ベトナム料理のおすすめ16選!絶対食べたい人気メニューを厳選
ベトナム料理といえば、フォーやバインミーなどが人気!日本料理に似ている部分がありつつも、パクチーや唐辛子などの香草やスパイスを多用する点が特徴です。 この記事では、ベトナム料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、麺料理、メイン料理、屋台料理、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するので、ベトナム観光時のグルメ選びの参考にしてみてくださいね。
ベトナム料理といえば、フォーやバインミーなどが人気!日本料理に似ている部分がありつつも、パクチーや唐辛子などの香草やスパイスを多用する点が特徴です。
この記事では、ベトナム料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、麺料理、メイン料理、屋台料理、スイーツなどのジャンル別にわけて紹介するので、ベトナム観光時のグルメ選びの参考にしてみてくださいね。
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ベトナム料理の特徴
ベトナム料理は、中国の文化やフランス統治時代の影響を受けた食文化が特徴です。タイ料理やインドネシア料理などとは異なり、辛味や酸味は控えめでやさしい味つけなのもポイント!
新鮮な海鮮や肉類、野菜、香草がふんだんに使われており、麺類では米粉が使われているのでヘルシーで健康的なイメージがある方もいるのではないでしょうか?
今回はベトナム料理で人気のグルメを前菜、麺料理、メイン料理、屋台料理、スイーツなどのジャンル別にわけてご紹介します。ぜひベトナム旅行の際は参考にしてくださいね!
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ベトナム料理のおすすめ前菜4選
まずはベトナム料理の前菜を紹介します。主菜を食べる前のちょっとした腹ごしらえになり、蒸し餅や生春巻き、空芯菜の炒め物など、バラエティ豊富なメニューが魅力的です。
バイン・ベオ
フエの宮廷料理で、一口サイズのパンケーキ
数々の王朝が栄えたベトナム中部にあるフエには、多くの郷土料理や宮廷料理が残っています。その中の一つがバイン・ベオです。
バイン・ベオは、米粉とタピオカ粉を混ぜて作った一口サイズの生地に、干しエビや豚肉、唐辛子、塩っぱ辛いヌクチャムをのせて食べる料理。生地自体に味はなく、もちっとした食感に唐辛子とヌクチャムの味で楽しむのが特徴です。
シンプルな料理だけに、具材をアレンジしやすいのでお店によって味が変わるのも楽しめるポイント!
ゴイ・クオン
野菜とエビをふんだんに使用したベトナム風生春巻き
ゴイ・クオンはベトナム風の生春巻きです。ライスペーパーの生地に新鮮なエビ・豚肉・ニラ・レタス・ビーフンなどの具材をいれて、巻いていただきます。
ソースは辛味噌やナンプラーと砂糖、唐辛子をあえたものなどを使用します。
もちもち食感のライスペーパーと海鮮・肉・野菜との相性はばつぐん!ヘルシーでメインディッシュを食べる前にぴったりの前菜メニューです。
ラオムン・サオトイ
シャキシャキ食感の空芯菜のピリ辛炒め
ラオムン・サオトイは、空芯菜のガーリック炒めです。ニンニクとベトナムのナンプラーであるヌクマムを使用して、空芯菜を炒めたシンプルな料理。ニンニクのパンチが効いて絶品ですよ。カルシウムや鉄分、ポリフェノール、食物繊維など、ほうれん草にも似た豊富な栄養素を摂取できるのが魅力です。
ベトナムのサイゴンビールと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
ホワイトローズ
海老のすり身を米粉の皮で包んだ茹で餃子
ホワイトローズは、かつての日本人街として栄えたホイアンの郷土料理。米粉の皮で海老のすり身を包んで蒸したベトナム風の蒸し餃子です。
フライドオニオンと甘酸っぱいソースが特徴。中国や日本の餃子とは一風変わったエスニック風の餃子で、暑くて食欲がない時でもちゅるっといただけますよ。
ベトナム料理のおすすめ麺料理4選
