1月の沖縄の気温と服装は?気候の特徴やおすすめの観光も解説!
沖縄の1月は正月休みを過ぎればオフシーズン。おトクに観光を楽しめるシーズンになります。 この記事では、沖縄の1月の気温や観光におすすめの服装・持ち物について徹底解説!石垣島や宮古島などの離島のエリアの気温や、1月ならではのおすすめの観光についても紹介します。
沖縄の1月は正月休みを過ぎればオフシーズン。おトクに観光を楽しめるシーズンになります。
この記事では、沖縄の1月の気温や観光におすすめの服装・持ち物について徹底解説!石垣島や宮古島などの離島のエリアの気温や、1月ならではのおすすめの観光についても紹介します。
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1月の沖縄旅行を満喫!気温の特徴やおすすめの服装は?
沖縄県は、黒潮が流れる暖かい海に囲まれた地域。南北約400キロ、東西約1000キロの広い海域に49の有人島と多数の無人島が点在し、全体が亜熱帯海洋性気候に分類されます。亜熱帯海洋性気候は1年を通じて温暖で多湿なのが特徴。1月は沖縄でもっとも寒い時期になり、季節風が北から吹いて、曇りの日が多くなるのが特徴です。ただし、他県と比べれば夏との温度差が小さく、過ごしやすい冬の季節といえます。
基本的に快適な気温なので、さまざまなアクティビティを思いっきり楽しめるのが1月の沖縄の特徴。海水浴以外の目的なら、暑さが厳しい夏よりもむしろ観光に適した時期です。
この記事では、沖縄の1月の気温や観光におすすめの服装、みどころについてわかりやすく解説します。離島の平均気温や降水量などもまとめているので、沖縄旅行の参考にしてくださいね。
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1月の沖縄の気温と気候
沖縄県の1月の平均気温や最低気温は、那覇市の場合で東京の4月下旬ごろ、宮古島や石垣島で東京の5月上旬ごろと同じくらいになります。また、1月の沖縄は降水量が年間でもっとも少ない時期。激しいスコールや長雨が少なく、台風の心配もないので安定して観光が楽しめます。
一方で、快晴よりも曇りの日が多いので、肌寒く感じることも。とくに北風が強く吹く日には実際の気温以上に体感温度が低くなります。
そして沖縄は、日による気温差が大きいのも特徴。天候によっては朝晩の気温が10度を下回ることもあります。
那覇 | 宮古島 | 石垣島 | 東京 | |
---|---|---|---|---|
平均気温 | 17.3℃ | 18.3℃ | 18.9℃ | 5.4℃ |
最高気温 | 19.8℃ | 20.6℃ | 21.5℃ | 9.8℃ |
最低気温 | 14.9℃ | 16.3℃ | 16.7℃ | 1.2℃ |
降水量 | 101.6mm | 138.8mm | 135.0mm | 59.7mm |
※1991年〜2020年の平均気温
1月の沖縄旅行におすすめの服装は?
沖縄の1月はもっとも寒い季節なので、南の島とはいえ上着の準備は必須です。とくに朝晩には冷え込む日もあるので、シャツではなく軽めの上着を用意しておくのがおすすめ。一方で昼間は暖かくなり、長袖シャツで過ごせることもあるほどです。観光にいくときは長袖シャツにプラスして軽めのコートなど羽織るものを持ち、重ね着で調整するようにしてください。とくに北風が強い日は風による体感温度の低下がありえるので、風を通さない素材の上着がいいかもしれません。
また雨が少ない季節とはいえ、東京などの冬と比較すれば小雨や突然のスコールも多いので、雨具も必要です。一方で沖縄は年間を通して紫外線が強いエリア。冬の曇りの日でも日焼け対策は欠かせません。日焼け止めを何度も塗り、サングラスで目も保護するようにしてくださいね。
宮古島・石垣島でも上着は必須
同じ沖縄県でも、宮古島は那覇から286キロ、石垣島は405キロも南西に離れています。そのため気候はさらに温暖。とくに暖かい石垣島の1月の平均気温は18.3度になります。それでも曇りや雨の日、日没後には気温が下がるので、上着は必要。 本州を出るときの上着では暑すぎるかもしれないので、もう少し軽めのコートなども持っていくようにしてください。
降水量は宮古島、石垣島ともに1年でもっとも少ない時期ですが、沖縄本島よりも多め。東京の倍以上になります。これは小雨が急に降ってはやむことが多いから。天気予報が当たりにくい時期なので、折り畳み傘やレインコートも必須です。
1月の沖縄旅行で楽しみたいこと!
