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中国の世界遺産・黄龍と九寨溝の魅力!歴史や観光の見どころなどを解説

中国を代表する観光スポットの黄龍・九寨溝は、圧倒的に青く澄んだ湖が有名で世界遺産に登録されています。 この記事では、黄龍・九寨溝の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説。ぜひ黄龍・九寨溝へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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中国を代表する観光スポットの黄龍・九寨溝は、圧倒的に青く澄んだ湖が有名で世界遺産に登録されています。

この記事では、黄龍・九寨溝の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説。ぜひ黄龍・九寨溝へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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【世界遺産】九寨風景区の黄龍・九寨溝の基本情報


photo by Unsplash

中国を代表する観光スポットである黄龍・九寨溝。中国四川省の都市成都から車で約6時間以上の場所に位置する、まさに秘境の絶景として知られています。まずは、黄龍・九寨溝の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

黄龍・九寨溝は258万年以上の歴史がある秘境


photo by Unsplash

黄龍・九寨溝の最大の特徴とも言えるのが青く透き通った湖です。青く澄んだ湖は棚田状に連なった乳白色の石灰岩層に透明な水が流れ込んで生まれました。

その独特な景観は今から258万8000年以上前に石灰岩層が氷河に浸食されたことでできたと言われています。今から258万年前はマンモスが生きていたような時代です。イメージもできないようなほど長い時の流れの中で黄龍は現存し続けているのです。

とてつもないほど長い時間チベットの山奥にて佇んできた黄龍・九寨溝ですが、人類が発見したのは1970年代と比較的最近です。

黄龍・九寨溝のそれぞれの特徴


photo by pixaboy

黄龍・九寨溝は、長きにわたって人の目に触れることのなかった秘境を守るべく、1992年に自然遺産として世界遺産に登録されました。

黄龍の最大の特徴は、なんといっても乳白色の石灰岩層です。人間の時間軸では到底考えられないような長い年月をかけて堆積した石灰岩は幾重にもつらなり、美しい景色を作り出しています!黄龍の観光は、おもに山の中を歩きますが、必死の思いで向かった先には想像を超える絶景が待ち構えていますよ。

一方、九寨溝は、高い透明度を誇る峡谷がたくさんあります。その中でも五花海や長海は死ぬまでには一度は見たい絶景です。九寨溝では、1日かけてY字型の峡谷をまわります。ハイキングを楽しみながら絶景を見られる最高の時間となりますよ。

なぜ湖は青く透き通っているの?


photo by pixaboy

九寨溝の青く透き通った水の色はなんとも印象的ですが、なぜあそこまで青いのでしょうか?

それは、湖の底が石灰質でできているからです。水には青い光を散乱させる性質があります。そのため、ある一定以上水の深さが増すと青色に見えるのです。石灰質の湖底は白。青く透き通った水の後ろに白い背景があると考えれば、美しい青色の原理がなんとなくイメージできるでしょう。

また、九寨溝の水には炭酸カルシウムが飽和状態で存在しており、水中の浮遊物を吸着して沈殿するため、より透き通ってみえるのです。

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最も美しいと称される黄龍・九寨溝観光の見どころ


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黄龍・九寨溝は、まさしく秘境という景観の場所です。人の手が付けられていないありのままの自然が広がっています。

広大な土地の中にいくつもの見どころがあるため、しっかりとスケジュールを立てておかないとまわりきれません。ここでは、五彩池や火花海など黄龍・九寨溝の人気スポットの見どころをまとめました。

【九寨溝】エメラルドグリーン&ブルーの沼湖や滝


photo by pixabay

九寨溝には美しい沼湖、滝が全部で100カ所以上点在しています。1回の観光ですべてを見て回るのは不可能なので、訪問の際にはどこを見て回るか決めておくのがおすすめです。

ここでは、九寨溝のおすすめのスポットをご紹介していますので、観光に向けてのスケジュール立ての際にご活用ください!

