2024年最新 ソウルから春川(チュンチョン)への行き方4選!最安・最速のアクセス方法を解説
本記事では、ソウルから春川(チュンチョン)に行く方法に加えて、春川の人気観光地・南怡島(ナミソム)までの行き方をご紹介!自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
春川(チュンチョン)は、ソウルから鉄道で約1時間で行ける場所。3方を湖に囲まれた、自然豊かな湖畔の都市として知られています。
本記事では、ソウルから春川に行く方法に加えて、春川の人気観光地・南怡島(ナミソム)までの行き方をご紹介。鉄道やバス、タクシーやツアーなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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ソウルから春川に行く方法は?距離は?
春川は、ソウルから北東に約83㎞離れた場所にあり、日本でいうと東京から小田原までの距離。日帰りでも気軽に訪れることのできる距離感です。
ソウルから春川までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
長距離バス | 約1時間20分~ | 1人9,100ウォン(約1,027円)~ | 料金を抑えて移動したい人におすすめ |
タクシー | 約1時間10分~ | 1台96,700ウォン(約10,912円)~ | 目的地までダイレクトに移動したい人におすすめ |
鉄道 | 約1時間15分~ | 9,800ウォン(約1,106円)~ | 最速で移動したい人におすすめ |
ツアー | ツアーによって変わります | ツアーにとって変わります | 効率よく春川を観光したい人におすすめ |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
それぞれのアクセス方法では予約が必要な場合もあります。予約は現地の言語か英語が多いです。不安な方はNEWTに相談してくださいね。くわしくはこちらをご覧ください。
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ソウルから春川までバスでアクセス!
ソウルから春川へは、バス移動もおすすめの方法。ソウルから春川行きのバスは、高速バスターミナル(高速バス)と東ソウルバスターミナル(市外バス)から出ていて、到着地はいずれも春川市外バスターミナルです。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
東ソウルバスターミナル | 約1時間20分~ | 1人9,100ウォン(約1,027円) |
高速バスターミナル | 約1時間半~ | 1人10,100バーツ(約1,140円) |
約1時間20分~1時間半でアクセスできる
渋滞状況にもよりますが、バスの所要時間は約1時間20分~1時間半。東ソウルバスターミナルから出発する市外バスは1日8本、高速バスターミナルから出発する高速バスは1日10本運行しています。
どのバスを使ってもあまり所要時間に変わりはありませんが、最速で到着するバスを比較すると、市外バスの方が約10分程度早く到着するのでおすすめです。
ソウルから春川へのバス移動は片道9,100ウォン(約1,027円)〜
東ソウル総合バスターミナルから市外バスを利用した場合、金額は片道1人9,100ウォン(約1,027円)。所要時間は約1時間20分。
高速バスターミナルから高速バスを利用した場合は、1人10,100ウォン(約1,140円)。所要時間は約1時間半。
チケットは機械のほか、有人の窓口で購入可能。有人の窓口で購入する場合には、あらかじめ目的地と人数を紙に、できればハングルで書いておくとスムーズです。曜日や時間の指定をしなければ、最も出発時間が近くて空席があるバスのチケットを発券してくれます。
バスに乗る時には、写真のチケットのQRコード部分を機械にかざせばOK。なお、バスのチケットを予約できるアプリもありますが、2段階認証の段階で韓国の電話番号が必要になるため、実際には日本からの事前予約は難しいのが現状。こうした状況が早く改善されるといいですね!
