残されており、昔の面影を垣間見ることができます。駅には年中無休で早朝から深夜まで営業しているショッピングセンターが併設されているため、旅行中のちょっとした買い物にも便利な場所といえるでしょう。

ルツェルン美術館

スイスの有名画家のたくさんの絵画が見られる場所


By WmcRahulSaini - Own work, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia commons
 
ルツェルン駅から歩いてすぐの場所にあるルツェルン美術館は建物の最上階にあります。全面ガラス張りの特徴的な建築はフランス人建築デザイナー、ジャン・ヌーヴェルによって考案されました。

常設展示はなく、スイスを中心に活躍した画家やアーティストの作品を期間限定で展示しています。主に18世紀以降のスイスの芸術家を知る機会としてもぴったり。


eingang by mabi2000 is licensed under CC BY-SA 2.0

また、ルツェルン美術館はルツェルン湖のすぐそばに建っているので景色も同時に楽しめます。館内にはカフェが、外に出てすぐのところにはバーもあるので休憩に立ち寄ってみるのもおすすめです。

ルツェルン美術館(Kunstmuseum Luzern)の基本情報
住所: Europapl. 1, 6002 Luzern, スイス
電話:+41 41 226 78 00
営業時間:火、木~日 11:00~18:00、水 11:00~19:00
休業日:月曜(祝日を除く)
アクセス:最寄りのルツェルン駅から徒歩約1分
料金:大人15.00スイス・フラン(約2,530円)、若者(16歳~25歳) 6.00スイス・フラン(約1,010円)、子ども(15歳未満) 無料
※2024年9月7日のレート、1スイスフラン=168.66円で計算
公式サイト:https://www.kunstmuseumluzern.ch/

ルツェルンの知る人ぞ知る穴場観光地2選

文化の街・ルツェルンの穴場観光地を2つ厳選紹介します。有名音楽家の邸宅やルツェルンらしい作りがかわいらしい橋をピックアップしたのでルツェルンのリピーターはぜひ足を運んでみてくださいね。

リヒャルト・ワーグナー記念館

作曲家ワーグナーがかつて過ごした邸宅


By Alessandro Gallo - Own work, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia commons

楽劇王という別名も持つヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーはドイツの有名な作曲家。ルツェルン郊外で約6年を過ごしました。その邸宅は現在記念館となっており、ワーグナーに関するさまざまな展示品を飾っています。


Richard Wagner, photograph by Franz Hanfstaengl (1804–77) by Royal Opera House Covent Garden is licensed under CC BY-SA 2.0

ルツェルンに住んでいる間に名曲『ニュルンベルクのマイスター・ジンガー』や『ジークフリート』が生まれたとも言われており、ワーグナー好きにはたまらない空間でしょう。

小高い丘にあり、ルツェルン湖を背景にした景色もきれいなのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

リヒャルト・ワーグナー記念館(Richard-Wagner-Museum Stadt Luzern)の基本情報
住所: Richard-Wagner-Weg 27, 6005 Luzern, スイス
電話:+41 41 360 23 70
営業時間:4月〜11月 11:00~17:00
休業日:月曜、12月~3月
アクセス:最寄りのバス停Warteggから徒歩約8分
料金:大人 12.00スイス・フラン(約2,025円)、子ども(10歳~16歳) 5.00スイス・フラン(約845円)、子ども(9歳以下) 無料
※2024年9月7日のレート、1スイスフラン=168.66円で計算
公式サイト:https://www.richard-wagner-museum.ch/

リヒャルト・ワーグナー記念館
リヒャルト・ワーグナー記念館は、19世紀の音楽家リヒャルト・ワーグナーの邸宅を改装して建てられた博物館です。ルツェルン湖畔に建ち、一階にはワーグナーが使用していた楽器や楽譜が、二階にはヨーロッパ、アジア、アフリカなど世界各地から集めた古楽器が展示されています。ワーグナーは1866年から1872年までの6年間をこの邸宅で過ごし、パトロンであるバイエルン王ルートヴィヒ2世や、妻の父親にあたる音楽家フランツ・リスト、親友である哲学者ニーチェを招いています。この邸宅の前で開かれたコンサートが、現在有名な国際音楽祭として知られている「ルツェルン・フェスティバル」のはじまりと言われています。

