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【2024年最新】インドネシア・バリ島の治安は?危険な場所や注意点を解説

豊かな自然と雰囲気のあるリゾートで人気を誇る、インドネシア・バリ島。温暖な気候や親切な人が多いことで知られていますが、なかには治安が良くないエリアも存在します。今回はインドネシア・バリ島の治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど、旅行する際に知っておきたい情報を紹介します。バリ島旅行の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ライター
とむにい

豊かな自然と雰囲気のあるリゾートで人気を誇る、インドネシア・バリ島。温暖な気候や親切な人が多いことで知られていますが、なかには治安が良くないエリアも存在します。今回はインドネシア・バリ島の治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど、旅行する際に知っておきたい情報を紹介します。バリ島旅行の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

バリ島の治安はいい?悪い?

photo by Unsplash

バリ島は、自然が豊かな世界的にも人気のあるリゾート地で、ほかの国と比べても比較的安全です。日中であれば、女性がひとりで歩くことも大きな問題はありませんが、できるだけ人通りの少ない道は避けた方が安心。

バリ島に限らず、夜の時間帯は事件に巻き込まれる可能性が高まるので、女性はもちろん、男性もあまり外出しない方が良いでしょう。

外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を4レベルに分けています。インドネシア全土は2023年現在、以下のようになっています。

  • レベル1(十分注意):レベル2を除くすべての地域
  • レベル2(不要不急の渡航の中止):中部パプア州(プンチャック・ジャヤ県、ミミカ県のみ)及び中部スラウェシ州ポソ県

パプア州、ポソ県がレベル2、バリ島を含むそのほかの地域はレベル1に設定されています。インドネシアの周辺国も、ほぼすべてのエリアでレベル1以上に設定されていることから、東南アジア諸国のなかでも比較的治安が落ち着いていることがわかります。またインドネシアはたくさんの島が集まった国なので、島によっても状況が異なることを覚えておきましょう。

そのなかでも今回はバリ島に特化して、夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

バリ島の夜の治安は?

photo by pixabay

バリ島にはビーチクラブと呼ばれるバーをはじめ、魅力的なナイトスポットがたくさんあります。ビーチクラブは目の前に広がる海を眺めながら、プールでお酒を飲むことができる人気スポットですが、深夜0時前など比較的早めに営業終了するお店が多いです。

ビーチクラブにかぎらず、バリ島は全体的に朝早くから営業を開始し、夜も早めに閉店するお店が多いため、夜は人通りが少なくなる傾向があり、外出する際は注意が必要です。

夜外出する際は、どんな場所でも一人で歩くのは避けましょう。海外では、タクシーでのトラブルも決して少なくないので、Grabなどの配車アプリを利用して安全に移動するのがおすすめ。目的地までの料金を事前に確認できるので、ぼったくりの心配もありません。

バリ島に限らず、ひったくり、スリ、強盗などの事件では女性の方が被害にあう確率が高い傾向にあります。夜の一人歩きは特に危険がともなうので、可能な限り避けてくださいね。

バリ島で治安が悪いとされる要注意エリア・イベント

バリ島のなかでも特に観光客の集まるエリアは、スリやひったくりなどの犯罪が増加する傾向があります。つづいては、バリ島のなかでも特に治安に気をつけるべきエリアをご紹介します。

①クタ・レギャン付近は観光客を狙った犯罪が多い!

photo by pixabay

クタやレギャンは、ビーチをはじめ色とりどりのカフェやバー、ナイトクラブなどがそろうバリ島一の繁華街です。海外からの観光客が集まるエリアでもあるので、異国情緒を味わうこともできます。空港からのアクセスも便利なうえにバリ島の魅力を存分に楽しめるので、バリ島を初めて訪れる人にも拠点として選ばれやすい地域です。

しかし、たくさんの人が集まるため、観光客を狙った犯罪も多発しています。特に、バイクに乗ったままで肩かけバッグなどを強引に奪う、ひったくりが頻繁に発生。持ち物を奪われるだけでなく、被害者が転倒・負傷するケースもあります。

歩きスマホ中のスマートフォンが狙われる事例も増加しているので、外出中にスマートフォンを使用するときは周囲に十分に注意しましょう。

②スミニャック・チャングーなどの繁華街は要注意!

photo by Unsplash

スミニャックやチャングーは、バリ島で1番有名なビーチクラブのポテトヘッドビーチクラブをはじめとする、多くのビーチクラブやナイトクラブが立ち並ぶ繁華街のエリアです。観光客が多く集まるため、集団でのスリや、夜間や早朝に酔客を狙った犯罪、複数人でターゲットを取り囲み、注意を逸らして金品を盗む犯罪が増加しています。

また、ビーチやバー、ショッピングモールなどが密集するエリアでもあり、置き引きも多発しています。レストランやホテルなどでも油断せず、注意して過ごすことが大切です。

③ウブドは比較的安全だけど、盗難に気を付けて!

