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宗像大社は福岡にある世界遺産!ご利益や見どころなどを解説

国内屈指のパワースポットで多くの観光客が訪れる宗像大社。2017年7月、“神宿る島”宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界遺産に登録されています。 この記事では、宗像大社の見どころやアクセス方法などを解説!ぜひ宗像大社へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
mayu tahara
福岡県在住、2児の育児に奮闘中。カフェと旅行会社勤務を経て旅行ライターへ。好きなものは旅行と水族館、カフェ、世界遺産、刺繍、ダイビング、ジブリ、化石、星空など。世界遺産検定1級所持。好きな世界遺産はクロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園。 迷ったらやってみるのがモットー。好きな言葉はロマン! 親子で楽しめる旅を提案していきたいです。
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国内屈指のパワースポットで多くの観光客が訪れる宗像大社。2017年7月、“神宿る島”宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界遺産に登録されています。

この記事では、宗像大社の見どころやアクセス方法などを解説!ぜひ宗像大社へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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宗像大社の基本情報

photo by mayu

福岡の代表的な観光スポット・宗像大社。まずは、宗像大社の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

宗像大社とは?

宗像大社とは、日本各地にある宗像神社の総本山で、日本神話に出てくる国内最古の神社のひとつだといわれています。

宗像大社では、沖津宮・中津宮・辺津宮(へつみや/へつぐう)にそれぞれ女神が祀られており、これら三宮をあわせて宗像大社というのが特徴です。

宗像大社のご祭神

宗像三宮のうち、沖津宮には田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮には湍津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮には市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られています。

日本神話に出てくる天照大神(あまてらすおおかみ)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)の剣に噛みついて息を吹きかけると3人の女神が生まれたとされ、宗像三女神と呼ばれるようになりました。

宗像三女神のなかでも田心姫神を祀っているご神体はなんと沖ノ島そのものとされています。九州本土から約60キロメートル離れた玄界灘に浮かぶ島で、古くから人々の信仰されてきました。島そのものがご神体となっているため、通常は一般人の立ち入りは禁止されています。

また、湍津姫神は福岡で一番大きな島である大島にある中津宮で、市杵島姫神は宗像市田島にある宗像大社辺津宮で祀られています。宗像大社辺津宮を宗像大社と呼ぶ人も多いですよ。

宗像大社の歴史

宗像大社のなかでも沖ノ島は歴史が古く、4世紀後半から9世紀後半まで国家の祭祀が行われており、神宿る島として信仰されてきました。

その一方で、日本最古の歴史書・日本書紀や古事記によると8世紀には当時宗像周辺を統治していた宗像氏により、沖津宮・中津宮・辺津宮で宗像三女神が祀られているとの記載が残っており、この時すでに宗像大社ができていたことが確認されています。

沖ノ島を中心とする国家祭祀は遣唐使の廃止とともに終わりますが、その後も宗像三女伸への信仰がやむことはなく、今日でも多くの人が参拝に訪れている人気の観光スポットです。

宗像大社のご利益は?

宗像大社のうち、沖ノ島は古くから航海の安全を祈願する国家祭祀の場所であったことから、宗像大社は交通安全の祈願ができる神社です。

実際に行ってみると、交通安全にまつわるお守りやステッカー、神札などが購入できます。

さらに宗像大社では、車のお祓いもしてもらえますよ(有料)。

宗像大社が世界遺産に登録されたのはなぜ?

photo by mayu

宗像大社が“神宿る島宗像・沖ノ島と関連遺産群”として世界遺産に登録された背景には2つの大きな理由があります。

まずひとつめは、古代東アジアの対外交流が発展した時期に、神宿る島・沖ノ島がこれまで海上の安全を祈願する場所として同じく発展してきたことを証明する珍しい場所であること。

その証拠は沖ノ島でみつかった出土品や遺物から明白です。そして行われてきた儀式が対外交流によって時代とともに変遷してきたことが分かる点が大きく評価されています。

さらに4世紀から9世紀にかけて行われてきた国家祭祀の変遷を示す遺跡が、ほぼ手つかずの状態で残っているのも登録理由のひとつで、9世紀には沖ノ島での直接的な祭祀は終わってしまいましたが、宗像三女神を信仰することで崇拝が現在も続いていることも評価されています。

