【2024年最新】トルコ・アンカラでおすすめの観光地10選!名所や穴場を厳選
アンカラには、アタテュルク廟やアンカラ城などの有名な観光地がいっぱい! 今回は、トルコ・アンカラ旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、アンカラ旅行の参考にしてくださいね!
アンカラには、アタテュルク廟やアンカラ城などの有名な観光地がいっぱい!
今回は、トルコ・アンカラ旅行でおすすめ観光スポットを人気ランキング上位から10選ご紹介します。初めての旅行で絶対に訪れたい名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで厳選したので、アンカラ旅行の参考にしてくださいね!
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トルコ・アンカラには人気の観光スポットがいっぱい!
photo by pixabay
アンカラは、トルコの首都。人口500万人の街で、イスタンブールに次ぐ第2の都市です。一度は訪れたい歴史的建造物やモスク、博物館などなど観光地がたくさんあります!人気観光地は鉄道や地下鉄の駅の近くだったり、徒歩でのアクセスが便利な場所にあるので、初心者にもおすすめです。
一方でアンカラから少し離れた場所にある観光地は、アクセスが難しいのでツアーを利用すると安心して観光できます。
今回はそんなアンカラの人気観光地を紹介!人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。
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アンカラで絶対行きたいおすすめ観光地6選
まずは初めてのアンカラ旅行で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころをご紹介していきます!アンカラにある多くのスポットは、公共交通機関でアクセスしやすいので、時間が限られている旅行中でも訪れやすいですよ。
市内観光は、現地ツアーを利用して効率よく観光するのもおすすめです!
アタテュルク廟
初代大統領・ムスタファ ケマル アタテュルクの霊廟
photo by Unsplash
アタテュルク廟は、アンカラの丘の上にある、初代大統領・ケマル アタテュルクの霊廟。トルコではアヌトゥカビル(Anıtkabir)と呼ばれていて、トルコの現代建築の傑作の1つと言われています。
この霊廟が建設される時、紀元前8世紀ごろのフリギア人のトゥムリ(古墳)が発掘されました。発掘ののちに取り壊されましたが、出土した遺物はアナトリア文明博物館に展示されています。
photo by Unsplash
ムスタファ ケマル アタテュルクのほかに、2代目大統領のイスメト イノニュの墓、生前に愛用していた日用品から書物、各国からの贈与品などが展示されている博物館も併設されています。
アタテュルク廟(Anıtkabir)の基本情報
住所:Yücetepe, Akdeniz Cd. No:31, 06570 Çankaya/Ankara, Turkey
電話:+903122311861
営業時間:
冬季(11月1日〜3月31日)9:00〜16:30
夏季(4月1日〜10月31日)9:00〜17:00
休業日:無休
アクセス:地下鉄アナドル駅(Anadolu)から徒歩で約14分
料金:無料
公式サイト:https://www.anitkabir.com.tr/
アンカラ城
旧市街の丘の上に立つ歴史的建造物
photo by pixabay
アンカラ城は、トルコの首都・アンカラのアルトゥンダー地区にある、長い歴史をもつ要塞です。街の中心にある岩山に立っており、街を一望できるビューポイントとしても人気があります。
城の正確な建設時期はわかっておらず、622年にペルシア人によってアンカラが占領・破壊されたよりも前に、ヒッタイト人によって建設されたという説があります。その後、ローマ時代・ビザンチン時代・セルジューク朝時代・オスマン帝国の統治下で再建と改修を繰り返してきました。
現在のアンカラ城の姿は、13〜15世紀にかけてのセルジューク朝時代に作られたものだそう。城内には、セルジューク朝時代の宮殿やモスクなどがあるほか、レストランやキリムのカーペット店、庭園、博物館などもあり、散策にもぴったりです。
アンカラ城(Ankara Kalesi)の基本情報
住所:Kale, 06240 Altındağ/Ankara, Turkey
電話:なし
営業時間:月曜〜金曜 10:00〜18:00、土曜 8:00〜22:00、日曜 8:00〜21:00 ※要確認
休業日:無休
アクセス:地下鉄ウルス駅(Ulus)から徒歩で約22分
料金:無料
公式サイト:https://www.ankarakalesi.com/
アナトリア文明博物館
アナトリア半島に存在した文明の出土品の数々