1月の沖縄は、海ではまだ寒くて泳げない時期。でも1月だからこそのアクティビティやイベントもたくさんあります。ここからは1月の沖縄で楽しみたいことを紹介しましょう!
ホエールウォッチング
沖縄で1月にぜひ楽しみたい人気アクティビティが、ホエールウォッチングです。夏の間はシベリアなど北の海で暮らしていたザトウクジラが、出産と育児のために沖縄周辺に南下してきます。ベストシーズンは1月から3月頃です。運が良ければ、赤ちゃんクジラを連れた親子クジラに遭遇できることもありますよ。
沖縄のホエールウォッチングの中心地は慶良間諸島の座間味島です。沖縄本島の各港からのツアーなら半日で行けるので、沖縄観光のついでに手軽に楽しめます。
ダイビング
1月の沖縄の海水温は21度前後。海水浴には寒くてもウェットスーツやドライスーツを着れば快適にダイビングを楽しめます。
1月の沖縄は海中のプランクトンの数が少なくなるため、透明度がとても高いのが特徴。水中のサンゴや魚がもっとも美しく見えます。また観光客が少ないためダイビングショップの予約もしやすく、自由に旅行プランを立てやすいのも魅力です。人気のウミウシがよく見られるのも冬。きれいなウミウシの写真を撮りたい人は、マクロレンズを用意していくといいかもしれません。
ただし1月のダイビングは船に上がった後に体が冷えがちです。水に濡れた体は寒さを感じやすいので、ダイビング後に着用できる長袖の上着を用意しておいてくださいね。
SUPやカヌー
冬の海のアクティビティで人気なのが、SUPやカヌー。冬にはウェットスーツを貸してくれるショップがほとんどですが、あまり濡れないSUPやカヌーでは暑くて脱いでしまう人もいるくらい快適です。夏にはSUPやカヌーは暑くてすぐ疲れるのが難点。涼しくて観光客が少ない冬にじっくり楽しむのもおすすめですよ。
こちらも海で体を動かしているときより、陸に上がって濡れた体に風が当たったときの方が寒いので、しっかり体を拭ける大きなバスタオルや羽織るものを用意しておいてください。
船釣り
沖縄ではさまざまな船釣りが体験できます。1月の本州での船釣りは寒さが厳しいですが、沖縄なら風さえ弱ければ、冬でも船釣りが楽しめるのは大きな魅力です。
1月下旬までは、メガタチウオとも呼ばれる沖縄独特の巨大なタチウオ釣りが人気。またアカマチ(ハマダイ)やアカジンミーバイ(スジアラ)などの高級魚が釣りやすいシーズンになります。
港でアオリイカを狙うのもおすすめ。北風が強く吹くと釣りはしにくいので、南向きにひらけて風が吹き付けにくい港などを地図で探しておくといいでしょう。
さくらまつり
1月になると沖縄では早くも寒緋桜(カンヒザクラ)の花が咲きはじめます。寒緋桜は濃いピンク色の花びらが特徴。桜の名所では1月下旬にさくらまつりが開かれます。
桜まつりの一例は下記の通りです。
もとぶ八重岳桜まつり
日本一の早咲きで知られる八重岳の桜まつりは、1月中旬に開花する4,000本の寒緋桜が自慢の祭り。『ひとあし、お咲に。』がキャッチフレーズです。
開催期間:1月中旬から2月上旬
会場:八重岳桜の森公園(国頭郡本部町並里921)
今帰仁グスク桜まつり
世界遺産でもある今帰仁城跡で開催される桜まつり。参道の寒緋桜の並木がロウソクの灯りで彩られるグスク花あかりが人気です。
開催期間:1月下旬から2月上旬
会場:今帰仁城跡(国頭郡今帰仁村今泊5101)
名護さくら祭り
沖縄県最大規模の花見の名所が名護中央公園とその周囲。1月中旬から寒緋桜が咲き始め、1月最後の土・日曜に名護城公園を中心とした広い会場でさくら祭りが開催されます。特設ステージでのさまざまな行事のほか、パレードや路上ライブなどもみどころです。
開催期間:1月最後の土日
会場:名護中央公園(名護市字名護5511)、さくら公園、名護十字路など
やえせ桜まつり
八重瀬城跡にある八重瀬公園は約500本の寒緋桜が咲く花の名所。桜の開花にあわせて150近くの行灯も設置され、桜まつりでは会場が行灯の幻想的な灯りでロマンチックな雰囲気に包まれます。
