種子島への行き方3選!最安・最速のアクセス方法を解説
種子島は、鹿児島市内からフェリーで約1時間半で行ける離島です。植物の南限と北限が交錯する地域となっており、さまざまな植生や貴重な生態系が保全されている自然豊かな島です。本記事では、鹿児島市内から種子島に行く方法をご紹介。飛行機や高速船、フェリーなどがあるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
種子島は、鹿児島市内からフェリーで約1時間半で行ける離島です。日本最大のロケットセンターがあることでも知られているほか、植物の南限と北限が交錯する地域のため、さまざまな植生や貴重な生態系が保全されている自然豊かな島でもあります。
また、糖度が高い安納芋をはじめ、早場米コシヒカリ、サトウキビ、鹿児島名物の地鶏や黒豚、カツオやカンパチなど、豊富な食材が獲れる地域としても有名。
本記事では、鹿児島市内から種子島に行く方法をご紹介。飛行機や高速船、フェリーなどがあるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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鹿児島市内から種子島に行く方法は?距離は?
種子島は、鹿児島市内から南に約135㎞離れた場所にあり、本州でいうと神奈川県横浜市から群馬県前橋市までの距離感。飛行機やジェットフォイルであれば、移動時間も約40分〜1時間30分となるため、鹿児島から日帰りでも気軽に訪れられる場所です。
鹿児島市内から種子島までの最速・最安の行き方は?
時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 | |
---|---|---|---|
飛行機 (JAL エアコミューター) | 約40分 | 9,680円〜 | とにかく早く行きたい人、本数が多い |
高速船ジェットフォイル (トッピー&ロケット) | 約1時間30分 | 10,300円 | 船で早く移動したい、本数が多い |
フェリー (プリンセスわかさ) | 約3時間40分 | 2等席 4,370円 デラックスB 6,000円 デラックスA 8,000円 | 簡単にアクセスできる |
フェリー (はいびすかす) | 約3時間40分 | 2等 大人 3,800円、子ども 1,900円、学生 3,160円、障がい者 2,150円 | とにかく安く移動したい人 |
このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、運賃などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合ったアクセス方法を選んでくださいね。
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鹿児島市内から種子島までアクセス!
種子島までの移動は飛行機が移動がおすすめ!鹿児島空港から小型機が出ています。最安運賃は9,680円で、たったの約40分で種子島までアクセス可能です。
約40分でアクセスでき、1番スピーディー
鹿児島空港からたったの40分で到着できます。1日4便が運航しているので、幅広い旅程に対応可能です。
とくに鹿児島県外から訪れて種子島へフェリーで向かう場合は、鹿児島空港に着いたのちにさらにフェリー乗り場まで移動する必要がありますが、飛行機であればその手間がなく、空港内の乗り継ぎで効率的に移動できます。
種子島空港までの金額は9,680円〜
最安運賃は片道9,680円で、所要時間は約40分。鹿児島空港から1時間未満でアクセスできるのが魅力ですね。こじんまりとした中型のプロペラ機での空旅も趣深いでしょう。
鹿児島空港は霧島市の山に位置する空港です。九州新幹線が通っている鹿児島中央駅までは、バスやタクシー、レンタカーを利用する形となり約40分かかります。
鹿児島空港には、飛行機の離発着する様子を楽しめる展望デッキや航空機の展示を楽しめるソラステージ、国内の空港では初となる天然温泉足湯のおやっとさぁなどがあります。2階が出発ロビーになっており、お土産屋や飲食店がいくつも入っていますよ。
また有料のスカイラウンジ菜の花をはじめ、JALサクララウンジ、ANA LOUNGEなどの航空会社のラウンジ、さらにグループでの会議などに利用できる特別待合室ハイビスカスなどがあり、ビジネスユースにも便利です。
到着地は、2006年に開港した種子島空港(愛称:コスモポート種子島)です。空港からの移動手段ですが、空港バスは2024年3月で廃止となっているため、その代わりに1市2町(西之表市、中種子町、南種子町)を結ぶ、予約型乗合タクシーが運行されています。
鹿児島空港から飛行機で移動するメリット&デメリット
メリット
- 運行本数が多い(1日4便)
- 所要時間が短い(最短で40分)
デメリット
- 荷物の重さによって追加代金がかかる場合も
- フェリーより運賃が高い
飛行機は、コスパよく早く種子島に行きたい人におすすめ!
飛行機での移動は、何よりも効率的に旅行したい方におすすめ。所要時間は約40分と短く、便数も多いのが特徴です。効率的、かつ柔軟に旅程を立てられるのも魅力だといえます。種子島観光に割ける時間が最も長くなる移動方法ですよ。
鹿児島市内から種子島まで高速船ジェットフォイルでアクセス!
