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国際線のビジネスクラスとファーストクラスの違いは?値段や設備などを比較

国際線のビジネスクラスとファーストクラスはどちらもエコノミークラスと比べれば広くて豪華。またどちらも専用のラウンジを利用できるなど、サービスも似ています。では価格の差がとても大きいこの2つのクラスにはどのような違いがあるのでしょうか? この記事では飛行機のビジネスクラスとファーストクラスを徹底比較!値段やサービスの違いを解説します。

ライター
NEWT編集部
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国際線のビジネスクラスとファーストクラスはどちらもエコノミークラスと比べれば広くて豪華。またどちらも専用のラウンジを利用できるなど、サービスも似ています。では価格の差がとても大きいこの2つのクラスにはどのような違いがあるのでしょうか?

この記事では飛行機のビジネスクラスとファーストクラスを徹底比較!値段やサービスの違いを解説します。

Contents

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飛行機のビジネスクラスとファーストクラスとは

photo by PIXTA

まずはビジネスクラスとファーストクラスがどのような意味なのか、飛行機の座席の等級について解説します。

国際線のクラス分け

国際線の座席の種類は、これまで安い方から以下のような順で、一般的に3種類でした。

エコノミークラス → ビジネスクラス → ファーストクラス

料金が上がると一人あたりの占有面積が広くなり、受けられるサービスも向上します。

国際線の新しい座席クラス

近年は国際線の座席にも変化が起こり、航空会社や便によってはファーストクラスがないことも増えています。

その一方で、エコノミークラスより少し高級とされるプレミアムエコノミークラスを追加する航空会社が増加。ANAやJAL、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空などでは安い方から以下の順になっています。

エコノミークラス → プレミアムエコノミークラス → ビジネスクラス → ファーストクラス

いずれにしてもファーストクラスは最上級、ビジネスクラスはそのすぐ下の等級となります。

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ビジネスクラスとファーストクラスの機内での違い

photo by PIXTA

ではビジネスクラスとファーストクラスの違いを項目別に比較していきましょう。まずは機内での違いから。

シートの大きさ

一般的なエコノミークラスのシートは前後シートの間が短いため足を伸ばすことができず、シートを後ろに大きく倒すこともできません。また窓側の人が席を立つ場合、通路側の人に声をかける必要もあります。ではビジネスクラスとファーストクラスでは、それぞれどのようなシートになるのでしょうか?

ビジネスクラスのシート

ビジネスクラスのシートは、エコノミークラスと比較して占有面積が約3倍になります。そのため前後の座席の距離が広くなり、多くの航空会社の路線ではフルフラットに倒して快適に眠ることができるのが特徴。また独立したシートが多いため、座席を離れるときに隣の人に遠慮する必要はありません。

さらに近年は各航空会社がビジネスクラスのシートに工夫を凝らして差別化をしています。仕切りをつけてプライバシー性を高めたシートも増えていますよ。

ファーストクラスのシート

ファーストクラスになると、1人あたりの占有面積はさらに大きくなります。一般的なエコノミークラスのなんと6倍から10倍!ビジネスクラスでも多くの路線では座席をフルフラットに倒せるのに、その2倍から3倍の面積になります。増えた空間は豪華なシート設計や周囲の余裕ある空間づくりに。ファーストクラスではドアつきの半個室が多くなります。

最近はファーストクラスを廃止する航空会社もありますが、継続している会社はさらに力を入れて個性を主張する傾向に。ついには完全個室のファーストクラスや、シャワーつきのファーストクラスも登場しています。

機内食

エコノミークラスの機内食はプラスチックのトレイが一般的。メニューは2種類ほどで、お弁当のようにひとまとめになったものが主流です。ビジネスクラスとファーストクラスではこの機内食もレベルアップしたものになります。

