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スリランカの世界遺産8ヶ所!エリア別にすべて紹介

スリランカには、世界遺産が8カ所あり、自然や歴史を感じられる観光名所がいっぱい!この記事では、スリランカ旅行で行ってみたい世界遺産の歴史や見どころを全てご紹介します。 有名な世界遺産をはじめ、歴史的背景のある建物から自然スポットまで紹介するので、スリランカ旅行の参考にしてくださいね!

ライター
mayu tahara
福岡県在住、2児の育児に奮闘中。カフェと旅行会社勤務を経て旅行ライターへ。好きなものは旅行と水族館、カフェ、世界遺産、刺繍、ダイビング、ジブリ、化石、星空など。世界遺産検定1級所持。好きな世界遺産はクロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園。 迷ったらやってみるのがモットー。好きな言葉はロマン! 親子で楽しめる旅を提案していきたいです。
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スリランカの世界遺産は全部で8カ所!自然や歴史を感じられる観光名所がいっぱいあります。この記事では、スリランカ旅行で行ってみたい世界遺産の歴史や見どころをご紹介します。スリランカのエリア別に分けているので、旅行する際は参考にしてくださいね。

Contents

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2024年現在、スリランカの世界遺産の数は全部で8登録

photo by pixabay

雄大な自然の景色が美しく、“インド洋の真珠”とも呼ばれるスリランカは、北海道よりも小さい面積ながら、全部で8つの世界遺産があります。

世界遺産の内訳は、文化遺産は6カ所と自然遺産が2カ所です。文化遺産のほとんどは仏教にまつわるものが多く、自然遺産は森や海に恵まれた環境と、めずらしい動物がたくさんいるスリランカならではの遺産となっています。

スリランカの世界遺産一覧

スリランカで登録されている世界遺産の一覧になります。エリア別には、文化三角地帯、中央南部、南西海岸に分かれています。世界遺産を観光したい人はこのエリアを中心にまわることをおすすめします。

世界遺産名

遺産種別

エリア・場所

登録年

古代都市シギリヤ(シギリヤ・ロック)

文化遺産

文化三角地帯

1982年

古代都市ポロンナルワ

文化遺産

文化三角地帯

1982年

聖地アヌラーダプラ

文化遺産

文化三角地帯

1982年

ゴール旧市街とその要塞群

文化遺産

南西海岸

1988年

シンハラジャ森林保護区

自然遺産

中央南部

1988年

聖地キャンディ

文化遺産

文化三角地帯

1988年

ダンブッラの黄金寺院

文化遺産

文化三角地帯

1991年

スリランカ中央高原

自然遺産

中央南部

2010年

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スリランカの文化三角地帯にある世界遺産5つ

ここからはスリランカの世界遺産をエリア別に紹介します。まずは文化三角地帯。スリランカ中部のキャンディ、ポロンナルワ、アヌラーダプラを結ぶ地域で、古代スリランカの文化と歴史が色濃く残っています。古代王朝の遺跡や寺院が多く、仏教遺産が豊富です。それぞれの世界遺産は車で約30分~2時間でアクセスできます。

古代都市シギリヤ(シギリヤ・ロック)

圧巻の一枚岩に築かれた天空の要塞

photo by Unsplash

1982年に世界遺産に登録されたシギリヤ・ロックを有する都市シギリヤは、スリランカの中央部に位置するジャングルにあり、コロンボから車で約4時間で行けます。旅の拠点となるコロンボから、日帰りでのアクセスも可能ですが、シギリヤ・ロックや後ほどご紹介するアヌラーダプラ、キャンディ、ポルンナルワの都市・文化三角地帯を巡る旅もおすすめです。

遠くからでもひときわ目立つシギリヤ・ロックはなんと大きな一枚岩!近くで見れば見るほど、その迫力に圧倒されます。今や世界中から多くの観光客が訪れるシギリヤ・ロックですが、その歴史は狂気と孤独に満ちたものでした。

photo by mayu

5世紀頃に、当時の王・ダートゥセーナの長男・カッサパが王位を奪うために実の父を殺害。その後、父を殺した罪の意識をつぐなうためだけでなく、弟であるモッガラーナが簡単に攻めてこないように都をシギリヤ・ロックに移します。しかし、それから11年後に弟が戦いを挑んできて、カッサパは敗退のすえ自害します。その後、王都は別の場所に移されたので、シギリヤ・ロックは1875年に発見されるまでスリランカのジャングルで眠っていました。

このようにシギリヤ・ロックは今日も私たちの興味を掻き立てる歴史に満ちています。シギリヤ・ロックは一枚岩の王都も見どころ満載で、頂上に行くまでにも見ていて楽しい仕掛けがたくさん!

