來宮神社は熱海にある最強パワースポット!見どころや行き方を解説
熱海を代表する観光スポットの來宮神社(きのみやじんじゃ)は、温泉街にあるパワースポットとして高い知名度を誇る神社です。 この記事では、來宮神社へ訪れたことのある筆者が見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光時の注意点などを解説!
熱海を代表する観光スポットの來宮神社(きのみやじんじゃ)は、温泉街にあるパワースポットとして高い知名度を誇る神社です。
この記事では、來宮神社へ訪れたことのある筆者が見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光時の注意点などを解説!ぜひ來宮神社へ行く前に情報をチェックして、参拝を楽しむための参考にしてくださいね!
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來宮神社の基本情報
熱海を代表するパワースポットとして知られる來宮神社(きのみやじんじゃ)。まずは、來宮神社の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
來宮神社とは?
静岡県熱海市にある來宮神社は、古くから來宮大明神と称され来福、縁起の神様として親しまれている神社。全国に44社ある來宮(来宮)神社の総社としても知られています。
來宮大明神は熱海郷の地主の神とも呼ばれ、日本有数の温泉街の熱海の守り神として親しまれているほか、日本随一のパワースポットとしても有名です。
その象徴が、樹齢2千年と言われる大楠の木で、健康長寿が叶うことから多くの参拝客が全国から訪れます。
來宮神社の歴史
來宮大明神とも称される來宮神社は、約1300年前、漁師が海の中で神像を拾って現在の來宮神社の場所にあった松に祀ったことが始まりであったとされています。
平安時代には征夷大将軍の坂上田村麻呂公が戦の勝利を願うために來宮神社で勝利を祈願し、各地に御分霊を祀ったことから全国にその名が広がりました。主祭神は日本武尊、五十猛命、大己貴命の3神です。
來宮神社のある熱海ってどんな街?
來宮神社のある熱海市は、日本を代表する温泉地として知られています。街中のあらゆるところから温泉が湧き出ていて、多くの有名ホテルがある街として有名です。
市内にはビーチがあって海水浴を楽しめたり、日本で最も早く咲くことで知られる梅のある熱海梅園など、温泉以外にも見どころがたくさん。ほかにも起雲閣や双柿舎といった歴史的建造物やエンタメ施設が満載の熱海城も魅力的なので、できれば一泊以上かけて滞在するのがおすすめです!
來宮神社がパワースポットとして人気なのはなぜ?
來宮神社には、樹齢2000年以上ある大楠があり、健康成就や延命の願いがかなうことで知られていることから、日本でも屈指のパワースポットです。悩みを抱える方や自分自身の健康に不安のある方が日本中から訪れて、大楠からパワーをいただいていきます。
ほかにも芸能上達が叶うとして知られる弁財天や、縁結びや安産祈願を願える本殿など、神社全体がパワースポットのよう。縁結びのお守りも大人気なので、訪れた際には購入してみてはいかが?
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來宮神社観光の見どころ
來宮神社は、創建されてから1300年近く経過する歴史の古い神社です。境内にはさまざまな見どころがあり、パワースポットとしても知られているので全国から多くの観光客が訪れます。
ここからは、來宮神社で必ず行くべきスポットの見どころをまとめました。
來宮神社の象徴である本殿
古くから來宮大明神と称され、来・縁起の神様として広く知られている來宮神社の本殿。緑に囲まれた参道を真っ直ぐ歩いたところにある本堂は、縁結びに効果があることから近年若者を中心にパワースポットとして親しまれています。
本殿の前には、落ち葉でできたハートがあります。インスタ映えするスポットとして高い人気をほこり、連日撮影する人で賑わっているので、本殿を訪れた際はぜひ撮影してみてくださいね!なお來宮神社の参拝方法は、2拝2拍手1拝です。
來宮神社の象徴!樹齢2000年の大楠に注目
境内の奥に雄大にそびえ立ち、來宮神社の象徴として親しまれているのが御神木の大楠。樹齢2000年といわれるその大楠は国の指定天然記念物に指定されていて、幹の周囲は23.9メートルで高さは26メートルと、本州で1番高い楠として知られています。
健康長寿や心願成就に効果があり、幹の周りを1周回れば寿命が1年延命し、願いごとを言いながら1周すれば願いが叶うとされることから、健康長寿を願う参拝者が全国から訪れるほどの人気スポット。
一度見ただけで、その壮大なパワーに圧倒されること間違いなしです!夜間にはライトアップもされるので、時間のある方はぜひ訪れてみてください。
稲荷神社の1つである來宮稲荷社
來宮神社の鳥居の近くにあるこちらの稲荷神社は、京都にある伏見稲荷大社から勧請されたもので、全国に約3万件あるとされる由緒ある稲荷神社の1つ。
食物の神や農耕の神様を祀っていることから、五穀豊穣や家内安全、商売繁盛などに御利益があるといわれています。
場所は神社の鳥居を潜ってすぐのところにあり、手水舎の隣に赤い鳥居が連なっているのが目印です。こちらも本殿に負けないパワースポットとして知られているので、忘れずにお祈りしておきましょう。
ゆっくりと大楠を眺められるカフェ!大楠五色の社
心清らかに参拝できる環境作りを目的とした境内の再開発事業の一貫としてオープンしたのが、こちらの大楠五色の社です。來宮神社の象徴である大楠を側面から見られる場所に設置されていて、参拝時の休憩所や奉納行事で使用されます。
五色の宿にはカフェがあり、静岡産のお抹茶とお菓子、甘酒やところてんを食べながらのんびりと大楠を眺められる、まさにぜいたくな環境。
夜間にはLEDを使用した電灯が点灯して幻想的な空間を演出します。ライトアップは夜の23時までおこなわれているので、ぜひ夜間にも足を運んでみましょう!
