グリフィス天文台はロサンゼルスの街並みを一望できる絶景スポット!行き方や魅力を解説
アメリカを代表する観光地・グリフィス天文台。ロサンゼルスの街並みを一望できる絶景スポットとして人気です。特にロサンゼルスの美しい夜景は必見!この記事では、グリフィス天文台の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説します。
アメリカを代表する観光地・グリフィス天文台。ロサンゼルスの街並みを一望できる絶景スポットとして人気です。特にロサンゼルスの美しい夜景は必見!
この記事では、グリフィス天文台の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説します。ぜひグリフィス天文台へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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グリフィス天文台の基本情報
アメリカ・ロサンゼルスの代表的な観光スポット・グリフィス天文台。グリフィス公園内にある、天体望遠鏡とプラネタリウムを備えた天文台です。
まずは、グリフィス天文台の基本情報を解説します!
グリフィス天文台とは?
グリフィス天文台(Grifith Observatory)はロサンゼルスのグリフィス・パークにあり、観光客にも地元の人にも人気の観光スポット。『ラ・ラ・ランド』をはじめ、『ターミネーター』など、数々のハリウッド映画のロケ地としても有名で、眺めているだけでも映画の中に入り込んだような気分を味わえます。
館内にはサミュエル・オシン・プラネタリウム(Samuel Oschin Planetarium)というプラネタリウムがあり、レストランやカフェも併設されています。
また、ロサンゼルスの美しい街並みが山の上から一望できることも見どころの一つ!特に日暮れから夜にかけての時間帯が人気で、その夜景はロサンゼルス一とも謳われているほどなんですよ!
グリフィス天文台の歴史
資産家であったグリフィス・J・グリフィスは1896年に広大な土地をロサンゼルス市に寄付し、現在のグリフィス公園になりました。また、自分の財産で天文台を建設するように、と遺言を残し、建設されたのがグリフィス天文台。
1933年から建設が開始され、2年かけて標高約346メートルの山の頂上に建てられ、1935年に一般公開されました。2002年1月から9,300万ドル(日本円で約100億円)かけて改修工事を行い、2006年11月にリニューアルオープン。
第二次世界大戦中の天体航法訓練や、1960年代にはアポロ計画の宇宙飛行士の訓練にも使用されました。
アールデコ調のスタイルで設計された天文台は、白いコンクリートの壁や銅のドームが美しく、今では年間約160万人が訪れる、非常に人気のある観光スポットです。
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グリフィス天文台の見どころ
グリフィス天文台を訪れたからには絶景スポットは必見!グリフィス公園やグリフィス天文台には多くの絶景ポイントやフォトスポットが点在しているので要チェックです!
最新テクノロジーを使ったプラネタリウム!
グリフィス天文台のプラネタリウムは、290席もの広々とした空間で上映を楽しめます。ドーム型の巨大なスクリーンに映し出される映像は、最新のテクノロジーを駆使したもので神秘的な宇宙の世界へと連れて行ってくれます。その空間は臨場感にあふれ、本当に宇宙にいるよう。
天文台の閉館日である月曜日以外は、3つのプログラムが上演されており、天文学や自然について学びながら美しい宇宙の世界を見ることができます。グリフィス天文台を訪れる際は、ぜひプラネタリウムもチェックしてみてくださいね!
天文台からロサンゼルスの街並みを一望!
高台にあるグリフィス天文台からはロサンゼルスの街並みが一望できます。どこから見てもロサンゼルスの絶景が見られるグリフィス天文台ですが、特に人気のフォトスポットがこちら(写真上)!ロサンゼルスの街並みに白亜の外壁と茶色のドームが一緒に写せる場所なんです。
ロサンゼルスのビル群だけでなく、奥に太平洋が見えるのも昼間のグリフィス天文台の魅力。夕暮れ時や陽が落ちた後のマジックアワーも人気があり、時間帯ごとに違った表情を楽しめますよ!
100万ドルの夜景を満喫!
夜になるとロサンゼルス中のあかりが灯り、キラキラと煌めく夜景はまるで夜空の星々のようです。グリフィス天文台から見えるこの夜景は『ラ・ラ・ランド』のジャケット写真にも使われました。
グリフィス天文台はこの夜景を一目見るべく訪れる人が多く、夜が特別人気!そのため、昼間よりも夜の方が観光客が多いです。夜はグリフィス天文台自体がライトアップされ、昼間とはまた異なった雰囲気でロマンチックです。ロサンゼルスを観光するなら絶対外せないフォトスポットですよ!