九寨溝で最も澄んだ湖・五花海


photo by pixabay

五花海は総面積が7.6万平方メートルを超える巨大な湖。九寨溝の観光スポットの中でも有名なスポットのひとつです。標高2,472メートルに位置し、湖の水深は5メートルを超えています。

その景観の美しさから九寨溝の魂とも呼ばれています。青とも緑とも言えない美しい水面は、湖底に沈む石灰化した堆積物や水草などが太陽の光に反射、屈折することで作られています。青や緑以外にもさまざまな色に見えることから五花海と名づけられました。

秋になれば、周辺の木々が紅葉を迎え、ひと味違う美しい景色を楽しむことができますよ。九寨溝観光のハイライトともいわれる、最も澄んだ美しい湖です。

九寨溝の中で一番大きい長海


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長海は、標高は3,060メートル、面積は30万平方メートルという、とてつもない大きさを誇っています。その大きさは九寨溝の中でも最大で、長さは約7.5キロ、水深は一番深いところで100メートルを超えています。その壮大な景観に思わず息を飲んでしまうでしょう。

長海は氷堆石がふさがってできたもので、ローマ字のSのような形をしています。氷堆石とは氷河が長い時間をかけて谷を削りながら流れる中で、そのまわりに削り取られた岩石や土砂などが土手のように堆積した状態のことです。

長海の特徴は、周りに水の流れ出る場所が1つもないのにも関わらず、1年中水量が一定なこと。それは長海が山中の雪解け水や湧水をすべて集めているため、いつ観光に訪れても水量が一定の美しい水面を楽しむことができますよ。

透明度が高く下まで透き通って見える五彩池


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五彩池は九寨溝の中で、最も小さい湖です。しかし、水面のエメラルドグリーンが最も美しいと言われています。長さは4,349メートル、水深は一番深いところで8メートル。透明度はとても高く、上から湖底が透き通って見えているのが特徴です。

五彩池の水は実は長海から流れてきています。それも地下を流れてきているため、冬でも凍結しないのが五彩池の特徴のひとつ。そのため、年中を通してその美しいエメラルドグリーンを楽しむことができます。

迫力満点の珍珠灘瀑布(ちんじゅたんばくふ)


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珍珠灘瀑布は珍珠灘と呼ばれる川から流れてくる水が流れ落ちてくる滝です。珍珠灘はとても流れが激しく、迫力満点です。その激しい勢いのまま水が流れ落ちる珍珠灘瀑布の景観はは言わずもがな素晴らしく、九寨溝の中でも特に迫力のある景観を楽しむことができます。

珍珠灘は水の流れが激しく、水の飛沫が真珠のように美しいと言われたことからこの名がつけられました。

中国一の滝と称される諾日朗瀑布(のりらんばくふ)


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諾日朗瀑布は九寨溝に位置する瀑布の中でも大きさが最大で、大きさは幅が329メートル、高さは30メートルを誇っています。諾日朗瀑布の流れ落ちる水は鏡池から流れてきているものです。

諾日朗はチベット語で男神を意味しており、壮大で雄大な滝の景色からそう名付けられました。階段状に流れ落ちる姿は、中国一の滝と呼ばれるだけあって迫力満点です。

もし夏の暑い時期に訪問するのなら、滝の水しぶきをぜひ浴びてください。滝の水しぶきは滝の南側で体験できます。夏の暑さを和らげ、ひんやりと冷たい感触を味わうことができますよ。

数々の湖が生み出した景色の樹正群海


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樹正群海はいくつもの湖がつながっています。くねくねと続いている風景からは迫力を感じるでしょう。その長さは何千メートルにもなり、段々畑のように連なっています。樹正寨と呼ばれる村の隣にあるためにこの名がつけられました。周辺にはチベット族が暮らし、一角には民俗文化村があります。

樹正群海には、色鮮やかな植物が生えており、その植物たちが水面に映ることで美しい風景を作り出しているのが特徴的。九寨溝の縮図とも言われていますよ。

夕方に火花がちっているように見える火花海


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火花海は、他の湖とは違い土石流が積み重なってできた湖。面積は3,652平方メートルで水深9メートルほどの小さい湖です。

火花海と呼ばれているのは、夕暮れ時の太陽の光が水面に反射しきらきらと揺らめくことで、たくさんの火花が飛び散っているように見えたから。湖の周りにはたくさんの花が咲いており、水面の色とともに美しいコントラストとなっています。

珊瑚のような景色が楽しめる箭竹海(ちんちくかい)


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箭竹海は湖の周辺に箭竹(やだけ)がたくさん生えていることからその名がつけられました。標高は2,618メートルの場所に位置し、深さは6メートル、面積は17万平方キロメートルとなります。

倒れてしまった木が湖のそこに沈み、朽ちて珊瑚のようになっており、美しい景色が広がっています。また、湖底に沈んだ枯れ木が石灰化しそこからあらたな命が始まるという美しい自然現象もそこでは頻繁に起こっています。

水面に映る景色に圧倒される鏡海


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鏡海は、その水面に映る山々が美しいため、まるで鏡に写っているようだと考えられていることから鏡海と呼ばれています。

