宇都宮で訪れたいおすすめ図書館6選！見どころや施設情報を紹介

宇都宮には行ってみたい図書館がいっぱい！

宇都宮市は栃木県の県庁所在地で、餃子の街として知られています。2024年7月1日現在で、人口512,350人の都市。宇都宮には肥沃な農地と豊富な水資源があり、日照時間も長いことから、農業に適しています。

農産物のブランド化が盛んな宇都宮市ですが、実は図書館も多く、2018年度には全国の市町村における貸出数ランキングで22位となっています。

特に、子供向けの設備がそろっている図書館が多く、小さい子供と一緒に訪れやすいスポットがたくさんありますよ！本記事では、宇都宮市で訪れたいおすすめ図書館を厳選して6館ご紹介。興味のある本や資料を借りて、生活や勉強、仕事に活かしてくださいね。

参考：宇都宮オープンデータポータルサイト
参考：日本の図書館 統計と名簿 2018年版（公益社団法人日本図書館協会）

宇都宮で訪れたいおすすめ図書館6選

宇都宮市の公立の図書館には、市立図書館が5館、センターの図書室などが17施設、栃木県立図書館があります（学校は除く）。このうち、利便性が高いおすすめの図書館として、市立図書館が5館と県立図書館の計6館となります。

まず市立図書館をおすすめする理由は、利便性が高く、特色のあるサービスがあるから。

市立図書館の特色のあるサービスとは、「生活応援サービス」「科学・技術・ビジネス情報提供サービス」「うつのみやブランド」「家庭生活支援サービス」「多文化サービス」「学校支援サービス」「立松和平文庫」の7つとなります。

5つの図書館でそれぞれ受けられるサービスは異なります。それぞれの図書館の特徴や受けられるサービスなどを解説するので、自分の希望にあわせて利用しましょう。

なお、座席予約システムを使うことで、待ち時間なしで席を確保することが可能です（河内図書館以外の市立図書館4館のみ）。ただし、座席予約システムを利用するには、図書館利用カードが必要です。事前に、図書館・生涯学習センター図書室でカード作成をしておきましょう！

宇都宮市立中央図書館

5つの市立図書館の中で一番設備が整っている図書館

宇都宮市立中央図書館は3階建ての建物。1階には一般開架室、朗読点字室（録音室・対面朗読室）、ホールがあります。2階には児童図書室、閲覧室、授乳室、ホールのほか、乳幼児に対応する設備があり、安心して利用できるのがポイント。

そして、3階には調査相談室、地域資料コーナー、視聴覚室、集会室、ホール、など便利な設備がそろっていますよ！蔵書数は、宇都宮市立図書館の中では最多の約66万1,000点（2023年3月時点）です。

また、宇都宮市立中央図書館は、外出中に乳幼児とその親が授乳やオムツ替えのため気軽に立ち寄ることができる「宇都宮赤ちゃん駅」に登録されている施設。「宇都宮赤ちゃん駅」とは、社会全体で子育てを支援する意識の醸成を図るために宇都宮市で行われている事業です。こちらの図書館では、ミルク用のお湯の用意があるので、赤ちゃんがいる方にとっては便利ですね。

ほかにも、生活応援サービスとして、「医療・健康コーナー」「子育てコーナー」「シニア世代向けのコーナー」「外国語資料コーナー」などのさまざまなコーナーがあり、利用しやすく便利ですよ！

宇都宮市立東図書館

地域ブランドやビジネス関係の資料が充実！

宇都宮市立東図書館の1階には一般開架室があり、2階には東図書館の特徴である「科学・技術・ビジネス情報提供サービス」として、科学・技術・ビジネス資料室が設けられています。蔵書数は約34万4,000点（2023年月時点）です。

こちらの図書館には、「うつのみやブランドコーナー（みやブラ）」「アグリビジネスコーナー（アグリ）」「宇都宮プロスポーツアーカイブコーナー（プロスポーツ）」などの特色ある資料を扱うコーナーがあり、ビジネスに役立つでしょう！

生活応援サービスとして、「医療・健康コーナー」「子育てコーナー」「シニア世代向けのコーナー」などのコーナーがあり、利用しやすく便利です。多文化サービスとして、「外国語資料コーナー」もあるので、英語の小説や実用書を探している人にもおすすめですよ！