2024年3月現在、世界遺産“神宿る島宗像・沖ノ島と関連遺産群”を構成する資産は沖ノ島(宗像大社沖津宮)、小屋島、御門柱、天狗岩、宗像大社(沖津宮遙拝所)、宗像大社(中津宮)、宗像大社(辺津宮)、新原・奴山古墳群の全部で8箇所。これらのうち、宗像大社(沖津宮遙拝所)、宗像大社(中津宮)、宗像大社(辺津宮)、新原・奴山古墳群は観光可能なので時間が合えばぜひ参拝してみてくださいね。

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宗像大社観光の見どころ

photo by mayu

沖津宮、中津宮、辺津宮の3つからなる宗像大社。観光におすすめのスポットをご紹介していきます!

荘厳な雰囲気に圧倒される高宮斎場

photo by mayu

宗像大社辺津宮へ行ったら一緒に訪れてほしいのが高宮斎場。辺津宮の本殿を目の前に右へ進むと、高宮斎場へと続く参道があります。

参道は森のなかに迷い込んだように木々が生い茂る場所で、階段をどんどん進んでいくと高宮斎場に着きます。

高宮斎場の特徴は社殿のないこと。社殿が存在する以前の樹木による祭祀場で、古代から現代へまで続く祈りの空間として信仰されています。高宮斎場のような古代の形式を残した祭場が今でも残っているのはかなり珍しく、間近で見られるのはとても貴重です。

実際に筆者も訪れたことがありますが、これまでに感じたことのないような神聖で荘厳な雰囲気に息を吞んだ記憶があります。

宗像大社にまつわる数多くの国宝を展示している神宝館

photo by mayu

宗像大社の神宝館では、沖ノ島で見つかった約8万点におよぶ国宝を中心に、さまざまな重要文化財が展示されています。

国宝のなかには当時の中国や朝鮮との交流がわかる多くの鏡や、ササン朝ペルシャ製のカットグラス片なども見られますよ。

歴史好きはぜひ立ち寄ってみてくださいね!

宗像三宮参りの重要な場所・第二宮 第三宮

photo by mayu

高宮斎場から降りていき、右に曲がってさらに進んでいくと右手に見えるのが第二宮と第三宮です。これらは辺津宮の本殿・拝殿の背後に位置しており、第二宮には田心姫神、第三宮には湍津姫神が祀られています。

現在の第二宮・第三宮の社殿は、伊勢神宮にある別宮の古殿舎が下賜されたもので、2つを参拝すれば宗像三女神をお参りしたことになるそう!

ぜひ一緒にお参りしてくださいね。

湍津姫神をまつる中津宮

そらみみ (Soramimi) -Own Work, CC BY-SA 4.0,

湍津姫を祀っている中津宮へがある大島へはフェリーや旅客船で移動して向かいます。

中津宮は七夕伝説発祥の地としても有名で、境内には天の川が流れていますよ!

良縁祈願をしたい人はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

沖ノ島を遠くからお参りする宗像大社沖津宮遙拝所

sk01, CC BY-SA 3.0, 

中津宮がある大島北部にある宗像大社沖津宮遙拝所は、入島ができない沖ノ島を遠くからお参りする場所としてつくられました。

天気が良い日には遠くに沖ノ島が見られるのだとか!高台にあり、きれいな海を見ながら参拝できるので、大島に行ったらぜひ足を運んでみてくださいね!

宗像大社観光は年中楽しめる!

photo by mayu

宗像大社では、毎月のように行事があるのでいつ訪れても楽しめる観光スポットです。

そのなかでも10月に開催される秋季大祭がおすすめ!秋季大祭の最初に行われている重要神事・みあれ祭は福岡県の無形民俗文化財にも登録されています。

みあれ祭は、田心姫神と湍津姫神の神霊を市杵島姫神が鎮座する辺津宮へお迎えする行事で、100隻を超える漁船団が玄界灘を勇壮に進んでいく光景はダイナミックで見ごたえばつぐんですよ!