東ソウル総合バスターミナルは、地下鉄2号線江辺(カンビョン)駅3番出口を出てすぐの江南(カンナム)エリアにあります。
高速バスターミナルは、地下鉄3・7・9号線の高速ターミナル駅と地下通路で直結しています。
春川では、春川市外バスターミナルで下車。春川駅へはいくつかのバスルートがありますが、市外バスターミナルから春川駅までを結ぶ16番を利用した場合は所要時間約24分、少し歩いて(約7分)春川郵便局バス停から11-1、11を利用した場合は約19分。
バスターミナルから春川の観光の中心地、明洞(ミョンドン)に向かう場合は、市外バスターミナルから3、7、7-2号を利用して明洞入口下車で所要時間約13分。
バスターミナルから明洞は距離も近いので、タクシーの利用も便利。所要時間の目安は約5分ほど、料金の目安は5,200ウォン(約587円)。
北・東バスターミナルからバスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が安い
- 運行本数が多い
- 所要時間が短い
デメリット
- 渋滞に巻き込まれる場合がある
- バスターミナルから市内への移動がある
ソウルから春川まで鉄道でアクセス!
ソウルから春川へは、鉄道で移動も可能。何本かの路線がありますが、高速鉄道は龍山(ヨンサン)駅から春川駅までITX-青春(チョンチュン)が運行しています。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
ITX-青春 | 約1時間15分~ | 1人9,800ウォン(約1,106円) |
電鉄京春線 (急行) | 約1時間10分~ | 1人3,100バーツ(約350円) |
電鉄京春線 (各駅) | 約1時間25分~ | 1人3,100バーツ(約350円) |
高速鉄道の他に、一般列車の京春(キョンチュン)線も利用可能。単純に乗車駅から春川駅までの所要時間を比較すると京春線の急行がITX-青春より約5分ほど早くなります。京春線急行は1時間に1〜2本程度。運行間隔は平日の出勤・退社時間帯には平均12分、その他の時間帯と週末は平均20分間隔。
ITX-青春の始発は6時で、終電は22時48分発で1日19本運行しています。
ソウルから春川までの金額は3,100ウォン(約350円)〜
ソウルから春川まで、一般列車を利用すると金額(片道)は3,100ウォン(約円)。ITX-青春を利用した場合は9,800ウォン(約1,106円)。所要時間はほとんど変わらないのに金額はかなり違うので、上鳳駅までのアクセスや乗り換えを気にしなければ、一般列車はかなりコスパが高くおすすめです。
ITX-青春のチケットは、KORAILサイトやアプリを使って日本から予約が可能なほか、現地では機械や有人改札で購入可能。ただし機械の多くが韓国発行のクレジットカードしか受け付けないものが多いため、現金払いができる機械を探してください。
一般列車は特別なチケットの購入の必要はなく、公共交通カード(T-money)の利用で乗車できます。
ITX-青春は、ソウルでは龍山駅のほか、地下鉄1号線・清凉里(チョンニャンニ)駅も利用可能。ITX-青春に乗り換える場合は、地下1階の連絡通路を利用します。帰りは地下鉄に乗り換える場合は、2階の改札を通ると、地下1階の連絡通路に繋がる階段があります。
京春線利用の場合は、上鳳(サンボン)駅から乗車します。ソウル駅からは地下鉄1号線で回基(フェギ)駅まで行き、そこから京義(キョンウィ)線に乗り換える必要があるため、約33分ほどかかります。ソウルの江東エリアに位置しているので、この近辺に滞在している人には便利ですが、ソウル駅や明洞などソウルの中心部に滞在している場合は、鉄道の所要時間に上鳳駅までのアクセス時間を加味する必要があります。
下車駅は、いずれも春川駅です。
鉄道は、時間に正確に春川に到着したい人におすすめ!
高速鉄道での移動は所要時間は短いものの、金額はやはり高めです。一般列車は所要時間も短く金額も安いですが、ソウルの中心部からやや離れた場所に乗車駅がある点を考慮してくださいね。
ソウルから春川まで鉄道で移動するメリット&デメリット
メリット
- 一般列車は金額が安い
- 所要時間が短い
- 運行本数が多い
デメリット
- 高速鉄道は金額が高い
- 一般列車の乗車駅がソウルの中心部からやや離れている
ソウルから春川までタクシーでアクセス!
