カカアコウォールアートはハワイにある人気のフォトスポット！見どころやアクセス方法などを解説

カカアコウォールアートの基本情報

カカアコウォールアートは、ハワイに行ったら一度は立ち寄っておきたいスポットです。まずは、カカアコウォールアートの基本情報や歴史などの気になる情報を紹介します！

カカアコウォールアートの歴史

カカアコウォールアートはハワイ・オアフ島でも有数の観光スポットとして今では世界中から観光客が訪れていますが、現在のようにカラフルなウォールアートができる前まではあまり人が立ち寄らない倉庫街でした。

このエリアを一躍有名にしたのは、「POW! WOW! HAWAII（パウワウ ハワイ）」でした。地域活性化やアートの普及を目的に、世界中から集まった人気アーティストが色鮮やかなアートをお店などの壁に描いているアートイベントです。これまでカカアコエリアに数多くのウォールアートを生み出してきました。

2023年から「World Wide Walls（ワールドワイド ウォールズ）」に名前を変えて、カリヒ・パラマ地区にて5月8日から5月14日の日程で開催されました。学校や博物館の壁を中心に作品が手がけられており、こちらもカカアコエリアのように観光スポットとして人気が高まってきています。

カカアコウォールアートとは？

カカアコウォールアートには、POW! WOW! HAWAIIで誕生したウォールアートがたくさん！カカアコのエリアを歩いていると、色鮮やかなウォールアートが目に入ってきます。特に人気のウォールアートの前には多くの人が集まっていることが多く、フォトスポットとしても大変人気です。

イベントが開催されている1週間は、カカアコエリアのいたるところで作品を手がけている有名アーティストの姿を観察できます。このアートイベントで書き換えられてしまう作品も多く、いつ行っても新鮮な気持ちで作品巡りできるところも魅力のひとつです。

カカアコウォールアートのあるカカアコってどんな街？

カカアコウォールアートがあるカカアコは、ハワイのオアフ島にあります。ワイキキからバスで約15分、ホノルル国際空港から車で約15分の場所にあり、アクセスしやすいところもうれしいポイント！

ウォールアートがあるエリアはそこまで広くないので、それぞれのウォールアートは基本的に歩いて散策できます。なお、カカアコウォールアートのエリアは基本的に屋外となっており屋根もないことが多いため、暑さ対策や雨対策はお忘れなく。

カカアコエリアでは、土曜の午前中にファーマーズマーケットが開催されているので、時間に余裕がある方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

カカアコウォールアート観光の見どころ

カカアコウォールアートは、カカアコエリアを中心にたくさんのアートがあります。事前情報なくフラッとお散歩するというのも楽しいですが、人気のウォールアートを事前にチェックしておくと、より魅力的な作品を効率的に見て回れますよ。

ここからは、エリア別におすすめのウォールアートを紹介します！

フィッシャー・ハワイ周辺

人気の文房具専門店であるフィッシャー・ハワイ（Fisher Hawaii）周辺にも、さまざまなウォールアートがあります。ウォールアートでたくさんおしゃれな写真を撮影したら、お土産にぴったりな文房具を購入してみませんか？

KEVIN LYONS（ケビン・ライオンズ）

数あるカカアコウォールアートの中でも高い人気を誇っているのが、KEVIN LYONSが手がけたこちらのアート。カラフルモンスターなどと呼ばれることもあり、ポップでかわいいモンスターが描かれています。数あるモンスターの中にパンダが隠されているところも見どころのひとつ！

フィッシャー・ハワイの裏側にあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ソルト アット アウア カカアコ周辺

カカアコエリアの中でも近年話題を集めているソルト アット アウア カカアコ（SALT At Our Kaka'ako）周辺には、おしゃれなカフェやレストラン、アパレルショップがたくさん！ソルト アット アウア カカアコの壁にもウォールアートが描かれているので、こちらも忘れずにチェックしてみてください。