宗像大社観光に要する時間は約30分~

photo by mayu

宗像大社観光といえば、まずは宗像大社辺津宮に多くの人が訪れます。宗像大社辺津宮のみであれば所要時間は約30分で参拝できます。

参拝後に高宮斎場や神宝館へ行くのであればさらに長くなるでしょう。また、1日で中津宮がある大島や沖ノ島を遠くから参拝する遥拝所へも行く場合は、宗像大社から中津宮への移動も含めると待ち時間は含めずにさらに1時間半ほどかかります。

中津宮や沖ノ島遥拝所は離島になるので、時間がない人は宗像大社辺津宮境内にある第二宮や第三宮を参拝して三宮めぐりをするのがおすすめですよ。

宗像大社辺津宮へのアクセス・行き方

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宗像大社観光の拠点となる宗像大社辺津宮。ここでは、バス、レンタカーそれぞれの行き方を解説します。

最も一般的な移動は西鉄バス

photo by mayu

公共交通機関を利用して宗像大社辺津宮へ行くのであれば、おすすめの方法はまずJR東郷駅で降り、バスを利用する方法です。

駅に着いたら、すぐ前にある西鉄バス・東郷駅前から乗車して宗像大社を目指します。所要時間は約12分ほど。

バスは便利ですが、1時間に1本程度しか運行していないため、乗り遅れてしまわないように時間には余裕を持ってJR東郷駅に着くようにしましょう。

自由度を高くするなら車(レンタカー)

photo by pixabay

宗像大社以外にも観光する予定があったり、自由に移動したい人はレンタカーや車利用がおすすめです。宗像市中心部から約8分で到着します。

宗像大社の駐車場は3箇所です。宗像大社の鳥居や祈願殿に近いのは第1駐車場、儀式殿や神宝館に近いのは第2駐車場、第二宮・第三宮に近いのは第3駐車場なので、観光スケジュールに合わせて停めてくださいね。

また、年末年始などの繁忙期は駐車場が混み合うことも考えられます。その際は公共交通機関やタクシーを利用することも視野に入れておくと良いでしょう。

宗像大社中津宮へのアクセス・行き方

photo by pixabay

宗像大社中津宮は大島にあるので、フェリーか旅客船を使って行かなくてはいけません。まずは乗り場である神湊港渡船ターミナルを目指します。

神湊港渡船ターミナルへは西鉄バスを利用する場合は、宗像大社前バス停で乗車し、神湊波止場バス停下車で所要時間は約10分。タクシーだと約7分です。

神湊港渡船ターミナルに着いたら、フェリーか旅客船に乗船します。大島へは、フェリー・おおしまだと所要時間は約25分、旅客船・しおかぜだと約15分です。

大島港へ着いたら、歩いて10分ほどで宗像大社中津宮に到着しますよ。

宗像大社の御朱印

photo by mayu

宗像大社の御朱印は辺津宮と中津宮でそれぞれもらうことができます。

辺津宮だと、入口付近にある宗像大社祈願殿のなかで頒布されていますよ。中津宮では、中津宮の御朱印と沖津宮の御朱印がもらえます。沖津宮逢拝所には誰もいないので、御朱印が欲しい場合は中津宮へ行ってもらってくださいね!

宗像大社の観光を満喫しよう

この記事では、宗像大社の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。宗像大社は、一度は行ってみたい人気のパワースポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、宗像大社の観光を満喫してみてくださいね!

宗像大社の基本情報

住所

【宗像大社(辺津宮)】福岡県宗像市田島2331

【宗像大社(中津宮)】 福岡県宗像市大島1811

電話

【宗像大社(辺津宮)】0940-62-1311

【宗像大社(中津宮)】0940-72-2007 

営業時間

【宗像大社(辺津宮)】4月~9月 6:00~18:00、10月~3月 6:00~17:00 ※年末年始など特別期間を除く

【宗像大社(中津宮)】24時間 ※要確認

休業日

なし

アクセス

【宗像大社(辺津宮)】JR赤間駅からタクシーで約12分、JR東郷駅からバスで約12分、タクシーで約10分

【宗像大社(中津宮)】大島港から徒歩約10分

料金

無料

公式サイト

https://munakata-taisha.or.jp/

cover photo by mayu


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