Museum of Anatolian Civilizations, Ankara by Carole Raddato is licensed under CC BY-SA 2.0
https://www.flickr.com/photos/carolemage/31785606212/
アナトリア文明博物館は、アンカラ城の近くに位置する博物館。アナトリア半島の古代〜中世の歴史と文化に関するコレクションを展示しています。
彫刻・陶器・工芸品・モザイク作品・仏教美術・コインなど、幅広い収蔵品が特徴で、ヒッタイト帝国・フリギア・リュキア・ウルトゥヒア・ローマ帝国・ビザンティン帝国など、アナトリア半島を代表する文明の出土品や美術品が展示されています。
博物館の建物は、オスマン帝国時代に学校として使用されていた建物を、博物館に改装したもの。充実したコレクションと歴史的な建物は必見です。
アナトリア文明博物館(Anadolu Medeniyetleri Müzesi)の基本情報
住所:Gözcü Sokak No:2 06240 Ulus / ANKARA, Turkey
電話:+903123243160
営業時間:8:30~19:00
休業日:無休
アクセス:地下鉄ウルス駅(Ulus)から徒歩で約17分
料金:200.00トルコリラ(約839円)
※2024年9月9日のレート、1トルコリラ=4.20円で計算
公式サイト:https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=AMM01&DistId=AMM
コジャテペ・モスク
最大収容人数2万4000人!世界最大級のモスク
photo by pixabay
コジャテペ・モスクは、最大収容人数2万4000人の世界最大級のモスク。1964年に一度基礎が完成していたものの、1965年にコジャテペ・モスクをアンカラ最大のモスクにするように命じられたため、基礎をダイナマイトで爆破し新たなデザインでの建設を再開したのち、1987年に完成したという一風変わった建築過程を持っています。
光を反射し輝く白い大理石の壁、高さ約88メートルの中央ドーム、トルコ伝統デザインである円錐型の4つのミナレット(尖塔)が特徴的です。
photo by pixabay
内装は、クラシックなオスマン帝国様式で、壁や天井にはモザイクや彫刻が豪華に施されています。礼拝堂は非常に広く、2万4000人の収容が可能。中庭には噴水があり、穏やかで神聖な雰囲気が漂います。
コジャテペ・モスク(Kocatepe Camii)の基本情報
住所:Kültür, Dr. Mediha Eldem Sk. No:67, 06420 Çankaya/Ankara, Turkey
電話:+903124177489
営業時間:24時間
休業日:無休
アクセス:地下鉄クズライ駅(Kizilay)から徒歩で約11分
料金:無料
ローマ浴場跡
3世紀にカラカラ帝が作らせたローマ浴場の遺跡
photo by flickr
https://www.flickr.com/photos/133104511@N06/24549632019/
ローマ浴場跡は、アンカラの中心部にある古代ローマ時代の浴場施設の遺跡。1937〜1944年の発掘調査で発見され、現在は野外博物館として公開されています。
3世紀にカラカラ帝が作らせ、8世紀まで使用されていたそう。現在は基礎しか残っていませんが、脱衣所や温浴室、冷浴室、サウナ、遊戯場があったようです。温浴施設は特に大きく、冬に人気があったためだと考えられています。身体の清潔を保つためだけでなく、社交の場としても活用されていました。
photo by flickr
https://www.flickr.com/photos/133104511@N06/25209452796/
大きな中央のオープンエリアには128本の大理石の柱があります。暖房設備や地下水道などの施設もあったと言われており、古代ローマ時代の文化や建築に興味がある方は必見です。
ローマ浴場跡(Roma Hamamı ve Antik Kent)の基本情報
住所:Anafartalar, Çankırı Cd. No:43, 06050 Altındağ/Ankara, Turkey
電話:+903123107280
営業時間:8:30~19:00
休業日:無休
アクセス: MRT士林駅からバスで約15分
料金:75.00トルコリラ(約314円)
※2024年9月9日のレート、1トルコリラ=4.20円で計算
公式サイト:https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=ROM01&DistId=MRK
ハジュ・バイラム・ジャーミィ
オスマン帝国時代に建てられたモスク
By Bernard Gagnon - Own work, CC BY-SA 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37706034
ハジュ・バイラム・ジャーミィは、オスマン帝国時代に建てられたモスク。詩人のハジュ・バイラム・ヴェリにちなんで名付けられました。
