NEWT - かしこい、おトク、旅行アプリ“NEWT” アプリでひらく
ひらく

日本の死ぬまでに行きたい場所50選!必見の絶景スポットを厳選

死ぬまでに絶対行きたい、日本の観光スポット50選を紹介します。不思議な現象やSNS映え確実のスポット、限られた時期や時間だけ目にすることができる絶景などを厳選!生涯の記憶に残る、すばらしいスポットばかりですよ!

ライター
Satoshi Nakamura
日本と世界を旅する釣り大好きアウトドア系ライター。テレビのリサーチ&構成作家として鍛えたスキルを活かして、旅先の歴史やみどころ、おいしいものを徹底調査してから訪れるのがモットー。これまでにアメリカのルート66走破とグランドサークルドライブ旅(2周)、日本の47都道府県ドライブ旅を達成し、現在は47都道府県での釣果達成にも挑戦中!
海外・国内旅行 NEWTのアプリで7%OFF はじめての予約につかえるクーポンもらえる🤳海外・国内旅行 NEWTのアプリで7%OFF はじめての予約につかえるクーポンもらえる🤳

死ぬまでに絶対行きたい、日本の観光スポット50選を紹介します。不思議な現象やSNS映え確実のスポット、限られた時期や時間だけ目にすることができる絶景などを厳選!生涯の記憶に残る、すばらしいスポットばかりですよ!

Contents

\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/

日本には死ぬまでに一度は見たい名所がいっぱい!

photo by PIXTA

この記事では、死ぬまでに一度は行きたい絶景のスポット50選を紹介します。日本にはたくさんの観光名所がありますが、中にはちょっとアクセスが悪いなどの理由で訪れる人が少ない観光スポットもあります。しかし定番ではないというだけで見逃すのはもったいない!

今回はど定番の観光スポットだけではなく、マイナーなスポットもありますが、きっと心に残る場所ばかり。地域別に絶景の名所を厳選していますので、ぜひ参考にしてお出かけしてみてください。

\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/

北海道の死ぬまでに行きたい場所4選

広大な北海道には名所がいっぱい。札幌や函館、大雪山、オホーツク海などが定番。まずはそんな北海道で死ぬまでに行きたいスポットを厳選しました。

大津海岸・ジュエリーアイス(十勝)

透明な氷の塊が集まる海岸 

photo by PIXTA

ジュエリーアイスは、豊頃町の大津海岸に1月中旬から2月下旬に出現する宝石のような氷の塊。流氷のように見えますが異なるものです。流氷はロシアのアムール川から大量に流れ出た真水が、オホーツク海で海水と混じりながら氷となって漂着するもの。これに対してジュエリーアイスは十勝川河口から海に流れ出た氷が、冬の荒れた天候によって再び浜に打ち上げられるものです。

波や氷同士のぶつかり合いによって角がとれて丸くなっており、さらに流氷と違って透明なのも特徴。早朝に訪れると朝日に照らされて、その名の通り宝石のように輝いています。

見ごろは6時30分から7時30分頃。1月中旬から2月下旬の時期には、最低気温が平均−15℃にもなるので注意が必要です。風が吹くと体感温度は−25℃から−30℃にもなるので、防寒対策はしっかりしていってくださいね。

ジュエリーアイスの基本情報

住所

北海道中川郡豊頃町大津(十勝川河口付近の砂浜)

電話

015-574-2211(豊頃町役場)

営業時間

散策自由

【ジュエリーアイスの見頃】1月中旬から2月下旬・6:30〜7:30頃

休業日

なし

アクセス

とかち帯広空港から車で約45分

料金

無料

公式サイト

https://www.toyokoro.jp/site/kanko/1401.html 

 

羅臼間欠泉(知床)

10mも噴き上がる!知る人ぞ知る間欠泉

photo by PIXTA

知床にある羅臼間欠泉は北海道の天然記念物に指定されている間欠泉。昭和37年の群発地震の発生後に噴出がはじまりました。その後平成20年を最後に一時期は噴出が途絶えていましたが、平成22年に再び噴出をはじめて復活。現在は45分から2時間ほどの間隔で、10mの高さまで噴出しています。

観光的にはほとんど知られていないため、知床を訪れる人でも見にいくことはまずないのがポイント。ここまで観光地化していない間欠泉が見られる場所は他にはほとんどありません。吹き上げる間隔は季節や日によって変動します。近くにある知床羅臼ビジターセンターでおおよその予想時刻を教えてもらえるので、まずは立ち寄ってみてください。

羅臼間欠泉の基本情報

住所

北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町

電話

0153-87-2828(羅臼ビジターセンター)

営業時間

散策自由 ※冬季はスノーシューなどの装備が必要

【羅臼ビジターセンター】5月〜10月 9:00~17:00、11月~4月 10:00~16:00

休業日

【羅臼ビジターセンター】月曜日(7~9月を除く)、年末年始

アクセス

中標津空港から約1時間30分

料金

無料

公式サイト

http://shiretokorausu-vc.env.go.jp/

 

美瑛白金 青い池(美瑛)

幻想的な青い湖は季節によって異なる色も魅力

photo by Unsplash

青い池は、北海道の美瑛町にある神秘的な観光スポット。池の水が独特の青色になっていて、海外でも話題になっています。今回ご紹介する中ではメジャーな観光地ですが、神秘的なブルーの湖はやはり必見です。

池が青くなる理由は、美瑛川の澄んだ水と白ひげの滝などから流れ出るアルミニウムを多く含んだ地下水。このふたつが混ざることで、 水中に漂った成分が太陽の光を散乱させ、鮮やかな青色に見えます。

季節や時間帯によって池のブルーが微妙に異なるのもポイント。最も青い池らしい景色を見られるのは、晴れの日が多く日差しが強い5月中旬から6月下旬。 春先は雪解け水の影響で池の水がグリーンがかった色になります。また秋には紅葉とのコントラストが絶妙。冬には雪に埋まって白い池になり、ライトアップも行われます。

美瑛白金 青い池の基本情報

住所

北海道上川郡美瑛町白金

電話

営業時間

【駐車場利用時間】5月~10月 7:00~19:00、11月〜4月 8:00~21:30

休業日

なし

※冬季のライトアップは悪天候により中止もあり

アクセス

JR美瑛駅からバスで約25分・車で約20分

札幌市中心部から車で約2時間40分

旭川市中心部から車で約45分

料金

見学無料

【駐車場料金】二輪自動車 100円、普通自動車 500円

公式サイト

https://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond

 

カムイワッカ湯の滝(知床)

温泉が流れる不思議な滝

photo by PIXTA

カムイワッカ湯の滝は、知床硫黄山から涌き出る温泉がカムイワッカ川に流れ込んで流れ落ちている温かい滝。知床五湖から林道を10kmほど進んだ原生林の中にあります。

例年7月1日から9月30日の期間限定で、予約をすれば湯の滝のぼりも体験可能。水温約25℃の滝下から登っていき、いくつもの小さな滝を越えていくと、最終地点では約35℃から38℃の湯滝を浴びることができます。 滝の見学だけなら橋の上からでも可能です。

カムイワッカ湯の滝の基本情報

住所

北海道斜里郡斜里町遠音別村

電話

営業時間

道道知床公園線が通行可能となる5月下旬〜10月上旬まで

※ただし、2025年8月8日~8月17日の10日間はマイカー規制あり

「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」の実施期間:2025年7月1日~9月30日

休業日

冬季は閉鎖

※ツアーは会社により異なる

アクセス

ウトロ温泉より車で約40分

斜里町中心部より車で約1時間20分

料金

見学は無料

※ツアーは会社により異なる

公式サイト

https://www.goshiretoko.com/kamuywakka/

 

東北地方の死ぬまでに行きたい場所6選

東北地方で有名な絶景スポットといえば、奥入瀬渓流や松島など。しかしほかにも見逃せないスポットはたくさんあります。続いては東北地方の死ぬまでに行きたい名所を紹介しましょう。

仏ヶ浦(青森県)

極楽浄土の入り口といわれる奇岩の海岸

photo by PIXTA

仏ヶ浦は海底火山の噴火と地層の隆起で生まれた奇岩が連なる景勝地。透明度の高いエメラルドグリーンの海から白い奇岩の群れが約2kmにわたって突き出している絶景スポットです。現在の奇岩の形は凝灰岩が長い年月をかけて風雨や波に削られることでできました。

ここは、死者があの世に旅立つときやこの世に戻ってくるときに立ち寄るという伝説がある場所。奇岩の数々にも如来の首や五百羅漢、一ツ仏など、浄土に関連した名前がつけられています。

