ホワイトハウスはワシントンD.C.にある人気スポット!観光の見どころや行き方を解説
アメリカ・ワシントンD.C.を代表する観光スポット・ホワイトハウス。歴代大統領が暮らしている公邸であり、アメリカ政治の中心地です。この記事では、ホワイトハウスの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひホワイトハウスへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
アメリカ・ワシントンD.C.を代表する観光スポット・ホワイトハウス。歴代大統領が暮らしている公邸であり、アメリカ政治の中心地です。
この記事では、ホワイトハウスの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひホワイトハウスへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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ホワイトハウスの基本情報
ホワイトハウスは、アメリカ合衆国の大統領が暮らしている公邸であり、外国の首脳や政治関係者などの会談や記者会見など公的行事も行われています。まさにアメリカ政治の心臓部です。
ワシントンD.C.の中心部に位置し、その荘厳な白い建物は、歴史的な価値とともに、多くの観光客を魅了しています。
ホワイトハウスの歴史
初代大統領ジョージ・ワシントンが1791年にホワイトハウスの建設地を選び、翌年1792年に建設が始まりました。その8年後、1800年にジョン・アダムズ大統領が最初に入居しました。
1814年戦争中にはイギリス軍によって一部が焼失しましたが、その後再建した際に白く塗ったことからホワイトハウスと呼ばれるようになったんだとか。
ジョン・アダムズ以来、すべての大統領がホワイトハウスに居住しており、数え切れないほどの指導者や要人をもてなしてきました。ホワイトハウスは、まさにアメリカの歴史とともに歩んできた象徴的な建物となっています。
ホワイトハウスはどこの州にあるの?
ホワイトハウスは、ワシントンD.C.にあります。D.C.は「コロンビア特別区」の略で、アメリカ合衆国の州ではなく、連邦政府の直轄地です。つまり、どこの州にも属していないということになります。
ワシントンD.C.の位置関係としては、メリーランド州とバージニア州の境界で、政治の中心地として特別な地位を持っています。
ホワイトハウスのあるワシントンD.C.ってどんな街?
ワシントンD.C.は、アメリカの首都であり、政治と歴史の中心地として知られています。市内には、ホワイトハウスのほかにも、アメリカ合衆国議会議事堂やスミソニアン博物館群、リンカーン記念堂など、数多くの歴史的な建造物や記念碑があります。また、国際的な政治活動の中心地であり、多くの大使館や国際機関が所在しています。
ワシントンD.C.は、観光地としても非常に人気があり、豊富な文化施設や緑豊かな公園、美しいポトマック川沿いの景観などが訪れる人々を魅了しています。また、多様なレストランやショッピングエリアも充実しており、訪れる人々に多彩な体験を提供しています。
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ホワイトハウス観光の見どころ
ホワイトハウスはアメリカ合衆国大統領の公邸として知られ、歴史的・政治的に重要な場所です。観光名所としても人気があり、多くの見どころがあります。ここでは、ホワイトハウス観光で絶対に外せないスポットをご紹介します。
ホワイトハウスの南側にある庭園、ザ・エリプス
ザ・エリプスはホワイトハウスの南側に広がる大きな芝生のエリアで、観光客にとって絶好の撮影スポット。ここからはホワイトハウスをばっちりカメラに収められます。
とくに天気がいい日や夕暮れ時には、幻想的な光景が広がり、まるで絵葉書のような写真が撮れることも。冬にはクリスマスツリーが飾られ、さらに華やかな雰囲気になります。
ザ・エリプスの魅力はホワイトハウスの撮影スポットだけではありません。季節ごとに異なるイベントも開催され、訪れる時期によって様々な楽しみ方ができます。
広々とした空間でリラックスしながら、歴史的建造物を眺めるひとときは、訪れる人々にとって特別な思い出になることでしょう。
ホワイトハウスの北側に広がるラファイエット広場
ラファイエット広場は、ホワイトハウスの北側にある広場。先ほど紹介したザ・エリプスの反対側になります。
ここからもホワイトハウスを眺めることができますよ。ちなみに北側から見ると、バルコニーはありません。南側と北側で景色が異なるのでぜひ両側から見てみてくださいね。
ホワイトハウスについて学ぶなら、ビジターセンター
ホワイトハウスの南側にあるビジターセンターは、ホワイトハウスの歴史や大統領に関する展示が充実しており、学びの場として最適です。入場料は無料で気軽に訪れられます。
センター内では、ホワイトハウスの建設過程や歴史的な出来事、大統領の生活など、幅広い情報が学べるようになっています。約100点の歴史的遺物、解説パネル、写真や記録映像など、子どもから大人まで幅広い世代が楽しみながら学べます。
ホワイトハウスは、なかなか内部見学ができない施設なので、ビジターセンターでホワイトハウスについての学びを深めながら、その生活を垣間見てみるのがおすすめ。
お土産ショップも併設されており、ここでしか買えないアイテムもあり、お土産探しにもぴったりなスポットです。
周辺には有名スポットがたくさん!
