海東龍宮寺は韓国・釜山の海辺にある珍しいお寺!見どころやアクセス方法などを解説
韓国・釜山を代表する観光名所・海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)。海辺に位置する珍しいお寺としても知られています。この記事では、海東龍宮寺の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!
韓国・釜山を代表する観光名所・海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)。海辺に位置する珍しいお寺としても知られています。
この記事では、海東龍宮寺の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ海東龍宮寺へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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海東龍宮寺の基本情報
韓国・釜山の代表的な観光名所である海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)。まずは、海東龍宮寺の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
海東龍宮寺とは?
海東龍宮寺は、韓国釜山市の侍朗里海岸に位置した歴史がある寺院です。韓国三大観音聖地の一つとして知られ、海と龍、観音大仏が調和する信仰の厚い場所とも言われています。
山と海が接する絶景の地に建ち、青い海に囲まれた美しい景観が特徴。境内には十二支像があり、108段の階段を登った先に海東龍宮寺があります。龍文橋では、願いを込めてコインを投げる伝統が今もなお受け継がれており、多くの観光客がコインを投げる光景を目にするでしょう。
韓国で最も美しい寺院と言われ、どこからでも海が望めるフォトジェニックなスポットです。大雄殿の隣の階段を上ると、海水観音大仏や青い海の素晴らしい景色が楽しめます!海岸散策路もおすすめで、ヘドジ岩は海東龍宮寺の絶景スポットとして有名です。
海東龍宮寺の歴史
海東龍宮寺は、1376年に高麗時代のナオン大師によって創建された、長い歴史をもつ寺院です。ナオン大師は、龍王の啓示を受け、蓬莱山(ポンネサン)の端に寺を建てることで、国の安定と民の安らぎをもたらすとされました。
海東龍宮寺は当初「普門寺(ポムンサ)」と名付けられましたが、日本が朝鮮に侵略した戦争で一度消失しました。その後、1930年代初頭にウンガン和尚によって再建され、1974年にはチョンアン和尚が観音菩薩が龍に乗って昇天する夢を見たことから「海東龍宮寺」と改名されました。
この寺院は、その美しい海辺の立地と豊かな歴史で多くの観光客を魅了しています。
海東龍宮寺のある釜山ってどんな街?
釜山は韓国第二の都市として人気で、ソウルに次いで多くの観光客が訪れる観光都市です。海東龍宮寺をはじめとする有名な観光地が多く、韓国最大の魚市場・チャガルチ市場、カラフルな建物が一望できる甘川文化村、夜も賑わう海雲台など、観光スポットが豊富です。
また釜山グルメも人気があり、名物料理として豚肉のクッパや冷麺、刺身などがあります。
釜山は、海と山に囲まれた伝統と現代が融合する魅力的な都市として、国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。
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海東龍宮寺観光の見どころ
海東龍宮寺は海辺に位置しており、絶景が臨める美しいお寺です。海水観音大仏をはじめとするさまざまな仏像や、願掛けスポット、海岸散策路など魅力がたくさん!
ここでは海東龍宮寺の見どころや楽しみ方をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
壮大の海と金色の仏様が出迎える日出岩
海東龍宮寺の見どころの一つとして、壮大な海と共に迎える日出岩があります。海東龍宮寺の108段の階段を下りると、日出岩の場所へ辿り着きます。ここからは、水平線上に昇る太陽を眺めることができ、特に新年の初日の出は幻想的な光景が見られるとして、多くの観光客が訪れます。
本堂下では、参拝者が願い事を書いた瓦を納めることができ、日本語や英語といった多言語で書かれた瓦も見られますよ。さらに、本堂の裏手にある階段を登ると、海水観音像の広場があり、ここからは海東龍宮寺を一望できるのでおすすめ!
幸運を呼ぶ!海東龍宮寺の十二支の像
海東龍宮寺の入り口では、幸運をもたらす十二支の像が、訪れる人々を出迎えてくれます。各干支の動物を象徴するこれらの像は、十二方位の土地を守り、厄除けと幸運をもたらす守護神のような存在とされているのです。
参拝客の中には、自分の干支の像の前で手を合わせたり、記念写真を撮る人の姿も。海東龍宮寺を訪れた際は、自分の干支の像と共に写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
海と奇岩怪石の絶景が一望できる海岸散策路
釜山の海東龍宮寺近くにある海岸散策路は、海と奇岩怪石の絶景を一望できる魅力的なスポット!この散策路では、青い海を背景にした海東龍宮寺の景色を眺めることができます。
特にヘドジ岩は、空と海の水平線を望むことができる絶好のビューポイントとしても人気です。散策路を歩きながら、自然の美しさに浸り、日常の喧騒から離れた穏やかなひとときを過ごすことができますよ。
海東龍宮寺を訪れた際には、この海岸散策路を歩いて、釜山の自然の美しさを存分に味わってみてください。
海東龍宮寺観光に最適なシーズンは?
釜山は日本と似たような気候なので、旅行に行く際には気温差を気にする必要はあまりありません。ただし、山と海に囲まれているため冬は日本よりかなり気温が下がるため防寒対策はしっかりして行くようにしましょう。
ここでは、海東龍宮寺へ行く際のベストシーズンとオフシーズンについてそれぞれ解説します。
ベストシーズンは快適に過ごせる4・5月または9〜11月
海東龍宮寺の観光に最適なシーズンは、3月〜5月の春頃と9月〜11月の秋頃です。この時期は温暖で快適な気候が特徴で、特に4月と5月は桜の季節で美しい景色を楽しめますよ!また、秋は紅葉が美しく、海水浴にも適した気候となっています。
夏は高温多湿で、冬は寒く乾燥しているため、やはり春と秋が観光に最適です。海東龍宮寺の美しい自然と調和した景観を楽しみたい方は、これらの季節に訪れるといいでしょう!
