【札幌観光】半日で楽しめるおすすめモデルコースを紹介!
北海道の中心都市であり、グルメや歴史的建造物など、さまざまな魅力が詰まった都市・札幌。札幌中心部の見どころはほとんど徒歩圏内にあり、時間があまり確保できなくても、半日あれば無理なく回ることができるのも魅力です。 今回は札幌半日観光のモデルコースを札幌出身の筆者がご紹介!ぜひ札幌観光の参考にしてみてくださいね。
北海道の中心都市であり、グルメや歴史的建造物など、さまざまな魅力が詰まった都市・札幌。札幌中心部の見どころはほとんど徒歩圏内にあり、時間があまり確保できなくても、半日あれば無理なく回ることができるのも魅力です。
今回は札幌半日観光のモデルコースを札幌出身の筆者がご紹介!ぜひ札幌観光の参考にしてみてくださいね。
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札幌観光!半日で楽しめるおすすめモデルコースを紹介
明治維新後、蝦夷地(今の北海道)に開拓使が置かれた際、政治の中心地として開拓・発展した札幌市。開拓されてからわずか150年あまりの新しい都市にもかかわらず、現在では横浜市、大阪市、名古屋市に次ぐ全国の市町村で4番目の大都市となっています。
そんな札幌には、開拓時代の歴史を感じさせる建物や、都会の中でもリフレッシュできる公園、北海道ならではのグルメなど、さまざまな魅力が詰まっています。
今回はそんな札幌の魅力を詰め込んだ半日のモデルコースをご紹介。「札幌観光にあまり時間を確保できないけれど、有名な観光スポットは訪れておきたい!」という方にぴったりのモデルコースをご紹介します。
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札幌観光!半日のモデルコース
札幌中心部の観光スポットのみであれば、半日あれば無理なく回ることができます。ほとんどのスポットへ徒歩10分以内で訪れることができるのもうれしいポイントです。
【8:30】二条市場で朝食
朝食は新鮮な海鮮を満喫!
札幌半日観光のスタートは、二条市場で海鮮をいただきましょう。カニやエビ、ホタテ、イクラなど、北海道の新鮮な海の幸をふんだんに使った海鮮丼や寿司のお店が軒を連ねています。朝7時~8時頃から開店している店が多く、人気のネタはお昼過ぎまでにネタ切れしてしまうこともあるため、朝食に訪れるのがおすすめです。
また、二条市場はお土産を購入するのにもぴったりの場所。北海道ならではの海産物の干物や乾物が数多く取り揃えられているほか、新鮮なカニやウニなどの海産物の地方発送も行えますよ!
二条市場の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市中央区南2条東1丁目 |
電話 | 011-222-5308(さっぽろ二条市場商店街) |
営業時間 | 7:00頃〜15:00頃 ※店舗により異なる |
休業日 | 店舗により異なる |
アクセス | 地下鉄大通駅35番出口から徒歩約4分、JR札幌駅から徒歩約20分 |
公式サイト |
【9:30】さっぽろテレビ塔
市内を360度見渡す札幌のランドマーク
朝食を食べたら、二条市場から徒歩5分ほど、大通公園の東端にあるさっぽろテレビ塔に行きましょう。
さっぽろテレビ塔は、札幌でのテレビ放送開始に際して1956年に建設された電波塔で、1957年には札幌のパノラマ風景を楽しめる展望台が造られました。
地上約90メートルの展望台からは、手稲山や大倉山シャンツェ、豊平川や石狩平野など札幌を360度見渡すことができ、天気が良い時は日本海まで見渡すことができます。また、四季によって色合いの変わる大通公園の姿も魅力の1つ。夏の深い緑色、秋の赤や黄色に色づく紅葉、冬の雪景色やイルミネーションなど、四季それぞれの美しさがあります。
また、展望台の南東部分の3枚のガラス・怖窓(こわそう~)は、足元から天井まで続く一枚ガラスになっており、スリルが味わえる人気スポットです。
そして、さっぽろテレビ塔では、営業終了後に展望台を30分間貸し切り、札幌の夜景を独り占めできるプランも!カップルや夫婦で訪れる際の誕生日サプライズやプロポーズにぴったりです。なお、1日1組限定、料金は20,000円となっています。
さっぽろテレビ塔のゆるさが人気のキャラクター・テレビ父さんグッズもぜひチェックしてみてくださいね。
さっぽろテレビ塔の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市中央区大通西1丁目 |
電話 | 011-241-1131 |
営業時間 | 9:00~22:00 |
休業日 | 2024年度は2024年11月13日・2025年1月1日 |
アクセス | 地下鉄大通駅27番出口直結、JR札幌駅から徒歩約15分 |
料金 | 大人 1,000円、小中学生 500円、小学生未満 無料 ※そのほか他施設とのセット券などもあるため、詳しくは公式サイトを要確認 |
公式サイト |
【10:00】大通公園
観光客だけでなく市民も集う都会のオアシス
さっぽろテレビ塔から札幌の風景を楽しんだ後は、大通公園を散策。
