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アルハンブラ宮殿はスペインの異国情緒あふれる世界遺産!歴史や行き方などを解説

スペイン・グラナダにある人気の観光スポット・アルハンブラ宮殿。イスラム王朝の栄華の象徴であり、異国情緒あふれる建物は世界遺産に登録されています。 この記事では、アルハンブラ宮殿の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひアルハンブラ宮殿へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

スペイン・グラナダにある人気の観光スポット・アルハンブラ宮殿。イスラム王朝の栄華の象徴であり、異国情緒あふれる建物は世界遺産に登録されています。

この記事では、アルハンブラ宮殿の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひアルハンブラ宮殿へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

アルハンブラ宮殿の基本情報

photo by Unsplash

スペイン・グラナダのあるアンダルシア州は世界遺産の宝庫ですが、その中でも観光客数が突出しているのが、アルハンブラ宮殿。まずは、アルハンブラ宮殿の歴史や世界遺産となった理由などを解説します。

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アルハンブラ宮殿の歴史

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アルハンブラ宮殿は、イスラム教徒によってグラナダ王国が建設された13世紀前半に建設がはじまりました。この頃は、イスラム教徒の本拠地だったコルドバ、セビーリャがキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)によって陥落し、イスラムの勢力が衰えている時代でもありました。

そんな中、その時代の王であったムハンマド1世はグラナダ王国を建国し、同時にアルハンブラ宮殿の建設も開始。建築、増築が勧められ、14世紀後半にようやく宮殿は完成しました。

しかし15世紀後半に再び勢力を増したレコンキスタにより、遂にグラナダも没落、アルハンブラ宮殿はキリスト教徒へ明け渡すこととなりました。

アルハンブラ宮殿のあるグラナダってどんな街?

photo by Unsplash 

グラナダは、スペインの南部・アンダルシア州に位置し、約1300年前〜500年前まではイスラム王朝が統治していました。1492年にキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)により陥落し、イスラム王朝最後の土地として時代に幕を下ろしました。

その後グラナダはキリスト教徒が統治したため、街には 2つの文化が混じり合った独特の雰囲気があります。ステンドグラスが美しいキリスト教の大聖堂や、まるでアラブの国を歩いているかのような通りなど、さまざまな国を行き来するような体験ができるでしょう。

アルハンブラ宮殿が世界遺産に登録されたのはなぜ?

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アルハンブラ宮殿が世界遺産に登録された理由のひとつに、宮殿内の随所に見られる巧みな芸術技法が挙げられます。目を見張るような細かな彫刻や、自然と調和した美しい設計、当時では先進的な石膏、木材、陶器などを利用した装飾などが高く評価されています。

アルハンブラ宮殿観光の見どころ

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スペイン・グラナダの小高い丘の上に位置するアルハンブラ宮殿は、広い敷地内の中に見どころが点在しているので、どのポイントを見るのか事前に決めておくのがおすすめ!ここでは、アルハンブラ宮殿でも特に人気のスポットの見どころをまとめました。

イスラム建築の最高峰!ナスル朝宮殿

photo by pixabay

ナスル朝宮殿は、アルハンブラ宮殿の心臓部と呼ばれ、かつては王の居住空間や政治を司っている建物として機能していました。典型的なアラブ様式の建物で、支柱の細かな彫刻や壁や、壁や天井の幾何学模様の装飾の精密さは、ため息をつくほどの美しさ。

中庭は獅子のパティオと呼ばれ、12頭のライオンの像が支える噴水が中央に置かれています。これはコーラン(イスラム教の聖典)に書かれている、天国をイメージしてつくられたのだとか。

繊細な技巧が息を飲む美しさの二姉妹の間

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アルハンブラ宮殿の中でも最も古い建物のひとつと言われているのが、二姉妹の間です。部屋の敷石に二枚の大理石が使われていたことからこの名前がつけられ、当時は王妃の部屋として使用されていました。