開運出世の神様!弁財天
本殿を正面から見て右側にあるのが、芸能や立身出世の神様として知られる弁財天。開運出世の神様が祀られていることから、こちらも多くの方が参拝していきます。
弁財天の隣には巨大なしめ縄がされた弁天岩があり、これをさわるだけで金運がアップするとも言われているので、忘れずにさわっていきましょう。弁財天社は狭い石段を上がったところにあり、そこから岩に触れることが可能です。
弁財天へ向かう際に登っていく石段は狭くなっているので、1グループずつ順番にお祈りする形となります。週末などはかなりの混雑が予想されるので、弁財天にお祈りする場合は時間に余裕を持って訪れましょう!
御守りや御祈祷ができる参集殿
本殿の左手にある、こちらのモダンな建物が参集殿です。2014年にリニューアルされた参集殿は、御神札や御守りを購入したり御祈祷される方の待合室や休憩室、結婚式で利用できる大広間など幅広い用途で利用できます。
建物の屋上には約50メートルの大楠参道があり、催し物を行う広場や神社全体を見渡せるので絶好の撮影スポットですよ!またカフェも併設されていて、コーヒーや静岡産のみかんジュース、麦こがしが入ったおしるこ、静岡ご当地サイダーなど豊富なメニューがそろってます。
毎年8月の風物詩としてお馴染みの例大祭
毎年7月14日から16日までの3日間にかけて開催される例大祭は、來宮神社最大のお祭り。初日の14日には宵宮祭と呼ばれる、祭りの安全を願う祈念を行った後、翌15日には熱気のピークを迎え、30基の山車や神輿が市内を練り歩きます。
最終日の16日には、御鳳輦という浜から海中に神輿ごと入る行事や、街の繁栄を願う神幸祭などさまざまな神事がおこなわれます。夏に來宮神社を訪れるなら、例大祭の時期を狙って訪れてみましょう!
熱海・來宮神社観光に最適なシーズンは?
來宮神社のある静岡県熱海市は、1年を通して温暖な気候ですが、実際にどの季節に観光に訪れるのが良いのか気になっている方も多いのではないでしょうか?熱海は温泉以外にもさまざまな見どころがあるので、気候ごとに色々な行楽地を満喫できます。
ここからは、熱海のベストシーズンとオフシーズンについて解説していきましょう。
ベストシーズンは海と温泉を満喫できる4〜10月
熱海を観光する上でベストシーズンは、春先の4月から秋にかけての10月になります。春と秋は暑すぎず寒すぎない季節なので、温泉を満喫するには最適の季節。來宮神社のお参りもこの時期に訪れるのがおすすめです。
熱海市中心街には、海水浴スポットとして知られる熱海サンビーチがあるので、温泉と一緒に海水浴も満喫できますよ!
また熱海サンビーチでは、1年を通じて海上花火大会が開催されるのでこちらも必見です。花火大会は夏場に多く開催されるので、海上に上がる美しい花火を見るならぜひ夏に訪れてみましょう!
観光客が少ない時期を狙うなら11~3月
もし観光客が少ない時期に熱海観光をしたいのであれば、11月から3月の冬場の季節がおすすめです。比較的温暖な気候の熱海ですが、海沿いに面した街なので時々強い海風が吹くことがあります。
そのような日は冷え込むことが予想されるので、ジャケットなどの防寒具の用意は忘れないようにしてください。また1月頃は、熱海梅園の梅が満開になるので、冬に熱海へお出かけの際はぜひ熱海梅園を訪れてみましょう!
來宮神社の見学方法は?
魅力的なパワースポットとして知られる來宮神社ですが、見学方法や入場料がかかる場所はどこになるかなど、色々と気になる方は多いのではないでしょうか?
ここからは、來宮神社の見学方法について解説していきます。
境内は無料で散策できる!
