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ロットネスト島は美しいビーチとクォッカが魅力!行き方や見どころを解説

オーストラリアを代表する観光スポット・ロットネスト島。西オーストラリアの州都パースから19キロメートルの沖合に位置する小さな島で、美しいビーチを持つ国立公園です。 この記事では、ロットネスト島の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点を解説!ぜひロットネスト島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね。

ライター
NEWT編集部
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オーストラリアを代表する観光スポット・ロットネスト島。西オーストラリアの州都パースから19キロメートルの沖合に位置する小さな島で、美しいビーチを持つ国立公園です。

この記事では、ロットネスト島の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点を解説!ぜひロットネスト島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね。

Contents

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ロットネスト島の基本情報

<photo by pixabay>

西オーストラリアの代表的な観光地として有名なロットネスト島。まずは、ロットネスト島の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

ロットネスト島の歴史

<photo by pixabay>

パースの西約19キロメートル西に位置するロットネスト島は、約7,000年前まではオーストラリア本土と陸続きでしたが、海面上昇によって段々と離れていったことで現在の島になりました。

ロットネストという名前は、17世紀にこの島を訪れたオランダ人船長が、この場所に住みついていたクォッカをネズミと勘違いして、Rats nest island(ネズミの巣の島)と呼んだことから名付けられました。

1800年代にはアボリジニの流刑地として刑務所が建設され、約4,000人のアボリジニ男性が収監されて亡くなった悲しい過去もある島です。

現在は観光地として整備され、白い砂浜や美しく透き通った海岸を満喫できるリゾート地として、高い人気を誇っています。

ロットネスト島の特徴

<photo by pixabay>

ロットネスト島は西オーストラリア州の自然保護区に指定されていて、きれいな海や野生動物が見られるなど、手付かずの美しい自然を満喫できる島です。

大きさは約19平方メートルで、自転車や徒歩で島を1周できてしまうほどの規模の島。

美しい海に囲まれた静かな島なので、癒しを求めて1年中多くの観光客が訪れます。

パースやフリーマントルからも船で簡単にアクセスできるので、初めてオーストラリアを訪れた人でも行きやすい観光地です!

ロットネスト島のあるパースってどんな街?

<photo by pixabay>

ロットネスト島と船で結ばれているパースは、西オーストラリアの州都で、その景観の美しさから世界一美しい都市とも言われています。

人口は約200万人で、街の真ん中を流れるスワン川とインド洋を眺める美しいビーチが魅力の街!

また南西19キロメートルのスワン川の河口付近には、港湾都市として有名なフリーマントルという街があり、入植時代の古い街並みが見られることで人気があります。

大都市でありながらのんびりした雰囲気が漂っていて、ゆったりと過ごすには最適の街といえるでしょう。

ロットネスト島が人気の観光地なのはなぜ?

<photo by Unsplash >

ロットネスト島が人気なのは、美しい海と手つかずの大自然だけではありません。島の中に多く生息するワラビーの仲間、クォッカがいることによって、ロットネス島は人気の観光地となりました。

オーストラリア特有の有袋類であるクォッカは、人懐っこい性格で観光客を癒しています。

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ロットネスト島観光の見どころ

<photo by Unsplash >

ロットネスト島は、手付かずの自然と美しい海岸が広がる島です。小さい島ですが見どころは多いので、どのポイントを見るのか必ず事前に決めておくことがおすすめ!ここでは、ロットネスト島で行くべき見どころをまとめてみました。

一度は見たい!オーストラリア固有動物クォッカ

<photo by pixabay>

ロットネスト島は、島のあちこちに小型有袋類のクォッカが住みついている場所として人気!

小型のワラビーとして、ロットネスト島に多く生息するクォッカは、笑っているように見える顔立ちから、世界一幸せな動物と呼ばれ親しまれています。

ロットネスト島には約1万匹のクォッカがいると言われ、人懐っこい性格をしているのでそのかわいさに癒されることでしょう。

ロットネスト島を訪れた記念に、クォッカと記念写真を撮ったりしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

透き通った海と灯台が美しいザ・ベイスン

rottnest Island 40 by Abir Anwar is licenced under CC BY 2.0 Deed

島の北東に位置するザ・ベイズンは、白い砂浜とターコイズブルーに輝いた海が美しいビーチ。

遠浅で海もきれいなので、のんびり海水浴やシュノーケリングを楽しみたい方にはぴったりのビーチです。絵になるような美しいビーチには、クォッカも時々姿を現すことでも知られてます。