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ウブドもバリ島で人気の観光地のひとつで、観光客が増加しつつあるなかでも、まだ穴場感のある田舎のエリアです。人が少なく、自警団組織がしっかりしていることから、ほかのエリアと比較して治安はいいですが、人通りの少ない道や夜のひとり歩きは避けるなどの、基本的な安全対策は必要です。

また人目が少なく、ヴィラなどでの盗難が発生することもあるので、貴重品の管理には注意しましょう。

④バリ島の伝統的なお祭り、ニュピ祭(静寂の日)に注意!

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バリ島では、毎年3月に実質1日半程度の間、ヒンドゥー教徒が断食と瞑想に専念し精神修養を行う、ニュピと呼ばれる伝統的なお祭りが行われます。静寂の日とも呼ばれ、当日は、火や電灯の使用が禁止されたり、飲食店や商店が休業したり、インターネットが一部制限されたりと制約があります。

ニュピ祭当日は外出が禁止され、空港や港を含む島への入り口も閉鎖されるため、旅行中であっても滞在先で静かに過ごすようにしましょう。外国人であっても同様の行動が求められ、ホテル敷地外に出ると警察に逮捕されることもあるので、慎重に行動する必要があります。

ニュピの前日はオゴオゴと呼ばれるお祭りが行われ、パレードに参加する人で賑わうため、人ごみでのスリやひったくりなどにも気を付けましょう。

バリ島で観光客が被害にあいやすい犯罪は?

バリ島のなかでも、特に注意が必要なエリアを紹介しました。つづいては、観光客が被害にあいやすい犯罪をご紹介します。発生しやすい犯罪の傾向をしっかりと理解し、安全対策を心がけましょう。

①スリ・ひったくり

photo by pixabay ※画像はイメージです

スリは日本人旅行者がもっとも巻き込まれやすい犯罪です。実際にバリ島でも、旅行者がターゲットとなる主な犯罪は、スリやひったくり、置き引きなどの窃盗で、空港やホテルのロビー、レストラン、デパートなどで頻繁に発生しています。

開きっぱなしのカバンや後ろポケットに入れたスマートフォンなどが狙われることが多くあるので、貴重品は専用の小さなカバンに入れて、身体の前にかけておくなどの工夫が必要です。特に、人混みでは周囲を注意深く見ながら歩くなど、スリやひったくりにあわない心がけを行いましょう。

もしスリやひったくりに遭遇した場合は、荷物を守ることよりも、自身の安全を最優先に考えてくださいね。犯人を刺激することは避け、無理せず冷静に行動することが重要です。

②スキミング

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バリ島では、さまざまな手口のスキミング被害も報告されています。なかでも繁華街などでのATMを利用する際に、磁気情報や暗証番号が盗まれるケースをはじめ、室内や操作盤の目隠し内に設置された盗撮カメラで、カード情報や暗証番号を盗み取られるケースなどがあります。

旅行先でATMを利用するときは、このようなリスクがあることを意識し、周囲の状況を敏感に察知したり、取引記録を定期的に確認したりするなどの対策を行いましょう。

③お金見せて詐欺

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バリ島では、「お金を見せて」と声をかけて現金を抜き取る犯罪が発生しています。日本に行ったことがある、日本人と話せてうれしい、勉強のために日本のお金を見たい、インドネシアに来たばかりでよく分からないからルピアを見たい、などという言葉で接近し、財布やお金を見せたり渡したりする隙に、現金を抜き取るという手口です。

海外旅行はつい開放的な気持ちになりがちですが、見知らぬ人からこのように声をかけられたら、対応しないように注意しましょう。

④タクシー利用の際の強盗やぼったくり

photo by Unsplash ※画像はイメージです

バリ島では、タクシーでのトラブルも発生しています。特に多いのはぼったくりで、流しのタクシーや客引きをしてくるタクシーにうっかり乗ってしまい法外な料金を請求されるなどの被害のほか、観光地や繁華街では、一部のタクシーで適正なメーター料金を提示されず、交渉により法外な料金を要求されたりすることがあります。

