【2024年最新】ソウルから全州への行き方3選!最安・最速のアクセス方法を解説
全州(チョンジュ)は、ソウルから高速鉄道を利用すれば約1時間40分で行ける場所です。本記事では、ソウルから 全州に行く方法をご紹介。高速鉄道やバス、ツアーなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
全州(チョンジュ)は、ソウルから高速鉄道を利用すれば約1時間40分で行ける場所です。全州は三国時代には後百済(フベクチェ)の都として栄えた歴史があり、今でも韓屋の街並みが残る歴史を感じられ、韓国料理を代表するビビンバもこの全州が発祥の地とあって韓国人にも人気の観光スポットです。
本記事では、ソウルから 全州に行く方法をご紹介。高速鉄道やバス、ツアーなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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ソウルから全州に行く方法は?距離は?
全州は、韓国の全羅北道(チョルラプクト)にあります。ソウルからは南に直線で約192㎞離れた場所にあり、日本でいうと東京から静岡市までの距離。高速鉄道などを利用すれば、日帰りでも訪れることができますよ!
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ソウルから全州までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
長距離バス | 約2時間40分~ | 1人15,000ウォン(約1,683円)~ | 本数が多い、料金が安い |
高速鉄道 | 約1時間40分~ | 34,400ウォン〜(約3,859円)~ | 最速でアクセスできる |
特急・急行 | 約3時間5分〜 | 26,200ウォン〜(約2,939円) | 立ち席もあり、いざという時の心強い味方 |
ツアー | ツアーによって変わります | ツアーによって変わります | 日本語対応、すべてお任せで観光できる |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。
それぞれのアクセス方法では、予約が必要な場合もあります。予約は現地の言語以外にも英語、日本語対応もしていますが、アプリによっては海外からの利用ができない場合もあります。不安な方はNEWTに相談してくださいね。くわしくはこちらをご覧ください。
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ソウルから全州まで高速鉄道(KTX)でアクセス!
全州までの移動は、KTXがおすすめ!ソウルから全州に向かうKTXは、ソウル駅と龍山(ヨンサン)駅から出ています。
時間 | 料金 | |
---|---|---|
龍山駅 | 約1時間40分~ | 1人34,400ウォン〜(約3,859円) |
ソウル駅 | 約1時間50分~ | 1人34,600ウォン〜(約3,881円) |
約1時間40~1時間50分でアクセスでき、1番おすすめ
ソウルから全州へは、韓国の高速鉄道であるKTXを利用すれば、約1時間40~1時間50分で移動可能。ソウルではソウル駅のほか、ソウル駅から地下鉄1号線に乗って6分で到着する龍山駅から全州行きのKTXが出発しています。
ソウルから全州までの金額は片道34,400ウォン(約3,859円)〜
龍山駅から全州までのKTXの金額は、片道34,400ウォン(約3,859円)。ソウル駅利用の場合は34,600ウォン(約3,881円)。
龍山駅からのKTXの始発は5時7分、最終が21時47分で1日24本、所要時間は約1時間40分。ソウル駅からは始発は7時2分、最終が17時36分で1日6本しかなく所要時間は1時間50分なので、全州に行く場合は龍山駅からの利用が便利です。
KTXのチケットは、当日は売り切れている場合があります。日本からもネット予約ができるので、できれば事前に予約をしておくと安心です。
駅から全州韓屋村へはバスかタクシーを活用!
下車駅は全州駅。ここから観光のメインスポットである全州韓屋(チョンジュハノンマウル)までは約5〜6kmの距離があるので、駅からは市内バスかタクシーを利用しての移動が便利です。
市内バス
駅前のロータリーを抜けた大通り沿いに、韓屋村行きのバス停があります。
利用できるバス:12・60・79・119・142・508・536・542・545・546・806・817・871・872
殿洞聖堂(チョンドンソンダン・韓屋村)前で下車。所要時間は約25分、料金は1,450ウォン(約163円)。
タクシー
バス利用に不安がある場合には、タクシー利用の検討を。所要時間は約15分、料金の目安は7,000〜8,000ウォン(約785〜897円)。
タクシー乗り場は、駅前のロータリーにあります。韓屋村はとても広いので、降車場所を伝えるときには殿洞聖堂や豊南門(プンナムムン)など、韓屋村にある具体的なスポットを伝えた方がわかりやすいですよ!