シュプロイヤー橋

中世の時代を物語る板絵が特徴の木造橋


Lucerne Spreuerbrücke by Tery14 is licensed under CC BY-SA 2.0

ルツェルンの有名な木造橋・カペル橋のほかに、もう1つおすすめの木造橋があります。それが今回ご紹介するシュプロイヤー橋です。小麦のもみ殻(シュプロイヤー)が川に捨てられていたことからこの名が付けられました。

橋の中央部分には礼拝堂もあり、重厚な雰囲気が感じられるだけでなく、景色も楽しめます。


Painting in the Spreuerbrucke, Lucerne (4) by Richard Mortel is licensed under CC BY 2.0

また、シュプロイヤー橋はカペル橋ほどの長さはないものの、45枚もの板絵が見られます。板絵に描かれているのは当時ヨーロッパで流行っていた黒死病(ペスト)を題材としたもの。カペル橋の板絵と比べると描かれているものは暗い内容にはなりますが、当時の歴史を知るうえで重要な橋となっています。

シュプロイヤー橋(Spreuerbrücke)の基本情報
住所: Spreuerbrücke, 6004 Luzern, スイス
電話:+41 41 227 17 17
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス:最寄りのバス停Kasernenplatz駅から徒歩約4分
料金:無料
公式サイト:https://www.luzern.com/de/highlights/sehenswuerdigkeiten/die-spreuerbruecke/

シュプロイヤー橋
シュプロイヤー橋は、ルツェルン旧市街の西に位置する、小さな木造の屋根が特徴的な橋です。有名観光スポットであるカペル橋から西に500m歩いたところにあり、カペル橋に比べて人通りが少ないため、写真撮影スポットとして人気を博しています。シュプロイヤー橋の中央には、17世紀に建設された礼拝堂があり、小さいながらも厳かな雰囲気が漂います。礼拝堂の北側にかかる橋は19世紀初頭に再建されたものですが、南側の橋は1408年に建てられたオリジナルのものが現在も使われています。橋の天井に飾られている「死の舞踏」と呼ばれる絵は、後期ルネッサンス時代のスイス絵画の傑作として知られているので、ぜひじっくりと鑑賞してみてください。

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ルツェルン観光を満喫するためのおすすめモデルコース

photo by Unsplash

観光スポットからグルメまで、見どころいっぱいのスイスの人気観光地・ルツェルン。せっかくなら朝から夜まで時間いっぱい楽しみましょう。グルメは、名物のクーゲリ・パステーテ(Kurgelipastete)というパイの包みに具材たっぷりのスープをつめこんだ料理がとくにおすすめですよ!

<スケジュール例>

1日目 ルツェルン到着→まずはシンボルのカペル橋を見学→中世の雰囲気が感じられるルツェルン旧市街のカフェで休憩→街並み散策→名物クーゲリ・パステーテ(Kurgelipastete)に舌鼓

2日目 ホテルで朝食→ムーゼック城壁で塔に登って絶景を堪能→周辺でルツェルングルメを楽しむ→瀕死のライオン像を見学→レストラン「シュタットケラー(Stadtkeller Swiss Folklore Restaurant)」で夕食やショーを楽しむ

3日目 ホテルで朝食→ルツェルン湖を巡るクルーズツアーに参加→ルツェルン駅でショッピング→帰国

ルツェルンは、市内観光から郊外の観光など、1日中見どころがいっぱい!なので、観光ツアーやクルーズツアーに参加したり、訪れたいスポットを絞ったりして、効率的に観光を楽しむことがおすすめです。ぜひ自分好みのルツェルン旅行のスケジュールを立ててみてくださいね。

スイス・ルツェルンの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、スイス・ルツェルンのおすすめの観光スポットをご紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるスイスの都市ルツェルンでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、スイス・ルツェルン旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!

 

※記事内の金額は2024年9月7日のレート、1スイスフラン=168.66円で計算しています。

cover photo by Unsplash

 

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