開催期間:1月下旬から2月上旬
会場:八重瀬公園(島尻郡八重瀬町富盛1637)
マラソン大会
1月の沖縄ではいくつものマラソン大会が開かれます。涼しい時期の沖縄ならではといえるレース。海の絶景を眺めながら走ってみてはいかがでしょうか。
石垣島マラソン
日本最南端の市民マラソン。フルマラソンだけでなく、ハーフマラソン(21キロ)や10キロマラソン、さらに10キロリレーもあり、幅広い世代が参加しやすいマラソン大会です。海沿いの美しい景色を眺めながら走るコースが人気。県外や海外からの参加者も多い大会です。大会後の交流会ではいろいろな演目も披露され、マラソンの参加者以外も楽しめます。
開催時期:1月下旬(2025年は1月19日に開催)
名護チャレンジRUN
沖縄初の絶景峠走のマラソン大会。名護らしい絶景を楽しみながら、激坂の20キロ、10キロ、3キロの3コースを走ります。県内最古のマラソン大会だったNAGOハーフマラソンの代替イベントとして開催。コース途中では桜の花見をしながら走ることができ、ゴール後には地元直送のオリオンビールやグルメも楽しめます。
開催時期:1月下旬(2025年は1月19日に開催)
宮古島100kmワイドーマラソン
全国で一番早く行われるウルトラマラソンということで、全国から多くの参加者が集まる大会。100キロと50キロのコースがあり、宮古島の美しい海岸線沿いを一周します。伊良部大橋や池間大橋、東平安名崎など、コース途中には名所がいっぱい。ランニング中のエイドでは沖縄そばやジューシーなど宮古島の名物もふるまわれます。ワイドーとは宮古島の方言でがんばれという意味。観客からワイド―、ワイド―と声援が飛びます。
開催時期:1月下旬(2025年は1月26日に開催)
星空観察
沖縄県には星空観察の人気スポットがたくさんあります。なかでもとくに有名なのは石垣島。2017年に西表島とともに日本で初めて星空保護区に認定されました。星空保護区とは世界の暗い夜空環境と美しい星空を保護するためにつくられた国際的な認定制度。日本でもとくに南にある石垣島では全88種類ある星座のうち、84種類の星座を見ることができます。
石垣島の特徴はとても空気が澄んでいることと、光が少なく暗いこと。暗さの調査では世界基準のダークスカイ・パークに認定される数値を大きく上回り、世界トップレベルであることがわかっています。空気が澄んでいるため、星の色の違いがはっきり分かるのもポイント。とくに1月は空気が澄んで星がよく見えるのでおすすめです。
人気のスポットは、定期的な観望会が開催される石垣島天文台や、島の北端にあって360度の星空を楽しめる平久保崎(ひらくぼざき)灯台、星空と海のコントラストが美しい川平(かびら)湾、高台にあって広く視界が開ける玉取崎(たまとりざき)展望台、砂浜に寝転んで星空を楽しめる米原ビーチなどです。
1月の沖縄の気温・服装をチェックして観光を楽しもう!
この記事では、沖縄の1月の気温と観光におすすめの服装を紹介しました。沖縄県の1月は正月休みを過ぎれば観光のオフシーズン。旅費がハイシーズンの半分ほどと格安になる上、気温は東京の4月と同じくらいと快適なのが魅力です。暑すぎないのでアクティビティを満喫するにはむしろぴったりですよね。
ただし日によっては朝晩冷え込むことがあるので、重ね着で対応できる服を用意しておくことが大切。天気予報が当たりにくい時期で、短時間の小雨がいきなり降ることも多いので、雨具も忘れないでください。
ぜひ事前に気温や気候をチェックして、1月の沖縄旅行を快適に楽しんでくださいね!
※この記事の情報は、1991年〜2020年の平均を中心に、2024年12月1日現在の気象庁のデータをもとにまとめています。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。
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