高速船のジェットフォイルであるトッピーまたはロケットを利用すれば、鹿児島市内から約40分、片道10,300円で移動できます。飛行機に次いで2番目に速い移動手段です。
約1時間30分でアクセスでき、鹿児島市内からは一番速い
高速船の乗り場である鹿児島本港南埠頭は、鹿児島市の市街地のほど近くに位置しているため、市内からの移動であれば、飛行機と同じくらいの所要時間で種子島まで移動できます。
毎日約1時間半〜3時間前後の間隔で運航しているので、柔軟に旅程を立てられるのが魅力。鹿児島市内から種子島へアクセスするなら、高速船の利用も検討しましょう。
種子島・西之表港までの金額は10,300円〜
鹿児島南埠頭から種子島・西之表までの高速船の運賃は10,300円(小児 5,150円 )で、往復だと割引が適用されて運賃は18,800円(小児 9,400円)です。
小児には小学生が該当し、未就学児は大人1人につき1人まで無料となっています。ただし、未就学児が座席を使用する場合には小児運賃がかかります。
高速船の発着場所は、鹿児島本港南埠頭。鹿児島空港からリムジンバスで約55分、鹿児島中央駅からはタクシーで約15分、バスで約20分の距離感です。
到着地は種子島・西之表港です。種子島空港まで約40分、種子島ゴルフリゾートまで約50分の位置にあります。西之表港には、種子島の観光パンフレットやマップが手に入る観光案内所があるほか、お土産屋さんも並んでいますよ。
フリーWiFiがあるので、空いた時間を有効活用して調べ物もできます。
高速船で移動するメリット&デメリット
メリット
- 飛行機よりも運賃が安い
- 運行本数が多い
- 所要時間が短い
- 鹿児島市の市街地に近い
デメリット
- 一般のフェリーよりは運賃が高い
- 鹿児島空港からは遠い
高速船は、鹿児島市内から早く種子島に行きたい人におすすめ!
高速船は、鹿児島市内からであれば最も速くアクセスできる移動手段です。所要時間は約1時間30分と比較的短く、価格も航空券代よりは多少安いのが特徴です。
運行本数も多いので、効率的に計画が立てられるのも魅力のひとつではないでしょうか。一般のフェリーよりは運賃が高いですが、スピーディーに移動できますよ。
鹿児島市内から種子島までフェリーでアクセス!
鹿児島市内から種子島までとにかく安く移動したい方は、フェリー移動がおすすめ!2つの航路があり、プリンセスわかさは南埠頭、はいびすかすは谷山港から出ています。
出入港場所 | 時間 | 料金 | |
---|---|---|---|
コスモライン (プリンセスわかさ) | 鹿児島本港 南埠頭 ⇄ 種子島・西之表港 | 約3時間40分 | 一般 4,370円〜 学生 3,560円 |
鹿商海運 (はいびすかす) | 鹿児島・谷山港 ⇄ 種子島・西之表港 | 約3時間40分 | 一般 3,800円〜 学生 3,160円 |
約3時間40分でアクセスでき、1番コスパがいい
フェリーでの移動は最もコスパのいい移動手段です。所要時間は約3時間40分と少し長めですが、はいびすかすが最安の3,800円で、プリンセスわかさ4,370円となっています。
所要時間はかかりますが、ほかの移動手段よりも圧倒的に安い運賃が魅力です。
種子島・西之表港までの金額は片道3,800円〜
種子島・西之表港までの最安運賃は、はいびすかすの片道3,800円、往復6,800円です。プリンセスわかさは片道で4,370円、往復で7,930円となっています。
プリンセスわかさの発着ターミナルは鹿児島本港南埠頭ターミナルで、高速船と同じです。はいびすかすのターミナルは谷山港ですが、市内から接続バスが運行しており、鹿児島中央駅からは約46分で到着します。接続バスは金生町(15:41)→鹿児島中央駅(15:48)→谷山港(16:34)の1便だけなので、乗り遅れないようにチェックしておきましょう。鹿児島中央駅から谷山港までの運賃は500円です。
間に合わなかった場合は、JR坂之上駅からタクシーを利用するのがおすすめです。
プリンセスわかさは、鹿児島本港南埠頭を毎日13時45分に出港し、種子島の西之表港に17時25分に入港します。はいびすかすは、運休日である日曜以外の月曜から土曜の運航。谷山港を18時に出港し、西之表港に21:40入港というタイムスケジュールです。
到着地は種子島・西之表港です。種子島観光案内所のある小さなターミナルです。
北・東バスターミナルからバスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 金額が安い
- 海の景色を楽しみながら旅ができる
デメリット
- 空港から市内への移動がある
- 移動時間が長い
- 船酔いする可能性がある
フェリーは、コスパよく種子島に行きたい人におすすめ!
フェリーでの移動は、コスパ重視の方におすすめ。所要時間は約3時間40分と長いですが、価格が最も安いのが特徴です。ただし乗船するフェリーによって、南埠頭と谷山港と出港場所が異なる点には注意しましょう。
毎日運航しているので、効率的に計画が立てられるのも魅力のひとつではないでしょうか。フェリーからの道中の景色をゆっくりと楽しむこともできますよ!
目的に合わせて鹿児島から種子島に行こう!
本記事では、鹿児島空港や市内から種子島まで、飛行機や高速船、フェリーの3つの行き方について紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段は飛行機。金額は高いですが、便数が多いのでそれぞれのスケジュールに合わせて移動できるのがメリットです。また、船酔いが心配な方にでも利用しやすいですね。
船でスピーディに移動するなら高速船、のんびりと鹿児島市内から種子島までの景色を眺めながら移動したい方にはフェリーでの移動がおすすめ。運賃も安めでコスパよく移動できます。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段で鹿児島から種子島までの移動を楽しんでくださいね。
cover photo
Kagoshima - Tanegashima by Daisuke FUJII is licensed under CC BY 2.0