車で訪れる場合は、駐車場からは険しい遊歩道を往復で40分歩くことになります。そのほかのルートとして4月から10月には、佐井港アルサスや脇野沢港から観光船や遊覧船が出ているので、こちらが楽でおすすめです。海上からしか見られない絶景もいっぱい。ガイドつきで上陸するコースもありますよ。

仏ヶ浦の基本情報

住所

青森県下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内

電話

0175-38-2111(佐井村役場)

営業時間

【徒歩】見学自由

【観光船】4月25日から10月末日まで運航、運航時間は運航会社・日程により異なる

休業日

【観光船】11月から4月24日まで冬季休業

※天候・海の状況により欠航あり

アクセス

JR下北駅から車で約1時間40分、駐車場から遊歩道を徒歩で約20分

遊覧船はJR下北駅から直通バスで佐井港へ

料金

【徒歩】無料

【遊覧船】大人(中学生以上) 往復 3,000円・片道 1,600円、子ども(小学生) 往復 1,500円・片道 800円、未就学児(小学生未満) 無料

公式サイト

https://shimokita-geopark.com/area/hotokegaura/

https://hotokegaura.jp/ 

 

安の滝(秋田県)

紅葉が日本一美しいといわれる滝

photo by PIXTA

安の滝(やすのたき)は、森吉山の最も深い場所にある落差90mの2段滝。紅葉に包まれた断崖絶壁を流れ落ちる大きな簾のような流れが見事で、秋にはカエデ・ブナ・ダケカンバ・ナナカマドなどの色彩豊かな紅葉に包まれます。紅葉の時期の光景は、日本の滝のなかでもっとも美しいといわれるほど。

下段の滝へは登山道を40分ほど歩けば到着でき、さらに15分ほどで上段の滝の滝つぼまで行くことができます。晴れた日の午後(13時~15時頃)には滝に虹が架かることも。紅葉は例年10月中旬です。

安の滝の基本情報

住所

秋田県北秋田市阿仁打当(遊歩道入口)

電話

0186-62-1851(北秋田市観光案内所)

営業時間

6〜11月上旬 散策自由

休業日

例年11月中旬~5月下旬は雪のため通行止め

アクセス

秋田自動車道 鷹巣ICから車で約70分

料金

無料

公式サイト

https://www.city.kitaakita.akita.jp/archive/contents-5998

 

八幡平ドラゴンアイ(秋田県)

雪解けの時期の神秘的な絶景

photo by PIXTA

八幡平山頂近くにある鏡沼。こちらで5月下旬から6月上旬頃のみに見られるのが、龍の眼のような神秘的な景観です。ドラゴンアイと呼ばれるこの光景は、冬の間に沼を覆うほど積もった雪と春になって沼に流れ込む雪どけ水が絶妙なバランスを保ったときに現れる神秘的な自然現象。

大量の雪解け水が沼に流れ込むことで中央部が浮力で持ち上がり、さらに暖かくなると中央部の中心の雪から解けはじめることで、龍の眼が形成されます。また鏡沼の近くには、エメラルドグリーンに輝くメガネ沼が出現。最近ではドラゴンの涙と呼ばれて、ドラゴンアイと共に人気を集めています。

ドラゴンアイが見頃の時期は、八幡平にまだ雪が残っているため防寒着やトレッキングシューズなど、ある程度の装備があると安心です。

八幡平ドラゴンアイの基本情報

住所

秋田県仙北市田沢湖玉川(八幡平頂上付近)

電話

0186-31-2714(八幡平ビジターセンター)

営業時間

散策自由

※冬季はアスピーテライン・樹海ライン・国道341号が閉鎖

休業日

【八幡平ビジターセンター】冬季休館 11月上旬~4月上旬

アクセス

東北自動車道 鹿角八幡平ICから車で約50分

東北自動車道 松尾八幡平ICから車で約40分

八幡平山頂駐車場から徒歩約20分

料金

無料

公式サイト

https://akita-fun.jp/spots/20

https://hachimantai-vc.com/

 

白川湖の水没林(山形県)

大量の雪解け水が生む幻想的な光景

By 飯豊町観光協会 - Own work, CC BY-SA 4.0

白川湖はダムによる人造湖。ここには春の訪れとともに大量の雪解け水が流れ込みます。満水になった白川湖周辺では木々が水没し、まるで水中から生えているように見える光景が出現。とくに早朝に朝霧がかかると幻想的な風景になります。

ダム湖が満水になっているのは4月中旬からの1ヶ月ほど。この時期しか見ることのできない景色は、カヌーに乗って湖面から眺めることもできます。また夜にはライトアップも実施。キャンプサイトが目の前にあるので、宿泊すれば美しく照らし出された水没林を眺めることができますよ。

白川湖の水没林の基本情報

住所

山形県飯豊町数馬218-1付近

電話

0238-86-2411(飯豊町観光協会)

営業時間

見頃:3月下旬〜5月中旬

散策自由

※ツアーなどは会社によって異なる

休業日

5月中旬〜翌年3月下旬

※ツアーなどは会社によって異なる

アクセス

山形新幹線赤湯駅から車で約40分

米坂線手ノ子駅から車で約20分

料金

入場無料

※駐車場利用の方には駐車等・各種協力金あり

公式サイト

https://www.iikanjini.info/suibotsurin

 

御釜(宮城県)

美しい火口湖はアクセスも良好

photo by PIXTA

御釜は、蔵王を代表する比較的メジャーな観光スポット。気候条件によってエメラルドグリーンにも、コバルトブルーにも見えることから、五色湖という異名がついています。なんといっても駐車場から御釜の展望台までは徒歩で約3分というアクセスの良さが魅力。気軽に見ることができる絶景のひとつです。

また展望台から5分ほど登れば刈田岳山頂に到着。山頂にある蔵王刈田嶺神社の付近から見る御釜もまた絶景です。

御釜の基本情報

住所

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内

電話

0224-34-2725(蔵王町観光物産協会)

営業時間

24時間(登山のみ)

【車】蔵王ハイライン(有料道路)の通行時間内・7:30〜17:00

休業日

無休

アクセス

東北自動車道 村田ICか白石ICから車で約1時間

料金

無料

有料道路は普通車550円

公式サイト

https://miyagizao-navi.jp/detail/detail_130/

 

磐梯山のイエローフォール(福島県)

不思議な黄色い氷瀑

photo by PIXTA

イエローフォールは磐梯山噴火口で冬の間だけ見られる不思議な黄色い氷瀑。普通の氷瀑とは違って、滝ではなく岩から滲み出た水が凍ってできます。この湧き水は地中の硫黄分や鉄分を含んだもの。岩から染み出ては凍り、幾重にも重なることで黄色くなります。

高さ約15m、幅約10mほどにもなるイエローフォールは見上げれば大迫力。見るためにはトレッキングツアーに参加するのが基本となります。雪山で道に迷いやすいので、とくに初めての場合はガイドツアーに参加するようにしてください。

磐梯山のイエローフォールの基本情報

住所

福島県耶麻郡北塩原村檜原曽原山

電話

0241-32-2349(裏磐梯観光協会)

営業時間

ツアー会社により異なる

休業日

ツアー会社により異なる

アクセス

磐越道 猪苗代磐梯高原ICから車で約30分

料金

ツアー会社により異なる

公式サイト

https://www.urabandai-inf.com/?page_id=24946

 

関東地方の死ぬまでに行きたい場所5選

関東地方には国営ひたち海浜公園や長瀞渓谷、稲村ヶ崎、屛風ヶ浦などの定番観光スポットがあります。ここではそんな定番以上に魅力的な、一生に一度は見たいスポットを紹介しましょう。

おしらじの滝(栃木県)

逆光に照らされて輝く奇跡の淵

photo by PIXTA

おしらじの滝は、幻の滝とも呼ばれている滝です。しらじとは壺のこと。沢の水が少ないときが多く、滝は消えがちですが、澄んだブルーの滝壺はなぜか枯れることがありません。

この滝の見どころは滝の流れではなく、木漏れ日が真後ろから差し込むときの滝壺の輝き。逆光を受けると水は神秘的なブルーになり、深い山の緑とともに神秘的な光景を生み出します。

この滝のある場所までは、山道を10分ほど歩いていきます。遊歩道として簡単な整備がされていますが、歩きやすい靴で出かけるようにしてください。熊よけの鈴を付けるなど熊対策も必要です。また冬季は周辺の道路が閉鎖されるため、車で行くことはできません。

