サフランボル

トルコの首都アンカラから北へ約150kmの場所にある「サフランボル」。かつて黒海沿岸に近く、香料サフランの集積地として栄えたことからその名前がついたエリアです。古くからシルクロードの中継点として機能し、オスマン帝国時代には宿場町として繁栄しました。最近では古い街並みが貴重とされ、木造の伝統的な古民家が集まる町として注目を集めています。1994年にはサフランボル旧市街全体がユネスコの世界遺産に登録されるなど、レトロな街並みが堪能できる場所です。現在のサフランボルでは、修復された2〜3階建ての木造家屋が連なり、独特の景観を形作っています。トルコの他の観光地や遺跡とは異なる、伝統的な建造物を堪能したい人におすすめです。