なかでもライオンテラスがとくにおすすめです。ライオンテラスは、スリランカ人にとって権力を象徴するライオンが鎮座している踊り場のこと。迫力満点のライオンの前足が出迎えてくれます。今では前足しか残っていませんが、かつては顔や体もあったのだとか!

頂上まではお手洗いなどの休憩場所はないので、休息が必要な人はこのライオンテラスで休んでくださいね。また階段の一部は大理石が使用されており、砂によって足が滑りやすくなるので履き慣れた靴や滑りにくい靴で登ると良いでしょう。もちろん熱中症対策も必須ですよ!

頂上までは、階段が長いこと続きますが途中にシギリア・レディと呼ばれるフレスコ画やライオンテラスなどもあるので道中も含め楽しんでくださいね。

古代都市シギリヤ(Ancient City of Sigiriya)の基本情報

住所

Sigiriya, スリランカ

電話

+94 11 238 2209

営業時間

6:30~17:30

休業日

なし

アクセス

シギリヤ市内から車で約20分、コロンボから車で約4時間

料金

大人 35USドル(約5,572円)、子ども(6歳~12歳) 18USドル(約2,786円)、6歳未満 無料

※2024年5月8日のレート、1USドル=154.78円で計算

公式サイト

https://sigiriyafortress.com/

地図はこちら!

聖地キャンディ

仏陀(ブッダ)の歯をまつる仏歯寺が見どころ!

photo by pixabay

聖地キャンディは1988年に仏教に関連する文化遺産として世界遺産に登録されました。キャンディという都市自体がまるごと世界遺産となっており、かつて栄えたシンハラ王朝の最後の首都でもあります。

そんなキャンディ観光でハイライトとなるのが写真のダラダー・マーリガーワ寺院と呼ばれる仏歯寺(ぶっしじ)です。その名のとおり、仏の歯がまつられており、4世紀ごろにインドから持ち込まれたのだそう。仏歯は舎利容器におさめられており、通常見られないのですが1日に3回あるプージャ(礼拝)の時間になると仏歯がある場所の小窓が開けられるので数秒の間だけ舎利容器が見られます。この時間はとくに観光客が多くなり、思うように歩けないことも。見たい人は時間に余裕を持って向かってくださいね!

またキャンディの仏歯に限らず、スリランカでお寺に行く際に守るべきマナーがあります。なかに入るときは靴を脱いで入るのが基本です。日中の石畳のうえはかなり熱くなるので、気をつけてください。また、服装は露出の少ないものを選びましょう。仏がいるとされる建物に背を向けるのはタブーなので、写真の撮り方も気をつけるように。

photo by mayu

また、キャンディでは毎年7・8月に仏教の祭典であるペラヘラ祭りが開催されます。2024年は8月10日~20日の開催予定となっており、スリランカのなかでも最大の祭りとして世界中から観光客が押し寄せます。

ペラヘラ祭りでは、キャンディアンダンスを踊る行列や100頭近くの着飾った象が見られる人気のお祭りです。電飾や衣装でおめかしした象たちは迫力満点!

開催中はとくにキャンディの街がにぎわい、観光客も多くなります。期間中はホテルが取れないほど混雑が予想されるので、行きたい人は半年以上前から準備しておくのがおすすめですよ!

聖地キャンディ(Sacred City of Kandy)の基本情報

住所

Advanced Technological, Keppetipola Rd, Kandy, スリランカ

電話

+94 81 223 4226

営業時間

5:30~20:00

休業日

なし

アクセス

首都コロンボから電車で約3時間

料金

大人 2,000スリランカルピー(約1,040円)、子ども(15歳以下)無料

※2024年5月8日のレート、1スリランカルピー=0.52円で計算

公式サイト

https://sridaladamaligawa.lk/

地図はこちら!

