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カンガルー島はオーストラリアの野生動物が住む島!見どころを解説

オーストラリアを代表する観光スポットとして有名なカンガルー島。南オーストラリア州にあるこの島は、雄大な自然と野生動物の宝庫です。 この記事では、カンガルー島の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひカンガルー島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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オーストラリアを代表する観光スポットとして有名なカンガルー島。南オーストラリア州にあるこの島は、雄大な自然と野生動物の宝庫です。

この記事では、カンガルー島の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひカンガルー島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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カンガルー島の基本情報

<photo by pixabay>

南オーストラリアを代表する観光スポットとして有名なカンガルー島。まずはカンガルー島の歴史や特徴を解説します。

カンガルー島の歴史

<photo by pixabay>

カンガルー島は1802年に、イギリスの探検家のマシュー・フリンダースによって発見されました。オーストラリアはイギリスの流刑地だったので、最初に流れ着いたのは脱獄した囚人や捕鯨船の乗組員だったそう。

自由を求めてこの島に住み着いた彼らは、島に来る捕鯨船と交易をはじめ、島のアシカやオットセイで毛皮を作って商売をしていました。

そして1836年に、カンガルー島はオーストラリアで最初の植民地となり、開拓が始まったのです。

その後カンガルー島は、貴重な植物やカンガルーやコアラなどオーストラリア独自の生態の宝庫として、観光地として発展しました。

カンガルー島の場所

<photo by pixabay>

カンガルー島は南オーストラリア州にあり、州都のアデレードの南西約112キロメートル、セント・ヴィンセント湾に浮かぶ島で、タスマニア、メルヒル島についでオーストラリアで3番目に大きな規模をほこります。

アデレードからは飛行機やフェリーでアクセスができて、飛行機なら30分〜40分で到着です。

東西の長さは約150キロメートル、南北の長さは約57キロメートルなので、かなりの広さですね!

カンガルー島の特徴

<photo by pixabay>

カンガルー島はオーストラリア固有の野生動物が多く暮らしていて、カンガルーやコアラ、ウォンバット、ワラビー、ポッサムなど、オーストラリアの動物を見たい方にはぴったりの島と言ってよいでしょう!

海も美しく、ビーチにはアシカやオットセイ、時にはペンギンを見かけることもあります。貴重な植物や、野鳥など数々の動植物を観察できるカンガルー島は、オーストラリア独特の自然を満喫したい方にとっておすすめの環境です。

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カンガルー島観光の見どころ

<photo by pixabay>

カンガルー島は、雄大な自然と絶景が広がる場所です。島はかなり大きいので、どのポイントを見るのか事前に決めておかないと回り切れません。

ここからは、野生動物を間近で見られるシールベイや、自然の雄大さを感じるアドミラルアーチなど、人気スポットの見どころを紹介します。

シールベイ自然保護区

<photo by pixabay>

カンガルー島の南部に位置するシールベイ自然保護区は、多くの野生のアシカが暮らす美しいビーチ。ビーチには野生のアシカがのんびりと横たわっていて、至近距離からアシカを眺められます。

見学は有料で、ガイド無しの場合はボードウォークの上からアシカの姿を観察するだけですが、ガイド付きの場合はガイドと一緒にビーチを歩き、アシカを間近で見られるのでおすすめ。このツアーは定員制で、週3回のみ開催されるツアーとなります。

アドミラルズ・アーチ

<photo by pixabay>

カンガルー島の南西の1番端にあるアドミラルズ・アーチは、フリンダースチェイス国立公園内にある自然の力でつくられた天然岩のアーチ。

長い時間をかけて南極から吹き付ける風と波によって侵食されたアーチで、鍾乳石が無数にぶら下がっているその光景は、自然の雄大さを実感させてくれます。

アドミラルズ・アーチ内には、無数のオットセイが生息していることでも知られ、その可愛さに癒されることでしょう!

フェリー乗り場からはかなり遠い場所にありますが、訪れる価値は十分にあります。

リトルサハラ

<photo by unsplash>

カンガルー島の南側のヒボンヌ湾近くにあるリトルサハラは、面積が2平方メートル近くにも及ぶ広大な砂丘!

ここではサンドボートやソリを使って、広大な砂丘の坂を滑って降るサンドボートが大人気です。スリル満点のアトラクションなので、カンガルー島を訪れた際にはぜひ体験してみましょう。

リマーカブルロック

<photo by pixabay>

自然の神秘を堪能したい方におすすめなのが、フリンダースチェイス国立公園内にあるリマーカブルロック。

約5億年の間に、南極からの風や波によって侵食された数々の奇岩がある場所で、芸術とも言えるその美しさは必見です!