また、グリフィス天文台のある場所は山の上なので夜風は冷たくて肌寒いです。上に羽織れるものを持って行くことをおすすめします。
ハリウッドサインのビューポイントに注目!
グリフィス天文台はハリウッドサインのビューポイントとしても有名なんです。ロサンゼルスにはいくつかハリウッドサインのビューポイントがありますが、写真で撮ると結構小さくなってしまいます。
しかし、グリフィス天文台は人と一緒に写真を撮ってもハリウッドサインがしっかり写るのでおすすめ!
ハリウッドサインがある方角は西の方なので、夕方は逆光になってしまいます。そのため、ハリウッドサインと一緒に撮るなら昼間の明るい時間帯に行く方がいいかもしれません。
地元民にも人気なグリフィス公園
グリフィス天文台があるグリフィス公園には、ピクニックエリアが多く点在しています。観光客のみならず、地元の人にも人気で、ピクニックをしたり、木陰でのんびり読書を楽しんだりとロサンゼルスに住む人々の日常が垣間見れる場所でもあります。
公園内にある大きなモニュメント・Astronomers Monumentは、歴史上最も偉大な天文学者をオマージュして建てられました。その天文学者は、ヒッパルコス、ニコラウス・コペルニクス、ガリレオ・ガリレイ、ヨハネス・ケプラー、アイザック ・ニュートン、ウィリアム・ハーシェルの6人。
モニュメントを見て、天文学の歴史にぜひ思いを馳せてみてください。
観光に最適なシーズンは?
ロサンゼルスの年間平均気温は20度前後と一年を通して過ごしやすい気温です。日本のようにはっきりとした四季もありません。そんなロサンゼルスですが、観光に行くならいつがベストシーズンなのでしょうか。
ベストシーズンは快適に過ごせる春と秋(4〜6月と9〜10月)
4〜6月、9〜10月の春と秋はロサンゼルス旅行に最もおすすめの時期です。4〜10月は夏とされており、湿度が低くカラッとしていて過ごしやすい気候です。夏の中でも7〜9月初旬は最も暑く、30度を超える日も。夏の時期に行くなら日差しが強いので、帽子やサングラスが必須になります。
また、ロサンゼルスは3〜11月初旬までサマータイムになります。日照時間が長く、観光に使える時間が増えるので得した気分になりますよ。
穏やかで過ごしやすいロサンゼルスですが、昼と夜、もしくは街中とグリフィス天文台の高台では寒暖差が激しい場合があります。気温差の変化に対応できるようにカーディガンやパーカーなどの羽織りものを持って行った方が安心です。
観光客が少ない時期を狙うなら10〜11月
観光に人気の夏は航空券が高く、観光客も多いので、人混みを避けて安く行きたいのであれば10〜11月が狙い目。年末やクリスマスのホリデーシーズンが近づくと航空券が高くなるので、その前の12月上旬までならおすすめです。
また、12〜1月はやや雨が多くなり、2〜3月は雨季になるため観光客はグッと減ります。雨季といっても日本の梅雨のようなジメジメした天気ではないので、天気をそこまで気にしないのであればこの時期でもいいかもしれません。
ただ、日本と異なり傘が簡単に手に入らない場合があるので、雨季に観光に行くのであれば折り畳み傘を持っていきましょう。
グリフィス天文台の見学方法は?予約は必要?
グリフィス天文台を見学するにはどのような方法があるのでしょうか。予約は必要なのか、夜も営業しているのかなど詳しくご紹介していきます。
入場料はかかる?事前予約は?
グリフィス公園やグリフィス天文台の入場には費用はかかりません。また、予約の必要もありません。
ただし、プラネタリウムはチケット制になるため、別途で料金がかかります。チケットは、天文台の窓口で当日のみの販売のため、ネットなどで予約したり事前に購入したりすることはできません。
グリフィス天文台はロサンゼルス有数の人気観光地のため、直前に行くと売り切れてしまっている可能性もあるため、注意が必要です。公式HPで何時から購入できるか検索できるので、見たいプログラムがあれば事前に調べて早めに購入しておきましょう。
グリフィス天文台の営業時間は?