ビジネスクラスの機内食

ビジネスクラスは食器が陶器になります。そして料理はコースで提供されるのが一般的。有名シェフとのコラボなど、趣向を凝らした機内食も多くなります。

また機内食にプラスして軽食や飲み物を提供する無料のバーコーナーが常設されることも。ANAのビジネスクラスのバーでは一風堂のラーメンや世界各国のワイナリーから厳選したワイン、JALのビジネスクラスのバーでは日本各地から厳選したこだわりのフルーツジュースやメゾンカイザーのパン、ジャン=ポールエヴァンのオリジナルショコラなどを楽しむことができます。

ファーストクラスの機内食

ファーストクラスの機内食はビジネスクラスよりもさらに豪華に。料理は世界の名物料理や有名シェフによる監修などがさらに凝ったものになっていきます。シェフ本人が機内で最後の仕上げをしてくれる航空会社も。

なによりも好きなタイミングで機内食を注文し、メニューから1品ずつ選んだり、気に入った料理をおかわりしたりできるのがポイントで、個人的なわがままに可能な限り応えてくれます。

バーコーナーのお酒類もさらに豪華に。ウェルカムドリンクからシャンパンがサーブされ、ワインの品ぞろえもさらに充実していきます。

アメニティ

エコノミークラスのアメニティは、枕や毛布といった最小限のものです。この面でもビジネスクラス以上はかなり充実しています。

ビジネスクラスのアメニティ

ビジネスクラスでは乗客一人ひとりに歯ブラシセットやスキンケアセット、アイマスク、スリッパが用意されます。またパジャマの貸し出しサービスがあることも。

とくにアメニティにこだわっている航空会社では、専用アメニティキットにフェイスローションやボディローション、リップバーム、ハンドミラー、歯磨きキット、デオドラント、耳栓、折り畳み式ヘアブラシなどが入ってきます。

ファーストクラスのアメニティ

ファーストクラスではアメニティは一気に豪華になります。特注品やブランド物のアメニティポーチに最高級のスキンケアグッズが入り、多くの路線では特製のリラクシングウェアまで配られます。しかも貸し出しサービスではなく持ち帰りも可能。帰国後も思い出のパジャマにしたくなりますね。

サービス

エコノミークラスの場合、一般的に乗客50人に対して1人の客室乗務員という割合。そのため、決まった時間以外には客室乗務員はあまり回ってこないのが普通です。ビジネスクラス以上では、一人ひとりに合わせたきめ細やかなサービスが受けられますよ。

ビジネスクラスのサービス

航空会社や路線などによって異なりますが、ビジネスクラスの客室乗務員は、乗客18人に対して1人というイメージ。そのためエコノミークラスの何倍も手厚いサービスを受けることができます。とはいえビジネスクラスのサービスは基本的に流れ作業。効率重視であることは同じです。

ファーストクラスのサービス

ファーストクラスの客室乗務員は、乗客3〜4人に対して1人。エコノミークラスの10倍以上の割合になります。そして効率重視ではなく、パーソナルな要望に応えてくれるのが特徴。実はこのサービスの部分がビジネスクラスとファーストクラスの最大の違いなのです。

たとえばファーストクラスでは自然な会話の中で、乗客が疲れていてゆっくり休みたいのか、機内で仕事をしたいのか、会話をしながらフライトを楽しみたいのかなどを把握。そして必要そうなタイミングでドリンクや食事などを勧めてくれ、眠くなったらベッドメイキングもしてくれます。

そのサービスは特別な訓練と経験を積んだ客室乗務員にしかできないこと。きめ細やかなサービスによって得られるラグジュアリー感こそがファーストクラスの魅力となっています。

ビジネスクラスとファーストクラスの地上での違い

photo by PIXTA

国際線のビジネスクラスとファーストクラスは、機内だけでなく地上でのサービスにも大きな違いがあります。

チェックインまで

エコノミークラスのチェックインカウンターは、多くの人が並んでいて時間がかかることも。ビジネスクラス以上はここも変わってきます。

ビジネスクラスのチェックイン

ビジネスクラスになると、エコノミークラスとは別の専用チェックインカウンターで優先的にチェックインすることができます。待ち時間が少ないので手続きがスムーズ。また保安検査に優先レーンがあることも。時間の無駄がなくなります。