オスマントルコ様式を取り入れた造りとなっており、ドームとミナレットが特徴的です。トルコに住むイスラム教徒の信仰の中心地として重要な役割を果たしており、宗教行事やお祭りの際には周辺が賑わいます。
ハジュ・バイラム・ジャーミィ(Haci Bayram Camii)の基本情報
住所:Hacı Bayram, Sarıbağ Sk. No:13, 06050 Altındağ/Ankara, Turkey
電話:+903123092565
営業時間:24時間
休業日:無休
アクセス:地下鉄ウルス駅(Ulus)から徒歩で約13分
料金:無料
公式サイト:http://kulturvarliklari.gov.tr/
アンカラの知る人ぞ知る穴場観光地4選
誰もが知っている観光地以外にも、アンカラには見どころがたっぷりあります。今回ご紹介するのは、アンカラの中心地と、アンカラからの小旅行にぴったりな観光地です。
市内の見どころは公共交通機関を利用し、小旅行はツアーなどを活用してぜひ訪れてみてくださいね。
ラフミ・M・コチ博物館
コチグループの名誉会長が設立した博物館
photo by pixabay
ラフミ・M・コチ博物館は、2005年にアンカラにオープンした、輸送、産業、通信の歴史を専門とする交通博物館。コチグループの名誉会長であるラフミ・M・コチが1991年にイスタンブールに最初の博物館を設立した後、アンカラにも博物館を設立しました。アンカラの博物館は、元々チョンゲルハンと呼ばれる歴史的なホテルだった建物を利用しています。
戦後のクラシックカーを中心に、カーペットや農業機械、輸送用の車両、通信・科学・海運・航海用の機械、鉄道模型などが展示されています。
ラフミ・M・コチ博物館(Rahmi M. Koç Müzesi)の基本情報
住所:Hacettepe, Kale, Depo Sokak No:1, 06230 Altındağ/Ankara, Turkey
電話:+90312309 68 00
営業時間:火曜〜金曜 10:00~17:00、土曜〜日曜 10:00~19:00
休業日:月曜、1月1日、12月31日、宗教的休日の前日及び初日
アクセス:地下鉄ウルス駅(Ulus)から徒歩で約20分
料金:175.00トルコリラ(約734円)
※2024年9月9日のレート、1トルコリラ=4.20円で計算
公式サイト:http://www.rmk-museum.org.tr/
アンカラ民俗学博物館
トルコの文化・伝統・歴史を展示するトルコ初の博物館
4P5C4747.jpg by Murray Foubister is licensed under CC BY-SA 2.0
https://www.flickr.com/photos/mfoubister/42435864052/
アンカラ民俗学博物館は、トルコの民俗文化や伝統を展示する、トルコ初の博物館。この建物は、建築家アリフ・ヒクメット・コユノジュルによって設計され、1925〜1928年に建設されました。1953年にアタチュルク廟に移送されるまで、ムスタファ・ケマル・アタチュルクの石棺が保管されていた場所としても有名です。
館内には、アナトリア半島の各地から集められた民族衣装をはじめとする衣類や装飾品、カーペット織りの中心地であるウシャクやギョルデスなどで作られたカーペットやラグ、オスマン帝国時代の大釜やトレイなどの金属工芸品、オスマン帝国時代の弓や矢などの武器、トルコタイルの磁器類など、伝統的な生活様式に基づいた展示品が揃っています。
胡桃の木で作られたセルジューク朝スルタン3世の玉座やアヒ・シェラフェッティンの木棺など、貴重なコレクションは必見です。
博物館には、アナトリアの民族誌や民俗学、美術史の書籍を収蔵する専門図書館もあります。トルコの文化に興味がある人は見逃せない博物館です。
アンカラ民俗学博物館(THE MUSEUM OF ETHNOGRAPHY)の基本情報
住所:Hacettepe, Türkocağı Sk. No:4, 06050 Altındağ/Ankara, Turkey
電話:+903123113007
営業時間:火~日10:00~20:00
休業日:月曜日
アクセス:地下鉄スッヒイェ駅(Sıhhiye)から徒歩で約10分
料金:100.00トルコリラ(約419円)
※2024年9月9日のレート、1トルコリラ=4.20円で計算
公式サイト:https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=AET01&DistId=MRK
トゥズ湖
アンカラから1時間半!トルコで2番目に大きい湖
photo by Unsplash
トゥズ湖は、1,500平米とトルコで2番目に大きい湖。アンカラから150キロメートル離れたところに位置しています。