聖地アヌラーダプラ

スリランカ最古の都があった文化三角地帯のひとつ

photo by mayu

1982年に世界遺産に登録された聖地アヌラーダプラは、仏教にまつわる文化遺産です。2500年以上前に栄華をきわめたシンハラ王朝の都市があった古い歴史のある都市で、約1400年にわたってスリランカの政治や経済の中心地として機能していました。

また聖地アヌラーダプラは、世界遺産や仏教に関連する遺産が集中している文化三角地帯のひとつで、スリランカ仏教のはじまりの地とされています。そのことがよく分かるようにアヌラーダプラ周辺では、現在でも多くのダーガバ(仏塔)や、当時建設された灌漑用の人造湖などが見られます。

なかでもおすすめスポットはイスルムニヤ精舎です。紀元前3世紀に建てられたといわれる仏教寺院で、ティッサ人造湖のほとりにあります。本堂の脇には宝物館もあるので立ち寄ってみると良いでしょう。

ほかにルワンウェリセーヤ大塔も人気。紀元前2世紀に造られた仏塔で、高さは約55メートルあります。真っ白の仏塔なので、遠くからでも確認でき、街のシンボルのような存在です。とくに晴れの日は青空に白いルワンウェリセーヤ大塔が映えてきれいですよ。

さらにジェータワナ仏塔も訪れてほしい場所のひとつ。ルワンウェリセーヤ大塔と対照的に、レンガで作られており赤茶色の外観が特徴です。高さは約70メートルありますが、当時は約150メートルもあったのだとか。いわばスリランカ版ピラミッドのような建物で、今日も地元の人に愛される人気スポットです。

もうひとつ、スリーマハー菩提樹は、仏陀がその木の下で悟りを開いたとされる菩提樹の分木をインドのブッタガヤから運び、植樹したといわれており、仏教徒にとって外せない聖地。ぜひ足を運んでみてくださいね。

聖地アヌラーダプラ(Sacred City of Anuradhapura)の基本情報

住所

5 ela, srawasthipura, Anuradhapura, スリランカ

電話

要確認

営業時間

要確認

休業日

要確認

アクセス

コロンボからバスで約4時間30分

キャンディからはバスで約3時間30分

料金

大人 30USドル(約4,644円)、子ども(6歳~12歳)15USドル(約2,322円) 6歳未満 無料

※2024年5月8日のレート、1USドル=154.78円で計算

※要確認

地図はこちら!

古代都市ポロンナルワ

うつくしいさまざまな彫刻遺跡が見られる人気スポット

photo by pixabay

古代都市ポロンナルワは1982年に文化遺産として世界遺産に登録された、遺跡などが点在するスリランカ北西部第2の都市です。文化三角地帯をなす都市のひとつとして、仏教に関連する遺産が多くあり、スリランカ旅行に行くならぜひ訪れてほしい観光スポット。

古代都市ポロンナルワは、11世紀頃にシンハラ王朝の都になり、その時に数々の仏塔や仏教遺跡が建設されました。今日でもポルンナルワを観光していたら街のいたるところで仏教に関連する遺跡などが見られますよ。

なかでもおすすめなのは、ガル・ヴィハーラにある4体の仏像。仏教美術の傑作として人気の観光スポットで、坐像や立像、そして約15メートルにもなる巨大な涅槃(ねはん)像が見られます。柔らかな表情をしているのが特徴で、そこにいるだけでなんとなく優しい気持ちになれますよ。

その後ポルンナルワは13世紀に廃都となって以降、ジャングルに埋もれてしまいましたが19世紀に発見され今では一大観光地となっています。衛生面でもほかの都市と比べ、きれいと評判の都市なので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

古代都市ポロンナルワ(Ancient City of Polonnaruwa)の基本情報

住所

Maradankadawala-Habarana-Thirukkondaiadimadu Hwy, Polonnaruwa, スリランカ

電話

+94 77 222 6670

営業時間

7:00~17:00

休業日

要確認

アクセス

コロンボから路線バスで約5時間。

鉄道で約7時間

料金

大人 30USドル(約4,644円)、子ども(6歳~12歳)15USドル(約2,322円) 6歳未満 無料

※2024年5月8日のレート、1USドル=154.78円で計算

公式サイト

https://visitpolonnaruwa.com/

地図はこちら!