観光客が少ないオフシーズンを狙うなら12~3月
釜山のオフシーズンである12月〜3月は観光客が少なく、航空券や宿泊費が比較的安価になる時期。この時期は閑散期ということもあり、海東龍宮寺を含む釜山の観光地もゆっくり楽しむことができるのでおすすめです。
ただし海東龍宮寺は海辺に位置しており、冬の寒さだけでなく海風に備えて防寒対策は必須です。暖かい服装や防寒具を準備し、釜山の冬の魅力を存分に味わいましょう。
海東龍宮寺の見学方法や混雑状況は?
海東龍宮寺への入場料はなく、自由に散策を楽しむことができます。また海東龍宮寺は、早朝から参拝ができるので、参拝客が少ない午前中に行くのもおすすめです!
ここからは、海東龍宮寺の見学方法や混雑状況について詳しく説明します。
東海龍宮寺の混雑状況は?
海東龍宮寺は、桜の季節である4月と紅葉の美しい10月〜11月に混雑することが多いです。これらの季節は釜山の気候が快適で、寺院の自然景観が最も美しいため、多くの参拝客が訪れます。また、韓国の旧正月や秋夕、連休では国内からの観光客が多く訪れるため混雑することが多いです。
海東龍宮寺を訪れる際にはこれらの時期を考慮して、計画を立てるようにしましょう。混雑を避けたい方は早朝や平日に訪れるのがおすすめです。
東海龍宮寺の観光に要する時間は?
海東龍宮寺の観光は、およそ1〜2時間程度あれば十分に満喫できます。寺院内に点在している仏像や建造物をゆっくりと巡り、美しい海岸散策路を堪能するのにぴったりの所要時間です。
記念撮影や参拝、寺院全体を散策する場合には、もう少し長い時間を設けておくといいでしょう。
海東龍宮寺へのアクセス・行き方
海東龍宮寺観光の拠点となる都市は釜山。釜山の中心部から海岸沿いの海東龍宮寺へ行く方法は、乗り継いで向かうのが一般的です。
ここでは、電車・バス・タクシーとそれぞれの行き方を解説します。
最も一般的な移動は電車+バス
海東龍宮寺への最も一般的な移動方法は、電車とバスを乗り継いで行く方法です。まずは釜山駅から釜山公社鉄道2号線の海雲台(ヘウンデ)駅まで電車で向かいます。所要時間は約39分で、運賃料金は1,750ウォン(約194円)です。
その後、海雲台駅から出発し、7番出口前のバス停から市内バス100番または181番に乗車します。バスの所要時間は約45分で、料金は大人1,300ウォン(約143円)。
全体的な所要時間はおよそ1時間30分程度で、電車とバスを含めた料金は3,180ウォン(約352円)になります。この移動方法は、釜山の美しい海岸線を眺めながらリーズナブルに海東龍宮寺にアクセスできるため、観光の際におすすめです!
最短で向かいたいならタクシー
釜山駅から海東龍宮寺へ最短で向かうなら、タクシーが最適です。所要時間は交通状況によっても異なりますが、約40分から1時間程度で到着します。料金は約22,000ウォン(約2,412円)から23,000ウォン(約2,522円)程度を見積もっておくと良いでしょう。
釜山駅にはタクシー乗り場があるので、わざわざタクシーを捕まえる必要がないので便利です。コミュニケーションが不安な方は、前もって海東龍宮寺の住所を保存しておくようにしましょう。
一般的なアクセス方法と比べて割高にはなりますが、乗り継ぐ必要がなく、日本のタクシーと比べると比較的安い値段で行くことができるので便利ですよ!
海東龍宮寺観光における注意点
海東龍宮寺は自由に出入りして散策できる観光スポットですが、海岸沿いということもあって歩道が整っていない場所も多いです。
ここではいくつかの注意点をそれぞれ解説します。
歩きやすい靴で行く
海東龍宮寺を訪れる際には、歩きやすい靴を選ぶことが大切です。寺院への道には階段や岩場が多く、歩きにくい場所が点在しています。特に寺院までの道のりには、長い石段があるため、滑りにくい靴が必要。
また、海岸散策路を含め寺院内をすべて見学する場合には、かなり歩くことになるので、履き慣れた靴を履いて行くのをおすすめします。海東龍宮寺の美しい景色を楽しむためにも、快適さと安全性に十分配慮することが大切です。
出発地からの行き方を事前に調べておく
海東龍宮寺への一般的なアクセスで行く場合は、電車とバスの乗り継ぎが必要なので、少し複雑です。事前に出発地からの具体的なルートと時刻表を確認し、移動手段の詳細を把握しておくことが重要です。
海東龍宮寺行きのバスの本数は多くないので、乗り場や所要時間などを事前に調べておくと、スムーズに観光を楽しめるでしょう。
海東龍宮寺の観光を満喫しよう
この記事では、海東龍宮寺の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。海辺に立つ美しい海東龍宮寺は、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、海東龍宮寺の観光を満喫してみてくださいね!
海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)の基本情報 | |
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住所 | 86 Yonggung-gil, Gijang-gun, Busan |
電話 | 82-051-722-7744 |
営業時間 | 4:30~19:00 |
休業日 | なし |
アクセス | 海雲台駅からバスで約45分 |
料金 | なし |
公式サイト |
※記事内の金額は2023年12月23日のレート、1ウォン=0.11円で計算しています。
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