ファーストクラスのチェックイン

ファーストクラスになると、航空会社によっては自宅やホテルまでの送迎サービスがつくことがあります。しかも送迎の車から直接ファーストクラス専用のチェックインカウンターに案内され、座ったまま手続きができることも。チェックインの時点からビジネスクラスより圧倒的にラグジュアリーです。

ラウンジ

photo by PIXTA

エコノミークラスではマイレージプログラム上級会員などになるか、クレジットカードの特典などを利用しない限り、一般的に空港のラウンジに入ることはできません。しかしプレミアムエコノミークラス以上なら、ラウンジを利用できるようになります。

ビジネスクラスのラウンジ

ビジネスクラスは、専用のラウンジを利用できます。シャワーで汗を流したり、ビュッフェで食事をしたり、空港によっては睡眠室で仮眠をとることも。快適な空間でリラックスできます。

ファーストクラスのラウンジ

ファーストクラスに乗ると、空港によってはファーストクラス専用のラウンジを利用できます。こちらでもよりきめ細やかなサービスを受けられるのが魅力。高級レストランのような食事を楽しめ、マッサージやスパでリラクゼーションを堪能するなど、極上の時間を過ごすことができます。

搭乗

飛行機への搭乗の際、エコノミークラスは順番が後になるのが一般的。ここにもビジネスクラスとファーストクラスの差があります。

ビジネスクラスの搭乗

ビジネスクラスの乗客は、搭乗ゲートでエコノミークラスより先に飛行機に乗り込めます。ただし搭乗ゲートの列に並ぶのは、エコノミークラスと同じです。

ファーストクラスの搭乗

ファーストクラスの乗客も搭乗ゲートから乗ることはありますが、空港によっては高級車で飛行機まで直接案内されます。または他の乗客とは別の専用ゲートから客室乗務員に案内されて搭乗し、シートまで案内されることも。客室乗務員はこの間の会話から乗客の好みを把握してくれます。

ビジネスクラスとファーストクラスの料金の違い

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広さやサービスの質に違いがあるビジネスクラスとファーストクラス。その価格差はどれくらいになるのでしょうか。

料金の一例:羽田〜ニューヨーク便

航空運賃は航空会社や路線、時期によって大きく異なり、ビジネスやファーストクラスの価格差も一定ではありません。

そこで一例として、羽田〜ニューヨークのJALの往復料金を調べて、各クラスの値段の比較をしてみました。

※2024年10月20日発、JALで羽田空港からニューヨークのJ.F.K.空港までフライトし、5日後に帰国した場合(税金・燃油特別付加運賃込み)

  • エコノミークラス往復:27万5,470 円〜
  • ビジネスクラス往復:135万6,470円〜
  • ファーストクラス往復:313万6,470円〜

この場合、エコノミークラスと比較してビジネスクラスは約5倍、ビジネスクラスとファーストクラスの値段差は約2.3倍でした。

ごく大雑把にいうと、ビジネスクラスはエコノミークラスの約3倍、ファーストクラスはビジネスクラスの約3倍が一般的な相場の値段差だといわれています。

ビジネスクラスやファーストクラスに安く乗る方法

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広さやサービスに大きな魅力があるものの、やはり価格は高くなるビジネスクラスとファーストクラス。なんとか安く乗る方法はないものでしょうか?