ホワイトハウス周辺には、ほかにも見逃せないスポットがたくさんあります。とくに、ワシントン記念塔やアメリカ合衆国議会議事堂、リンカーン記念堂などは必見です。一度は教科書で見たことがあるスポットばかり。
さらに、ナショナル・モールには多くの博物館や記念碑が点在しており、スミソニアン博物館群もその一部です。アメリカの歴史や文化を学べるスポットが数多くあるので、いろいろとめぐろうとすると1日では足りません。効率よく回るためには、事前に計画を立てておくといいですよ。
ホワイトハウス観光に最適なシーズンは?
ホワイトハウス観光を充実したものにするためには、ワシントンD.C.のベストシーズンを知っておくことも大切。快適な旅行を楽しめます。季節ごとの魅力や注意点を踏まえて、自分に合った時期を選びましょう。
ベストシーズンは快適に過ごせる春と秋
ホワイトハウス観光に最適なシーズンは、3月~6月の春と9月~11月の秋です。春は温暖で過ごしやすく、秋は暑さが落ち着いた時期です。
またワシントンD.C.の春は、桜が咲き誇るナショナル モールや緑が美しいザ エリプスなど、自然の美しさを堪能できるシーズン。気温は適度で、晴天の日が多く、観光にはぴったりの気候です。
秋は、紅葉が美しく、爽やかな風が心地よい季節です。街が黄色や赤などカラフルに染まる様子は一見の価値があります。
比較的過ごしやすいものの、朝晩は冷えることもあるので、重ね着しやすいものを選ぶと便利。羽織るものがあると安心です。サングラスや帽子、日焼け止めなどの日差し対策も忘れずに。見どころがまとまっているワシントンD.C.ですが、意外と歩くので歩きやすい靴がおすすめです。
観光客が少ない時期を狙うなら12~2月
冬の12月~2月は観光客が少なく、ゆっくりと観光を楽しめる時期です。
とくに、クリスマスシーズンのホリデーイルミネーションは見どころです。街がキラキラとロマンチックな雰囲気になります。しかし、冬のワシントンD.C.は寒さが厳しく、入念な防寒対策が必須!また、交通機関は冬の天候に弱く、日本人の感覚で「これは大丈夫だろう」というレベルの雪や強風でもストップしてしまうことがあるので注意が必要です。
服装は厚手のコートやセーター、手袋、マフラーなどでしっかり準備を。風が強いこともあるので、暖かい帽子も持参しましょう。さらに、防水の靴や滑り止めがついたブーツがあると安心です。
ホワイトハウスは観光できるの?予約は必要?