來宮神社の境内は、無料で散策できます。神社の社頭時間は9時から16時までの営業となるので、訪れる際はご注意ください。
夜には大楠と大楠五色の社がライトアップされて、幻想的な姿を見せてくれます。このライトアップは1年中開催されていて、日没から午後11時頃まで見学できるので、ぜひ訪れてみてくださいね!
御祈祷は事前予約が必須
來宮神社では、混雑を防いで円滑に参拝者をご案内できるように、御祈祷は事前予約制となります。専用のネット予約システムを使って予約ができて、9時から16時まで、30分間隔で予約可能です。
神事の状況によっては時間が前後する場合もあるため、その点はご注意ください。もし直接神社に行けない場合は、郵送祈祷もできますよ。その際には電話でも予約可能なので、お気軽に相談してみてくださいね。
來宮神社へのアクセス・行き方
來宮神社観光の拠点となるのは静岡県熱海市で、電車やバスで行く方法が一般的です。ここでは、バス、電車、タクシー、レンタカーとそれぞれの行き方を解説します。
最も一般的な移動は伊東線
來宮神社へのアクセスで最も一般的なのは電車になります。最寄り駅はJR伊東線の来宮駅で、そこから歩いて約5分で到着できるので、アクセスはとても便利です。
JR熱海駅で、新幹線や東海道線から伊東線に乗り換えてわずか1駅で来宮駅に到着するため、初めて訪れる場合でもむずかしくありません。ただし電車の本数は、早朝や夕方だと1時間に1〜2本と少ないので、必ず時刻表を調べていきましょう!
バスでのアクセスも可能
來宮神社へは、バスでのアクセスも可能です。JR熱海駅バスターミナルの2番のりばから伊豆箱根バスに乗れば約15分で到着でき、運賃は280円です。
電車よりも多少時間がかかりますが、途中熱海サンビーチや起雲閣などの観光名所も経由するので、市内観光の途中に來宮神社を訪れようと思ったらバスを使って行きましょう。
バスの本数は1時間に3本〜4本ほどあるので、ぜひこちらも利用してみてはいかがでしょうか。
グループで行くならタクシーがおすすめ
多少料金はかかりますが、グループで観光する際はタクシーを利用するのも便利です。熱海駅には大きなタクシー乗り場があるので、すぐにタクシーに乗車できるでしょう。
熱海駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約12分で料金は約950円です。4人程度のグループで移動すれば、1人あたりの運賃が電車やバスとほどんど変わらないので、なるべく早く來宮神社に移動したいならタクシーの利用をおすすめします。
御祈祷をするなら車での来場もおすすめ
來宮神社には有料の駐車場も完備されているので、車での来場も可能です。ただし駐車場は計40台ほどしか収容できないため、週末や長期休暇の際には混雑が予想されるので注意しましょう。
駐車場は日中だと90分で300円かかりますが、神社で御祈祷を受けた方は利用時間まで無料、もしくは授与品を1,000円以上受け取った場合には90分間無料となります。
駐車場は第2大楠の裏側と、鳥居近くの熱海箱根峠線沿いにあるので、御祈祷をされる方は車での参拝もおすすめです。
來宮神社観光における注意点
來宮神社を参拝する際には、必ず守るべき注意点や訪れる際に気を付ける点があります。ここからは、來宮神社を参拝する上での注意点や訪れる時に気を付けることについて解説していきましょう。
神社の環境に配慮する
來宮神社は神聖な場所なので、参拝の際にはできるだけ静かに過ごし、周りに迷惑をかけないようにしましょう。本殿や弁財天への参拝は、週末など混雑している時はかなりの行列になることが予想されるので、順番を守って待つようにしてください。
また、境内には大楠をはじめとした、さまざまな植物がありますが、くれぐれもそれらの植物を傷つけないようにしましょう。
電車とバスの時刻を事前に確認する
來宮神社は最寄り駅からも近く、バス停も神社の鳥居の前にあるので交通の便の良い神社です。ただ電車とバス共に、運行本数がそれほど多いわけではないので、訪れる際には電車とバスの時刻表を事前に確認しましょう。
時間帯によっては本数が少ないため、乗り過ごしてしまうと大幅な時間のロスとなってしまいます。そのためにも事前に時刻表を確認しておき、計画的な移動を心がけましょう。
來宮神社の観光を満喫しよう
この記事では、來宮神社の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。來宮神社には巨大な大楠があるなど、パワースポットとしても魅力のある神社です。
ぜひ紹介した情報を参考に、來宮神社の観光を満喫してみてくださいね!
來宮神社の基本情報 | |
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住所 | 静岡県熱海市西山町43-1 |
電話 | 0557-82-2241 |
営業時間 | 9:00~17:00(開頭時間) |
休業日 | 無休 |
アクセス | JR来宮駅から徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
cover photo by pixabay