実はその方法はけっこう豊富にあるのです。

乗り継ぎ便を利用する

ビジネスクラスやファーストクラスに安く乗れる簡単な方法は、乗り継ぎ便を利用することです。乗り継ぎ便は直行便と比べて航空運賃が下がります。時間は余分にかかりますが、乗り継ぎの間には特別なラウンジを利用できるので、むしろ楽しいかもしれませんね。

パッケージツアーを利用する

パッケージツアーとは、旅行会社が航空券などの移動手段とホテルなどの宿泊手段をセットにして販売しているもの。パッケージツアーならビジネスクラスやファーストクラスの利用が正規の航空運賃よりかなり安くなります。

その理由は、旅行会社が航空券を事前に確保・大量購入することで、正規料金よりも安く仕入れることができるから。旅行会社は航空券を事前に大量購入することで、個人で航空券を購入するよりもずっと安い料金を実現しているのです。

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世界一周航空券を利用する

世界一周航空券は、ANAが加盟しているスターアライアンスや、JALが加盟しているワンワールドといった航空業界の大手アライアンスが販売している航空券。東回りか西回りで地球を一周して戻ってくる航空券で、移動距離または滞在した大陸数で料金が決まります。

世界一周というと値段が高そうですが、それは間違い。実は渡航先の距離によっては往復航空券より安くなることがあるのです。しかもビジネスクラスやファーストクラスなど、等級が高くなるほど圧倒的に割安になるのが特徴。

ここでスターアライアンスとワンワールドの世界一周航空券の料金をご紹介しましょう。

スターアライアンスの世界一周航空券の料金とプラン

スターアライアンスの世界一周航空券の料金は、マイルと旅客クラスに応じて、以下のようになっています。

 

エコノミー

プレミアムエコノミー

ビジネス

ファースト

STAR1

29,000マイルまで

358,900円〜

553,800円〜

707,500円〜

1,141,000円〜

STAR2

34,000マイルまで

422,700円〜

632,300円〜

822,000円〜

1,344,000円〜

STAR3

39,000マイルまで

494,600円〜

734,800円〜

958,900円〜

1,504,800円〜

燃油サーチャージと現地空港税は別途。航空券の有効期限は1年間。

ワンワールド・エクスプローラーの料金とプラン

ワンワールド・エクスプローラーの料金プランは、訪れる大陸数と旅客クラスに応じて、以下のようになっています。

 

エコノミー

ビジネス

ファースト

3大陸

335,000円〜

656,300円〜

1,003,300円〜

4大陸

354,600円〜

780,400円〜

1,182,500円〜

5大陸

418,800円〜

895,200円〜

1,370,200円〜

6大陸

485,000円〜

978,200円〜

1,495,100円〜

燃油サーチャージと現地空港税は別途。航空券の有効期限は1年間。

グローバル・エクスプローラーの料金とプラン

グローバル・エクスプローラーもワンワールドの世界一周航空券。こちらは大陸制ではなくスターアライアンスと同じマイル制となっています。

 

エコノミー

ビジネス

ファースト

29,000マイルまで

354,600円〜

34,000マイルまで

418,800円〜

780,400円〜

1,182,500円〜

39,000マイルまで

485,000円〜

燃油サーチャージと現地空港税は別途。航空券の有効期限は1年間。

前述のニューヨーク往復航空券と比較して、ビジネスクラスなら約半額、ファーストクラスなら約3分の1の料金で利用でき、しかもこの料金内でロサンゼルスやパリ、ローマなどいくつもの都市に滞在することができるのです。これはおトクですよね!

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ビジネスクラスは快適、ファーストクラスはゴージャス!

この記事ではビジネスクラスとファーストクラスの違いをご紹介しました。具体的に比較しましたが、2つのクラスの違いは、ビジネスクラスが快適で、ファーストクラスは豪華であることだといわれています。

ビジネスクラスは到着後に最高の状態でビジネスができるよう、機内で快適に休めることが目的。一方ファーストクラスは機内でのゴージャスな移動体験を目指しています。そのためビジネスクラスのサービスは効率も追求し、ファーストクラスではきめ細やかなサービスを提供してくれるのです。

格安に乗る方法もあるので、ビジネスクラスの快適さとファーストクラスの至福のラグジュアリーを一度は体験してみてはいかがでしょうか。

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