札幌中心部の東西約1.5キロメートルにわたって細長く広がる大通公園は、オフィスビルや商業施設が立ち並ぶ札幌中心部におけるオアシスのような存在。観光客だけでなく、多くの市民が芝生やベンチに腰を掛けて思いおもいの時間を過ごす場所となっています。
約90種4,700本におよぶ木々や、美しい花壇、芝生などの自然があるほか、園内の各所に噴水や子ども用の遊具が設置されており、子どもから大人まで楽しめる公園です。
また、大通公園は、季節ごとに北海道を代表する様々なイベントが開催される会場でもあります。6月にはYOSAKOIソーラン祭、7月・8月にはさっぽろ大通ビアガーデン、11月・12月にはホワイトイルミネーションやミュンヘン・クリスマス市、2月にはさっぽろ雪まつりなど、年間を通してイベントが行われていますよ。
4月下旬から10月上旬には、大通公園名物のとうきびワゴンもあります。じっくり焼かれた道産とうもろこしの香ばしい味わいをぜひ楽しんでみてください!
大通公園の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市中央区大通西1~12丁目 |
電話 | 011-251-0438(大通公園管理事務所) |
営業時間 | 24時間 |
休園日 | なし |
アクセス | 地下鉄大通駅または西11丁目駅直結、JR札幌駅から徒歩約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
【11:00】札幌時計台
140年以上、時を刻み続ける現存する日本最古の時計塔
大通公園を散策したら、さっぽろテレビ塔から徒歩5分ほどの位置にある札幌時計台に行きましょう。
札幌時計台は、北海道大学の前身である旧札幌農学校の演武場として、初代教頭のクラーク博士の提案により、1878(明治11)年に建築され、生徒の兵式訓練や式典などを行う中央講堂として使用されました。
その後、1881(明治14)年に時計塔が併設され、札幌の標準時となり、1903(明治36)年ごろから時計台と呼ばれるようになりました。設置から140年以上経った今も、時計は正確に時を刻み続けています。
1階には、時計台の歴史や歩みを紹介する資料や写真パネル、大型模型などが展示されています。2階は明治時代の講堂の様子が復元されており、夜にはコンサートや講演会などが行われていますよ。
また日没後から夜21時半まで、時計台はライトアップされます。LEDの光に赤い屋根と白い壁の外観が照らし出され、幻想的な雰囲気に。特におすすめなのは冬の夜で、真っ白な雪の中でひときわ美しく輝く時計台の姿を見ることができます!
札幌時計台の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市中央区北1条西2丁目 |
電話 | 011-231-0838 |
営業時間 | 8:45~17:10 |
休業日 | 1月1日~1月3日 |
アクセス | 地下鉄大通駅31番出口から徒歩約4分、JR札幌駅から徒歩約10分 |
料金 | 観覧料 大人 200円、高校生以下 無料 |
公式サイト |
【11:30】北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
約80年にわたり道政を担った北海道の象徴
札幌時計台の見学後は、徒歩10分ほどの位置にある北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)に向かいましょう。
明治15年に開拓使が廃止された後、三県一局の時代を経て、1886年(明治19)年に北海道庁が発足し、明治21年(1888年)北海道庁の本庁舎として建設された建物がこの北海道庁本庁舎です。
外壁に描かれた赤い星のマークは北の夜空に輝く北極星をデザインしたもので、開拓使を象徴するマークとして、札幌市時計台など同時期に建てられた建物にも描かれています。
北海道庁旧本庁舎は、1968(昭和43)年まで道庁本庁舎として使用され、現在の庁舎ができるまで約80年にわたって道政が行われてきた重要な建物。
館内は赤い絨毯が敷かれた玄関ホールや、明治時代につくられたひずみのある窓ガラスなど、まるでタイムトリップしたような感覚を味わえますよ。
※北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)は改修工事のため、2025年3月まで休業中です。訪れる際は最新情報をご確認ください。(2024年7月時点)
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 |
電話 | 011-204-5019 |
営業時間 | ※改修工事のため、2025年3月まで休業中(2024年7月時点) |
休業日 | – |
アクセス | JR札幌駅・地下鉄大通駅から徒歩約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
【12:00】スープカレー奥芝商店でランチ
ランチは札幌のソウルフードを味わう!