ダンブッラの黄金寺院

釈迦に関するさまざまな聖像や絵画が展示されている迫力満点の寺院

photo by pixabay

ひときわ目立つ外観と奥にそびえる黄金仏が特徴のダンブッラの黄金寺院は、1991年に世界遺産に登録されたスリランカの文化遺産です。ダンブッラはスリランカの中央部に位置し、国内最大の石窟寺院が見られる人気観光スポット。

チケットの販売は写真の場所で行われており、石窟がある寺院を目指して岩山をのぼっていきます。

麓から石窟までは歩いて約15分ほど。少し時間はかかりますが、道中の景色はうつくしく、晴れの日だと遠くにシギリヤ・ロックが見られることも!ぜひ景色も楽しみながら石窟寺院を目指してくださいね。

photo by Unsplash

ダンブッラの黄金寺院の歴史は紀元前3世紀にまでさかのぼります。当時から僧院として重要な役割を果たしており、寺院には数々の聖像や絵画、仏像、スリランカ王の像がまつられているので見ごたえバツグンです。

仏教寺院ではありますが、一部にヒンドゥー教の神像がまつられているのも特徴のひとつ。スリランカは約70パーセントが仏教徒で約12パーセントがヒンドゥー教徒だそう!ひとつの場所で宗教の共存が見られるのはめずらしいですよね!

Lankapic - 投稿者自身による著作物, CC 表示 2.5,

石窟寺院は全部で5カ所。紀元前3世紀に開窟が進んで以降、歴代のシンハラ王朝が増築や修復を繰り返し5カ所になったそう。このほかにも数々の洞窟も掘られたのだとか。石窟寺院に着いたら、靴を脱いでなかに入ります。第1窟から第5窟まで並んでいるので端から戻るように見ていくのがおすすめですよ。

第1窟のDeva Raja Vihara(デーワ・ラージャ・ヴィハーラ)では、約14メートルの涅槃像が見られます。第2窟はMaha Raja Vihara(マハー・ラージャ・ヴィハーラ)と呼ばれ、シンハラ王朝の王・ワッタガーマニー・アバヤがまつられていますよ。56体もの仏像があるだけでなく、天井画も描かれているので迫力満点です!

第3窟のMaha Alut Vihara(マハー・アルト・ヴィハーラ)は第2窟と同様に数多くの仏像や壁画が見られます。

第4窟Pacchima Vihara(パッチマ・ヴィハーラ)では大小さまざまな仏像が見られ、第5窟のDevana Alut Vihara(デワナ・アルト・ヴィハーラ)にも寝仏などがまつられていますよ。

時間がない人は第1、2窟だけでも見てみてくださいね。また、仏像に背を向ける行為はスリランカではタブーとされているので写真を撮るときは注意しましょう。見どころが多いので、できるだけ時間に余裕を持って行くのがおすすめです。

ダンブッラの黄金寺院(Dambulla Royal Cave Temple and Golden Temple)の基本情報

住所

Kandy - Jaffna Hwy, Dambulla, スリランカ

電話

+94 662 283 605

営業時間

7:00~19:00

休業日

なし

アクセス

シギリヤから車で約30分、キャンディから車で約1時間半

料金

大人 1,500スリランカルピー(約780円)、子ども(5歳~12歳) 750スリランカルピー(約390円)、5歳未満  無料

※2024年5月8日のレート、1スリランカルピー=0.52円で計算

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スリランカ南西部にある世界遺産1つ

スリランカの南西部には、以下の1つの世界遺産があります。

ゴール旧市街とその要塞群 

コロンボ観光と一緒に見学するのがおすすめ!絶景の海を楽しむ

photo by pixabay

スリランカの文化遺産は仏教に関連したものが多いですが、そのなかで異彩を放つのがこの世界遺産・ゴール旧市街とその要塞群です。1988年に世界遺産に登録されました。

ゴールと呼ばれる都市はスリランカの南部にある港町。もともとは貿易の街として栄えていましたが、17世紀にオランダがスリランカを植民地とし、この地を城塞都市にしました。城塞都市というのは外敵からの攻撃から身を守るため、城壁でまわりを囲んだ都市のこと。