Shepard Fairey（シェパード・フェアリー）

ソルト アット アウア カカアコから歩いて約10分の場所にあるのが、シェパード・フェアリー（Shepard Fairey）が手がけたウォールアートです。女性や花、波などが描かれており、ハワイらしさを感じさせてくれる作品。すぐそばにはビーチもあるので、海風を感じながら思い出に残る1枚を撮影できますよ。

クックストリート周辺

マザー・ウェルドロン・ネイバーフッド・パーク（Mother Waldron Neighborhood Park）の目の前にあるクックストリート周辺には、写真映えするウォールアートだけでなく人気のレストランも立ち並んでいます。安室奈美恵さんに似ていると話題になったウォールアートも、クックストリート周辺にありますよ！

Kris Goto（クリス・ゴトウ）

こちらは、日本で生まれたクリス・ゴトウ（Kris Goto）が手がけたかわいらしい雰囲気のウォールアートです。作品のカラーと合わせて、明るい色合いのコーディネートでフォトジェニックな写真を撮ってみては？彼女の作品はアラモアナショッピングセンター内にもありますよ。

ソルト アット アウア カカアコでハワイグルメを満喫

カカアコエリアに行ったらぜひ立ち寄ってみて欲しいのが、人気のショッピンセンターであるソルト アット アウア カカアコ（SALT At Our Kaka'ako）。ソルトという名前は、このエリアに塩田があったことから名付けられてます。

おしゃれなレストランやカフェなどの飲食店やギャラリーなどが立ち並んでおり、話題のハワイアングルメを満喫できます。カカアコウォールアート巡りを楽しむ方は、ここで飲み物を買って行く方も多いとか！早朝から深夜まで営業しているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

カカアコウォールアート観光に最適なシーズンは？

カカアコウォールアートがあるハワイのオアフ島は年間の平均気温が24度前後と1年を通して過ごしやすい気候となっているため、基本的にいつ行っても快適に観光を楽しめます。ただ、10月から3月のシーズンは雨季になり、カカアコウォールアート観光には少し向かないタイミングも！

そこでここからは、そんなカカアコウォールアートのおすすめ観光シーズンを紹介します！

ベストシーズンは快適に過ごせる4〜9月

カカアコウォールアートがあるハワイのオアフ島は4月から9月が乾季になるため、晴れた日が続くことが多く快適に観光を楽しめるシーズンです。雨季と比べると気温も高くなるため、暑さ対策はお忘れなく！

日本ほど気温はそこまで上がらず湿度もあまり高くないため、真夏にオアフ島に行くと過ごしやすいと感じるかもしれませんが、長時間カカアコウォールアートを観光するとなると熱中症の危険もあります。飲み物も必ず持って行きましょう。

観光客が少ない時期を狙うなら10〜3月

雨季となる10月から3月は雨が多いものの、日本の梅雨のように1日中雨が降り続くことはありません。とはいえ、雨の日にカカアコウォールアートを見学する時は、雨具対策を忘れないようにしましょう。年末年始以外の雨季シーズンは航空券などが安くなるため、コスパ良くハワイ観光を楽しみたい方にはおすすめです！

この時期はハワイの名物である虹に遭遇しやすいシーズンとしても知られています。ハワイで虹を見ると、再びハワイに戻って来られるという言い伝えもあります。雨が上がった時はぜひ空に虹を探してみてくださいね。

5月のイベント「World Wide Walls」

イベントが開催されるのは、ハワイ観光のベストシーズンとされる5月。この時期は雨も少なく快適におしゃれなウォールアートを観察できます。ただ日中は最高気温は30度近くに上がることもあるので、熱中症対策はお忘れなく！

カカアコウォールアートの見学方法は？予約は必要？

カカアコウォールアートは、お店などの壁にアートがたくさん描かれている人気の観光スポットです。それぞれのウォールアートは無料で見学できますが、場所がわかりにくいところも多く、慣れていない方は迷ってしまうことも。

ここからは、カカアコウォールアートの見学方法について紹介します！

見学にはチケットの購入は必要なし！

カカアコウォールアートは、チケットを購入することなく、無料で楽しめます。営業時間もないのでいつでも立ち寄れますが、ライトアップなども行われていないので、観光するなら日中がおすすめです。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

