【旅行前に確認】カンボジアのコンセントは2種類!変換プラグは必要?日本と異なる電圧に注意
カンボジアのコンセントのタイプは日本と同じAタイプとCタイプが主流です。Aタイプ以外のコンセントを使う場合は、変換プラグを使用する必要があります。また、機器が電圧に対応していない場合は変圧器も持参必要です。 この記事では、カンボジアのコンセントのタイプや準備しておきたい変換プラグ・変圧器についてご紹介します。
カンボジア旅行の前に確認しておきたいのがコンセントのタイプです。カンボジアのコンセントのタイプは日本と同じAタイプとCタイプが主流です。Aタイプのコンセントがないホテルやカフェなどでは、変換プラグを使用する必要があります。また、機器が電圧に対応していない場合は変圧器も持参必要です。
この記事では、カンボジアのコンセントのタイプや準備しておきたい変換プラグ・変圧器についてご紹介します。カンボジア旅行を考えている方は、旅行準備の参考にしてみてくださいね。
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カンボジアのコンセントはA/Cタイプの2種類がメイン
カンボジアのコンセントは、日本と同様のAタイプと丸い穴が2つ開いているCタイプが主流。現在はほとんどの施設がAタイプに対応していますが、タイプAのコンセントがついてなかった時に備えて、Cタイプに対応した変換プラグをもって行くのがおすすめです。
Aタイプ
Aタイプは、日本と同じ形状です。プラグのピンが平行に2本並んでいます。
カンボジア国内では、タイプAのコンセントが多いので、万が一、変換プラグを忘れてしまっても充電できる可能性があります。ただし、コンセントのタイプが同じでも、同じ電圧に対応しているとは限りません。電化製品を持っていくなら、事前に対応電圧を調べておく必要があります。
Cタイプ
Cタイプは、丸い2つのピンが平行に並んでいます。ヨーロッパや韓国などでもよく使われている形状です。
BF・SEタイプ
A・Cタイプ以外にも、2つ穴が開いているSEタイプと3つ穴が開いているBFタイプのコンセントがついている場合もあります。Cタイプだけでなく、SEやBFといった穴の形にも対応できる変換プラグがあると、どんなコンセントタイプにも対応できて便利ですよ。
カンボジアと日本のコンセントの違いは?
先ほど紹介した通り、カンボジアと日本のコンセントは形状が異なります。そして電圧も倍以上ちがうので、日本の電化製品を使用する際は注意してください。電圧については追って解説をします。
カンボジア | 日本 | |
---|---|---|
プラグのタイプ | A・C・BF・SE | A |
電圧 | 220V | 100V |
周波数 | 50Hz | 50Hz(東日本) |
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カンボジアのコンセントはAタイプ以外は変換プラグを使用
カンボジアでは、タイプAのコンセントがある場合にはそのまま使えます。ただし、タイプCのコンセントしかない場合には、変換プラグを使用する必要があります。
変換プラグには、簡易型とマルチ型の2種類があり、簡易型は、1種類のプラグ形状に対応しており、もとのプラグに差し込むだけで使えます。
マルチ型は、1つのアダプターに複数の種類の形状のプラグが備えられているので、旅先のコンセントに合わせてカスタマイズして使えます。カンボジアだけでなく、さまざまな国のプラグ形状に対応できるため、海外旅行好きの人にはもってこいの変換プラグです。
変換プラグはどこで買える?
変換プラグは、家電量販店や旅行用品店などで手に入ります。店頭では、さまざまな種類のプラグが豊富に取りそろえられているほか、欲しいプラグを店員さんにも相談できるので便利です。価格は、簡易型であれば安いものだと300円〜購入できるものも。
また、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも取り扱っている場合があり、格安で購入できます。ただし、クオリティは正規のものより多少劣るので注意して選びましょう。
何度も海外にいく予定がある方は家電量販店などでしっかりした作りのマルチ型変換プラグを買い、あまり海外にいく予定がない方は百均などで買うのがおすすめです。
出発前に変換プラグの買い忘れに気づいたら、空港のショップをチェックしてみましょう。空港によっては、家電量販店やトラベル用品店で取り扱っている場合があります。ただし、価格は通常よりも割高なものが多いです。
差し込み口が複数ある電源タップはあると便利
差し込み口が複数ある電源タップは、旅行に持っていくと便利です。ホテルにコンセントが1つしかない場合に大活躍してくれます。スマートフォンのほかにも、パソコンやカメラなどの電子機器などを持ち込む人は、一度に複数の充電ができるのでおすすめです。
充電をする際のストレスをなくすためにも、何個も差し込み口がある電源タップを選びましょう。
電源タップを選ぶポイントは、海外のどのコンセントの形状でも使えるよう、プラグが変更できるユニバーサルタイプのものを選ぶこと。また、USBポートが複数ついたものも充電などに便利です。
カンボジアの電圧は220V!変圧器が必要な場合も
カンボジアと日本では、コンセントやプラグの形状だけでなく、電圧も異なります。カンボジアでは主流な電圧が220Vです。
対照的に、日本の電圧は100V。つまり、カンボジアのほうが電圧の数値が高いため、日本から持参する電化製品を使用する際には変圧器が必要となる場合があります。日本の電化製品をそのまま使ってしまうと故障や火災の危険性もあるので、十分に注意が必要!