ゴールはこれまでに、ポルトガルやオランダ・イギリスからの支配を受けてきたため、それらの面影が残る都市として今や観光地となっています。コロニアルは街並みが楽しめ、スリランカの中心都市・コロンボから高速道路で約2時間30分で行けるので日帰り観光にもおすすめ!

photo by Unsplash

ゴールの旧市街では、教会やモスク、灯台や時計台が見られます。なかでもゴールのシンボルにもなっている灯台はイギリスの統治時代に建てられたもので、スリランカ最古の灯台です。サンセットの時間帯がとくにきれいなので写真にぴったりですよ!

またスリランカではめずらしいプロテスタント教会とオールセインツ教会も見られます。それぞれ様式が違い、オールセインツ教会ではステンドグラスのうつくしい内装が見られるので行ってみるとよいでしょう。

また、近くにスリランカを代表する天才建築家のジェフリー・バワが設計したジェットウィングライトハウスホテルもあります。海沿いの土地を活かした設計で自然と建築の融合が見事な人気のホテルなので宿泊するのもおすすめ!

なお、ゴール周辺の海は波が荒く危険なので入らないようにしましょう。もちろん景色はきれいなのでぜひ写真をたくさん撮って思い出をつくってくださいね。

ゴール旧市街とその要塞群(Old Town of Galle and its Fortifications) の基本情報

住所

スリランカ 〒80000 ガル

電話

要確認

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

コロンボから車で約2時間30分

料金

無料

公式サイト

https://www.galle.mc.gov.lk/

地図はこちら!

スリランカ中央南部にある自然遺産2つ

スリランカの中央南部には、以下の2つの自然遺産があります。

シンハラジャ森林保護区 

スリランカの固有種が多数確認される国立公園

photo by Unsplash

北海道よりもひと回りほど小さな国のスリランカですが、標高が高い場所があったり、自然に恵まれた環境あったりすることから、さまざまな動物や植物が確認できます。スリランカに点在する国立公園のひとつであるシンハラジャ森林保護区は1988年に自然遺産として世界遺産に登録されました。場所はスリランカ南西部にあり、コロンボからは高速道路で約3時間で着きます。先ほどご紹介したゴールの旧市街にも近いので一緒に訪れるのもおすすめです。

シンハラジャ森林保護区のシンハラジャにはライオンの王国という意味があります。東西に約21キロメートル、南北は最大で約7キロメートルと保護区としては小規模ですが、樹木や昆虫、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類などの宝庫として人気のスポットです。

Photo by pixabay ※画像はイメージです

スリランカでしか見られない固有種も多く確認されており、セイロンサンジャクやアカガオバンケンモドキ、セイロンバンケンなどの鳥が見られるのだそう!シンハラジャ森林保護区は野鳥好きにとくにおすすめのスポットですが、まれに野生のヒョウも目撃されるのだとか。

ただし、シンハラジャ森林保護区はうっそうとしたジャングルのなかにあるので、動物を探すのは至難の業。動物や野鳥を見つける時間も楽しみながら見学できると良いですね。

またシンハラジャ森林保護区へは基本的にガイド付きのツアーに参加して行くのが一般的です。保護区にはヒルなどの虫も多数生息しているので、長ズボンや靴下など足元を守った格好で参加しましょう。

シンハラジャ森林保護区(Sinharaja Forest Reserve) の基本情報

住所

Sinharaja Forest Reserve, スリランカ

電話

+94 413 490 644

営業時間

6:00~18:00

※要確認

休業日

要確認

アクセス

コロンボ市内から車で約3時間、電車で約7時間

料金

要確認

地図はこちら!