ソウルから春川は約83km離れていますが、日本と比較してタクシー料金が割安の韓国では、この距離であればタクシーでの移動も検討できます。
所要時間の目安は、約1時間25分。料金の目安は1台96,700ウォン(約10,912円)。他の移動手段と比較するとかなり割高ですが、ある程度人数がまとまっている、子ども連れで荷物も多いといった場合には、タクシーという選択肢があることも覚えておいてくださいね!
ソウルから春川まで鉄道で移動するメリット&デメリット
メリット
- 目的地までラクに移動できる
デメリット
- 金額が高い
- 他の移動手段と比較して所要時間がかかる
ソウルから春川までツアーでアクセス!
春川は、中心部以外にも『冬のソナタ』のロケ地として知られる南怡島(ナミソム)など有名観光地があり、ソウルからはこれらの主要観光スポットを巡るツアーも多くあります。
春川の魅力を手軽に満喫したいなら、こうしたツアーの利用も便利。ツアーの検索は、インターネットでできるほか、ソウルの観光案内所やホテルの受付などにも各種ツアーのパンフレットが置かれています。
値段はツアーにより異なりますが、春川中心部から南怡島を巡る日帰りツアーで、60,000(約6,768円)〜80,000(約9,024円)程度が目安。
ソウルから南怡島までのアクセス方法は?
春川ではずせない観光スポットに、『冬のソナタ』のロケ地として有名な南怡島があります。最後にソウルから南怡島への行き方について、解説します。
鉄道でアクセス
南怡島の最寄駅は、加平(カピョン)駅。行き方の基本は春川に行く場合と同じで、ITX-青春を利用した場合は所要時間は約58分、金額は6,900ウォン(約779円)。上鳳駅から京春線を利用した場合も所要時間は変わらず、料金は2,250ウォン(約254円)。
加平駅から南怡島までは、バスかタクシーを利用。タクシーは所要時間約5分で、金額の目安は6,300ウォン(約711円)。
バスは観光循環バスが運行されていて、南怡島に行くにはAコースを利用。金額は8,000ウォン(約903円)で、朝9時から18時まで1時間に1本運行しています。
一般バスの利用も可能で、駅1番出口の前に乗り場がある10-4バスを利用して所要時間約5分。金額は1,450ウォン(約164円)。
送迎シャトルバス
ソウルから南怡島まで行くのに最もおすすめの方法は、シャトルバスを利用しての移動です。
ソウルからは弘大入口駅・明洞駅・東大門歴史文化公園駅に乗車場があり、南怡島船乗り場で下車。所要時間は約1時間40分、金額は往復のみで31,300ウォン(約3,532円)。
南怡島基本情報
南怡島に入島するには、入島料(往復の船の乗船料を含む)が必要で、一般入場券は16,000ウォン。入島時間は8時〜21時。船の運行間隔は、朝夕が約30分間隔、日中は10〜20分間隔。所要時間は約5分。チケットは無人販売機(カード払いのみ)と有人窓口があります。
島の中ではドラマにも登場したメタセコイア並木の散策などが楽しめるほか、ジップラインなどのアトラクションも体験できます。島内は意外と広いので島内にはさまざまな移動方法がありますが、レンタル自転車の利用が便利ですよ!
目的に合わせてソウルから春川に行こう!
本記事では、ソウルから春川まで、鉄道、バス、タクシー、ツアーの4つの行き方について紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段は鉄道。所要時間も短く、一般列車を利用すればコスパよく移動できるのがメリットです。
所要時間が鉄道とほとんど変わらないのがバスで、本数も多いためのんびりと景色を眺めながら移動したい方におすすめ。
快適・安全に移動したい方には、タクシーやツアーでの移動も検討を。価格は高くなるものの、快適に効率よく移動できます。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段でソウルから春川までの移動を楽しんでくださいね。
※記事内の金額は2024年5月4日のレート、1ウォン= 0.1128 円で計算しています。
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