おしらじの滝の基本情報

住所

栃木県矢板市下伊佐野

電話

0287-47-4252(矢板市観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

※冬季は道路が閉鎖

アクセス

山の駅たかはらから那須塩原方面に約2km、駐車場から遊歩道を徒歩約10分

料金

無料

公式サイト

https://www.yaita-kankou.com/spot/oshirazi/

 

穴地獄(群馬県)

不思議な苔に覆われたパワースポット

photo by PIXTA

穴地獄は、もともと鉄鉱石の鉱床だった場所。採掘によって掘られたくぼみから酸性の鉱泉が湧き出したために地獄という名がつきました。

しかしそんな地獄にはコケが生息し、美しく岩を覆っています。酸性の鉱泉では植物が育たないため地獄と呼ばれるのに、硫黄泉などの酸性の条件下で生育するチャツボミゴケだけが生きていけるのです。マリモのような深い色をもつことからマリゴケとも呼ばれるチャツボミゴケは、その美しさで有名。湧き出す水とコケが作る景観は、眺めているだけでも癒やされます。

また穴地獄はその不思議な状況から、運気アップと気力充実のパワースポットともいわれる場所。見に行くと幸運が訪れるかもしれませんよ。

穴地獄の基本情報

住所

群馬県吾妻郡中之条町大字入山13-3

電話

0279-95-5111

営業時間

4月~9月 8:45~15:30

10月・11月 8:45~15:00

※天候等により変更あり

休業日

冬季閉園 12月〜4月下旬

アクセス

関越自動車道 渋川伊香保ICから車で約1時間45分

上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから車で約1時間45分

料金

600円

公式サイト

http://chatsubomigoke.web.fc2.com/

 

岡本桟橋(千葉県)

夏に見られるダイヤモンド富士の名所!

photo by PIXTA

岡本桟橋(原岡桟橋)は、全国でも珍しい木製の海桟橋。1921(大正10)年に漁業用として整備された歴史ある桟橋です。桟橋が伸びている先に見えるのは、東京湾を挟んだ三浦半島や伊豆半島。天気が良ければ海の向こうに富士山を見ることができます。

ここで一生に一度でも見ておきたいのは、富士山の真上に夕陽が沈むダイヤモンド富士。5月と8月の夕日がダイヤモンド富士になります。天気がよく空気が澄んでいることが条件なので、訪れても見られないことが多いのは難点。運試しに訪れてみてはいかがでしょうか。

岡本桟橋の基本情報

住所

千葉県南房総市富浦町原岡

電話

0470ー28ー5307(南房総市観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

金谷港から車で約30分

料金

無料

公式サイト

https://toritabi.enjoyboso.jp/tomiura/

 

八丈富士(八丈島)

絶景の山道は360度のパノラマ

photo by PIXTA

八丈島は、羽田空港から飛行機で55分、または竹芝客船ターミナルからフェリーで10時間20分かけて訪れる東京都の島。八丈富士と三原山の2つの海底火山が接合してできた、ヒョウタン型の島です。なかでも絶景は、西にそびえる八丈富士。標高854mの伊豆諸島最高峰です。

山頂から裾野へ広がりを見せる姿は、その名の通り富士山のよう。山頂にぽっかりと空いた火口を一周するお鉢めぐりの遊歩道は、天空の道と呼ばれています。360度の海のパノラマはまさに絶景。山頂は常に風が吹き抜けるため高木が育たず、最高の見晴らしとなっています。

八丈富士は7合目まで道路が整備されているので、ハイキング気分で登れるのも魅力。ただし雲が発生したり強風が吹いたりすることも多いので、変わりやすい天候には十分注意してください。

八丈富士の基本情報

住所

東京都八丈町三根

電話

04996-2-1377(八丈島観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

【7合目登山口まで】

八丈島空港から車で約14分

底土港から車で約16分

料金

無料

公式サイト

https://www.hachijo.gr.jp/specials/trekking/

 

扇池(小笠原諸島)

半化石もみどころ!絶景の入り江

photo by PIXTA

東京から船で24時間かかる世界遺産の小笠原諸島。そんなあこがれの島々を代表する絶景スポットが南島です。南島は、認証を受けた東京都自然ガイドの案内でなければ上陸できない島。しかもガイド1人が担当できる人数の上限は15人と決まっているため、限られた人しか入ることできません。

そんな南島の1番の人気スポットが扇池。山に囲まれた砂浜と岩穴でボニンブルーの外洋に通じる波打ち際が作る風景は、日本とは思えない美しさです。ガイドツアーによっては、カヤックで岩の穴を通って上陸することもありますよ。

扇池のみどころのひとつが、1000年ほど前に絶滅したヒロベソカタマイマイの半化石。ツヤツヤとしていて貝殻になったばかりのように見えます。しかし触ってみるととても硬く、半化石と言われることにも納得。この半化石は扇池の崖からポロポロと落ちたもので、海岸にいっぱい転がっています。天然記念物のため持ち出しは禁止ですので、注意してくださいね。

南島・扇池の基本情報

住所

東京都小笠原村南島

電話

ツアー会社により異なる

営業時間

ツアー会社により異なる

休業日

ツアー会社により異なる

アクセス

東京竹芝桟橋からおがさわら丸で約24時間

父島二見港から船で約20分、南島に上陸後徒歩で約5分

料金

ツアー会社により異なる

公式サイト

https://www.ogasawaramura.com/about/minami-haha/ 

 

中部地方の死ぬまでに行きたい場所7選

中部地方の定番の名所といえば、富士五湖や黒部峡谷、三保の松原など。もちろんそちらも一度は訪れたいスポットですが、ここでは定番に負けないほどの絶景が見られる場所を厳選して紹介します。

八方池(長野県)

山々を映す神秘的な池

photo by PIXTA

白馬村・八方尾根にある八方池は、雪に押し出された土砂が堆積した場所に雪解け水や雨水が溜まってできる天然の池。天気がいい日には白馬三山が池の水鏡に映り、まさに絶景となります。

一部登山が必要ですが、アクセスが良いのも魅力。池まではゴンドラとリフトを乗り継いでいく、八方アルペンラインの最終到着駅・八方山荘から歩いて約1時間半で到着します。

道が整備されて歩きやすい木道コースなら、登山の初心者でも無理なく行くことができますよ。標高は2,060mでさまざまな高山植物も見られるので、途中のハイキングも楽しめますよ。

八方池の基本情報

住所

長野県北安曇郡白馬村北城

電話

0261-72-3066(八方インフォメーションセンター)

営業時間

8:00〜17:00(八方インフォメーションセンター)

※八方アルペンライン営業期間に準ずる

休業日

【八方インフォメーションセンター】不定休

※ 冬期はゴンドラ・リフト休業(詳細は公式サイトで確認)

アクセス

長野ICから車で約1時間15分

長野駅から特急バス「長野-白馬線」で白馬八方尾根スキー場下車

八方池山荘から徒歩約90分

料金

【ゴンドラ・リフト運賃】

八方アルペンライン(往復):大人 3,300円、子ども 2,100円

黒菱ライン(往復):大人 2,000円、子ども 1,300円

公式サイト

https://www.happo-one.jp/happo-ike/

 

中荒沢(新潟県)

日本一簡単に行ける万年雪

photo by PIXTA

魚沼市にある荒沢岳は、日本一簡単に万年雪が見られるといわれているスポット。登山口から約40分で行ける中荒沢で、万年雪を見ることができます。しかも登山初心者でもしっかりした靴などで行けば、たどり着ける難易度。真夏なのに雪のおかげで涼しく、周囲には高山植物も育っているので、避暑を楽しみながら万年雪を見ることができます。

おすすめはもっとも雪解けが進む8月後半ごろ。万年雪とはいえまったく溶けないわけではなく徐々に雪解けが進み、この時期には幻の滝と呼ばれる本城の滝が現れることもあります。

中荒沢の基本情報

住所

新潟県魚沼市銀山平

電話

025-792-7300(魚沼市観光協会)

営業時間

銀山平キャンプ場 8:30~15:00

見頃:6月中旬~10月下旬

休業日

冬期間(11月~6月)

アクセス

JR上越新幹線 浦佐駅から車で60分

関越自動車道 小出ICから車で40分

登山道入口から徒歩40分

料金

管理協力金として大人 200円、こども100円

公式サイト

https://www.iine-uonuma.jp/activity/natural_landscape/nakaarasawa_mannenyuki/

 

破間川ダムの雪流れ(新潟県)