ソウルから全州まで高速鉄道で移動するメリット&デメリット
メリット
- 所要時間が短い
- 運行本数が多い
デメリット
- 料金が高い
- 韓国の高速鉄道は当日ではチケットが取れないことがある
ソウルから全州まで特急・急行列車でアクセス!
ソウルから全州までは、高速鉄道の他に特急列車のITXセマウル・マウム、ムグンファ号でアクセスする方法もあります。
ITXセマウル・マウム号
時間 | 料金 | |
---|---|---|
龍山駅 | 約3時間5分~ | 1人26,200ウォン〜(約2,939円) |
ソウル駅 | 約3時間15分~ | 1人25,900ウォン〜(約2,905円) |
ムグンファ号
時間 | 料金 | |
---|---|---|
龍山駅 | 約3時間33分~ | 1人17,600ウォン〜(約1,974円) |
鉄道で安く移動したい人におすすめ
鉄道を利用してより安く移動したい人には、日本の特急や急行にあたるITXやムグンファ号の利用も検討を。
ITXセマウル・マウム号利用の場合、所要時間は最速約3時間5分〜、ムグンファ号の場合には約3時間33分〜。ITXセマウル・マウム号はソウル駅と龍山駅から、ムグンファ号は龍山駅から出発していますが、ソウルから発車する列車はほとんどないので、これらの列車を利用する場合は、龍山駅利用が便利です。
ソウルから全州までの金額は片道17,600ウォン(約1,974円)〜
龍山駅から全州までのITXセマウル・マウム号の料金は、片道26,200ウォン(約2,939円)。ソウル駅利用の場合は25,900ウォン(約2,905円)。ムグンファ号は17,600ウォン(約1,974円)
立ち席(自由席)料金は、龍山駅から全州までのITXセマウル・マウム号の料金は、片道24,900ウォン(約2,792円)で、ソウル駅発の列車には立ち席(自由席)はありません。ムグンファ号は15,000ウォン(約1,682円)。
ソウル駅から出発するITXセマウル・マウム号は、8時3分発1本のみで運行のない曜日もあります。龍山駅からの始発はセマウル号の7時13分、最終はマウム号の17時17分で1日4本。ムグンファ号の場合は始発が5時43分、最終が19時14分で1日4本。
日本の新幹線は便数が多く自由席もあるので、何便か待てば乗車できることがほとんどですが、韓国のKTXは本数が少ないため、当日だと席が確保できない場合があります。
そんな時は慌てずに、ITXセマウル・マウム号やムグンファ号の利用を検討を。これらの車両には立ち席(自由席)があるので、どうしても当日移動したい!といった場合に心強い味方になってくれるはずです。
下車駅はKTXと同じ全州駅なので、駅から韓屋村までのアクセスはKTXを利用した場合と同じです。
ソウルから全州までITX・ムグンファ号で移動するメリット&デメリット
メリット
- 料金が安い
- 立ち席もあるのでチケットを確保しやすい
デメリット
- 所要時間がかかる
- 本数が少ない
ソウルから全州までバスでアクセス!
韓国は、全国に高速バス網があります。ソウルから全州まで安く移動するには、バスの利用も楽しいですよ!