上を見上げると広がる八角形の天井は、預言者ムハンマドが追ってから逃れて籠った洞窟を表しているとされ、5416個もの鍾乳石飾りが緻密な計算によって施されています。

天井だけではなく、壁や入口の部分にも気が遠くなるような細やかな装飾が施されており、360度どこを見ても思わず写真に納めたくなる光景が広がっています。

異彩を放つ存在感に圧倒!カルロス5世宮殿

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カルロス5世紀宮殿は、イスラム王朝没落後にキリスト教徒により建造されたルネサンス様式の建物で、イスラム建築が主流のアルハンブラ宮殿の中でも、異彩を放っています。

高さ17メートルの四角い形をした建物の中心部に、円形の中庭があるユニークなつくりで、アルハンブラ宮殿の中でも最大規模を誇ります。ルネサンス建築の傑作とも称され、圧巻の建築技術は見応えばつぐん!

敷地内にはミュージアムショップが併設されており、アルハンブラ宮殿のお土産を買うのにおすすめです。

美しい緑に囲まれて散策を満喫できるヘネラリーフェ庭園

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ヘネラリーフェ宮殿は、イスラム王朝の王・スルタンの夏の離宮として使用されていた建物で、庭園には色鮮やかな緑や花々が咲き誇る憩いのスポットです。イスラム芸術を施した建物と、自然がバランスよく調和する景観に心癒やされるでしょう。

穴場の絶景スポット!アルカサバ

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アルカサバはアルハンブラ宮殿の西側に位置する、イスラム王朝がグラナダ防衛のために建てた要塞です。9世紀後半に建てられたとされるため、アルハンブラ宮殿が建設される以前からある、最も古い場所でもあります。

建物にいくつか残っている見張り台からは、グラナダ最古の街であるアルバイシン地区を見渡すことができ、絶景スポットとしても観光客に人気です。

アルハンブラ宮殿観光に最適なシーズンは?

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アルハンブラ宮殿のあるグラナダは1年を通して比較的暖かく、観光しやすい気候です。ただし、朝と夜の気温差があるため、夏場でも羽織ものを持っていくのがいいでしょう。ここでは、アルハンブラ宮殿観光のベストシーズンやオフシーズンについて解説します。

ベストシーズンは快適に過ごせる9月〜11月

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9月〜11月は気温が25度前後で過ごしやすく、アルハンブラ宮殿観光におすすめのシーズンです。実はアルハンブラ宮殿は意外な紅葉スポットで、このシーズンになると黄色や橙色の紅葉が見られるのもポイントです。

観光客が少ない時期を狙うなら11月~2月

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11月〜2月は他のシーズンに比べると比較的寒いので、観光客が少なく、じっくりとアルハンブラ宮殿を観光したい人におすすめです。12月半ばになるとクリスマスムードも高まり、アルハンブラ宮殿の周辺の観光地のきらびやかな雰囲気も楽しめるでしょう。

アルハンブラ宮殿の見学方法は?予約は必要?

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アルハンブラ宮殿はスペイン屈指の人気の観光スポットで、国内や世界中から観光客が訪れるため、チケットの入手が困難なことでも知られています。当日券もその場で売り切れてしまうことも多いため、チケットは事前にオンラインで購入するのが必須です。

ここでは、アルハンブラ宮殿見学のチケットの購入方法や見学方法、所要時間などを解説します。

チケットは公式サイトからオンラインで購入できる!

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アルハンブラ宮殿のオンラインチケットは、公式サイトで事前に購入できます。通常のチケットは19.09ユーロ(約2,960円)で、ナスル王朝宮殿やテネリフェ庭園、アルカサバなどの代表的なスポットが含まれます。

チケットを購入後、メールアドレスにQRコード付きのチケットが送られてくるので、印刷するかスマートホン上で掲示することで入場チケットとして利用できます。

ナスル王朝宮殿の入場は時間制で、チケット購入時に選択した時間厳守となっているので入場時は注意しましょう。

夜の部のチケットなら幻想的な雰囲気が楽しめる

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アルハンブラ宮殿の公式サイトには、通常のチケットに加えて、夜の入場チケットもあります。宮殿全体が幻想的な光に包まれる様は、昼間とは違うロマンチックな雰囲気をぞんぶんに味わえますよ。