大量の雪が流れるダム湖の風物詩

photo by PIXTA

破間川(あぶるまがわ)ダムは、冬の間に4m近くの雪が積もるダム湖。ここでは春に雪解けが始まると、周辺の山々からの大量の雪解け水が一気に流れ込み、急激に水位が上がります。すると雪の塊が水面に浮かび上がり、氷の塊とぶつかりながら流れていく光景が見られます。まるで流氷のように見えるこの光景は、雪流れと呼ばれる春の風物詩で、一度は見たい絶景と言われています。

雪流れの鑑賞に最適なポイントは、ダム全体を見渡すことができる浅草大橋の上や、ダムに到着する手前のトンネルを抜けた待避所あたり。時期は4月中旬~下旬のうち2週間ほどが目安ですが、毎年微妙に異なるので、魚沼市観光協会に問い合わせをしてから出かけるのがおすすめです。

破間川ダムの雪流れの基本情報

住所

新潟県魚沼市大白川

電話

025-792-7300(魚沼市観光協会)

営業時間

散策自由

見頃の目安:4月中旬~下旬の内2週間ほど

休業日

なし

アクセス

関越自動車道 魚沼ICから車で約50分

料金

無料

公式サイト

https://niigata-kankou.or.jp/experience/15572

 

雨晴海岸の気嵐(富山県)

冬の早朝に現れる絶景 

photo by PIXTA

雨晴海岸は富山湾越しに立山連峰の山々を望むことができるスポット。このように海越しに山脈を見ることができる場所は世界でも珍しく、なかでも雨晴海岸は絶景の名所として知られています。とくに冬の時期には、冠雪した立山連峰がくっきり見えるのでおすすめ。

なかでも一生に一度は見たいのが、10月末から2月末の朝に発生することが多い気嵐です。気嵐は海水温が高く気温が低いときに海に発生する霧のこと。日の出前から日の出後の時間帯に発生します。放射冷却で冷え込みが強く、前日の日中と朝の気温差が約10度以上あり、風が弱い日であることが発生の条件です。

雨晴海岸の基本情報

住所

富山県高岡市太田雨晴

電話

0766-20-1547(高岡市観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

JR氷見線雨晴駅から徒歩約5分

能越自動車道 高岡北ICから車で約15分

北陸自動車道 高岡砺波スマートICから車で約35分

料金

無料

公式サイト

https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/detail_3129.html 

 

佐渡島のトビシマカンゾウ(新潟県・佐渡島)

日本海の風に揺れる日本一の大群落

photo by PIXTA

佐渡島の北部、大佐渡の北の海に突出する亀形の大きな岩が大野亀。ここにはトビシマカンゾウの大群落があり、5月から6月にかけて35万株の黄色の花が一面を彩ります。トビシマカンゾウは、山形県酒田市の北西にある飛島とこの佐渡島だけに分布する珍しい多年草。とくに佐渡島は大群落になることで知られています。

トビシマカンゾウが育つのは海の近くの断崖。佐渡ではこの花が咲けば、海が活きかえり魚も生きかえると伝えられています。

佐渡島のトビシマカンゾウの基本情報

住所

新潟県佐渡市 願

電話

0259-26-2410(佐渡両津海府観光協会)

営業時間

散策自由

トビシマカンゾウ:5月〜6月

休業日

なし

アクセス

両津港から車で約 50分

大野亀 (内海府線) から徒歩1分

料金

無料

公式サイト

https://www.visitsado.com/event/3452/ 

 

水島(福井県)

大切に守られている北陸のハワイ

photo by PIXTA

敦賀市の水島は、7月と8月だけ観光船で渡ることができる無人島。敦賀半島の先端に浮かぶ小さな島で、エメラルドグリーンの遠浅の海と白い砂浜の美しさから、北陸のハワイと呼ばれています。景観を守るため、島には簡易トイレがあるだけ。お店などはなく、水上バイクやバーベキューを禁止にするなど厳格なルールで自然を守っています。

浅瀬でもたくさんの魚を見ることができるのは水島の大きな魅力。流れついたきれいな貝殻を拾ったり、磯遊びをしたりと、日本海有数の美しい海を満喫できます。

水島の基本情報

住所

福井県敦賀市色ヶ浜

電話

0770-22-8167(敦賀観光協会)

営業時間

7月中旬~8月末

色ヶ浜発・水島着 9:00〜最終 14:45

水島発 9:15〜最終 15:45

休業日

期間中はなし

アクセス

渡し船まで

北陸自動車道 敦賀ICから約40分

JR敦賀駅からバスに乗り、色ヶ浜バス停で下車、船着場まで徒歩約3分

料金

乗船料金(往復・環境美化協力金を含む)

おとな(中学生以上) 1,500円、こども(小学生) 800円

公式サイト

https://www.fuku-e.com/spot/detail_1391.html

 

ヒリゾ浜(静岡県)

船でしかいけない秘境海岸

photo by PIXTA

ヒリゾ浜は、伊豆半島の最南端にあるビーチ。断崖絶壁に囲まれて隔絶された場所にあるため徒歩や車ではアクセスできない秘境です。訪れる方法は近くの港から出航している渡し船だけ。しかも船が出るのは7月から9月までの3か月間のみで、それ以外の季節には近寄ることもできないため、ばつぐんに美しい海が保たれています。

またヒリゾ浜には川がなく、陸地から土や砂などが流れ込まないのもポイント。にごりが少ないばつぐんの透明度を誇ります。黒潮に乗って訪れる南国の季節回遊魚や大物の魚が見られるのも特徴。そのためスキューバダイビングやシュノーケリングの人気スポットにもなっています。

ヒリゾ浜の基本情報

住所

静岡県賀茂郡南伊豆町中木

電話

0558-65-1050(ヒリゾ浜渡し船組合)

営業時間

7月ごろ〜9月ごろ 8:30~16:00 

※繁忙期・土日祝は8:00~受付を開始する場合も

休業日

10月ごろから6月ごろ

アクセス

中木港から渡し船で約5分

料金

大人 2,000円、子ども(中学生以上) 1,000円

公式サイト

https://www.minami-izu.jp/?p=we-page-event-entry&event=11366&cat=22919&pageno=3&type=spot

 

近畿地方の死ぬまでに行きたい場所5選

近畿地方で定番の絶景スポットは、天橋立や夫婦岩、那智の滝など。ここではそんな有名スポットを超える景色を求めて行きたいスポットを紹介しましょう。

白鬚神社(滋賀県)

夕日と湖、朱塗りの鳥居の絶景

photo by PIXTA

滋賀県高島市にある白鬚神社は、琵琶湖の中に立つ朱塗りの大鳥居で知られる神社。近江の厳島ともいわれる近江最古の大社です。湖の中の鳥居は、室町時代の屏風絵の近江名所図や江戸時代の縁起絵巻などにも描かれ、大昔からその存在が伝えられていたもの。昔は波打ち際に鳥居が見え隠れしていたとも、天変地異の前兆として湖に鳥居が突然姿を現したともいわれています。

そんな神秘的な鳥居ですが、実際に建てられたのは昭和12年。大阪の薬問屋の小西久兵衛氏が寄進しました。現在の鳥居は昭和56年に建て替えられたもの。琵琶湖に立つ美しい姿で知られ、とくに夕日の頃には絶景といわれています。訪れる際はぜひサンセットの時刻を狙ってください。

白髭神社の基本情報

住所

滋賀県高島市鵜川215

電話

0740-36-1555

営業時間

参拝自由

社務所 9:00~17:00

休業日

なし

アクセス

北陸自動車道 木之本ICから約50分

料金

無料

公式サイト

http://shirahigejinja.com/

 

メタセコイア並木(滋賀県)

巨樹のトンネルは秋がおすすめ

photo by PIXTA

メタセコイア並木は、日本とは思えない風景を楽しめる道。農業公園マキノピックランドを縦貫する、県道小荒路牧野沢線沿いにメタセコイアが植えられており、その数は約500本。並木道は約2.4kmにも及びます。

この並木は、昭和56年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」の整備事業として、マキノ町果樹生産組合が植えたのがはじまり。地域の人々が大切に育て、県道も協力して植栽を続けた結果、現在のような雄大な並木になりました。

メタセコイアは中国原産で、和名をアケボノスギと言います。秋の紅葉が見事で、並木を通ると黄金のトンネルの下をくぐっているかのような絶景が楽しめます。また春の新緑、夏の深い緑、雪に覆われる冬の美しさも必見です。

メタセコイア並木の基本情報

住所

滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野

電話

0740-33-7101(びわ湖高島観光協会)