アメリカ政治の中心地であるホワイトハウス、内部見学はできるのだろうかと気になりますよね。ここからは、ホワイトハウスの見学方法について解説します。
内部の見学はハードルが高い
2024年現在、ホワイトハウスの内部を見学するには、外国籍の場合、各国の大使館から申請をして審査を通過しないといけません。しかし日本大使館では申し込みを受け付けていないため、日本人観光客にとっては内部見学が難しいことが多いです。
外からホワイトハウスを見ることは可能
ホワイトハウスの外観を楽しむことは可能です。美しい建築と歴史的な重みを感じながら、ザ・エリプスやラファイエット広場からの眺めを堪能できます。事前にビジターセンターでホワイトハウスの歴史や詳細を学んでから訪れると、外観見学がより充実したものになるでしょう。
ホワイトハウスへのアクセス・行き方
ホワイトハウスへ行くには、地下鉄を利用するのが一般的です。多くの人気観光スポットが集まるエリアにあるため、アクセスしやすいですよ。周辺にもホテルがあり、宿泊先から徒歩で行ける場合も。
ここでは、電車、タクシー・配車アプリ、バスの3つの行き方を解説します。
最も一般的な移動はメトロ
ホワイトハウスへは利便性の高いメトロでのアクセスがおすすめ。北側に近いのは、Farragut West駅またはMcPherson Square駅。南側に近いのはFederal Triangle駅になります。それぞれ徒歩5分ほどで着きますよ。
ワシントンD.C.を走る地下鉄の料金は、1回券の場合、平日(5時〜21時半)は2ドル〜6ドル(約310〜940円)、平日(21時半以降)と土日は1ドル〜3ドル(約160〜470円)。乗り放題券の場合は、1日が13ドル(約2,030円)、3日が28ドル(約4,370円)、7日が58ドル(約9,050円)です。
比較的手頃な価格設定なので、ワシントンD.C.をサクッと移動したいというときにおすすめですよ。
最短で向かいたいならタクシーや配車アプリを利用
タクシーや配車アプリを利用すれば、ホテルから短時間でホワイトハウスにアクセスできます。ダウンタウンエリアからであれば、ほんの数分で到着できる場合も。しかし、渋滞などが発生する場合もあるため、時間に余裕を持った移動がおすすめです。
ガイドツアーもおすすめ
歴史的なスポットも多いワシントンD.C.はガイドツアーでめぐるのもおすすめです!さまざまな情報に触れながらワシントンD.C.、そしてホワイトハウスについての学びを深められます。日本語ドライバーガイドの場合、ツアーの相場は1日約20,000円からです。
たくさんの歴史や見どころがあるエリアなので、ほかの地域ではガイドツアーを利用しないという方も、ぜひ検討してみてください。
ホワイトハウス観光における注意点
ホワイトハウス観光は魅力的ですが、訪れる際にはいくつかの注意点があります。これらを事前に把握しておくことで、スムーズで安全な観光を楽しめるので、よくチェックしてみてくださいね。
基本的には外観の見学しかできない
ホワイトハウス内部の見学はとても限られており、観光客は基本的に外観を楽しむことが中心となります。内部見学が一切行われていないわけではありませんが、数か月前から申し込みが必要で、セキュリティチェックが厳しいです。また、外国籍の場合、各国の大使館から申請する必要があります。しかし、日本大使館では、この申し込みを受け付けていませんため、基本的には内部見学ができません。
外観だけでも、その歴史的な重みと美しい建築を堪能できます。ホワイトハウスのすぐ近くにあるビジターセンターは、気軽に訪れられるので、ホワイトハウスについてさらに学びが深められるでしょう。
冬のワシントンD.C.は寒さが厳しい
ワシントンD.C.の冬はとても寒く、観光客にとっても厳しい季節です。とくに12月から2月にかけては気温が氷点下になることも多く、風も強いため、寒さ対策は万全にする必要があります。
厚手のダウンコートやセーター、手袋、マフラーなど、防寒具をしっかりと用意しましょう。交通機関が天候の影響を受けやすいため、空港に向かう際などの移動計画は余裕を持たせておくといいでしょう。
抗議デモが開催されている場合も
ホワイトハウス周辺では、政治の中心地であるため、しばしば抗議デモや集会が開催されていることがあります。これによって一部の道路が封鎖されたり、セキュリティチェックが強化されたりする場合も。
観光の計画を立てる際には、事前に現地のニュースや情報を確認し、最新の状況を把握しておくことが重要です。安全のため、人が多く集まる場所やデモの現場には、むやみに近づかないようにしましょう。
ホワイトハウスの観光を満喫しよう
この記事では、ホワイトハウスの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。アメリカ政治の中心地であるホワイトハウスは、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。映画のロケ地としても有名なので、映画好きにはたまらないスポットなのではないでしょうか。
ぜひ紹介した情報を参考に、ホワイトハウをはじめ、ワシントンD.C.の観光を満喫してみてくださいね!
ホワイトハウス(The White House)の基本情報 | |
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住所 | 1600 Pennsylvania Avenue NW, Washington, DC 20500 アメリカ合衆国 |
電話 | +1-202-456-1111 |
営業時間 | 一般向けツアー:火〜金・土(連邦祝祭日を除く)9:30〜12:30 |
休業日 | 月・日曜 |
アクセス | Farragut West駅、McPherson Square駅、Federal Triangle駅から徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
※記事内の金額は2024年6月6日のレート、1アメリカドル=156.01円で計算で計算しています。
cover photo by Unsplash