当日券の購入は最終手段として考える

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アルハンブラ宮殿の当日券は、メインエントランスにあるチケット売り場でも購入できますが、販売枚数が限られているので、朝早くから並ばないと購入することができません。そのため、当日券の購入は最後の手段と考えたほうが良いでしょう。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

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アルハンブラ宮殿の観光は、現地のオプショナルツアーに参加するのもおすすめです。ツアーによっては優先入場のチケットが含まれていたり、プロのガイドによるツアーがあったりと、個人で訪れるよりもお得感を感じるものもありますよ。

アルハンブラ宮殿観光の所要時間は約3時間!

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アルハンブラ宮殿は、広大な敷地内に見どころが点在しています。そのため、見学には約3時間ほどを見込んでおくといいでしょう。

観光シーズンは混雑し、さらに所要時間がかかることもあるので、半日観光を視野に入れてスケジュールを組んでおくのがおすすめです。お手洗いも混雑することが予想されるので、事前に済ませておくと安心です。

アルハンブラ宮殿へのアクセス・行き方

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アルハンブラ宮殿観光の拠点となる都市はグラナダ。グラナダの中心部からアルハンブラ宮殿へ行く方法が一般的です。ここでは、徒歩、バス、タクシーそれぞれの行き方を解説します。

散策を楽しみながら徒歩でアクセス

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グラナダの中心部からアルハンブラ宮殿までは約800メートルで、坂道が続きます。約25分ほどの道のりですが、可能な人は徒歩でアクセスするのがおすすめです。並木道を歩いたり中世の門をくぐったりなど、道中でもさまざまなスポットが見られるので、移動しながら観光を満喫できますよ。

中心地からバスでもアクセスできる

photo by Unsplash ※画像はイメージです

アルハンブラ宮殿へは、グラナダの中心部からバスでもアクセスできます。C30番とC32番のバスが利用でき、イサベル・ラ・カトリカ広場(Plaza Isabel la Católica )駅から乗車し、アルハンブラ宮殿 、ヘネラリーフェ庭園(Alhambra - Generalife)駅下車後、徒歩4分ほどで着きます。

最短で向かうならタクシーの利用がおすすめ

photo by Unsplash ※画像はイメージです

グラナダの中心部からアルハンブラ宮殿まで最短で向かうなら、タクシーの利用も良いでしょう。グラナダのタクシーは、白に緑色の斜線が入っているのが特徴です。アルハンブラ宮殿までは8ユーロ(1,240円)〜です。

旅慣れていないと海外でタクシーを道で捕まえるのはなかなかハードルが高いかもしれませんが、市内にはさまざまな場所にタクシー乗り場があるので、安心してくださいね。

アルハンブラ宮殿の観光を満喫しよう

この記事では、アルハンブラ宮殿の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。異国情緒たっぷりのアルハンブラ宮殿はスペインを訪れたら必ず行きたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、アルハンブラ宮殿の観光を満喫してみてくださいね!

アルハンブラ宮殿(Alhambra)の基本情報

住所

C. Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada, スペイン

電話

+34 958 027 971

営業時間

【昼の部】 10月15日~3月31日 月〜日 8:30〜18:00、4月1日~10月14日 月〜日 8:30~〜20:00、【夜の部】10月15日~3月31日 金・土 20:00〜21:30、4月1日~10月14日 火曜~土曜 22:00~23:30

休業日

12月25日、1月1日

アクセス

バス停アルハンブラ宮殿 、ヘネラリーフェ庭園駅から徒歩で約4分

料金

7.42ユーロ(約1,150円)〜 ※2023年12月8日のレート、1ユーロ=155.22円で計算

公式サイト

https://www.alhambra-patronato.es/

photo by Unsplash

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