まるで彫刻のような美しさを誇る岩の周辺にはユーカリの原生林も広がっているので、オーストラリアの自然の雄大さをぜひこの場所で堪能してみてくださいね。

カンガルーアイランド・ワイルドライフパーク

<photo by pixabay>

カンガルー島の中央付近にあるワイルドライフパークは、100種類以上500頭を超える動物がいる広大な動物園で、オーストラリア固有の動物たちを間近で見られます。

カンガルーは放飼いで飼育されていて、餌を購入すれば自由に餌やりが可能です。コアラを抱いて一緒に撮影もできるので、オーストラリアを訪れた記念に行くには最適のスポットといえるでしょう。

入場料は大人33ドル(約3,200円)、子供20ドル(約1,940円)で、営業時間は9時30分から17時までです。他にも、爬虫類やペンギンも見られるので、時間を忘れて満喫できるでしょう。

カンガルー島観光に最適なシーズンは?

<photo by pixabay>

美しい海や自然に囲まれ、カンガルーやコアラなどオーストラリアの野生動物が多く生息するカンガルー島ですが、どの時期が観光に最適なシーズンか気になる人は多いのではないでしょうか?カンガルー島の気候は温暖なので、どの季節でも楽しめます。

四季を問わず楽しめるので、それぞれの時期を比較しながら訪れるタイミングを検討してみましょう。

ベストシーズンは暑いながら快適な10月〜4月

<photo by pixabay>

カンガルー島を訪れるのに最適なシーズンは、春から夏にかけての10月〜4月です。地中海性気候に位置するカンガルー島は、夏は暑く乾燥した気候となります。

オーストラリアの夏は時に40度を超えるなど厳しい暑さのイメージがありますが、南極からの海風が強く吹くので、それほど高い気温にはなりません。

島内には森も多く日陰も多いですが、紫外線が日本に比べてかなり強いので、熱中症対策と日焼け対策を忘れないようにしてください。

観光客が少ない時期を狙うなら5月〜8月

<photo by pixabay>

なるべく観光客が少ない時期に訪れるなら、秋から冬にあたる5月〜8月の時期がおすすめです。寒い時期ではありますが、アデレードよりも気温は高く過ごしやすい気候となります。

ただし、春夏と比較しても降水量が増える時期になるので、突然の雨に備えて雨具は忘れずに持っていきましょう!

野生動物は季節を問わず見られるので、動物を目的に行くなら5月〜8月に行くのでも問題ありません。

カンガルー島の見学方法は?入場料は必要?

<photo by pixabay>

自然に溢れるカンガルー島には、入場料が必要な自然保護区がいくつかあります。チケットの価格や、事前に購入はできるのかなど気になる人は多いのではないでしょうか?

ここからは、カンガルー島の保護区の見学方法や入場料などについて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

島で野生動物を見るにはチケットの購入が必要!

<photo by pixabay>

普通に散策していれば多くの野生動物と遭遇できるカンガルー島ですが、島内には観光客が動物と気軽にふれあえる動物園のような施設があり、そちらは入場料が必要となります。

また、フリンダーズチェイス国立公園に入場する際にも、1人13ドル(約1,260円)が必要。

カンガルー島では、国立公園の入場料とシールベイのボードウォークのツアー代などを含めたKangaroo Island Tour Passというチケットを大人58.50ドル(約5,700円)、子供33.90ドル(約3,300円)で販売しています。

このパスを購入すれば、1年間フリンダースチェイス国立公園に自由に入場できるので、カンガルー島に行く前にぜひ購入しておきましょう!

事前予約は必須?

<photo by pixabay>

カンガルー島には数多くの野生動物が生息していますが、確実に間近で動物を見たい場合はワイルドパークやシールベイ自然保護区の入場券を事前予約をおすすめします。

事前にオンラインで予約する際は、日にちの指定が可能なので、日程が決まったら早めに予約しましょう。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

<photo by pixabay>

広いカンガルー島を効率良く周遊するなら、オプショナルツアーの利用もおすすめです。また、初めて海外に行く方や英語に不安がある方は、日本語のオプショナルツアーに参加すると安心して観光を楽しめるでしょう。

カンガルー島観光に要する時間

<photo by pixabay>

東西で150キロメートルもの広さをほこり、交通手段が車しかないカンガルー島を周遊するには1日では周りきれません。

見所も広範囲に広がっているので、カンガルー島を満喫したいのであればホテルを予約して一泊以上滞在するのをおすすめします。

自然が豊富で、オーストラリアの魅力が詰まっているカンガルー島の観光を1日で終えるのはもったいないので、できる限り予定を確保してのんびり過ごしてみましょう。

カンガルー島へのアクセス・行き方

<photo by pixabay>

カンガルー島に行くには、アデレードから飛行機やフェリー、車で行く方法が一般的です。初めて行く方にとっては、どうやって行けばよいのか不安な方も多いのではないでしょうか?