また、タクシー内での強盗なども過去に事例があるので、事前にタクシー会社の信頼性を確認するか、Grabなどの配車アプリを利用するなどの安全対策を行うようにしましょう。

バリ島で被害にあわないための防犯対策

せっかくの楽しい旅行中に、犯罪に巻き込まれてしまうのは残念なことです。できる限り対策を行って、安全に旅を楽しみましょう。ここでは、バリ島で被害に遭わないための防犯対策をご紹介します。

①早朝・夜間は出歩かない

photo by pixabay

バリ島は基本的に治安が良いとはいえ、早朝や夜間は人通りが少なくなるため危険が増します。バリ島に限らず、通常よりも人が少ない時間帯は犯罪が増えることを常に意識し、注意深く行動しましょう。

②身なりや貴重品の携帯方法に注意する

photo by pixabay ※画像はイメージです

観光地や繁華街、スーパーマーケット、ショッピングモール、空港など多くの人が集まる場所では、周囲の状況に常に注意を払いましょう。パスポートはホテルの金庫などに保管しコピーを携帯する、徒歩で移動する際は高価なバッグを避ける、貴重品はホテルの金庫などに預け、最小限の現金のみ携帯など、貴重品の携帯方法を工夫することも重要です。

カバンは前にかけるなどひったくり対策も行いつつ、周囲に危険を感じたら、すぐにその場を離れるようにしましょう。

③タクシーは配車アプリなどの安全なものを

photo by pixabay

バリ島でタクシーを利用するなら、配車アプリやホテル経由で呼ぶのがおすすめ。特に深夜は、何かとトラブルにつながる可能性があるため、流しのタクシーを利用しないようにしましょう。タクシーに乗車する際は、運転手証の顔写真や名前、車両番号やタクシーの会社名をメモしておき、運転手が本人でない場合は、すぐに降車するようにしましょう。

また、乗車後には運転手の情報をほかの人に伝えておくと、万が一犯罪被害にあった場合や、車内に忘れ物をした際に役立ちますよ。

日本国総領事館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在デンパサール日本国総領事館では、毎年、安全の手引きを発行していて、ホームページから無料でダウンロードすることができます。バリ島在住者を対象としていますが、事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の対処法などが記載されていて、旅行者にも役立つ情報がたくさん記載されています。渡航前に確認しておくと安心ですよ。

もしバリ島で犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

犯罪の被害にあわないことが1番ですが、万が一犯罪にあってしまった場合の対処法などをお伝えします。

緊急通報先

photo by Unsplash ※画像はイメージです

バリ島は警察が「110番」、救急車が「119番」、消防車が「113番」です。日本と違い、救急車と消防車は別の番号なので注意しましょう。また、救急車は病院に直接電話をかけた方が早い場合も多いので、複数の病院の電話番号を控えておくと安心です。

また盗難などに遭ったなど、緊急ではない被害の場合は、ツーリストポリスや最寄りの警察署に足を運ぶようにしましょう。

在デンパサール日本国総領事館

photo by pixabay

バリ島で、パスポートの盗難や思わぬ犯罪の被害に遭った時は、まずは最寄りの警察署でポリスレポートを作成してもらいましょう。手続きなどで困った時は、総領事館へ連絡することでサポートしてもらえることもあります。現地警察への届け出に関する助言をしてもらえたり、パスポートの盗難に関しては「帰国のための渡航書」の発給手続きなどを行ってくれます(要手数料)。

総領事館の方へは直接足を運ぶか、電話にて連絡が可能です。詳しくは在デンパサール日本国総領事館の公式サイトを参照してください。

在デンパサール日本国総領事館の連絡先

治安情報をチェックしてバリ島旅行を楽しもう!

インドネシア・バリ島は比較的治安のいいエリアですが、スリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪は日々発生しているので、細心の注意をはらって過ごすことが大切です。女性の場合は、夜のひとり歩き、人通りの少ないエリアは避けると安心でしょう。

犯罪から身を守るために、カバンを身体の前にかけたり服装に気をつけたりと、自分自身で安全対策を行うことがポイントです。バリ島の穏やかな南国の雰囲気に、ついつい開放的な気分になってしまうこともあるかもしれませんが日本とは異なる文化や風習がある外国に来ていることを意識して、安全第一で旅行を楽しんでくださいね!

 

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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