営業時間

通行自由

休業日

なし

アクセス

北陸自動車道 木之本ICから約30分

料金

無料

公式サイト

https://takashima-kanko.jp/spot/2018/06/post_155.html

 

大台ヶ原(奈良県)

特別天然記念物の山は星空も必見

photo by PIXTA

大台ヶ原は奈良県と三重県の境にある山地。日本一の豪雨が降る山で、トウヒやブナの豊かな原生林で知られています。山全体が特別天然記念物に指定されており、原生林の散策が人気。

一方で実は近畿地方を代表する星空観察スポットとしても知られています。とくに人気があるのは正木峠の白骨林。1959年の伊勢湾台風とその後に増えた鹿によって立ち枯れた樹木が乾燥して白くなり、無数の骨のように見える一帯です。森を再生する取り組みも行われていますが、一方で立ち枯れた木と星空の写真が美しいと話題にもなっています。

大台ヶ原はドライブウェイが整備されていて、車で気軽にアクセスできるのも魅力です。ただし冬季(11月下旬から4月下旬)は通行止め。雨が多いエリアですが、タイミングが合ったらぜひ星空写真にも挑戦してみてください。

大台ヶ原(大台ヶ原ビジターセンター)の基本情報

住所

奈良県吉野郡上北山村小橡660-1

電話

07468-3-0312

営業時間

9:00~17:00

休業日

国道169号線、大台ヶ原ドライブウェイが雨量規制により通行止の場合は休館

冬季閉鎖:11月下旬~4月下旬

アクセス

近鉄大和八木駅か橿原神宮前駅から大台ケ原行バスに乗り、約3時間の終点で下車すぐ

車の場合は大台ヶ原ドライブウェイ(県道40号線)でアクセス(冬期は通行止)

料金

無料

公式サイト

https://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm

 

立雲峡(兵庫県)

天空の城・竹田城跡を望む絶景スポット

photo by PIXTA

立雲峡は、朝来山中腹にある峡谷。天空の城といわれる竹田城跡を望むスポットとして知られています。駐車場から歩いていける展望台は3つ。そのすべてから日本のマチュピチュとして名高い竹田城跡を一望できます。

とくに人気は雲海が発生する機会が増える秋から冬にかけて。なかでも狙い目は10月から11月で、前日の夜に冷え込み、翌日よく晴れて暖かくなる日です。寒暖の差が10℃以上で、気圧配置で高気圧が付近にあり風が少ない日なら、夜明けから朝8時頃まで雲海が出る可能性が高くなります。

また立雲峡は、但馬吉野ともいわれる北近畿随一の桜の名所。3月中旬頃からソメイヨシノや山桜が咲き誇るので、こちらも見逃せません。

立雲峡の基本情報

住所

兵庫県朝来市竹田

電話

079-674-2120

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

北近畿自動車道 和田山ICから約10分

料金

高校生以上 300円(環境整備協力金として)

公式サイト

https://www.ritsuunkyo.com/ 

 

田原の海霧(和歌山県)

幻想的な海の霧の絶景 

photo by PIXTA

田原の海霧は、12月から2月の早朝に串本町田原の海岸で見られる冬の風物詩。海水温が高いこの地域では、冷たい空気が海に流れ込むと海水との温度差で霧が発生します。日本にはほかにも海霧の有名なスポットはありますが、幻想的な海霧が朝焼けで染まる串本はとくに名所として有名です。

この辺りで漁業が盛んなのも、写真家からの人気が高い秘密。朝霧の中を行き交う漁船が影絵のように浮かび上がる光景はとても美しく、情緒があります。写真を撮るときは、漁船が通るタイミングを狙ってみてください。

田原の海霧の基本情報

住所

和歌山県東牟婁郡串本町田原

電話

0735-62-3171(南紀串本観光協会)

営業時間

散策自由

海霧の見頃:12月〜2月の早朝

休業日

なし

アクセス

JR 紀伊田原駅から徒歩約10分

料金

無料

公式サイト

https://www.kumano-kodo.jp/spot/spot-2602/

 

中国地方の死ぬまでに行きたい場所5選

中国地方の定番は、鳥取砂丘や安芸の宮島、倉敷美観地区など。ここでは少しマイナーながらも定番スポット以上に印象的な絶景スポットを紹介しましょう。

大朝のテングシデ群落(広島県)

蛇のようにねじれた不思議な木

photo by PIXTA

大朝のテングシデ群落は、北広島町大朝に生えているイヌシデの変種の群落。クネクネとヘビのように曲がった樹の形がとても不思議ですが、これはイヌシデが突然変異でこのような形になったものです。田原の熊城山の東斜面に生えており、大小約130本にもなります。

一般的にこのような変異をした木は生き残れず枯れてしまうもの。しかしここでは生き残って子孫を残し、国の天然記念物にも指定されています。新緑の夏、落葉後に枝の奇妙さが際立つ秋、雪が積もって神秘的な光景になる冬と、四季それぞれの美しさがあるので、いつ行っても感動できますよ。

大朝のテングシデ群落の基本情報

住所

広島県山県郡北広島町田原灰谷

電話

0826-72-6908 (北広島町観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

浜田自動車道 大朝ICから車で15分

料金

無料

公式サイト

https://www.kitahiro.jp/sightseeing/tengushide/

 

五色岩(広島県)

パワースポットとして有名な5色の岩

photo by PIXTA

五色岩は仙酔島にある奇岩のスポット。仙酔島は、福山市鞆の浦から船で5分のところに浮かぶ無人島で、ここに住んでいたといわれる仙人が酔うほど美しい島というのが名前の由来になっています。

五色岩は、黒・赤・青・黄・白の5色の岩が海岸に続いている場所。約200mにもわたって続いており、このような断崖は日本でここにしかありません。五色岩がある場所は、太古の昔に地球のマグマが隆起したエネルギーの高い場所で、昔からハレの地として敬われてきたそう。今も強力なパワースポットとして人気を集めています。

※五色岩に続く仙酔島海岸線遊歩道は通行止めの可能性もあるため、要確認

五色岩の基本情報

住所

広島県福山市鞆町仙酔島

電話

084-982-3200(鞆の浦観光情報センター)

営業時間

散策自由

※五色岩に続く仙酔島海岸線遊歩道は通行止めの可能性もあるため、要確認

休業日

なし

アクセス

鞆の浦 渡船場より渡船で5分

料金

無料

公式サイト

https://visittomonoura.com/2020/01/976/

 

帝釈峡(広島県)

国の名勝にも指定されている風光明媚な峡谷

By Hidaka-Nyo - Own work, CC0

帝釈峡は中国山地にある南北約18kmの峡谷。四季折々の景色を楽しめる人気スポットで、なかでも雄橋は驚異的な自然美として知られています。雄橋は石灰岩のアーチ橋。

カルスト地形の中を流れていた帝釈川の一部が地下の鍾乳洞の中を流れてトンネルを作り、周囲が浸食されて大きな天然橋となりました。この雄橋の上が実際に道になっていたのも特徴。未渡と宇山を結ぶ生活道路として古くから使われてきました。

帝釈峡は、おもに石灰岩地帯特有の景観などが見られる上帝釈エリアと、紅葉がひときわ美しい神龍湖エリアが観光スポットとして人気。神龍湖では、遊覧船から絶景や紅葉を眺めることもできます。

帝釈峡(たいしゃくきょう)の基本情報

住所

広島県庄原市東城町帝釈未渡

電話

0847-86-0611(帝釈峡観光協会)

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

東城駅前バス停からタクシーで約20分(上帝釈峡)、約10分(神龍湖エリア)

料金

無料

公式サイト

http://taishakukyo.com/

 

角島(山口県)

本州とは思えない絶景の橋でおなじみの島

photo by PIXTA

角島はまるで沖縄のようだと話題になった角島大橋で知られる島。ほとんど無名の島でしたが、リゾート地のような白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる絶景がSNSで話題となり、あっという間に日本を代表する絶景スポットになりました。

1,780mの橋は、無料で渡れる一般道としては日本屈指の長さ。ここを訪れたらドライブだけでなく、海風を感じながらのサイクリングや散歩もおすすめです。もちろん時間があったら橋だけでなく島もめぐってみてください。周囲約17kmの小さな島ですが、その周囲は美しい砂浜と海に囲まれています。

とくに全国でも屈指の透明度を誇る角島大浜海水浴場がみどころです。またのんびりした牛の放牧風景や御影石でできた角島灯台、そして夕日の美しさも見逃せないポイント。絶景ビーチを眺めながら眠れるキャンプ場もありますよ。