ここでは、カンガルー島へのアクセス方法について解説します。

フェリーを使ってアクセスする

<photo by pixabay>

カンガルー島へは、フェリーでアクセスするのが1番安い方法です。

アデレードからSeaLink社によって運行されている高速バスで約2時間、ケープジェービスの街に到着したらフェリーに乗って、約45分でカンガルー島に到着できます。

アデレードからフェリーターミナルまでのバス運賃は大人27ドル(約2,613円)、子供13.5ドル(約1,310円)、フェリー運賃は大人59ドル(約5,709円)です。

フェリーの本数は豊富にありますが、アデレード〜ケープジェービス間バスの本数は1日に1本のみとなるので、利用の際にはしっかり予定を立ててから行きましょう。

アデレードから飛行機

<photo by pixabay>

少しお金はかかりますが、飛行機を利用してカンガルー島へ行くのも可能です。

空港はカンガルー島の北東に位置するキングスコート空港で、カンタス航空の子会社のカンタスリンクの飛行機が1日2往復アデレード空港からキングスコート空港を結んでいます。

所要時間は約40分で、車やフェリーよりも早く到着するのが魅力ポイント!

ただし日本からアデレードまでの直行便は運行されていないので、カンガルー島行きの飛行機に乗るにはシドニーまたはメルボルンで飛行機を乗り換えて、アデレードに行く必要があります。

乗り継ぎの手間はありますが、カンガルー島に早く到着したいなら利用してみてはいかがでしょうか。

レンタカーとフェリー

<photo by pixabay>

アデレードからケーブジェービスまではバスの本数が少なく不便ですが、アデレードからレンタカーを借りていけば時間を気にせずケープジェービスまで足を運べます。

ケープジェービスまでは、B23の道路をひたすら南下して約1時間45分のドライブです。

フェリーには車を積むことができるので、そのままカンガルー島をドライブして周遊できるのが最大のメリット。フェリーに積める車のサイズには限りがあるので、レンタカーの予約の際には注意しましょう。

車で利用する際の料金については、SeaLinkの公式サイトを参考にしてください。

カンガルー島観光における注意点

<photo by Unsplash >

カンガルー島を楽しく観光するには、事前に準備しておく点と注意しておく点がいくつかあるので解説します。

長時間の移動を前提に予定を立てる

<photo by pixabay>

東西に約150キロメートルの長さを誇るカンガルー島は、とにかく広いです。移動手段は車のみとなるので、長時間の移動があることを前提に旅行日程を立てるようにしましょう。

フェリーの乗り場となる東部のペネショウの街から、島の西部にあるケープ・ボーダまでは車で約1時間30分です。

ただ見どころが広範囲に渡るので、島をくまなく回ると1日では周り切れません。そのため、カンガルー島を満喫するなら、宿泊を前提にして計画を立てるのをおすすめします。

野生動物に触れたり餌をあげない

<photo by pixabay>

カンガルー島には多くの貴重な野生動物が住んでいて、一部は国立公園として手厚く保護されています。

なので動物達に触れたり餌をあげる、植物を持ち帰るといった行為はしないようにしましょう。野生動物は人に慣れていないので、予期せぬ危害を受けることもあります。

またアシカやオットセイは見た目と違いかなり凶暴なので、シールベイ保護地区で見学する際はガイドの指示には必ず従うようにしましょう。

紫外線対策を忘れないようにする

<photo by pixabay>

カンガルー島を散策する際は、紫外線対策は万全にしておきましょう。オーストラリアのある南半球は北半球と比べて太陽との距離が近く、紫外線のダメージを受けやすいです!

肌を守るためのUVケア用クリームと帽子は必須で、できればサングラスも用意して万全に備えるようにしてください。

紫外線に弱い方は、肌の露出を控える服を着るのもおすすめです。

カンガルー島の観光を満喫しよう

この記事では、カンガルー島の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。カンガルー島は雄大な自然と、カンガルーやコアラなどの野生動物の宝庫で、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、カンガルー島の観光を満喫してみてくださいね!

カンガルー島(Kangaroo Island)の基本情報

住所

オーストラリア 南オーストラリア州 カンガルー島 

電話

-

営業時間

24時間営業

休業日

なし

アクセス

アデレード空港から飛行機で約30分、アデレードから車とフェリーで約2時間40分

料金

シールベイ入場料(セルフガイドツアー) 大人18.50ドル(約1,790円) 、子ども 11.50ドル(約1,120円)※2023年11月7日のレート、1オーストラリアドル=96.77円で計算

公式サイト

https://www.tourkangarooisland.com.au/

※記事内の金額は2023年11月7日のレート、1オーストラリアドル=96.77円で計算しています。

cover photo by Pixabay

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