ただし、現在は変圧器なしで海外利用に対応している電化製品も多いので、はじめから海外で使用できる製品を購入しておく、というのも一つの方法です。
スマートフォン(iphoneやAndroid)・パソコンは変圧器は必要なし!
スマートフォンやパソコンは、基本的に変圧器の必要がありません。ほとんどの製品が世界各国の電圧に対応しているグローバル規格となっているため、変換プラグさえあればそのまま充電できます。
ただし、使用する際には必ず表示をしっかりと確認しましょう。電化製品のアダプターを確認して、INPUT: 100〜240Vと書かれていれば、それはグローバル規格製品ということになり、変圧器なしで使えます。
ドライヤー・ヘアアイロンの場合は基本的に変圧器が必要
ヘアアイロンは150〜240W、ドライヤーは600〜1200Wといった高い消費電力を持つことが一般的です。特にドライヤーは、カンボジアで使用するとなると大容量の変圧器が必要となってしまいます。
旅行で大容量の変圧器を持っていくのは現実的ではないため、解決策としては、変圧器がいらない海外対応のドライヤーを購入するのがベスト。家電量販店などに行けば種類も豊富なので、チェックしてみてくださいね。また、ドライヤーであればホテルに完備されている場合がほとんどなので、それを使用するといいでしょう。
デジタルカメラなどの撮影機器の場合
一眼レフやミラーレスカメラをはじめとする、デジタルカメラ全般の電圧は100V〜240Vに対応しています。そのためカンボジアに持ち込む際、変圧器の必要はありません。変換プラグを利用すれば、充電ができます。
ただし、稀に100Vにのみ対応している日本製のデジタルカメラもあります。高価なものだからこそ、うっかり充電が原因で故障してしまわないよう、海外で充電する前に対応電圧を確認しておくと安心です。
電化製品の対応電圧の調べ方
電化製品の対応電圧を調べるには、製品のラベルやアダプター部分をチェックします。電圧や入力、INPUTなどと書かれている部分が対応している電圧のことです。
記載されている電圧が100V~240Vとなっている場合は、海外利用に対応している電化製品であることを意味し、もちろん、カンボジアでも変圧器なしで利用できます。
その一方で、100Vと書かれているものは日本規格のものであり、電圧が220Vのカンボジアでは利用できません。出発前までに、持参する電化製品の対応電圧をチェックしておくようにしましょう。
変圧器を使用する際は消費電力もチェック!
変圧器を使用する際には、変圧器の容量が使用する電化製品の消費電力よりも大きいかどうかを必ず確認しましょう。主な電化製品の消費電力の目安は、スマートフォンで10~15W、ドライヤーで600~1200W。ノートパソコンで50〜120Wとなっています。
総消費電力量が変圧器の容量を越えなければ、電化製品を使用する際に複数の電化製品を同時に充電できますよ。
変換プラグや変圧器を忘れた場合は?
変換プラグや変圧器を忘れてしまった場合は、ホテルで変換プラグや変圧器の貸し出しサービスがされているかを確認しましょう。日本人宿泊者が多いホテルや5つ星の高級ホテルなどでは、貸し出しサービスが実施されている場合があります。
また、最新のホテルには、コンセントのほかにUSBポートが備え付けられている場合も。USBで繋げればスマートフォンなどの電化製品を変換プラグなしで充電できます。ただし、USBケーブルで繋げられないものや電圧の高い電化製品には使えません。
宿泊先のホテルで変換プラグや変圧器がゲットできない場合は、現地の空港や大型の電気屋で探して変換プラグを購入するのがおすすめです。
カンボジアのコンセントをチェックしてスムーズな旅を
この記事では、カンボジアのコンセントの形状の違い、変換プラグの種類や使い方などについて解説しました。カンボジア旅行の際はCタイプやBF・SEタイプの変換プラグを利用し、もって行く電化製品によっては変圧器を準備しておく必要があります。
事前にコンセントのタイプの確認をして、カンボジア旅行を快適に楽しんでくださいね。
cover photo by unsplash