ロットネス島観光の拠点である船着場から、歩いて約15分と近いところにあるので、日帰りでビーチを満喫したい方は訪れてみてはいかがでしょうか。

夕日が美しいピンキー・ビーチ

<photo by pixabay>

船着場から比較的近い位置にあるピンキービーチは、美しい夕日が見られるビーチです。

先に紹介したザ・ベイズンの隣に位置するビーチで、ビーチの横には白く輝く美しい灯台があり、岩肌や砂浜、美しい海の水が一体となった絶景を堪能できます。

船着場から歩いて10分ほどで到着できる便利な場所にあるので、ロットネスト島の魅力を満喫するのにおすすめのビーチです!

芸術とも言えるこの美しい景色、ぜひ見逃さないようにしてくださいね。

きれいなビーチにクォッカが住み着くリトルサーモンベイ

Rottnest Island by Pedro Szekely is licenced under CC-BY=SA 2.0 DEED

島の南側に位置するリトルサーモンベイは、海水浴やシュノーケリングが楽しめる静かで美しいビーチです。

船着場からは離れていてそこまで広いビーチではありませんが、晴れた日には透き通った海水とサラサラの砂浜が美しく、いつまででも滞在したくなります。

時折クォッカも姿を現すこともあり、ロットネスト島の魅力が全て詰まっているビーチといえるでしょう!波も穏やかで砂浜も柔らかく安全なので、お子さんと一緒に海水浴を楽しみたい方におすすめです。

ロットネスト島の歴史の象徴ワジャマップ灯台

<photo by unsplash>

ロットネスト島の歴史の象徴と言われ名高いワジャマップ灯台は、島の真ん中の丘の上に立つ白く美しい灯台です。

晴天の日には、灯台の白さと青空がきれいに映えて、絶好の撮影スポットでもあります。

船着場からは遠く、さらに灯台までの道のりは歩きや自転車で行くには起伏があって大変なので、島内を周遊するバスを利用して訪れましょう。

灯台から見る、ロットネスト島の美しい自然とインド洋の景色は必見です!

ロットネスト島観光に最適なシーズンは?

<photo by pixabay>

大自然の魅力に溢れたロットネスト島ですが、どの時期に行けばよいか気になる方も多いのではないでしょうか?基本的にロットネス島のある西オーストラリアは年中温暖な気候なので、1年を通じて楽しめる観光地です。

暑い気候でも涼しい気候でも、それに応じた楽しみ方ができます。それぞれの時期を比較しながら、訪れるタイミングを検討してみましょう。

ベストシーズンは快適に過ごせる10月〜4月

<photo by Unsplash>

ロットネスト島を訪れるのに最適なシーズンは、春から夏にかけての10月から4月の間です。

雨の日がそれほど多くなく、晴天で暑い日が続くので、ビーチで海水浴をして遊んだりするのが目的の人には快適に観光ができておすすめ!

ただ、島内は日陰が少なく、夏場は日本以上に日差しが強くなるため、熱中症対策と日焼け対策を忘れないようにしてください。

またこの時期は島に多くの観光客が訪れるので、フェリーなどの事前予約は忘れないようにしましょう!

観光客が少ない時期を狙うなら5月〜9月

<photo by pixabay>

なるべく観光客が少ないオフシーズンに訪れたいと思ったら、秋から冬にあたる5月〜9月の時期がおすすめです。

ロットネスト島周辺は1年中温暖な気候なので、秋から冬にかけてもそれほど気温は下がらず、島内を散策するにはちょうどいい気温となります。

ただ島には強風が吹き荒れることも多く、その際には気温もかなり下がる恐れがあるので、海水浴をするには水が冷たくおすすめできません。

クォッカは秋冬でも、変わらずに見ることができるため、海水浴ではなく、クォッカや自然を目的に訪れる方は5月〜9月の時期に訪れるのも良いでしょう。

ロットネスト島の見学方法は?

<photos by pixabay >

美しいビーチとクォッカに出会えるロットネスト島。自然の魅力がたっぷりあふれる島では、どのように観光するのがいいのか気になる方もいるのではないでしょうか。

ここからはロットネスト島の見学方法について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

島内を巡る循環バスの利用が便利!