また、宇都宮市立東図書館も宇都宮市立中央図書館と同様に、「宇都宮赤ちゃん駅」に登録されており、ミルク用のお湯も用意されているので、幼児連れで訪れる人にはうれしいですね！

宇都宮市立南図書館

子どもを優先した作りの施設

宇都宮市立南図書館の特徴は、開架の約半分を占める広い児童スペース。こども用トイレや授乳室も設置されており、幼児や児童を連れて行くのにおすすめです！また、宇都宮市立南図書館は多目的ホールや親子で楽しめるプレイルームなどを備えた新しいタイプの施設。

蔵書数は約37万5,000点（2023年3月末時点）あります。宇都宮市立南図書館も中央図書館と東図書館同様に「宇都宮赤ちゃん駅」に登録されている施設です。ただし、こちらでは衛生上、ミルク用のお湯の用意はないので、お湯が必要な場合はポットなどを持参するのがおすすめ。

また、家庭生活支援サービスとして、子育て、 家事・家庭関係図書や小中学校の教科書などを置いているコーナーもあるので調べ物や勉強の際に役立つでしょう。

「学校支援サービス」や宇都宮市出身の作家立松 和平氏の夫人（横松美千繪さん）から寄贈を受けた「立松和平文庫」も宇都宮市立南図書館の特徴のひとつですよ！

宇都宮市立上河内図書館

静かな環境で本を読める図書館

宇都宮市立上河内図書館の蔵書数は約8万6,000点（2023年月末時点）。蔵書数は栃木県立図書館よりも少ないですが、個人貸出冊数は1.4倍（2021年度）もあり、地域の人々によく利用されている図書館です。

なお、月に数回、定員制のイベント（おはなし会や講演会）が行われ、幼児や児童に人気を博しています。先着順なので予約が必要ですが、子どもが興味をもつイベントに参加すればお子さんは喜びますよ！

「宇都宮赤ちゃん駅」としての機能もありますが、ミルク用のお湯の用意はないので、お湯が必要な場合はポットなどを持参しましょう。

宇都宮市立河内図書館

こぢんまりしていて本が探しやすい

個人貸出冊数が年間31万9,000冊（2021年度）もあり、非常に貸出数が多い宇都宮市立河内図書館。蔵書は約14万9,000点（2023年月末時点）です。

ここでは、生活応援サービスとして「子育てコーナー」が充実しており、外国語資料もあります。子どもが外国語に触れる機会があることはよいことですよね。

また、月に数回程度、イベントが開催されるため、小さい子どもと一緒に参加してみてはいかがでしょうか？「見てたのしい！食べておいしい！野菜ブーケ作り」などの体験型のイベントもありますよ！

宇都宮市立河内図書館には「宇都宮赤ちゃん駅」としての機能もあります。ただし、ミルク用のお湯の用意はないので、お湯が必要な場合はポットなどを持参するのがおすすめです。

栃木県立図書館

県内でもっとも蔵書数が多い図書館

最後に、栃木県立図書館を紹介します。栃木県立図書館は県立図書館であるため蔵書数が約78万1,000点（2023年3月末時点）と多く、利用者も多い図書館です。市立図書館にはない本を収集していることもあり、調べ物をするときにおすすめですよ！

栃木県に関するあらゆる分野の資料があるため、地域の歴史などを調べる際に便利です。子どもの自由研究などにも役立つでしょう。また、栃木県ゆかりの作家コーナーもありますよ。

栃木県立図書館には無線LANの提供もあるため、学習の際にもおすすめ。なお、駐車場はありませんが、県庁の駐車場を利用できるので車でもスムーズにアクセスできるでしょう！

宇都宮でおすすめの図書館を訪れよう！

宇都宮市には多くの図書館や図書室があります。このうち、おすすめの栃木県立図書館と宇都宮市立図書館5館はある程度の規模があり、資料を検索するのに役立つでしょう。

なお、それぞれの施設で特徴が異なるため、自分が調べたい内容に合わせて選ぶことをおすすめします。たとえば、ビジネス関係の調べものであれば、宇都宮市立東図書館や栃木県立図書館などがよいでしょう。

宇都宮市立図書館4館のみ（河内図書館以外）ですが、長時間の待ち時間にならないように座席を予約できるシステムがあるので有効に利用してくださいね！

今回の記事を参考に、ぜひ気になる図書館に足を運んでみてください。

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