マニャガハ島はサイパンの楽園!行き方や見どころ、楽しみ方を解説
日本から直行便で約3時間で行ける南国サイパン。その中でも、屈指の美しさを誇るスポットがマニャガハ島です。マニャガハ島に上陸すれば、白い砂と海の美しさに感動するはず! この記事では、マニャガハ島の歴史や見どころ、入島料、アクセス方法、マリンアクティビティの楽しみ方などを解説。ぜひチェックして観光を満喫してください!
日本から直行便で約3時間で行ける南国サイパン。その中でも、屈指の美しさを誇るスポットがマニャガハ島です。マニャガハ島に上陸すれば、白い砂と海の美しさに感動するはず!
この記事では、マニャガハ島の歴史や見どころ、入島料、アクセス方法、マリンアクティビティの楽しみ方などを解説。ぜひチェックして観光を満喫してください!
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マニャガハ島の基本情報
サイパン島のラグーンの中に浮かぶマニャガハ島。マリアナブルーの海に囲まれ、ぽっかり浮かんでいるように見える小島は「奇跡の島」とも呼ばれる楽園です。まずはマニャガハ島の基本情報を解説します。
マニャガハ島とは?
マニャガハ島は、サイパン島のラグーン内にある無人島。周囲が1.5km ほどという小さな島で、島全体が国定海中公園に指定されており、豊かな自然が守られているのが特徴です。
とくに、マニャガハ島のビーチの美しさは格別です。日本の月刊誌「マリンダイビング」の「ダイブ&トラベル大賞」では11年連続でベストビーチになったことも!マニャガハ島はマリンアクティビティ好きにとって憧れの島となっています。
マニャガハ島の歴史
サイパン島にはチャモロ人とカロリニアン人の2つの先住民族がいます。チャモロ人は東南アジア方面から、カロリニアン人はカロリン諸島から海を渡ってサイパン島に住み着いたと言われています。
そのうちカロリン諸島から移住したアグルブ酋長一行がサイパン島に上陸する前に休憩したのがマニャガハ島です。「マニャガハ」はカロリン語で「ひと休み」という意味。その後アグルブ酋長がマニャガハ島に埋葬されたことから、この島は聖地となりました。
太平洋戦争中には旧日本軍がサイパン島を占領。マニャガハ島はサイパンで最も大きな港であるガラパン港のすぐ沖にあるため、島の防衛のための軍事要塞となりました。そのため島は「軍艦島」と呼ばれることに。
穏やかで美しいマニャガハ島ですが、戦争の爪痕も残っています。美しいビーチとともに戦争遺産にも目を向けてみてくださいね。
マニャガハ島の楽しみ方
戦争サイパンのビーチはどこもばつぐんの透明度が自慢。中でもとくに美しいと言われ、圧倒的な人気を誇っているのがこのマニャガハ島のビーチです。そのため絶景の海を堪能できるマリンアクティビティも充実!
アクティブに楽しむのが王道ですが、フォトジェニックな島を静かに巡るのもおすすめの過ごし方です。一生の思い出に残るマリアナブルーがあなたを待っています!
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マニャガハ島の見どころ・アクティビティ
マニャガハ島の見どころはもちろん海!そしてマリンアクティビティです。
しかし、マニャガハ島島の魅力はそれだけではありません。島は一周15分で回れるほどの大きさですが、おすすめスポットはたくさんあります!ここからは、マニャガハ島観光の見どころスポットや、マニャガハ島で楽しみたいマリンアクティビティについて紹介します。
透明感ばつぐんな海と白い砂浜
マニャガハ島に行ったら絶対に外せないのがビーチ!環境保護がされているため、サイパン本島よりも透明度が高い海に感動するはずです。ビーチシュノーケルで波打ち際を気軽に泳ぐのはもちろん、パラソルとビーチチェアをレンタルしてゆっくりと海を眺めるのもおすすめの過ごし方!
「ひと休み島」の名の通り、海を眺めてリラックス……至福の時間が流れますよ。
アグルブ像と豊かな緑のパワースポット
ビーチのイメージがあるマニャガハ島ですが、島の中央にはヤシの木が群生するジャングルの小道もあります。鳥の声を聞きながら木陰を散策すると、5分ほどでパワースポットに到着。それは島の中央、アグルブ像のすぐそばにあるタオタオモナの木です。
「タオタオモナ」は「以前の人々」という意味。神聖な樹として守られてきたタオタオモナと一緒に写真を撮れば幸せになるという言い伝えもあります。海だけでなく、緑豊かなスポットに癒やされてみるのはいかがでしょうか?