カカアコウォールアートは、カカアコエリアにたくさんのウォールアートがあります。それぞれの距離はそこまで離れていないものの、少し入り組んだ場所にあるスポットも多いため、初めて行く方は目的のアートに辿り着けないことも多いという一面も。

スムーズにカカアコウォールアートを楽しみたい方は、現地ツアーの参加がおすすめです。日本語ガイドがついているツアーもあるだけでなく、3Dアートをより楽しめるように3Dメガネが用意されているツアーもありますよ！

カカアコウォールアート観光に要する時間

カカアコウォールアート観光にかかる時間は、1〜2時間程度。人気のウォールアートだけでなく、それぞれの作品を隅々までチェックするとなると、半日程度はかかります。時間に余裕を持ってアクセスしてくださいね。

カカアコウォールアートへのアクセス

カカアコウォールがあるカカアコはハワイ観光の拠点となるワイキキから、車で約15分の距離に位置しています。ハワイで移動手段として使用されることの多いThe bus（ザ・バス）をはじめ、タクシーやレンタサイクルなどの方法でカカアコまでアクセスできます。

ここからは、ザ・バスやレンタサイクル、タクシーの3通りのアクセス方法を紹介します！

最も一般的な移動はザ・バス

ワイキキからカカアコウォールアートまでコスパ良く移動したいなら、ザ・バスがおすすめです。複数の路線がワイキキエリアからカカアコエリアまで運行しているので、運行スケジュールを事前に確認することなく、手軽に利用できるところも助かるポイント。

大人（18歳以上）は片道2.75ドル（約403円）で利用できます。入金したHOLOカードで運賃を支払うと、自動的に1日5.5ドル（約807円）で乗り放題になります。HOLOカードは駅やバス停で購入できますよ！

費用を節約するならレンタサイクル

ハワイの気持ちが良い気候をたっぷり感じたいなら、レンタサイクルを利用しましょう！

ワイキキやカカアコなどの人気観光スポットがあるエリア付近には、レンタサイクルの貸し出しや返却ができるステーションがあり、30分につき4.5ドル（約660円）で利用可能です。

最短で向かいたいならタクシー

より手軽にタクシーを手配したいなら、ウーバーなどのタクシー配車アプリがおすすめです。アプリ内で目的地を設定できるだけでなく、支払いも済ませられるので、タクシー運転手との会話を最小限にできるところもうれしいポイント！

バス停などに左右されることなく、見たいウォールアートまで直接アクセスできるので、カカアコウォールアートを効率的に見たい方にぴったりです。

カカアコウォールアート観光における注意点

日本だけでなく世界から人気があるカカアコウォールアートですが、治安が良いとは言えないエリアに位置しています。日中は観光客も多いため比較的安全に見えますが、細い路地に入ったり、大通りから外れてしまうと、かなり危険です。

ここからは、カカアコウォールアート観光で注意して欲しいポイントを紹介します！

スマホなどの管理は万全に

インスタ映えするフォトスポットがたくさんあるカカアコウォールアートでは、ほかの観光スポットよりも写真を撮影する機会が多いはず。スマホやカメラで撮影していると、背後から盗まれてしまう危険もあるので、人通りの少ない時間帯や場所では身の回りに十分注意してくださいね。

日没後の移動＆1人歩きは避ける

日中こそ多くの観光客で賑わうカカアコエリアですが、日本のように安心して観光を楽しめるエリアではありません。特に日没後はかなり危険なエリアになるため、立ち寄らないようにしましょう。

カカアコウォールアートでカラフルなアートを満喫しよう

この記事では、カカアコウォールアートの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ぜひ紹介した情報を参考に、カカアコウォールアートの観光を満喫してくださいね！

※記事内の金額は2023年10月13日のレート、1ドル＝146.67円で計算しています。

cover photo by The Murals of Kaka'ako by Haydn Blackey  is licensed under CC BY-SA 2.0