ベトナム料理の代表と言っても過言ではないフォー!スパイスとパクチーなどの香草をふんだんに使用した麺料理です。ベトナムにはいろいろな香草があるので、事前に食べられるものかチェックすると安心です。食べられない場合は抜いてもらいましょう。
フォー
ベトナム料理の代表格!米粉の麺と牛肉・鶏肉スープが絶品
フォーは牛肉・鶏肉などからとったブイオンで作ったスープに、米粉で作ったきしめんを入れ、そこに肉や野菜をトッピングした麺料理です。上品な半透明のスープに米のヘルシーな麺を楽しむことができますよ。
フォーの本場は、ベトナム北部といわれており、トッピングにはネギのみとシンプルなものが多くなっています。一方で南ベトナムのフォーはもやしやニラ、卵黄、唐辛子など具だくさんなのが特徴です。地域ごとにフォーを食べ比べしてみるのも面白いかもしれませんね。
フーティウ
フォーの麺よりもコシがあり、具材がたっぷりの麺料理
フーティウは、豚肉ベースのスープに豚肉・海老・ひき肉・レバー・ネギなどの具材をたっぷりのせて、春菊・レタス・ニラをお好みでトッピングした麺料理です。
中国、またはカンボジアから伝来してきた料理だとされています。
フォーと同じく米の麺ですが、半乾燥麺を使用していることが多く、フォーにはないコシのある食感を楽しめるのがフーティウの魅力です。
ミークアン
日本の伊勢うどんにルーツをもつ麺料理
ミークアンは、ベトナム中部のダナンやホイアン名物の麺料理です。江戸時代の頃にホイアンにやってきた日本人が広めた麺料理といわれています。
日本でいうと伊勢うどんに似たような料理です。見た目が平たいきしめんに似ており、魚介系のスープが食欲をそそります。トッピングにネギや香草、お煎餅を入れることもあり、カスタマイズは自由自在。
ダナンやホイアンに来たら、ぜひとも食べてみて欲しい麺料理です。
ブンボーフエ
もっちり麺が特徴!フエ地方の牛肉麺
ブンボーフエは、牛肉スープと米の麺から作ったベトナム中部フエの郷土料理です。牛肉を使用したボリューミーな麺料理で、全土で袋麺やカップ麺としても販売されています。
ブンはビーフン、ボーは牛という意味があり、直訳するとフエ風の牛肉汁ビーフンになります。スープの味付けは主に唐辛子やレモングラス、ベトナムのナンプラー・ニョクマムなどを使用。
甘酸っぱい味付けがベトナムの暑い気候にぴったり!追い唐辛子をかけてよりスパイシーにすれば、より発汗作用で気分をリフレッシュすることができますよ。
ベトナム料理のおすすめメイン料理3選
ベトナム料理のメイン料理には、ご飯料理のコムタムや鍋料理、ヘルシーな豆腐を使ったメイン料理ブンダウなどがあります。おすすめのメイン料理をご紹介!
コムタム
ご飯と炭火焼き肉の最強コンビ!
コムタムは、ほっかほかのご飯の上に甘辛い味付けの炭火焼き肉をのせた料理です。コムタムは壊れた米という意味があり、小さくカットされた米を使用しています。お肉の種類は鶏肉や豚肉、牛肉など、お店によってさまざまです。
一皿のプレートで肉・野菜・米・卵などをバランスよく食べられるのが魅力で、ガッツリと腹ごしらえしたい時に食べてほしい逸品です!
鍋料理
野菜と肉たっぷりの鍋
ベトナムの鍋料理は、中国から伝わってきたとされていますが、ベトナム北部・南部によって具材やスープが異なります。ベトナムで人気のある鍋料理は以下のとおりです。
- 鶏鍋(ロウガー):骨付きの鶏肉を豪快に入れた鍋料理
- ヤギ鍋(ロウゼー):ローカル屋台で食べられる日本では珍しいヤギ鍋
- タイ鍋(ロウタイ):トクヤムクン味のスープ。辛味好きにおすすめの鍋
- 海鮮鍋(ロウハイサン):エビやカニをふんだんに使用した鍋
- 花鍋(ロウホワ):花を鍋に入れて食べるSNS映えする鍋
自分が食べてみたい鍋を見つけてみて、旅行時にトライしてみてくださいね。
ブンダウ
揚げ豆腐と米の麺を甘辛スパイスと一緒に頂くヘルシーな料理
ブンダウは、米の麺と揚げ豆腐、肉を一皿のプレートの上で楽しめる料理です。魚のすり身から作ったさつま揚げをトッピングできることもあります。ナンプラーや唐辛子、香草などと一緒にいただきます。
また、ブンダウは豆腐や米の麺が主原料なのでヘルシーなところが魅力です。様々な具材を一度に食べてみたい方におすすめの料理です。
ベトナム料理のおすすめ屋台料理2選
ベトナムを含む東南アジアでは、屋台文化が根強く残っています。せっかくベトナムを訪れるのなら、現地ならではの屋台飯を食べてみてはいかがでしょうか?