水面を眺めていると、水面の景色が本当の景色なのではないかと分からなくなるほど鮮明に映っています。鏡海の観光は午前中がおすすめ。風が少なく波が立たないため、水面の揺らめきが少なく、鏡海の名前の由来となった美しい映り込みを楽しめますよ。

パンダが水を飲みに来ていた熊猫海


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熊猫海では、美しい水面と、周囲を取り囲む山々を楽しめます。周囲の山々と水面のコントラストがとても美しく、落ち着いた気持ちになれるスポットです。

観光者向けの回廊が用意されており、さまざまな角度から熊猫海を楽しめるようになっています。

熊猫とはパンダのこと。名前の由来は以前、パンダがこの湖に水を飲みに来ていたところから来ているといわれています。

青色の水と水面に映る景色が印象的な老虎海


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老虎海は、水深が11メートル、幅は62メートルある湖。水面に映る木々たちが虎の模様のように見えたことから名づけられています。

湖底がとても深く、水面の色も深い青色となっており、黄色い木々が水面に映り込む写真映えする景色を見られますよ。

病が回復したと言い伝えられている犀牛海


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標高2,400メートルの場所に位置する犀牛海は、過去にチベット族の方が、サイに乗ってこの湖に訪れ、この湖の水を飲むことで、自分の持っていた病が回復したことからこの名がつけられたそうです。

全長は2,200メートル、水深は約40メートルあります。見る場所によって水深が異なるため、さまざまな色味や表情を見せてくれる面白い湖でもあります。

【黄龍】エメラルドグリーンの水が流れる693個の棚田


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黄龍は693個の彩池からなっており、総面積は約700平方キロメートルと広大な土地が広がっています。そのため、どのスポットをまわるべきかついつい迷ってしまいます。

ここでは、おすすめのスポットをご紹介していますので、自分たちがどのスポットが見たいのか実際の観光に向けての参考にしてくださいね。

紹介する見どころ以外にも、約350の小さな池で構成されたエメラルドグリーンの水面美しい迎賓池や、黄色みがかった石灰岩が特徴の落ち着いた雰囲気の洗身洞、スポット一帯がカルシウムと石灰成分で作られ、太陽の光によって反射して金色に輝く金沙舗池など名所がいっぱいあるので、事前にスケジュールを立てて訪れましょう。

一度見たら忘れられない五彩池


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五彩池は、693もの小さな池が集まりできた絶景の池です。小さな池が蓮の花ように並ぶことでさらなる美しさを見せてくれています。

池の中の水が5色に輝いていることからこの名がつけられました。石灰岩からなるこの池は歪な形をしており、この世のものとは思えない不思議な光景が広がります。

五彩池には、展望台デッキが設置されているので、上からの景色を楽しむこともできますよ。この世の仙境とも称される絶景をぜひ堪能してみてください。

水色の水面と金色の石灰質が作り出した映月彩池


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映月彩池は池の水面に月が映り込み、それが美しかったことからその名がつけられました。五彩池の下流に広がるその池は、石灰質でできています。池の壁面が神秘的で美しく、ビビットな水色に光る水面とのコントラストは見どころのひとつです。

天候や光の加減によって色が変わる争艶彩池


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争艶彩池は、658の池が集まってできた美しいスポットです。658個それぞれの池は形や色味も異なり、それぞれがまるで競い合っているかのように輝く景観が広がっています。

五彩池に次ぐ大きさを誇っているので、迫力も満点!光の加減や天候によって移り変わる色の変化を楽しんでみるのもおすすめです。

黄龍の中央に位置する明鏡倒映池(めいきょうとうえいち)


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180の小さな池からなる明鏡倒映池は、穏やかさが特徴のひとつです。水面にはまるで鏡のように、周りの木や空、山々が映り込み、美しい風景を演出してくれます。

まるで明るい鏡のように美しく映り込むことからこの名がついたといわれています。雪山が水面に映る景色は絶景で、人も少ない穴場スポットです。

山頂付近にある黄龍寺


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※画像はイメージです

黄龍の五彩池の近くには、黄龍寺がひっそりと佇んでいます。当時中国では、黄色は禁色(きんじき)と言われていました。陰陽五行で中央を統べる黄龍。すなわち皇帝という意味があります。そのため、平民が黄色を使用することはできませんでした。

黄龍寺の歴史は伝説の王朝、夏の時代まで遡ります。夏王朝は、伝説の皇帝、兎が立てたとされています。王朝設立後、兎は黄龍を訪れて紙をたてまつる霊廟を立てました。それが現在の黄龍寺だとされています。冬場は真っ白な雪に覆われていてさらに幻想的な雰囲気に包まれていますよ。

黄龍・九寨溝観光に最適なシーズンは?