ランチは札幌市民のソウルフード・スープカレーをいただきます。北海道庁旧庁舎から徒歩10分の位置にあるスープカレーの人気店・奥芝商店 駅前創成寺店へ行きましょう。
スープカレーとは、一般的なルーカレーとは異なり、さらっとしたスープ状のカレーで、スパイスがふんだんに使われています。お肉はチキンレッグが定番ですが、豚角煮やハンバーグなど、お店によってさまざまな種類があります。また、ごろっと大きくカットされた素揚げ野菜がたっぷりのっているのも特徴です。
奥芝商店のスープカレーの特徴は、たっぷりのエビの頭でとった海老出汁をベースとしたスープ。15種類のスパイスと海老出汁がマッチし、深みのある味わいを生み出しています。
具材も、定番のチキンレッグのほか、エビ・イカ・ホタテなど北海道の海の幸がふんだんにのったメニューや道産キノコがたっぷりのったメニューなど、どれも北海道ならではのメニューばかりで、選ぶのに悩んでしまいます。
スープカレーは、筆者も含め札幌出身者は帰省すると必ず食べるほどおいしいソウルフードなので、ぜひ味わってみてくださいね!
スープカレー奥芝商店 駅前創成寺店の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市中央区北4条西1丁目 ホクレンビル B1F パールタウン飲食店街 |
電話 | 011-207-0266 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O.)・17:00~21:00(L.O.) |
休業日 | 不定休 |
アクセス | 地下鉄東豊線さっぽろ駅23番出口直結、JR札幌駅から徒歩約5分 |
公式サイト |
【13:30】サッポロビール博物館
開拓使時代から続くサッポロビールの歴史を学べる博物館
ランチ後は、バスで約20分、タクシーで5~10分、徒歩で約25分の位置にあるサッポロビール博物館へ。
明治初期の北海道の開拓時代に創設された開拓使麦酒醸造所が現在のサッポロビールに成長するまでの歴史を学べる博物館となっています。
また、博物館のレンガ造りの建物は、1890(明治23)年に製糖工場として建てられたもので、明治時代の面影がそのまま残る貴重な建造物として北海道遺産に指定されています。
館内は見学自由(無料)ですが、ガイド付きの「プレミアムツアー」(所要時間50分)に参加するのがおすすめ。
サッポロビールの歴史物語を大迫力の6K映像で見ることができる、ツアー参加者限定のプレミアムシアター鑑賞のほか、サッポロビール約150年の歴史をガイドさんの解説を聞きながら学べます。ツアーの最後には、創業当時の味わいを再現した、ここツアーでしか味わえない限定ビール・復刻札幌製麦酒と、サッポロ黒ラベルの飲み比べもできますよ!
見学後は定番のサッポロ黒ラベル、北海道限定のサッポロクラシック、サッポロビール創業の地に工場を構える札幌開拓使麦酒醸造所製の開拓使麦酒をテイスティングホールで味わいましょう(有料)。3種の飲み比べセットもありますよ!
サッポロビール博物館の基本情報 | |
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住所 | 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1 |
電話 | 011-748-1876 |
営業時間 | 【博物館展示】11:00~18:00(最終入館17:30) 【スターホール(有料試飲)】11:00~18:30(L.O.18:00) 【ミュージアムショップ】11:00~19:30 |
休業日 | 月曜(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日に休館)、年末年始、臨時休館日 |
アクセス | バス停サッポロビール園目の前、バス停北8条東8丁目から徒歩約5分、地下鉄東区役所前駅から徒歩約10分、JR札幌駅から徒歩約23分 |
料金 | 見学無料(プレミアムツアーは大人 1,000円、中学生~20歳未満 500円、小学生以下 無料 ※公式サイトより要予約) |
公式サイト |
【15:00】札幌駅
最後は札幌駅でお土産探し!
札幌半日観光の最後は、札幌駅でお土産探し!サッポロビール博物館からはバスで約10分、タクシーで5~10分、徒歩で約23分のアクセスです。札幌旅行の思い出に素敵なお土産をゲットしてくださいね!
なお札幌駅は2024年7月現在、北海道新幹線延伸と合わせて改修工事が行われており、2028年度末まで工事が続く予定です。随時札幌駅周辺の店舗や通路などが変更となるため、最新情報を確認するようにしましょう。
\札幌観光の詳しい情報はこちら!/
半日で札幌観光をたっぷり満喫しよう!
札幌中心部の魅力を詰め込んだ半日観光のモデルコースをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。札幌には魅力的な観光スポットやグルメがまだまだたくさんあるので、ご自身の興味に合わせて旅程をアレンジしてみてくださいね。
このモデルコースを参考に、ぜひ札幌観光を楽しんでください!
cover photo by PIXTA