角島の基本情報

住所

山口県下関市豊北町角島

電話

083-786-0234(豊北町観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

施設により異なる

アクセス

【角島灯台公園】 

JR滝部駅からバスに乗り、灯台公園前バス停で下車、徒歩約5分

中国自動車道 下関ICから車で約70分

中国自動車道 小月ICから車で約60分

料金

散策無料

※施設により異なる

公式サイト

https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_10826.html

 

秋芳洞(山口県)

圧倒的な空間が広がる巨大洞窟

photo by PIXTA

秋芳洞は日本最大級のスケールを誇る鍾乳洞。メジャーな観光地になりますがその感動的な光景は、まさに死ぬまでに絶対に行きたいスポットだといえます。

そんな秋芳洞は、秋吉台の地下100mに広がる鍾乳洞。総延長は約10.7kmもあるといわれ、そのうち約1kmが観光コースとして公開されています。特徴はとにかく巨大な空間。最初に驚くのが入り口からすぐの青天井という場所の広さで、入り口から差し込む光が洞内の川に反射して天井が青く見えるため、そう呼ばれています。

秋芳洞でも人気のスポットが百枚皿。石灰分を多く含んだ水が斜面を流れることで石灰石が皿を重ねたように並びました。さらに千畳敷は、秋芳洞でもっとも広いエリア。一般的な鍾乳洞のイメージとはまったく違うその空間は、高さが30m、幅は100mもあります。

中間地点からエレベーターに乗れば100mほど上の地上に出ることも可能。少し歩けば秋吉台のカルスト台地を見ることができますよ。

秋芳洞の基本情報

住所

山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1

電話

0837-62-0115(秋吉台観光交流センター総合案内所)

営業時間

通常期・3月~11月 8:30~17:30(閉洞 18:30)

閑散期・12月~2月 8:30~16:30(閉洞 17:30)

休業日

なし

アクセス

JR新山口駅からバスで約40分「秋芳洞」下車

料金

大人(高校生以上) 1,300円、中学生 1,050円、小学生 700円

公式サイト

https://karusuto.com/spot/akiyoshido/

 

四国地方の死ぬまでに行きたい場所5選

四国の自然が美しい名所といえば、桂浜や四万十川、かずら橋など。しかし見逃されがちなスポットにも素晴らしい絶景が待っています。

滑床渓谷(愛媛県)

日本屈指のキャニオニングスポット

By Reggaeman - Own work, CC BY-SA 3.0

滑床渓谷は、日本屈指のキャニオニングスポット。清流四万十川の支流の一つである目黒川にある渓谷で、岩と清流でできた天然のウォータースライダーのポイントが5つもあります。そのうち3つは初心者やファミリーでも楽しめる難易度。4月下旬から11月上旬ごろまで、多くの体験者でにぎわいます。

景観で人気は、巨大な一枚岩の斜面を優美にすべり落ちる雪輪の滝。滑床渓谷の象徴といえる滝で、日本の滝100選にも指定されています。滑床渓谷は、水深10mでも底が見えるほど透明度が高く、感動的。渓谷に沿って約12kmの遊歩道も整備されていて、散策も楽しめますよ。

滑床渓谷の基本情報

住所

愛媛県北宇和郡松野町目黒・宇和島市野川

電話

0895-49-1535(滑床なめとこアウトドアセンター 万年荘)

営業時間

9:00~17:00(滑床なめとこアウトドアセンター 万年荘)

休業日

不定休(滑床なめとこアウトドアセンター 万年荘)

アクセス

宇和島市内から車で約40分

料金

キャニオニングなどのツアーは、ツアー会社により異なる

公式サイト

https://www.town.matsuno.ehime.jp/soshiki/3/1251.html 

 

父母ヶ浜海水浴場(香川県)

日本版ウユニ塩湖で撮影に挑戦

photo by PIXTA

父母ヶ浜はウユニ塩湖のような写真が撮れるとSNSで評判になっているビーチ。約1kmのロングビーチで、干潮時には砂浜に薄く残った水たまりが鏡のようになります。日本の夕陽百選にも選定されている場所なので、写真を撮るなら夕暮れどきを狙うのがとくにおすすめです。

干潮と日没が重なる日は、瀬戸の夕凪と呼ばれる大きなチャンス。夕暮れどきには比較的風が穏やかになるため水面が波立たず、きれいに反射した写真が撮りやすくなります。公式サイトにはおすすめの日時が紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。

父母ヶ浜海水浴場の基本情報

住所

香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3

電話

0875-56-5880(三豊市観光交流局)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

JR詫間駅からバスに乗り、父母ヶ浜バス停で下車(日・祝日を除く)

高松自動車道さぬき豊中ICまたは三豊鳥坂ICから約20分

料金

無料

公式サイト

https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/#nav01 

 

佐柳島の飛び猫(香川県)

防波堤の上をジャンプする猫が名物

photo by PIXTA

塩飽諸島の一つの佐柳島(さなぎしま)は猫の島。島民が猫を大切にするため、人懐っこい猫がたくさん住んでいます。この島の猫はもともとは各家庭のネズミ退治用に1匹ずつ飼っていたのがはじまり。ところが高齢者が多い島には犬を飼う人がおらず、猫の楽園になりました。

佐柳島の猫といえば、飛び猫が有名。途中で切れている防波堤の上を自在に飛び回る姿が躍動的でかわいいと評判になっています。

佐柳島の基本情報

住所

香川県仲多度郡多度津町佐柳

電話

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

多度津港から船で約60分

料金

無料

 

にこ淵(高知県)

特別な青!仁淀ブルーが見られる滝

photo by PIXTA

高知県の仁淀川はその美しさから、奇跡の清流、仁淀ブルーと呼ばれる川。全国の一級河川の中でも水質ランキングで毎年上位に入る美しい川です。

その上流にあるにこ淵は、この青こそが仁淀ブルーといわれるほど美しい滝壺が見られる場所。清流がまっすぐ降り注ぐ小さな淵で、滝つぼであるにもかかわらず底が見えるほどの透明度を誇ります。光の加減によって水の色がグリーンにもブルーにも変化するのが特徴。もっとも仁淀ブルーらしい色になるのは、太陽の日差しが真上から降り注ぐ正午前後だといわれています。 

にこ淵の基本情報

住所

高知県吾川郡いの町清水上分2976-11

電話

088-893-1211(いの町観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

高知市内から車で約70分

伊野駅から車で約50分

料金

無料

公式サイト

https://niyodoblue.jp/feature/detail.php?id=6

 

柏島(高知県)

船が宙に浮いて見える海

photo by PIXTA

柏島は、宿毛湾の南に突き出た大月半島の先端にある島。半島とは2本の橋でつながっています。そんな柏島は、船が宙に浮いて見えるほど、透明度が高い海でおなじみ。波が静かで晴れた日中に写真を撮ると、本当に船が空中に浮いているように見えます。

またここは、豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域であるため魚種が豊富。世界有数のダイビングスポットにもなっています。浅瀬でもサンゴや熱帯魚を観察できるので、ぜひ挑戦してみてください。

柏島の基本情報

住所

高知県幡多郡大月町柏島

電話

0880-62-8133(大月町観光協会)

営業時間

散策自由

アクティビティは施設により異なる

休業日

アクティビティは施設により異なる

アクセス

土佐くろしお鉄道 宿毛駅から車で約45分

料金

アクティビティは施設により異なる

公式サイト

https://otsuki-kanko.jp/tourism/content1 

 

九州地方の死ぬまでに行きたい場所9選

九州には阿蘇山や高千穂峡、桜島などの名所があります。ここでは少しだけマイナーだけど見逃すのはもったいない絶景の名所を紹介しましょう。

篠栗九大の森(福岡県)

幻想的な水の中の森

photo by PIXTA

篠栗九大の森は、九州大学と篠栗町が共同で管理する森。蒲田池を中心に、約50種の常緑広葉樹と約40種の落葉広葉樹が生育しています。

そんな森で見逃せないのが、落羽松(ラクウショウ)がはえる水辺の森。落羽松は別名を沼杉ともいう樹木で、水の中から太い幹を伸ばしています。その様子はまさにファンタジー映画のワンシーン。SNSではジブリのような絶景だと話題になっています。水中から突き出た大木が水面に反射する光景はとても幻想的ですよ。

篠栗九大の森の基本情報

住所

福岡県糟屋郡篠栗町和田1009

電話

092-947-1217(森林セラピー基地 篠栗)

