バンコクからシェムリアップへの行き方3選！最安・最速のアクセス方法を解説

バンコクからシェムリアップに行く方法は？距離は？

シェムリアップは、バンコクから北西に約400キロメートル離れた場所にあり、日本でいうと東京から大阪までの距離。移動手段によっては半日かかる場合があるため、日帰りは避けて計画を進めるようにしましょう。

バンコクからシェムリアップまでの最速・最安の行き方は？

バンコクからシェムリアップまでの行き方は、移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。

またシェムリアップからバンコクへの帰り方も紹介するので、参考にしてください。

それぞれのアクセス方法では予約が必要な場合もあります。予約は現地の言語か英語が多いです。不安な方はNEWTに相談してくださいね。くわしくはこちらをご覧ください。

バンコクからシェムリアップまで飛行機でアクセス！

バンコクからシェムリアップへの移動手段は、飛行機でのアクセスがおすすめ！ドンムアン国際空港またはスワンナプーム国際空港からシェムリアップ国際空港まで、約1時間半で快適に移動できます。

ドンムアン国際空港からの直行便は、LCCのエアアジアが就航しているので安く行くことができます。ただし預け荷物や座席指定などは別途料金がかかるためご注意ください。スワンナプーム空港からの直行便は、バンコク･エアウェイズが就航しています。機内食や預け荷物が含まれているので場合によってはこちらが安いこともあります。見比べて選ぶのが良いでしょう。

約1時間～1時間半でアクセスでき、1番おすすめ

所要時間は約1時間〜1時間半と最短で、朝早くから夜遅くまで運行しているため、スケジュールに合わせやすいのが大きな魅力です。

バンコク市内からそれぞれの国際空港までは、タクシーやバスを使って約40分でアクセスできます。ただし、国際線は航空会社によってチェックインの締切時間が設けられているので、時間には余裕を持って移動しましょう。

シェムリアップ国際空港までの金額は片道6,410円〜

バンコクからシェムリアップまでの航空券は、出発する空港によっては片道およそ6,410円〜とリーズナブルな価格なのも魅力の一つです。

LCCのタイ・エアアジアは、リーズナブルなだけでなく運行本数も多いため、効率よく行きたい人にぴったりです。ただし預け荷物などは別途費用がかかります。一方、バンコク・エアウェイズはフルサービスキャリアのため、サービスが豊富で快適な移動ができます。

比較的リーズナブルな航空券ではあるものの、それぞれの空港までは料金がかかるのでご注意ください。公共バスを使えば時間はかかりますが、料金は安いのでおすすめ。タクシーは最も便利な移動手段ですが、ぼったくりに注意が必要です。トラブルを避けるためにも、配車アプリを利用すると正規の料金で行くことができます。

到着地であるシェムリアップ国際空港から、シェムリアップ市内までは車でおよそ1時間程度。空港のシャトルバスや空港タクシーで移動することが可能です。どちらも空港内に受付カウンターがあるので、安心して購入できますよ。また、空港のシャトルバスの場合はいくつか停留所を巡回するため、ホテルや目的地が停留所から近いかどうか調べておくとスムーズです！

バンコクから飛行機で移動するメリット＆デメリット

メリット

• 所要時間が短い
• 便数が多い
• 快適な移動

デメリット

• 時期によっては料金が高い場合がある
• 空港へのアクセスが必要
• 航空会社によっては荷物制限がある

飛行機は、最短で快適にシェムリアップに行きたい人におすすめ！

飛行機での移動は、最短でバンコクからシェムリアップへ行きたい方にぴったりのアクセス方法です。とくにドンムアン国際空港からシェムリアップ国際空港へのフライトは頻繁に運行されており、早朝から夜遅くまで多くの選択肢があるため、旅行のスケジュールに合わせやすいのも大きな魅力です。