グリフィス天文台の営業時間は、火〜金曜日が12時〜22時、土・日曜日は10時〜22時。休館日は月曜日と祝日です。近隣に有料の駐車場もありますが、22時に閉まってしまうので車で行く場合は少し早めに駐車場を出れるようにしましょう。
ハリウッドサインまでのハイキングコースも!
グリフィス公園内には先ほどご紹介したハリウッドサインまで向かうハイキングコースがあります。グリフィス天文台はマウントハリウッドという山の中腹にあって、ハリウッドサインのあるマウントリーという山の標高は約521メートル。
高尾山よりも低いので登山初心者でもアクセスは可能です。なかなかの傾斜ですが、週末になると子供連れで楽しむご家族もいます。そしてハリウッドサインの真後ろに行くことができるのも魅力ポイント!
天文台よりさらに高台にあるため、眼下にロサンゼルスの街並みが広がり、息を呑むような絶景を見られます。片道2〜3時間ほどかかるため、陽が落ちるまでに戻ってくるなら朝早くから登った方が良さそうですね。
グリフィス天文台へのアクセス・行き方
ロサンゼルスの主要な観光スポットになっているグリフィス天文台。ここでは車や電車・バスなどを利用したアクセス方法をご紹介します。はじめての海外での電車やバス移動はむずかしいので、事前にしっかり確認しておきましょう!
最も簡単な方法は車
グリフィス天文台には有料の駐車場が近くにあり、車で行くことが一番楽な方法です。
ロサンゼルス国際空港からグリフィス天文台までは40キロほどで、フリーウェイ州間高速道路5号線を利用すると1時間前後でアクセスできます。ダウンタウン・ロサンゼルスからは16キロほどで、所要時間は30分程度。
しかし、レンタカーとなると国際免許も必要になり、自分で運転して行くことが不安な方も多いはず。海外でのタクシー利用にはUberというアプリを使用して、配車をしてもらうのもおすすめです。目的地などをアプリ上に打ち込むことで、料金や所要時間なども事前に把握でき、アプリ上で決算できます。
地下鉄とバスでもアクセス可能
電車とバスを利用してグリフィス天文台まで行く場合は、ロサンゼルス・メトロのB Lineに乗って Vermon/ Sunset (バーモント/サンセット)駅で下車します。
その後は駅前にあるDASHのバス停に行き、Observatory/Los Felizルートへ乗り換えると、終点のグリフィス天文台まで行けます。バスの所要時間は15分ほど。DASHバスは毎日10時〜22時ごろまで20分間隔で運行しているので安心ですね。
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グリフィス天文台を観光する時の注意点
グリフィス天文台は夜間でも人気の観光地のため、観光客など人が多く、比較的治安は安全ですが、夜間の訪問は特に注意しましょう。
天文台へ行く道中は山道になっていて、野生のコヨーテに遭遇する可能性があります。レンタカーで行く場合は日が暮れる前に降りてきた方が安全かもしれません。
そしてグリフィス天文台は22時で駐車場も含めて閉まってしまいます。ついつい時間を忘れて眺めていたくなる絶景ですが、時間には気をつけて観光しましょう。
グリフィス天文台の観光を満喫しよう
この記事では、グリフィス天文台の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。グリフィス天文台はロサンゼルスを訪れたら、昼でも夜でも一度は訪れたい人気の絶景スポット。
ぜひ紹介した情報を参考に、グリフィス天文台の観光を満喫してみてくださいね!
グリフィス天文台(Grifith Observatory)の基本情報 | |
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住所 | 2800 E Observatory Rd, Los Angeles, CA 90027 アメリカ合衆国 |
電話 | +1 213-473-0800 |
営業時間 | 火〜金 12:00~22:00、土・日 10:00~22:00 |
休館日 | 月曜、祝日 |
アクセス | ロサンゼルス中心部から車で約30分 |
料金 | 入場無料【プラネタリウム】大人10ドル(約1,502円)、学生(※要学生証)8ドル(約1,201円)、子ども(5 〜12歳)6ドル(約901円)、5歳未満の子ども 無料 |
公式サイト |
※記事内の金額は2024年2月17日のレート、1ドル=150.22円で計算しています。
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