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ここでは、黄龍・九寨溝の観光のベストシーズンを解説します。季節によってさまざまな表情を楽しめる黄龍・九寨溝。おすすめの時期や安い時期、訪れる際の服装などを説明します。

ベストシーズンは紅葉が楽しめる9月下旬〜10月下旬


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黄龍・九寨溝のベストシーズンは9月下旬から10月下旬です。この時期は紅葉が楽しめるため、五彩池をはじめとする湖がさらに美しく見える期間でもあります。

紅葉がばつぐんの見ごたえとなるのは9月下旬から10月下旬ですが、気温は本格的に下がってきます。特に朝晩は冷えるので寒さ対策が必要です。また、天候が悪くなり気温が下がった場合は雪も降ってきます。

服装は、ダウンジャケットや薄手のカーディガンなど重ね着ができる服装が便利です。また、手袋やマフラーなどの防寒アイテムを忘れずに持ってくるようにしましょう。

花も楽しめて快適に過ごせる6月下旬〜8月


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6月下旬から8月の気温は30度には届かない28度前後。昼間は歩けば汗がにじむような季節です。ちょうどこの時期は高山植物の見どころであるため、多様な花や植物を快適な環境で楽しめる時期でもあります。

28度前後まで気温が上がりますが、朝晩はそれでも肌寒く感じることがあるので、薄手の羽織りものを持っていくことをおすすめします。

また、夏場は日差しが強いので、帽子やサングラスなどの日差しを和らげるアイテムを持ってくると観光がしやすくなるでしょう。

観光客が少ない時期を狙うなら11~3月


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11月から3月は黄龍・九寨溝のオフシーズンとなります。特に黄龍は標高が高いため雪がつもり車の走行ができなくなるため閉場となっています。

そのため、観光できる場所が少なく、不便さも多少はありますが、他の観光客が少なく落ち着いた風景をたのしむことができる唯一の時期であります。

服装としては、本気の防寒が必要となります。真冬で雪も降っているので必ずマフラーや手袋は持ってくるようにしましょう。

黄龍・九寨溝の見学方法は?入場料は必要?


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ここでは、実際に黄龍・九寨溝に足を運んだ際に迷うことのないように、見学方法や入場料など現地での具体的な詳細を解説しています。

実際の観光の際に役立つ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

入場にはチケットの購入が必要!当日に購入も可能


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黄龍・九寨溝の入場にはチケットの購入が必要で、基本的には現地で購入します。さらに、繁忙期と閑散期で料金が異なることにも要注意です。

繁忙期は閑散期に比べ入場料が高くなるため、入場料の確保を忘れないようにしてください。また、チケット料金は変わる場合があるので、最新の情報を確認してくださいね。

黄龍・九寨溝の観光については、ツアーも多く組まれているため、ツアー代金に入場料が含まれていることもあります。予約の際に確認を忘れないようにしてくださいね。

黄龍・九寨溝観光に要する時間


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黄龍・九寨溝どちらも観光する場合、5時間〜6時間はかかると思ってスケジュールを組むようにしてください。それぞれ巡るスポット数で時間は大きく変わりますが、黄龍と九寨溝の観光を満喫したい場合は、そのくらいの時間が必要となります。

九寨溝観光の場合は、長海で約30分。五彩池で約20分。樹正群海まで約60分かかります。黄龍については、一番の見どころでもある五彩池までにかなりの距離を歩く必要があるため、トータル2時間30分ほどは必要となるでしょう。

また、黄龍と九寨溝、それぞれのスポット間の移動もあることも忘れずに。

黄龍・九寨溝へのアクセス・行き方


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黄龍・九寨溝へのアクセスの拠点となる都市は成都です。日本から成都までは飛行機の直行便が運行していますので約6時間で訪問できます。黄龍・九寨溝へ行く際は成都から向かうのが基本的な交通手段となります。ここでは、バスやレンタカーでの行き方を紹介します。

最も一般的な移動は長距離バス


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成都から黄龍・九寨溝へは長距離バスが運行しています。個人で行くこともできますが、ツアーに予約するのが迷うことなく訪問できるため、おすすめです。

成都にはたくさんの旅行代理店がありますが、ほとんどのお店で黄龍・九寨溝行きのツアーを取り扱っているので、現地での予約も可能です。敷地が広く高山病の恐れもあるので、海外旅行に不慣れな方はガイド付きのツアーに申し込むのがいいかもしれません。