スリランカ中央高原

3つの国立公園からなる高地の熱帯雨林

photo by pixabay

スリランカ中央高原は、ピーク・ウィルダーネス保護区、ホートン・プレインズ国立公園、ナックルス森林保護区の3つから構成される高原。標高約2,500メートルにある熱帯雨林で生物の多様性に富んだ地域です。その貴重さから2010年に世界遺産の自然遺産に登録されました。

スリランカ中央高原では、絶滅危惧種であるスリランカヒョウやカオムラサキラングール、レッドスレンダーロリスなどの野生動物が見られる自然の動物園です。また、ワールズエンドと呼ばれる標高約1,000メートルの断崖絶壁からの景色は圧巻で、ぜひ行ってみてほしいスポットになります。

スリランカ中央高原へ行く時間帯は、比較的天候が安定している早朝がおすすめ!また高原地帯は寒い可能性もあるので、カーディガンなど羽織るものがあると便利ですよ。紫外線対策もしておきましょうね。

スリランカ中央高原(Central Highlands of Sri Lanka)の基本情報

住所

RF9Q+4MX, B339, Nallathanniya, スリランカ

電話

要確認

営業時間

要確認

休業日

要確認

アクセス

コロンボ市内から車で約4時間20分

料金

要確認

地図はこちら!

スリランカの世界遺産を観光する際の注意点を紹介

歴史や自然を肌で感じられるスリランカの世界遺産。人類にとって価値がある場所として認定され、次の世代へ引き継いでいくために保護されている貴重な場所です。一生に一度は訪れてみたい場所ですが、スリランカの世界遺産を観光する際には注意すべき点もあります。スリランカの世界遺産に行く前に、事前に確認しましょう!

参拝のルールを守り、露出が高い服装は避けよう!

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

スリランカで仏教寺院に行く際には、守るべきルールが存在します。まず、仏像に背を向けて写真を撮る行為は厳禁です!

また露出の多い服装では寺院や仏教遺跡に入れないので、長ズボンや半袖に羽織ものを準備しておくと良いでしょう。ストールを羽織ものの代わりに使うのもおすすめですよ。

スリランカの寺院では、なかに入る前に靴を脱ぐ習慣があります。帽子も脱ぐようにいわれる場合があるので指示に従いましょう。裸足だと日中はとくに地面が熱くなりやすいのでやけどには気をつけてくださいね。靴下があると便利ですよ。

混雑に注意!事前予約やツアーを利用しよう

photo by pixabay ※画像はイメージです。

スリランカではとくにペラヘラ祭りが開催される時期は、世界中から観光客が押し寄せるので、周辺のホテルや道路が混雑します。開催時期に行く予定の人は早くから事前予約したりして準備をしっかり行っておきましょう。

また、シンハラジャ森林保護区のようにツアーに参加しないと見学できない場所もあるので、余裕を持って予約しておくのがおすすめです。場所によっては、交通の便が発達していない地域もあるので、ツアーなどを上手に活用しながら世界遺産巡りができると良いですね。

虫対策を行っておこう!

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

スリランカでは世界遺産に限らず、観光する際は虫対策を行っておきましょう。一年中、蚊が多く、デング熱の報告もされているので、虫よけスプレーや刺された際の塗り薬などを準備しておきましょう。

またシンハラジャ森林保護区やスリランカ中央高原等、森へ行く際は、虫だけでなく、草などでかぶれる可能性があるので露出は避けた格好で参加するのがおすすめですよ!

スリランカの世界遺産を巡り、観光を満喫!

この記事では、スリランカの世界遺産で人気の観光地をご紹介しました。スリランカの歴史や文化、自然を肌で感じることができる世界遺産は、人生で一度は見る価値があります。

文化遺産のゴール旧市街とその要塞群は、コロンボからもアクセスしやすく日帰りで楽しめる世界遺産です。日帰りはできないこともないですが、聖地アヌラーダプラ、古代都市ポロンナルワ、聖地キャンディを結ぶ文化三角地帯の世界遺産を巡る観光もおすすめ!スリランカへ旅行する際は、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

※記事のレートは、2024年5月8日現在、1USドル=154.78円、1スリランカルピー=0.52円で計算で計算しています。

cover photo by pixabay

よくある質問

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