ブルガリア料理のおすすめ15選!絶対食べたい人気メニューを厳選
ブルガリア料理といえば、チーズやヨーグルトといった乳製品や肉や野菜をオーブンで煮込んだカヴァルマなど、乳製品をふんだんに使った料理が人気! この記事では、ブルガリア料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、メイン料理、スープ、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ブルガリア料理といえば、チーズやヨーグルトといった乳製品や肉や野菜をオーブンで煮込んだカヴァルマなど、乳製品をふんだんに使った料理が人気!
この記事では、ブルガリア料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、メイン料理、スープ、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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ブルガリア料理の特徴
ブルガリア料理はヨーロッパとアジア、中東にわたって幅広い料理の要素が入り混じっている食文化が特徴です。ヨーグルトソース(キセロ・ムリャコ)や羊チーズ(シレネ)をたくさん使用したサラダやメイン料理がよく食べられています。
ブルガリア料理の特徴はヨーグルトソースの酸味とさわやかさ、濃厚なチーズをふんだんに使ったオーブン料理などが有名。乳製品好きな人にはたまりません!
ヨーロッパを感じるパイ生地やスイーツに、隣国のトルコにも共通するケバブ、ディルを使ったサラダなど、日本ではなかなか食べられないメニューも豊富。
今回はおすすめのブルガリア料理をご紹介します。前菜やメイン料理、スープ、スイーツなどに分けてご紹介するので、ブルガリア旅行の際は参考にしてくださいね。
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ブルガリア料理のおすすめ前菜3選
まずは前菜。メインディッシュ前の、軽い腹ごしらえになります。ヨーグルトソースやチーズをふんだんに使ったサラダで栄養満点ですよ。
ショプスカ
羊のチーズをたっぷり使ったサラダ
ブルガリア料理の前菜として食べるサラダで有名なのはショプスカです。
トマトやきゅうりのサラダの上に羊の乳から作られた真っ白なチーズ(シレネ、もしくはフェタチーズ)を大量にふりかけ、仕上げにハーブのディルをのせるのが現地流。食欲がない時でもチーズの酸味でさっぱり食べられるサラダです。
メイン料理のおともに、ショプスカを注文してみてはいかがでしょうか?
ソス・キセロ・ムリャコ
野菜や肉のヨーグルトソースがけ
ヨーグルトソース(キセロ・ムリャコ)をグリルした野菜の上にかけて食べる前菜です。ズッキーニやナス、ほうれん草、パプリカといった野菜との相性がばつぐんで、そこにハーブのディルをふりかけて香味づけします。
レストランで食べたい野菜のグリルがあれば、キセロ・ムリャコができるかを聞いてみると良いでしょう。
スネジャンカ
ブルガリアの定番ヨーグルトサラダ
スネジャンカは、ブルガリアの定番ヨーグルトサラダです。きゅうりやピクルスのスライスの上に、布で水分をきった濃厚なヨーグルトをのせて食べます。また、仕上げにディルやクルミのようなナッツ類を乗せることもありますよ。クリーミーでさわやかなサラダです。パンをつけて食べるのもおいしいですよ。
ブルガリア料理のおすすめメイン料理5選
ブルガリア料理のメイン料理や野菜や肉をチーズやトマトソースでグリルしたり、煮込んだりすることが多いです。また、トルコやギリシャでも見られるようなBBQ串もあり、チーズをはさんだ伝統料理のパイも食べられますよ。
乳製品やソースベースの肉・野菜料理で美味しく健康的な料理を食べてみては?
ムサカ
家庭料理の定番!ヨーグルトソースを使ったオーブン焼き
ムサカは、玉ねぎや人参、ジャガイモ、トマトといった野菜にひき肉・卵をのせて、タイムやベビーリーフ、ヨーグルトソースをかけて焼き上げた料理です。
ムサカの起源は中東とされ、現在ではブルガリアや地中海沿岸、バルカン半島といった地域で広く親しまれているオーブン料理となっています。
ヨーグルトソースで野菜や肉をさっぱり食べられるアツアツの料理ですよ。
地域によって使われる食材やレシピは異なり、行く先々でさまざまな家庭の味を楽しめるでしょう。ブルガリアでぜひとも食べてみて欲しい逸品です。
カヴァルマ
肉と野菜をトマトソースで煮込んだ土鍋料理
カヴァルマは、土鍋で玉ねぎやニンニク、トマト、マッシュルームにパプリカパウダーやローリエ、セージなどのスパイスを入れて、ワインやトマトソースで煮込んだ料理です。最後にチーズや卵を加えてオーブンで表面をカリカリに焼きます。
メイン料理として十分なボリュームがあるだけでなく、付け合わせのパンや追加注文のビール・ワインなどのアルコールのつまみにも絶妙にマッチしますよ。
ミシュマシュ(ミッシュ・マッシュ)
シレネチーズを加えて炒めたブルガリア風のスクランブルエッグ