個人で行く場合の料金や所要時間は以下の通りです。

【成都から九寨溝への直通バス】
料金:141元(約2,800円)前後
所要時間:約10時間30分

最短で向かいたいなら飛行機&バス


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成都から九寨溝へは飛行機を使用すれば、移動時間を大幅に短縮できます。そのため、スケジュール的に急ぎたい方は飛行機とバスで向かうのがおすすめです。

成都からの飛行機はコロナ前のベストシーズンであれば、1日に17本ほどは運行しており、運航便の多さが特徴です。ただし、そのうちの半分以上は朝一番のフライトとなるので、スケジュール制作の際には注意してください。空港から九寨溝まではタクシーで向かうのが最適です。

【成都から九寨溝への飛行機】
料金:1310元(約26,000円)前後
所要時間:約1時間

黄龍・九寨溝観光における注意点


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ここでは、黄龍・九寨溝の観光時に注意すべき点をご紹介します。黄龍・九寨溝は美しい景色がみられる一方で、過酷な自然がそのままに残っているスポットでもあります。そのため、自然の厳しさからくる注意点もいくつかあります。

10月の国慶節や連休は混雑する


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黄龍・九寨溝は中国を代表する観光スポットで、観光シーズンともなれば、中国のみならず世界中から観光客が訪れます。そのため、10月の国慶節や連休は観光客でごった返します。特に連休やバカンスシーズンと被っている場合は、スケジュールの組み方に注意が必要です。

観光客で賑わっていると当初予定していたスケジュール通りに進むとは限らないので、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

ちなみに国慶節は中国のゴールデンウィークとも呼ばれ、10月1日がそれにあたります。多くの場合、1日から7日まで休みとなります。

長時間の移動を前提に予定を立てる


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黄龍・九寨溝の観光には長時間の移動が伴います。特に長距離バスで成都から向かう場合であれば10時間以上の移動となることがほとんどです。また、黄龍・九寨溝到着後も観光スポットまでは徒歩での移動が伴います。

そのため、観光客が多かったり、車の渋滞が起こっていたりする可能性があり、予定が大幅に遅れることもしばしばです。余裕を持って観光するためにもスケジュールは長時間の移動を加味して作成するようにしましょう!

高山病に気を付ける


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黄龍・九寨溝は標高2,000〜3,000メートルに位置しています。そのため、観光客の方が高山病になることは日常茶飯事です。これまで、標高が高いところに来たことがない方であれば尚更です。

そのため、黄龍・九寨溝を観光する場合は、携帯型の酸素ボンベを持参するようにしましょう。標高が高いところは気圧が高くなり、酸素が薄い状態になります。体が酸素の薄い状態に慣れておらず、頭痛や吐き気を感じるのが高山病です。

予防法は、水分をしっかりとり、ゆっくりと一定のペースで歩くようにすることです。また、定期的に休憩をとりながら、呼吸は深呼吸を意識するようにしてください。

気温の寒暖差に備えて服装を準備しておく


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黄龍・九寨溝の標高は非常に高いため、気温の寒暖差が激しくなっています。そのため、さっきまでは暖かかったのに突然寒くなることもあります。急な寒暖差にも対応できるよう、服装は温度調節が可能な物を選ぶようにしてください。

また、入山の時点では暖かくても、必ず羽織りものを持って観光に向かってください。先述した高山病においては体を冷やすことは良くないので、しっかりと防寒できるものを忘れずに。

黄龍・九寨溝の観光を満喫しよう


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この記事では、黄龍・九寨溝の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどを紹介しました。黄龍・九寨溝は、とてつもなく長い時間の中で作られてきたまさに自然の博物館のよう。

さまざまな色に見える池の水に目を奪われることでしょう。ぜひ紹介した情報を参考に、黄龍・九寨溝の観光を満喫してみてくださいね!

九寨溝(きゅうさいこう)の基本情報
住所:Jiuzhaigou County, アバ Sichuan, 中国 623402
電話:+868377739753
営業時間:7:00~19:00(5月1日~11月15日)
     8:00~18:00(11月16日~4月30日)
休業日:なし
アクセス:成都から車で約6時間20分
料金:繁忙期220元(約4,400円)/閑散期80元(約1,300円)
※2022年12月11日のレート、1元=19.64円で計算

黄龍(ホワンロン)の基本情報
住所:Pingsong Rd, Songpan County, Ngawa Tibetan and Qiang Autonomous Prefecture, Sichuan, 中国 623301
電話:+868377249188
営業時間:8:00~17:00
休業日:なし
アクセス:成都から車で約6時間20分
料金:繁忙期200元(約4,000円)/閑散期60元(約1,600円)
※2022年12月11日のレート、1元=19.64円で計算
http://www.huanglong.com/

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