営業時間

4月~9月 6:00〜17:00

10月~3月 7:00〜17:00

休業日

年末年始

アクセス

JR 門松駅から車で約10分

料金

無料

公式サイト

https://www.town.sasaguri.fukuoka.jp/soshiki/sangyo/1/1/1434.html

 

七ツ釜(佐賀県)

自然と時間が作り出した海蝕洞窟の絶景

photo by PIXTA

七ツ釜は、玄武岩が玄界灘の波に侵食されてできた景勝地。国の天然記念物にも指定されています。名前の由来は7つの洞窟があるから。七ツ釜の上は草原になっていて、展望台や遊歩道から七ツ釜の全景を見ることができます。

おすすめは遊覧船のイカ丸。船上からは、溶岩やマグマが冷えて縮むときにできる柱状節理の岩肌を間近で見ることができます。波の状況が良ければ遊覧船で穴の中に入ることも。最大の穴は間口が3m、奥行きはなんと110mもあります。船から見上げる七ツ釜は迫力満点ですよ。

七ツ釜の基本情報

住所

佐賀県唐津市屋形石

電話

0955-74-3355(唐津観光協会)

0955-82-3001(観光遊覧船 マリンパル呼子)

営業時間

陸上から見学自由

七ツ釜遊覧船 イカ丸 9:30〜16:30

休業日

なし

※遊覧船は荒天時欠航あり

アクセス

長崎自動車道多久ICから車で60分

唐津市街地から車で約30分

JR唐津線、筑肥線 唐津駅からタクシーで約20分

唐津市大手口バスセンターからバスに乗り、七ツ釜入口バス停から徒歩約30分

料金

陸上からは無料

【七ツ釜遊覧船 イカ丸】大人(中学生以上) 2,000円、子ども(小学生) 1,000円、幼児は大人1名につき1名無料

公式サイト

https://www.asobo-saga.jp/spots/detail/a5cf8dd0-9218-4395-8540-b137a30c8165

 

御輿来海岸(熊本県)

風と波による美しい砂の曲線

photo by PIXTA

御輿来海岸は、日本の渚百選、日本の夕陽百選に選定された景勝地。景行天皇が九州遠征を行った際、あまりの美しさにしばし御輿を駐めて見入られたという伝説から地名がつきました。干潟模様の美しい海岸は、干満差の大きい有明海ならでは。潮が引いた海岸の砂地に、風と波による美しい砂の曲線が現れます。

干潟と夕日が重なる日が狙い目。夕暮れ時にはオレンジ色に輝き、薄暮には紫、満月の夜は金色に輝く海を見ることができます。潮が引く時間帯には貝を採る人が歩いていくことがあり、これもまた趣がある光景です。

とくに見頃といわれているのは1月から4月。公式サイトには潮見表が掲載されているので、干潮の時刻に合わせて出かけるようにしてください。

御輿来海岸の基本情報

住所

熊本県宇土市下網田町

電話

0964-27-3329(宇土市経済部商工観光課)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

JR 三角線網田駅から徒歩約15分

料金

無料

公式サイト

https://city-uto.com/archives/1

 

狭霧台(大分県)

霧に包まれる湯布院を一望できる絶景スポット

photo by PIXTA

狭霧台は湯布院から別府へ向かう九州横断道路沿いにある展望台。標高は680mで、湯布院の町並みを一望できる絶景スポットです。なかでも死ぬまでに見たい絶景は湯布院の朝霧。湯布院は霧が溜まりやすい盆地にあり、街中から温泉の蒸気が出ているため、冬の朝には霧が発生しやすいのです。

湯布院に朝霧が発生する条件は、前日の昼間が晴れて暖かく、夜間に急激に気温が下がり、当日の朝は晴天で無風になること。朝霧が発生すると湯布院の街が雲の中に沈んだような幻想的な光景となります。また狭霧台から眺める湯布院の美しい夜景もおすすめですよ。

狭霧台の基本情報

住所

大分県由布市湯布院町川上野々草1946-141

電話

0977-85-8611 (由布市まちづくり観光局)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

大分道 湯布院ICから(やまなみハイウェイ経由)で約20分

料金

無料

公式サイト

https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4361

 

都井岬(宮崎県)

美しい野生馬と日向灘の共演

By This photo was taken with Sony DSC-V1 - Own work, CC BY 3.0

都井岬は日南海岸国定公園の最南端にある観光スポット。日向灘の絶景がすばらしい人気観光地です。先端に建つ都井岬灯台は、九州で唯一内部を見学できる灯台。昭和4年に完成した灯台で、昭和19年に電化されると300万カンデラという東洋一の光度を持つ灯台に進化しました。現在も航行する船舶の目印として活躍中しています。

そんな戸井岬は、日本の在来馬の一種・御崎馬(みさきうま)でも有名。この馬は、江戸時代の高鍋藩が放牧したのがはじまりで、国の天然記念物にも指定されています。

狙い目はなんといっても4月から5月にかけて。春駒(はるこま)と呼ばれる仔馬が産まれるシーズンです。在来馬の仔馬に会えるチャンスはなかなかないので、ぜひ時期を合わせて訪れてみてください。

都井岬の基本情報

住所

宮崎県串間市大納

電話

0987-72-0479(串間市観光物産協会)

営業時間

【開門時間】
4~9月 8:30~18:00、10~3月 8:00~17:30

【灯台参観時間】
3~10月 土日祝など 9:00~17:00、平日 9:00~16:30
11~2月 9:00~16:30

休業日

なし

アクセス

東九州自動車道 日南東郷ICから約1時間

料金

【野生馬保護協力金】
車1台 400円、バイク1台 100円

【灯台参観料】
中学生以上300円

公式サイト

https://kushima-city.jp/toi/

 

出水市ツル観察センター(鹿児島県)

1万羽以上のツルを観察できるスポット

photo by PIXTA

鹿児島県の出水市は全国一のツルの越冬地。毎年10月中旬から12月頃にかけて、1万羽を超えるツルがシベリアから渡来し、3月頃まで越冬します。渡来地はラムサール条約に登録され、鹿児島県のツル及びその渡来地として国の特別天然記念物にも指定されています。

そんなツルを観察できるのが、出水市ツル観察センター。ツルがシベリアから飛来する冬だけオープンする施設で、2階建ての建物からは圧倒的な数のツルを見ることができます。実はツルの仲間は全15種類。出水の越冬地にはそのうち7種類のツルが渡来しています。

ツルといえば北海道のタンチョウヅルしか知らない人は、その種類の多さに驚くかもしれません。とくに多いのはナベヅルやマナヅル。数年に一度渡来するクロヅルやソデグロヅル、アネハヅルが見つかったらラッキーですよ。

出水市ツル観察センターの基本情報

住所

鹿児島県出水市荘2478番地4

電話

0996-85-5151

営業時間

開所期間:11月1日〜3月第2日曜

9:00〜17:00(最終入館 16:30)

休業日

開所期間中は無休

アクセス

JR九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道線 出水駅から約20分

料金

大人 220円、小・中学生 110円

公式サイト

https://www.izumi-navi.jp/spots/post-953/

 

知林ヶ島ちりりんロード(鹿児島県)

大潮の干潮に現れる800mの道

photo by PIXTA

知林ヶ島は指宿市の沖に浮かぶ島。3月から10月の中潮か大潮の干潮の時間帯にだけ、約800mの砂の道(砂州)が現れ、歩いて渡ることができます。

知林ヶ島は松の枝が風に揺れてチリチリと鳴ることから名付けられた島。砂州は島の名前にちなんで、ちりりんロードと呼ばれています。砂の道が出現する時間は約1時間から6時間。潮の具合によって異なる上、消失前に島から戻ってこなければならないので、事前にチェックしておく必要があります。

知林ヶ島は、陸と繋がる島であることから縁結びの島ともいわれるパワースポット。恋愛運アップを求める人にもお勧めですよ。

知林ヶ島の基本情報

住所

鹿児島県指宿市西方

電話

0993-22-3252(指宿市観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

砂州は3月から10月にかけての大潮または中潮の干潮時に出現

アクセス

JR指宿駅から砂州入り口まで徒歩約15分

JR指宿駅からバスに乗り、エコキャンプ場知林ヶ島入口バス停で下車、砂州入口まで徒歩約5分

料金

無料

公式サイト

https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chiringashima/ 

 

縄文杉(鹿児島県)