<photo by pixabay※画像はイメージです>

ロットネスト島は自然保護区であるため、一般車の乗り入れが禁止されています。そのため、島内を巡るには循環バスに乗って周遊するのが便利で簡単です。

ISLAND EXPLORER-Hop On Hop offという名前のバスで、午前9時から午後15時まで、30分間隔で運行されていて、島内にあるビーチや名所をくまなく結んでいます。

料金は25ドル(約2,370円)で、1日乗り放題。

バス停は全部で19カ所あり、船着場を出発して島を半時計周りに周って再び船着場へと戻ってくるルートで、ロットネスト島にあるビーチのほとんどを経由します。

料金も安く、初めてロットネスト島を訪れる方にはおすすめですよ。

レンタサイクルで観光もできる!

<photo by pixabay>

ロットネスト島の自然を堪能しながら、自由に島を周りたい方におすすめなのがレンタサイクルです。

自動車の乗り入れができないロットネスト島では、自転車も交通手段の1つであり、観光客も気軽に自転車をレンタルできます。

自転車のギアはスモール、ミディアム、ラージ、エクストララージの4種類があって、料金は大人30ドル(約2,840円)、子供向けバイクは20インチのタイヤと24インチのタイヤから選べて料金は20ドル(約1,890円)。

電動付きバイクも71ドル(約6,720円)で借りられます。(デポジット200ドルが必要)。

こちらのサイトからレンタルの事前予約ができるので、ロットネスト島を訪れたらサイクリングで楽しんでみるのもおすすめですよ。

なお、レンタル自転車のお店は、ビジターセンターから歩いて5分ほどのところです。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

<photo by pixabay>

パースやフリーマントルから船でアクセスできるロットネスト島ですが、主要スポットを効率良く周りたいと思ったら、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。

宿泊しているホテルから船着場にバスで移動でき、島内も専用のガイド付きバスに乗って周れるので、移動に負担がかからず体力の消耗を防げます。

日本語によるツアーも多く用意されていて、初めてのオーストラリアでも言葉の問題などをカバーしてくれますので安心。

ぜひ便利で安心なオプショナルツアーを利用して、旅行をより充実したものにしてはいかがでしょうか。

歩いて観光することは可能?

<photo by pixabay>

大きさが約19平方メートルあるロットネスト島ですが、バスやレンタサイクルを利用しなくても歩いて周ることは可能です。

ただし、島の真ん中の方まで行くとなると徒歩で1時間以上かかり、気温の高い夏場に長距離を歩くのはかなり大変な道のりとなります。そのため、船着場から遠い場所に行きたい場合は周遊バスを利用しましょう。

逆に船着場から近いピンキービーチや、ロングリーチビーチまでは徒歩で片道20分ほどで着くので、こちらは徒歩でも観光できます。

島内は場所によって日陰も少ないので、くれぐれも無理はしないようにしてください。

ロットネスト島へのアクセス・行き方

<photo by pixabay>

ロットネスト島へは、パースまたはフリーマントルから船や飛行機でアクセスできます。初めて行く方にとってはどうやって行くのか不安になっている人も多いのではないでしょうか?

ここでは、ロットネスト島へのそれぞれの行き方を解説します。

最も一般的な移動は高速フェリー

<photo by unsplash>

ロットネスト島へ行くには、一般的にパースやフリーマントルから発着している高速フェリーでアクセスできます。

フリーマントルからフェリーでアクセスする場合の所要時間は約30分。

フリーマントルの船着場は、フリーマントル駅から徒歩10分のところにあるBshedターミナルと、Bshedターミナルからスワン川を挟んで反対方向にあるNorthportターミナルの2ヶ所となります。

Bshedターミナルの方が発着する船が多いので、観光客はBshedターミナルから乗船するのが一般的です。

料金は、フリーマントルからは日帰り往復で大人78ドル(約7,360円)、子供39ドル(約3,680円)となっています。(※料金はロットネスト島への入場料を含みます)

なお、ロットネスト島までの道中はかなり揺れることが予測されるので、船酔いしやすい方は対策を忘れないようにしてください!

<photo by pixabay ※画像はイメージです>

ロットネスト島行きの船の一部には、パース起点の船もあります。

船の乗り場は、シティの南側にあるスワンベル前のバラックストリートの船着場からとなりますが、パース発の船は朝8時45分と9時30分の2本、ロットネスト島発の船も午後4時15分、午後5時発のみの2往復のみです。

そのため、パースから船を利用する場合は、船の出発時間に遅れないようにスケジュールを立てましょう!