ここでは、ベトナム料理のおすすめ屋台料理をご紹介します。
バイン・セオ
外はカリッ、中はモチモチのベトナム風クレープ
バイン・セオは、ベトナム南部名物のベトナム風お好み焼きです。米粉入りの生地にスパイスのターメリックを入れて黄色に着色し、もやし・豚肉・エビ・キノコなどをたっぷり入れて焼き上げます。外はカリカリ、中はモチモチのお好み焼きですよ。甘辛いソースをたっぷりかけていただきます。熱々であればあるほどおいしい屋台飯の代表格です。
バイン・ミー
フランスパンに野菜・肉たっぷり入ったサンドウィッチ
バイン・ミーは、ベトナム風のフランスパンサンドウィッチです。米粉から作ったカリふわ食感のフランスパンにレバーペーストを塗り、なます・肉・パクチー・玉ねぎ・卵などをたっぷりと挟んで、ナンプラーをかけて仕上げたサンドウィッチです。
バイン・ミーは朝から屋台やカフェ、レストランで売られており、手軽に食べられる朝食・ランチとしてぜひとも食べてほしい逸品です。
ベトナムの街中にはフランスパンの専門店もあるので、出来立てのフランスパンを購入して、自家製のバイン・ミーを作ってみるのもおすすめです。
ベトナム料理のおすすめスイーツ3選
ベトナム料理を食べた後はデザートを食べたいですよね。ベトナムはタイと同じように南国フルーツやベトナム名産のコーヒーのスイーツが多いです。ベトナムに来たら食べたいおすすめのスイーツを紹介します。
チェー
南国フルーツのココナッツクリームがけ
チェーは、甘く似た豆類や芋類、寒天、南国フルーツなどを組み合わせて、そこにココナッツクリームやシロップなどをかけた甘い飲み物です。冷たいのと温かいのから選ぶことができ、その時の気分でお好みを選べるのが魅力ですよ!
温かいチェーにはバナナやタピオカにココナッツミルクをかけたり、あん入りの白玉団子にココナッツミルクや生姜シロップをかけたりするメニューがあります。
冷たいチェーはグラスや使い捨てカップに層状になるように具材を入れていき、その上からココナッツミルクやシロップをかける食べ方が主流です。
ベトナムコーヒー
甘々で苦い、暑い時にぴったりのアイスコーヒー
ベトナムコーヒーは、ベトナム原産のコーヒー豆から挽いた濃いコーヒーに練乳を加えた飲み物です。ベトナム産のコーヒー豆の多くはロブスタ種。独自のフィルターを使用して抽出した苦味の強いコーヒーに、甘みの強い練乳を加えます。氷を入れてアイスコーヒーで飲むのが一般的です。
苦味と甘味が一気に押し寄せてくるコーヒーで、日本ではまず飲めない濃さになっており、一度飲むと病みつきになりますよ!最近では、甘さと塩味が絶妙に調和した塩コーヒーの人気も高まっています。
街中を歩いていると若者が集まるおしゃれなコーヒーショップから、地元の人たちがたむろするコーヒースタンドまであります。
チェー・タップ・カム
ベトナム風のぜんざい
チェー・タップ・カムは、先ほど紹介したチェーのバリエーションの一つです。
コーヒーゼリーや豆類、南国フルーツにココナッツミルクやシロップがかかっています。フルーティなチェーを注文したいなら、チェー・タップ・カムを注文してみましょう。ぜひその時の気分でチェ―を楽しんでくださいね!
おいしいベトナム料理を満喫しよう!
今回の記事では、ベトナムに行ったら食べてみて欲しい前菜・麺料理・メイン料理・屋台料理・スイーツについてご紹介しました。
ベトナム料理の中で食べてみたいメニューは見つかりましたか?
ベトナム料理は甘い・辛い・酸っぱい・香草が多い特徴をもつ独特の料理から、日本人も食べやすい米・麺料理まで幅広くあります。今回紹介したベトナム料理はどれもおすすめのものばかりなので、旅行する際はぜひ食べてみてくださいね!
cover photo by unsplash