圧倒的な迫力!最大級の屋久杉

photo by PIXTA

手付かずの自然の宝庫、屋久島。縄文杉は屋久杉の中でも最大級で、いちばん有名な巨木です。樹の高さは25.3m、周囲は16.4m。樹齢は約2,170年から約7,200年と幅広い説があります。

この縄文杉を含む屋久杉は特別な種類ではなく、実は一般的なスギと同じもの。屋久島の標高500mを超える山地に自生している樹齢の長いスギを、特別に屋久杉​​と呼んでいます。普通のスギの寿命は平均500年あまりなのに対して、屋久島の杉は水が豊富でありながら栄養が乏しい花崗岩の山地にあるので成長がとても遅く、樹齢が2,000年を超えるのです。

縄文杉までは、荒川登山口から往復で8時間から10時間の登山をして訪れます。ルートは、約8.5kmのトロッコ道と約2.5kmの登山道を歩きます。材木の運搬に使われていたトロッコ道は神秘的で、こちらも屋久島の見どころのひとつになっていますよ。あくまでも登山なので、しっかりとした装備で登りましょう。

縄文杉の基本情報

住所

鹿児島県熊毛郡屋久島町

電話

0997-46-2333(屋久島観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

宮之浦港から屋久杉自然館前まで車で約40分、屋久杉自然館から荒川登山口バス停までは登山バスで約40分

屋久島空港から屋久杉自然館まで車で約20分、屋久杉自然館から荒川登山口バス停までは登山バスで約40分

料金

日帰り 1,000円、宿泊予定の入山 2,000円​​(山岳部環境保全協力金​​として)

公式サイト

https://yakukan.jp/play/trek.html

 

百合が浜(鹿児島県)

幻の砂浜は昼間に現れる夏がおすすめ

photo by PIXTA

百合ヶ浜は、与論島の東側に大潮の干潮の時間帯だけ姿を現す幻の海岸。ツアー会社のボートなどで行ける絶景のビーチとして人気を集めています。

干潮の時刻は季節によってずれていくので、百合ヶ浜が昼間に現れるのは春から夏。秋から冬にかけては夜に現れるようになります。夏場なら360度を海に囲まれた絶景ビーチで泳ぐという体験ができますよ。百合ヶ浜が現れる時間や位置、大きさは日によって違うので、各ツアー会社の公式サイトで確認してから予約を取るようにしてください。

百合ヶ浜の基本情報

住所

鹿児島県大島郡与論町 大金久海岸の沖合い約1.5km

電話

0997-97-5151(ヨロン島観光協会)

営業時間

ツアー会社、日時により異なる

休業日

ツアー会社により異なる

アクセス

与論与論空港から車で約15分

大金久海岸から各種ツアーで上陸

料金

ツアー会社により異なる

公式サイト

https://www.yorontou.info/spot/5112.html

 

沖縄の死ぬまでに行きたい場所4選

沖縄にはヤンバルの森や青の洞窟、川平湾などの美しいスポットがあります。そんな定番もおすすめですが、ここではもう少し限定感のある名所を紹介しましょう。

ガンガラーの谷(南城市

崩壊した鍾乳洞に広がる深い森

photo by Unsplash

ガンガラーの谷は、数十万年前の鍾乳洞が崩壊してできた太古の谷。そこには神秘的な森が広がっています。専門ガイドと一緒に歩く約1時間20分のツアーでだけ訪れることができるスポットです。

入口にあるのはツアー参加者のみが利用できる鍾乳洞カフェ・ケイブカフェ。ここから出発する見学コースでは、アカギの森やガジュマルの大木、複数の洞窟などを巡ります。古代人の居住跡など、神秘的なスポットもいっぱい。2万年前の人類である港川人の居住区として発掘調査も行われており、世界最古となる約2万3千年前の釣り針も発見されています。

ツアー参加には、前日17時までの予約が必要です。ただし、定員に空きがある場合は当日の予約も可能なので、電話で確認してみてくださいね。

ガンガラーの谷の基本情報

住所

沖縄県南城市玉城字前川202 

電話

098-948-4192

営業時間

9:20〜16:00(ツアーの出発時間)

休業日

なし

アクセス

那覇空港から車で約30分

沖縄都市モノレール旭橋駅からバスに乗り、玉泉洞前バス停から徒歩約2分

料金

大人 2,500円、学生 1,500円(要学生証提示)、小学生以下(保護者同伴) 無料

公式サイト

https://gangala.com/

 

ハテの浜(久米島)

海に浮かぶ砂州は東洋一の絶景ビーチ

photo by PIXTA

ハテの浜は、久米島の東側の沖合に浮かぶ長さ約7kmの3つの砂州。すべてがサンゴのカケラだけでできている真っ白な浜で、360度に広がる海岸は東洋一の絶景ビーチともいわれています。

ここはツアー会社の船でしか行くことができないビーチ。送迎船に乗って約20分で到着します。その眺めはまさに天国。海水浴やシュノーケリング、バナナボート、SUP、グラスボートなどのマリンアクティビティも充実しています。また絶景のサンセットツアーも人気です。

ハテの浜の基本情報

住所

沖縄県島尻郡久米島町

電話

ツアー会社により異なる

営業時間

ツアー会社により異なる

休業日

ツアー会社により異なる

アクセス

久米島から船で約20分

料金

ツアー会社により異なる

公式サイト

https://www.kanko-kumejima.com/members/hateno-beach

 

東平安名岬(宮古島)

長い岬は宮古島を代表する景勝地

photo by PIXTA

東平安名岬(ひがしへんなざき)は国の名勝にも指定されている宮古島の絶景スポット。島の南東端から長さ約2kmも伸びている細長い岬です。岬先端にある平安名埼灯台は上に登ることができる灯台。先端にあるため、見渡せば周囲がほとんど海ばかりという驚異のパノラマが広がります。

周囲の海は美しいサンゴ礁。しかしその中に不釣り合いな巨岩が点在しています。大きなものは直径8mほど。この岩は1771年の八重山地震やそれ以前の津波で運ばれてきた石で、津波石と呼ばれています。巨大な津波石を間近で見れば自然のパワーを実感できますよ。

4月から5月にかけてはテッポウユリが岬一帯に咲くので、この時期に訪れるのもおすすめ。近くにはウミガメが訪れるビーチもありますよ。

東平安名岬(ひがしへんなざき)の基本情報

住所

沖縄県宮古島市城辺保良

電話

0980-79-6611(宮古島観光協会)

営業時間

散策自由

【灯台】
3月~9月 土日祝 9:30~17:00、平日 9:30~16:30
10月~2月 9:30~16:30
※入場は参観終了時刻の15分前まで

休業日

なし

アクセス

宮古空港から車で約35分

料金

無料

【灯台】参観寄付金として 中学生以上 300円

公式サイト

https://miyako-island.net/beach_and_spot/beach_spot_019/

 

西崎(与那国島)

一生に一度は見たい、日本で最後の夕陽

photo by PIXTA

西崎(いりざき)は、日本最西端の島である与那国島の西の端にある岬。岬には日本最西端の碑があります。与那国島観光協会は与那国島を訪れた記念として日本最西端の証を発行していますが、できれば真の最西端である西崎にも行っておきたいものです。西崎からは天気が良ければ111km先の台湾が見えることも。ここに立てば日本の最西端であることを実感します。

そして絶対に見たいのが日本で最後の夕陽。西崎に立てば、日本の中でもっとも遅いサンセットを目撃できます。まさに一生の記念になりますよ。

西崎(いりざき)の基本情報

住所

沖縄県八重山郡与那国町与那国139

電話

0980-87-2402(与那国町観光協会)

営業時間

散策自由

休業日

なし

アクセス

与那国空港から車で約15分

料金

無料

公式サイト

https://welcome-yonaguni.jp/guide/426/

 

日本の絶景スポットをその目で確かめよう!

今回はあえて定番の名所の多くをリストから外して、死ぬまでに行きたい絶景スポットを紹介しました。日本にはまだまだたくさんのすばらしいスポットがあります。今回の記事も参考にして、ぜひ日本の美しい土地の数々を訪れてみてください。

 

cover photo by PIXTA

 

春旅ウルトラセール【東京発】|NEWT(ニュート)春旅ウルトラセール【東京発】|NEWT(ニュート)

\ 旅行のご相談はこちらから/

LINE
公式LINEアカウント

おトクな旅行キャンペーンなどをどこよりも早くお届けします。旅行のご相談も受付中です。

旅行の情報をお届け✈️

InstagramやXでは、旅行の情報を毎日投稿しています。ぜひチェックしてみてください✨

NEWT公式InstagramをみるNEWT公式Xをみる