ミシュマシュは、トマトやパプリカ、玉ねぎを炒めた上に卵や羊のチーズ(シレネ、もしくはフェタチーズ)をたっぷり入れて作ったスクランブルエッグです。チーズが多く入っている上にバターで炒めるので、かなりボリュームがあります。
トルコのスクランブルエッグメネメンは唐辛子や黒コショウを加えてスパイシーに仕上げますが、ミシュマシュは塩コショウのシンプルな味つけです。
キョフテ
スパイスがはいったエスニックな肉料理
キョフテは、地中海沿岸やバルカン半島といった地域で食べられている肉料理です。ひき肉にスパイスを混ぜて焼き上げるつくね・ハンバーグ状のものも。
ヨーグルトソースやトマトソースをかけて食べたり、パンに挟んでケバブサンドのようにして食べたりします。がっつりと肉を食べたい方におすすめです。
バニツァ
チーズを挟んだパイ生地を焼き上げる家庭料理
バニツァは、パイ生地にシレネチーズやヨーグルト、卵、ナッツなどを挟んでオーブンで焼き上げた、ブルガリアの郷土料理です。季節や地域によってパイ生地の中身は異なり、玉ねぎやキャベツ、ほうれん草入りのバリエーションもありますよ。
丸い形は永遠の恵みを祈念する縁起料理で、正月に欠かせない料理です。
ブルガリア料理のおすすめスープ3選
ブルガリア料理のスープにはヨーグルトスープやチキンスープがあります。肉や野菜のうま味をじっくりと味わえるものが多いので、スープ好きにおすすめです。
ピレシカスパ
二日酔いに効果てきめん!ヨーグルト入りのスープ
ピレシカスパは、人参やジャガイモ、玉ねぎ、セロリや鶏・牛肉を煮込み、つなぎとして小麦粉・卵・ヨーグルトを入れてクリーミーに仕上げたスープです。仕上げにパセリやレモン果汁を入れるので、コクとさっぱりさが両立されていますよ。
二日酔いの朝や食欲がない時にでも食べやすいスープです。
チョルバ(ショルパ)
バリエーション豊富なあたたかいスープ
チョルバは、バリエーションが豊富なスープです。主に鶏肉の骨付き肉などからじっくりとった出汁を使用していて、コクのあるスープに仕上がっていますよ。人参やジャガイモ、玉ねぎもゴロゴロ入っていて食べていて飽きがきません。
バリエーションが豊富な点がチョルバの特徴。牛の内臓を使うシュケンベ・チョルバや羊肉を使うコルバン・チョルバ、牛肉を使うスヴァレナ・テレシュカ・スパなど、チョルバスープの中にはいくつもの種類があり、味付けも異なります。
自分だけのお気に入りのチョルバを見つけてみてはいかがでしょうか?
タラトール(タラトル)
きゅうりやディルが入ったヨーグルト冷製スープ
タラトールは、ヨーグルトときゅうり、ディルを使った冷製スープです。冷蔵庫で冷やしたものをテーブルに並べます。塩やおろしニンニクを使っているのもポイントで、暑い時期の夏バテ・夏カゼ予防にもピッタリです。世界三大冷たいスープのひとつでもあるので、ぜひ味わってみてくださいね。
ブルガリア料理のおすすめスイーツ4選
ブルガリア料理においては、ブルガリア特産のヨーグルトやトルコ発祥のスイーツなどが有名です。ブルガリアで食べたいスイーツをご紹介します。
ブルガリアヨーグルト
ブルガリアといえば!絶品のヨーグルト
ブルガリアで有名なスイーツといえば、ヨーグルト。フルーツをのせて食べたり、水切りして濃厚なヨーグルトにジャムやはちみつ、フルーツをのせて食べることも。さまざまな種類のヨーグルトとソース・フルーツの組み合わせがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
ソレン・ケクス
ヨーグルトベースで塩味を感じるケーキ
ソレン・ケクスは、ヨーグルトやチーズをふんだんに使った塩ケーキです。ヨーグルトにチーズや卵、小麦粉、油を入れ、よく混ぜられた生地に砂糖だけでなく、塩も入れて焼き上げるので、塩味を感じるヨーグルトケーキに仕上がっています。
甘すぎるスイーツが苦手な方にもおすすめできるスイーツですよ。
パクラヴァ
シロップが染み込んだパイ菓子
トルコで有名なスイーツパクラヴァは、ブルガリアでも有名です。サクサクのパイ生地とナッツを層状に折り重ね、甘いシロップに漬け込んだスイーツですよ。とくにブルガリアのパクラヴァはハチミツを使ったものが多いとされています。
かなり甘いスイーツですが、お茶とコーヒーのお供に注文すると不思議と無理なく食べられるでしょう。レストランやカフェで見かけたら試してみては?
カダユフ
サクサク食感の新感覚スイーツ
細い麺の生地でナッツ類をはさみこみ、シロップをかけたスイーツです。カリカリ食感の生地と程よい甘さのシロップが絶妙にマッチしているのが特徴。ブルガリアでご当地スイーツが食べたいと思ったら、まずはカダユフを注文してみましょう。
おいしいブルガリア料理を満喫しよう!
ブルガリア料理で食べてみたいメニューは見つかりましたか?ブルガリア料理は塩コショウのシンプルな味付けに酸味のあるヨーグルト・トマトソースをかけた料理が多く、羊のチーズもよく使われます。乳製品好きの人にとっては楽園ですね。
辛味や酸味、塩味が強すぎるということがなく、スパイス料理に特有のクセもないので、日本人でも美味しく食べられるメニューが多いです。
地中海沿岸やバルカン半島ならではの食べ物やスイーツに挑戦してみましょう!
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