ダイビングスポットにもなっている戦争遺産
海を狙う大砲などの戦争遺産がたくさん残っているのもマニャガハ島の特徴。陸上だけでなく、戦時中に海に沈んだ水上偵察機や飛行艇、輸送船の残骸も見ることができます。
海中の戦争遺産は、今では魚たちの格好の住処に。そのため人気のダイビングスポットにもなっています。
マニャガハ島のマリンアクティビティ
マニャガハ島では美しいビーチを眺めながらのんびり過ごすのも最高!でもせっかくだからやっぱりマリンアクティビティは体験しておきたいものです。
マニャガハ島では、ダイビングやビーチシュノーケリング、バナナボートなど、数多くのアクティビティが楽しめます。その中からとくに人気のものをご紹介。ここにしかない楽園の絶景を海と空から満喫しましょう!
ボートシュノーケル
ビーチシュノーケルツアーでもマニャガハ島の海の美しさは堪能できますが、より多くのお魚に会いたい方はボートシュノーケルがおすすめです。
ボートシュノーケルなら魚が多いポイントまでボートで連れて行ってもらえます。島から少し離れると水はさらに透き通り、魚の近さにも驚きますよ!
インストラクターが器具の使い方を丁寧に教えてくれる上、ボートを降りてからもポイントまで浮き輪でひっぱってくれます。泳ぎがあまり得意ではなくても安心ですね!ボートシュノーケルの所要時間は50分前後なので気軽に楽しめますよ。
パラセイリング
マニャガハ島の大人気マリンアクティビティが、パラセイリング。マリアナブルーの海に浮かぶ珊瑚礁の小島を空中からまるごと眺めることができるのが魅力です。
パラセイリングは少し怖いと思う人もいるかもしれませんが、激しいアクティビティではなく、のんびりと浮かぶ感覚で楽しめます。約10分間の空中散歩はまさに天国にいるかのような気分!
水に入るのが苦手な人でも、マニャガハ島の美しさをたっぷり楽しめます。パラセイリングの所要時間は45分前後です。
マニャガハ島観光のベストシーズンは?
一年中最高気温が30度から32度ほどと安定して暖かいサイパン。マニャガハ島ももちろん同じで、たとえ日本が冬でも水着でビーチを楽しめます。
ではその中でもマニャガハ島をとくに満喫できるベストシーズンはいつなのでしょうか?
ベストシーズンは雨が少ない11月から4月
マニャガハ島を含むサイパンのベストシーズンは、雨が少ない乾季の11月から4月。日本の秋から冬に常夏の島で過ごせるのは最高ですね!服装も半袖短パンでOK。
ただし12月から2月は北東風が吹くため、濡れた服装でビーチや船の上にいると肌寒くなることも。とはいえ気温は30度ほどなので、薄い上着を羽織れば十分です。
むしろ注意したいのは常夏にすっかり慣れてしまうこと。うっかり薄着で帰国して日本の寒さに驚かないよう、注意が必要です。
観光客が少ない時期を狙うなら7~11月
7月から11月は雨季に当たるため、観光客は少ない傾向。そのためサイパンのホテルなどの料金が安くなる可能性があります。
雨季とはいえ、サイパンでは1日ずっと雨ということはほとんどなく、スコールが短時間だけ降る程度です。あまり雨季を気にする必要はなく、むしろ観光客が少ないチャンスだと言えるかもしれません。
マニャガハ島の見学方法は?予約は必要?
ここからはマニャガハ島の見学方法や入島料についてご紹介します。観光の際に事前に知っておきたい情報なので、ぜひ参考にしてくださいね。
マニャガハ島に入島するには入島料が必要!
島に入るために事前購入したチケットは必要ありませんが、到着したら入島税として10ドルを支払うことになります。現金のみでの支払いなので注意が必要。必ず米ドルを用意して行ってください。
ただしツアーによっては入島税が含まれているものもあるため、現地で確認してくださいね。
マニャガハ島観光はオプショナルツアー参加がおすすめ
マニャガハ島観光は、ツアーを利用して楽しむ方がほとんどです。ツアーに参加すると、サイパンの主なホテルから島まで車と船で送迎してくれ、楽々アクセスできますよ。さらに、食事付きのツアーやマリンアクティビティも含まれたツアーなどたくさんの種類があります。
現地ホテルのツアーデスクなどでも申し込みは簡単。ただし定員があるため、早めに申し込んでおく必要があります。予定が分かっている方は事前に日本で申し込んでおくのもおすすめです。
マニャガハ島観光に要する時間は?