旅行期間が決まっている場合や、効率よく旅行したい方は、快適でスムーズな交通手段となっています！

バンコクからシェムリアップまで直通バスでアクセス！

時間に余裕がある方には、直通バスでの移動がおすすめ！約8時間半の長旅で、国境越えの手続きがありますが、リーズナブルかつ快適に移動できます。交通費を抑えたい方には、乗り合いバンなどもありますが、各自で国境沿いでのイミグレーションに行く必要があるため、慣れていない方にはおすすめしません。

今回は直通バスでおすすめのバス会社、Giant Ibis Transporについてご紹介します。

約8時間半でアクセスでき、快適に行きたい人におすすめ

バンコクからシェムリアップまでの所要時間は、約8時間と長めではあるものの、Giant Ibis Transporは水と食事付き、Wi-fiも完備しているため、コスパよく移動ができます。さらに、シートは快適に過ごせる構造になっており、窮屈になることはあまりありません。

また午前中の出発になるため、バンコクとカンボジアの風景を眺めながら移動ができます。シェムリアップ市内に到着するため、そのまま観光スポットを楽しめるのも魅力です。予算を抑えつつ陸路で超えるという、海外ならではの旅体験を味わいたい方にぴったりのアクセス方法です。

シェムリアップまでの乗車料金は片道はおよそ43ドル（約6,511円）～

バンコクからシェムリアップまで、Giant Ibis Transporを利用しての移動は、2024年3月時点で片道約43ドル（約6,511円）と比較的リーズナブルな価格で乗車できます。チケットの購入方法は、公式サイトにて事前決済となります。

北バスターミナルのチケットカウンターで購入する方法もありますが、シェムリアップ行きは人気のため、当日購入は売り切れてる場合があります。数日前に予約購入しておくといいでしょう。

Giant Ibis Transporのバスを利用する場合、バンコク市内にいくつか停留所があるため、出発地から近い停留所から乗るのがおすすめです。さらに宿泊してるホテルがGiant Ibis Transporと提携している場合は、送迎サービスもあるので、事前に確認しておくと便利です。

タイからカンボジアへの国境越えについて

バンコクからシェムリアップを直通バスで行く場合は、陸路での国境越えが必須となります。カンボジアへのイミグレーションは、一度バスから降りないといけません。ここからは、イミグレーションの流れをご紹介します。

①国境に到着する前に出入国カード記入

②タイとカンボジアの国境周辺でバスを降りる

③出入国カードとパスポートを持参し、タイ出国審査場へ行く

④出国スタンプを押してもう

⑤カンボジア入国審査場まで徒歩で移動する

⑥カンボジア入国審査をする

観光目的でカンボジアへ入国する場合、観光ビザ（36ドル 約5,448円）の取得が必須です。事前に必ずオンラインで取得するようにしましょう。バスはカンボジア入国審査場付近で待機しているので、入国審査が終わり次第、バスに乗ります。

到着場所は、シェムリアップ市内にあるGiant Ibis Transporのバスターミナル。周辺にはトゥクトゥクなどの交通機関が多く行き来しているので、バスを降りたらそのままホテルや観光地へ行くことが可能です。

バンコクから直通バスで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 料金が比較的リーズナブル
• 陸路越えの体験ができる
• 食事付きで快適に過ごせる

デメリット

• 長時間の移動
• 渋滞に巻き込まれる場合がある
• 一度バスに降りないといけない

直通バスは、陸路超えを体験したい人におすすめ！

直通バスでのアクセス方法は、非日常を味わいながらシェムリアップへ行きたい方におすすめです。タイやカンボジアののどかな田園風景を眺めながら移動ができるだけでなく、日本では味わえない陸路での国境超えが楽しめるのも直通バスならではの醍醐味！

時間に余裕がある方や、普段味わえない旅体験をしたい方にぴったりの移動手段です。

バンコクからシェムリアップまで鉄道＋バスでアクセス！

シェムリアップまでの移動は、鉄道とバスを乗り継いで行くこともできます。バンコク市内のフアランポーン駅から国境沿いのバンクロンルック駅まで行ったあと、各自でイミグレーションの手続きをします。入国後は、カンボジアのポイペトからバスやタクシーなどでシェムリアップに移動します。