時間 | 料金 | |
---|---|---|
セントラルシティターミナル | 約2時間40分~ | 1人15,000ウォン〜(約1,683円) |
東ソウル総合バス ターミナル | 約2時間50分~ | 1人16,700ウォン〜(約1,873円) |
ソウル南部ターミナル | 約2時間40分~ | 1人19,000ウォン〜(約2,131円) |
約2時間40~50分でアクセスでき、料金も安い
ソウルから全州までは、バス利用で約2時間40~50分で移動可能。ソウルから利用できるバスターミナルはセントラルシティターミナル(地下鉄3・7・9号線の高速ターミナル駅と直結)・東ソウル総合バスターミナル(地下鉄2号線江辺<カンビョン>駅3番出口すぐ)・ソウル南部バスターミナル(地下鉄3号線南部ターミナル<ナンブトミノル>駅5番出口すぐ)の3か所。
このうちセントラルシティターミナルと東ソウル総合バスターミナルからは高速バスが、ソウル南部バスターミナルからは市外バスが発着。高速バス利用の場合の降車場所は全州高速バスターミナル、市外バス利用の場合はソウル南部バスターミナルになります。
ソウルから全州までの金額は片道15,000ウォン(約1,683円)〜
高速バスを利用した場合、セントラルシティからの料金は片道15,000ウォン(約1,683円)。ソウル東ソウル総合バスターミナル利用の場合は16,700ウォン(約1,873円)。
この料金はエコノミー席を利用した場合ですが、セントラルシティ発の高速バスの座席はエコノミー・エクセレント・プレミアムに分かれており、エクセレント利用の場合は22,000ウォン(約2,468円)、プレミアム利用の場合は28,600ウォン(約3,208円)。
ソウル東ソウル総合バスターミナルからのバスはエコノミーとエクセレントの2種類で、エクセレントの料金は24,500ウォン(約2,747円)。
高速バスには、深夜割増料金も設定されています。22時〜24時までに発車する便に適用され、セントラルシティ発の場合エコノミーは16,500ウォン(約1,850円)・エクセレント24,200ウォン(約2,714円)、プレミアムは31,400ウォン(約35218円)。
東ソウル総合バスターミナル発のバスの深夜料金は、エコノミー18,300ウォン(約2,052円)・エクセレント26,900ウォン(約3,017円)。
市外バスであるソウル南部総合バスターミナルを利用した場合は、エコノミーのみ。
セントラルシティからは10〜15分間隔、東ソウル総合バスターミナルからはおよそ1時間間隔、ソウル南部バスターミナル利用の場合はおよそ20分間隔で運行。日本からは現段階ではインターネットやアプリを使って予約ができないので、当日購入を。(もしなんらかの事情で韓国の電話番号を保有している場合には利用可能)
バスターミナルから全州韓屋村へはバスかタクシーを活用!
全州高速バスターミナルから全州韓屋村までは、約3.5kmの距離があります。そのためターミナルから韓屋村までは、バスかタクシーを利用しての移動が便利です。
高速バスターミナル後門バス停利用の場合は、79バスで殿洞聖堂(チョンドンソンダン)下車。高速バスターミナル・仏教会館バス停利用の場合は、5001バスで全羅監営(チョルラカミョン)・完山(ワンサン)警察署下車または102バスで東部市場下車。所要時間の目安はいずれも約24分。
所要時間の目安は約26分と少し延びますが、国民銀行金岩(クマン)支店前バス停からはより多くの系統のバスが利用可能で、殿洞聖堂・韓屋マウル下車。いずれのバス停を利用した場合も、料金は1,450ウォン(約163円)。
市外バスを利用した場合には、クムアム広場、チョンダム韓方病院バス停から乗車し、殿洞聖堂で下車。多くのバス系統が利用でき、所要時間は約20分。料金は1,450ウォン(約163円)。
タクシー
高速バスターミナル、市外バスターミナルいずれの場合も。タクシーを利用した場合、所要時間は約11分。料金の目安は5,600ウォン(約628円)が目安です。
ソウルから全州までバス高速鉄道で移動するメリット&デメリット
メリット
- 安く移動できる
- 運行本数が多い
- 高級シートの場合意外と快適
デメリット
- 所要時間がかかる
- 鉄道と比較すると、慣れていないと利用が難しく感じる
ソウルから全州までツアーでアクセス!
ソウルから全州へは、日帰りから宿泊を伴うものまで、各種ツアーも出ているので活用するのも便利な方法です。
なお、以前外国人観光客限定でソウルから全州まで無料シャトルバスが運行していましたが、現地観光案内所に確認したところ、現在は運休しているそうです。早く復活するといいですね!
目的に合わせてソウルから全州に行こう!
本記事では、ソウルから全州まで、おもに鉄道、バス、ツアーでの行き方について紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段は高速鉄道。とにかく最短でラクに移動できるのがメリットです。
本数が多くて、手軽に移動できるのがバス。途中韓国のサービスエリアにも立ち寄るので、韓国旅行気分を満喫したい人にはおすすめ。
快適・安全に移動したい方には、ツアーでの移動がおすすめ。価格は高くなるものの、チケットの手配など面倒な手続きなしで楽しめます。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段でソウルから全州までの移動を楽しんでくださいね。
※記事内の金額は2024年4月8日のレート、1ウォン= 0.1122 円で計算しています。
cover photo by amica