マニャガハ島はあっという間に一周まわることのできる小さな島。アクティビティをどれだけ楽しむかで所要時間が決まります。マニャガハ島観光に人気の時間帯は、砂浜に足跡がほとんどない午前中。
短いツアーなら移動も含めて合計2時間というものも。多くのツアーはアクティビティが1つまたは2つで、所要時間3〜4時間となっています。
さらに、島でランチを食べるツアーコースもあります。移動時間もごく短いため、いずれにしても残り半日は他の観光地を巡ることができるイメージです。
マニャガハ島へのアクセス・行き方
マニャガハ島までは、サイパン島からわずか2.5km。ホテルが密集している地域にほど近いガラパンの港から大型船で15分、高速船に乗ればたった5分で到着します。このアクセスのしやすさも人気の秘密なんですね!
マニャガハ島まではツアーに申し込んでアクセス
定期船も出ていますが、マニャガハ島に遊びに行くなら、アクティビティも含めたツアーに申し込むのが一般的。オプショナルツアーならホテルまでの送迎付きなので、より気軽に楽しめます。
ホテル備え付けのガイドブックにはたくさんのツアー紹介が出ているため、サイパン到着後に思い立っても予約ができます。しかもツアーの多くはうれしい日本語対応!
ツアーの中には、バナナボートでマニャガハ島まで連れて行ってくれるものもあります。とにかく短時間にアクティビティを詰め込みたい人には嬉しいポイントかもしれませんね。
マニャガハ島の過ごし方・持ち物
マニャガハ島は環境保護のため、入島できる時間が制限されています。滞在できるのは朝の9時から夕方の17時まで。夜の間に無人になったビーチが波に洗い流されるので、朝イチの午前9時を狙っていけば、足跡のないまっさらな砂浜を写真に残せるかもしれません!
島には日本語で説明してくれるインフォメーションセンターがあるため、まずはここに行くのもおすすめ。あとはアクティビティに挑戦しても、ビーチで軽く泳いでも、島の内側を散策しても自由!のんびり休んだり、ランチやバイキングを楽しんだり、ちょっとしたショッピングをしたりと、できることは盛りだくさんです!
マニャガハ島観光の持ち物
マニャガハ島を満喫するために、持ち物はしっかりチェックしておくのがおすすめ。水着、タオル、ビーチサンダルはもちろん、珊瑚礁で足を切るかもしれないので、足元はマリンシューズもおすすめです。
また忘れてはいけないのが日焼け対策です。サイパンの紫外線は日本の4倍から5倍!日焼けしないため、日焼け止めと帽子、薄手の羽織りものが必須です。また日差しから目を守るサングラスもあった方がよいかもしれません。
さらに、忘れると困るのが現金です。ツアーに入島料が含まれていない場合、10ドルが必要になります。またレンタルアイテムには一部保証金として現金が必要なものも。アクティビティはクレジットカード払いもできますが、ある程度の現金は忘れないようにしてください。
ちなみに島で使えるのはUSドルだけです。財布を持っていく場合、貴重品はロッカーに預けることもできます。もちろん絶景のマニャガハ島なので、カメラもぜひ持って行ってくださいね!
マニャガハ島内の施設は?
小さな島ですが、マニャガハ島は施設も充実しています。トイレ、シャワー、コインロッカー、更衣室完備なのはもちろん、ランチビュッフェ、バーベキュービュッフェ、お土産屋さんも!
お店でドリンクやスナック類も購入できます。ドリンクは水やソフトドリンクから南国情緒あふれるフレッシュココナッツジュースまで充実!
レンタルグッズもたくさんそろっています。ビーチパラソル、ビーチマット、ビーチチェア、ライフジャケット、浮き輪、ボディボード、アクアボードなど。小さな子どもが楽しめる砂場遊びセットまであるので、いろいろ借りて遊べますね!
マニャガハ島での注意点
島の全域が国定海中公園に指定されているマニャガハ島には、環境保全のためのルールがあります。例えば水上オートバイは禁止。観光客が気をつけるべきところでは、魚の餌付けや、サンゴ・貝の持ち帰り、魚釣りも禁止です。
さらに、マニャガハ島での宿泊は禁止されており、17時を過ぎると全ての設備が止められてしまいます。ビーチ周辺でシュノーケリングを楽しむ際には遊泳禁止区域にも注意してくださいね。
マニャガハ島での観光を満喫しよう
この記事では、奇跡の島と言われるマニャガハ島への行き方や見どころ、アクティビティなどをご紹介しました。サイパン島からすぐのところに浮かぶ、まさに楽園ビーチ!
紹介した情報を参考に、サイパン旅行の際にはぜひ「ひと休み島」までおでかけください!
cover photo by Shutterstock