また、所要時間は約1時間半と時間はかかりますが、スワン川を優雅にクルーズしながらパースの美しい景色を満喫できます。

料金は、日帰り往復で大人119ドル(約11,224円)、子供62ドル(約5,850円)と高額ですが、ゆっくりと船旅を満喫したい方にはおすすめです!(※料金はロットネスト島への入場料を含みます)

ぜいたくに行きたいなら小型飛行機もあり

<photo by pixabay>

ロットネスト島には小さな空港があり、船だけでなく小型のセスナ水陸両用飛行機を使ってアクセスもできます。

船で行くと約30分〜1時間30分かかるのに対し、飛行機を利用すればパースからわずか20分と最速かつ快適に行けてしまうのです!

ただし料金は高額で、大人390ドル(約36,780円)、子供290ドル(約22,640円)とかなりぜいたくな価格。

また、飛行機の利用は基本的にツアーに参加しての利用となり、発着スポットはツアーによって異なるので注意しましょう。

水上飛行機の場合はスワン川からの発着となるので、この機会に水上飛行機を体験してみたいと思ったらぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

ロットネス島観光における注意点

<photo by pixabay>

自然あふれるロットネス島を楽しく観光するためには、事前の注意と準備することがいくつかあるので解説します。

ロットネスト島を気持ちよく楽しむために、ぜひ参考にしてください。

長時間の移動を前提に予定を立てる

<photo by pixabay>

東京ドーム4個分の広さを持つほど広いロットネスト島を観光する際は、長時間の移動を前提に余裕を持った予定を立てるようにしましょう。

ロットネスト島を周回するバスは30分間隔での運行となっており、それほど本数が多くないのでしっかり時刻表を確認して計画する必要があります。

また自転車での移動も、起伏が激しいのに加え夏場は暑い中を移動することになるので、こちらも休憩時間を含めてしっかり予定を立てて移動しましょう。

野生動物に気をつける

<photo by pixabay>

ロットネスト島にはクォッカなど貴重な動植物が生息しているので、州政府によってAクラスの自然保護区に指定されています。

そのため、動植物は手厚い保護を受けているので、クォッカに餌をあげたり、植物を持ち帰ったりしないようにしましょう。

また、保護区にいるクォッカは野生で臆病なので、観光客が森林の中に入ったり、触れたりすることで強いストレスを感じてしまいます。クォッカには決して触らず、適度な距離を取って接してくださいね。

水を用意し、暑さ対策を万全にする

<photo by pixabay>

ロットネスト島のある西オーストラリア州は、夏になると気温が30度後半、場合によっては40度まで到達する恐れがあるので、水を用意し暑さ対策を万全にするようにしましょう。

春先は風が吹いて涼しさを感じますが、12月から3月にかけての真夏の時期には水分を携帯しないと熱中症の危険性があります。

水は船着場近くのお店で販売しているので、散策前に必ず購入しましょう。

日焼け対策を万全にする

<photo by pixabay>

ロットネスト島では日差しが強いので、日焼け対策は万全にしておきましょう。

オーストラリアのある南半球は北半球に比べて太陽までの距離が近いので、日本に比べて紫外線がとても強いです!

肌を守るためにUVケア用のクリームと帽子は必須で、できればサングラスも装備して万全な日焼け対策を行いましょう。

紫外線に弱い方は、肌の露出を避けるなどの工夫をするのもおすすめです。

ロットネスト島の観光を満喫しよう

この記事では、ロットネス島観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ロットネス島には美しいビーチや野生のクォッカが見れるなど、小さい島ですがオーストラリアの魅力が詰まった島です。

ぜひ紹介した情報を参考に、ロットネス島の観光を満喫してみてくださいね!

ロットネスト島(Rottnest Island)の基本情報

住所

オーストラリア 西オーストラリア ロットネス島

電話

-

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

フリーマントルから高速船で約30分、パースから約90分

料金

入島料として大人20ドル(約1,900円)、子供7ドル(約662円)※2023年10月16日のレート、1オーストラリアドル=94.62円で計算

公式サイト

https://www.rottnestisland.com/


cover photo by pixabay

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