今回は鉄道とバスを乗り継いで行く方法を紹介します。

約8時間程度でアクセスでき、リーズナブルに行きたい人におすすめ

バンコクからシェムリアップまで鉄道とバスを利用して移動する場合は、まずタイの国鉄に乗ります。フアランポーン駅からバンクローンルック駅までの所要時間は約5時間15分程度で、のどかな田園風景を楽しみながら向かうことができます。

バンクローンルック駅の出口を通ると、すぐに入国審査場があるのでイミグレーションも比較的簡単に行うことができます。国境沿いの都市・ポイペトからはバスで約3時間程度でシェムリアップ市内に到着します。

シェムリアップまでの金額は片道約1,930円〜

バンコクからシェムリアップまで行く場合の料金は、フアランポーン駅からバンクローンルック駅までは片道49バーツ（約205円）です。その後、バスに乗り換えてポイペトからシェムリアップへ移動します。料金は1,725円～です。

鉄道とバスを組み合わせても、かなりリーズナブルな価格です。ただしバスの場合、市バスではなくツアーバスに事前予約しておく必要があるので注意しましょう。鉄道が到着時間に合ったツアーバスがない場合には、乗合バンやタクシーで行く方法もあります。

フアランポーン駅でチケットを購入した後、駅構内に表示されている電子掲示板にてホームを確認するとスムーズに乗車できます。

またフアランポーン駅からバンクローンルック駅間は、毎日5時55分発と13時05分発の2本運行のみ。午後に出発してしまうと、イミグレーションが閉まってしまうため、必ず早朝の便で行くようにしましょう。

タイからカンボジアへの国境越えについて

鉄道の場合も、タイとカンボジアは陸路での国境越えとなるためイミグレーションが必須となります。鉄道で向かう場合には、各自でイミグレーションの手続きが必要となるため、事前に観光ビザを取得しておくようにすると、スムーズに入国手続きができます。

①バンクローンルック駅の出口を通過

②PASSPORT CONTROLと書かれた案内板まで歩く

③出国・入国手続きをする

駅から徒歩すぐの場所にイミグレーションがあるため、迷うことなく行くことができるので便利です！

バスで行く場合、シェムリアップ市内が到着地となります。カンボジア屈指の観光都市となっているため、シェムリアップ市内からはトゥクトゥクやタクシーなどの交通機関も豊富です。

宿泊施設も周辺に点在しているので、比較的リーズナブルな金額で目的地に向かうことができて便利！

バンコクから鉄道とバスで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 金額が安い
• 鉄道とバスの体験ができる
• 陸路での国境越えが味わえる

デメリット

• 渋滞に巻き込まれる場合がある
• 定刻の時間に遅れる場合がある
• シェムリアップ市内までの移動がある

鉄道とバスは、コスパよくシェムリアップに行きたい人におすすめ！

鉄道とバスでの移動は、リーズナブルに旅を楽しみたい方にぴったりです。所要時間は約8時間程度で乗り継ぎも必要ですが、かなり交通費を抑えることができます。また、鉄道で国境沿いまで行くことができ、陸路で国境越えができる貴重な体験が味わえるのも魅力ですよ！

目的に合わせてバンコクからシェムリアップに行こう！

本記事では、バンコクからシェムリアップまで、飛行機、直通バス、鉄道とバスの3つの行き方について紹介しました。

それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段は飛行機。LCCを利用すれば時期によっては安くチケットが手に入り、便数も多いのでスケジュールに合わせて効率よく移動できるのがメリットです。

時間に余裕があって快適に移動したい方は、直通バスがぴったり。食事付きなので、長時間乗っていても快適に過ごせます。さらに陸路での国境越えが体験できるのも魅力です！

ローカルな気分を味わいたい方やのんびりと景色を眺めながら移動したい方には、鉄道とバスでの移動が良いでしょう。さまざまな交通手段で移動することで、海外ならではの楽しみ方ができます。

それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段でシェムリアップまでの移動を楽しんでくださいね。

※2024年3月23時点のレート、1バーツ4.17円で計算しています