トルコ語でトゥズは塩を意味しており、イスラエルの死海に次いで世界で2番目に塩分濃度が高く、夏の間は湖の水が干上がり、30センチの塩の層を見ることができます。トルコで消費される塩の約70%がこのトゥズ湖で採取されており、周辺エリアの産業を支えています。2001年には特別保護地域と宣言され、周辺はフラミンゴの主要繁殖地となっています。
7〜9月には、真っ白な湖面に青空が映る絶景を見ることができます。ウユニ塩湖と比べると規模は小さいですが、絶景を見に世界中から観光客が訪れています。初夏には藻のはたらきで湖がピンクになることも。季節や天候によって違った景色を見ることができます。
トゥズ湖(Tuz Gölü)の基本情報
住所:Hacıbektaşlı, Tuz Gölü kenarı, Aksaray Ankara Yolu, 06950 Şereflikoçhisar/Ankara, Turkey
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:無休
アクセス:アンカラ中央駅から車で約1時間30分
料金:無料
サフランボル
1994年に世界遺産に登録された街
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サフランボルは、アンカラから北に約200キロメートル離れたところにあるユネスコ世界遺産に登録されている街。
香料のサフランの集積地として発展した街で、遺跡やローマ時代の墓や橋梁が現存する歴史的な街です。古く歴史ある木造建築が多く保存されており、25のモスク、8つの噴水、5つの霊園、5つのトルコ式浴場など、オスマン帝国時代の面影が残っています。
14世紀ごろから東西貿易の重要地域として役割を果たし、17世紀に最も栄えていましたが、鉄道の発展により立ち寄る人が減ったため20世紀には衰退。その後大規模な都市開発が行われなかったため、昔ながらの街並みが現代まで残っています。
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サフランボルには見どころがたくさんあります。当時の生活を見ることができる博物館のカイマカムラル・エヴィやハヴズル・アスマズラルの邸宅、世界遺産の街を一望することができるフドゥルルックの丘、ショッピングが楽しいアラスタバザールなど、立ち寄りたいスポットがたくさんあります。
サフランボル(Safranbolu)の基本情報
住所:Safranbolu/Karabük, Turkey
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:無休
アクセス:アンカラ中央駅から車で約2時間30分
料金:無料
アンカラ観光を満喫するためのおすすめモデルコース
photo by pixabay
観光スポット盛りだくさんのアンカラ。市内の観光だけでも充実した旅になりますが、時間に余裕がある方は、アンカラから少し離れた名所にもチャレンジしてみてください。
今回は、4泊5日を想定したスケジュールを紹介します。
<スケジュール例>
1日目 アンカラ到着→アンカラ市内観光(アタテュルク廟/コジャテペ モスク/アンカラ民俗学博物館)→ディナーはドネルケバブやシシケバブ、キョフテなどのお肉の郷土料理
2日目 ホテルで朝食→トゥズ湖観光→アンカラに戻りディナーでバルック・エクメーイやミディエ・ドルマなどの魚料理を堪能
3日目 ホテルで朝食→アンカラ市内観光(アナトリア文明博物館/アンカラ城/ラフミ・M・コチ博物館)→チョバン・サラタスやフムスなどのヘルシーな料理で健康的なディナー
4日目 ホテルで朝食→サフランボル観光、ランチにサフランボル名物のクユケバブ・ペロヒを堪能→アンカラに戻りトルコの水餃子・マントゥに舌鼓
5日目 ホテルで朝食→アンカラ市内観光(ローマ浴場跡/ハジュ・バイラム・ジャーミィ)
アンカラは見どころがいっぱいあるので、観光ツアーを利用したり、訪れたいスポットを絞ったりして、効率的に観光を楽しむことがおすすめです。
また、グルメも充実しているので、肉料理・魚料理・野菜料理のほか、ドンドゥルマ(トルコ風アイス)やバクラヴァ(ナッツのパイ)などのスイーツも忘れずに楽しんでくださいね!
トルコ・アンカラの人気観光スポットを満喫しよう
photo by pixabay
この記事では、アンカラのおすすめの観光スポットを都市ごとに紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるアンカラでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。
ぜひ紹介した観光地を参考に、トルコ旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!
※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
※記事内の金額は2024年9月9日のレート、1トルコリラ=4.20円で計算しています。
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