小笠原諸島への行き方!最安・最速のアクセス方法をご紹介!
小笠原諸島は、東京から船でしか行けない自然豊かな観光地。南国のリゾートのような、美しい海を満喫できる島です。本記事では、東京から小笠原諸島に行く方法をご紹介。定期便に乗船する場所や乗り方、到着場所などを解説するので、ぜひ小笠原諸島への旅行の参考にしてみてくださいね。
小笠原諸島は、東京から船でしか行けない自然豊かな観光地。南国のリゾートのような、美しい海を満喫できる島です。
本記事では、東京から小笠原諸島に行く方法をご紹介。定期便に乗船する場所や乗り方、到着場所などを解説するので、ぜひ小笠原諸島への旅行の参考にしてみてくださいね。
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小笠原諸島に行く方法は?距離は?
小笠原諸島は、東京都心から約1,000キロメートルの距離にある離島です。島内には空港がないため、東京から出航している定期船が唯一の移動手段。今回は小笠原諸島まで船でアクセスする方法について解説します!
小笠原諸島までの行き方は東京発の定期船のみ!
小笠原諸島へ行く唯一の手段は、東京の竹芝ふ頭から出発する定期便のみ。船内泊をしながら、約1日かけて小笠原諸島への船旅を楽しみましょう。
また、豪華客船のツアーなどでも、小笠原諸島へ寄港することもあります。
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小笠原諸島まで定期船でアクセス!
小笠原諸島まで行くには、飛行機は就航しておらず、定期船のおがさわら丸が唯一の移動手段となります。東京港竹芝客船ターミナルから乗船して小笠原諸島まで向かいます。
小笠原諸島までの所要時間は丸1日
東京から小笠原諸島までは、定期便で丸1日かかります。基本的には、午前11時に東京の竹芝桟橋を出発した定期便は、翌日の午前11時に小笠原諸島に到着します。
そのため、定期船のおがさわら丸での船内泊が必要となります。船内にはレストランや案内所、展望ラウンジ、シャワールーム、キッズルームなども併設されているので、ちょっとしたクルーズ気分を満喫できますよ!
また、売店や自販機などの最低限の必需品もそろっているので、船内で不便を感じることもないでしょう。
小笠原諸島までの運賃は宿泊するルームタイプなどによって異なる
定期船・おがさわら丸の料金は、宿泊するルームタイプや季節、燃油代によって変動があります。
客室は
- 特等室
- 特1等室
- 1等室
- 特2等寝台
- 2等寝台
- 2等和室
の6つがあり、特等室が最も高く、2等和室が最も安く利用できます。
以下、2024年3月現在の運賃表をまとめました(※片道料金)。
大人 | 学生 | 子ども | |
---|---|---|---|
2等和室 | 28,610円 | 22,890円 | 14,310円 |
2等寝台 | 32,590円 | 26,080円 | 16,300円 |
特2等寝台 | 43,260円 | 34,610円 | 21,630円 |
1等室 | 59,900円 | 51,250円 | 29,950円 |
特1等室 | 77,240円 | 68,590円 | 38,620円 |
特等室 | 85,250円 | 76,600円 | 42,630円 |
定期船の料金は、季節によって変わることがあります。また、燃油サーチャージが含まれるため、燃油価格によっては多少の差があることも特徴です。そのため、予約する際は、おがさわら丸の公式サイトから利用する月の運賃をチェックしてくださいね!
また、小笠原諸島に行く場合は、船内で24時間過ごすことになるため、船内での飲食代なども考えておきましょう。
小笠原諸島への定期便は、東京都の芝浦ふ頭から出発します。JR浜松町駅や東京臨海新交通ゆりかもめ竹芝駅、都営地下鉄大江戸線 大門駅が最寄り駅です。
定期便の乗船券は、事前にネット予約をするか、東海汽船竹芝支店や旅行代理店で購入可能。運行はおおむね1週間に1便で、基本的には午前中に出発します。
乗船の前には、芝浦ふ頭のチェックインカウンターで搭乗手続きが必要です。搭乗手続きは受付時間が決まっているので、乗り遅れないように注意しましょう。
東京の芝浦ふ頭を出発した定期便は、約1日かけて小笠原諸島の父島にある二見港に到着します。二見港からすぐ隣にある大村地区は、小笠原諸島のなかでも特に栄えている地域で、飲食店や土産店、宿泊施設などが並びます。
定期船の帰りは小笠原諸島から出発!
小笠原諸島から東京へ戻る便は、行きと同じく父島の二見港から出発します。料金や乗船券の購入方法も行きと同じです。
ただし、小笠原諸島に到着したおがさわら丸は、2日間父島に停泊します。そのため、帰りの便が出航するのは、少なくとも3日後になります。日帰りで小笠原諸島に行くことはできないので注意が必要です。
小笠原諸島を出航する便は、週に1便のみが運行しています。乗り遅れた場合、1週間は移動できないので、乗り遅れに注意しましょう!
母島へ向かうには父島で乗り換えが必要
父島から、同じく小笠原諸島の島である母島に移動するときは、二見港から出発している、ははじま丸を利用しましょう。ははじま丸は、おおむね往復週5便が運行しています。おがさわら丸の入港日にも出航しているので、スムーズに母島まで行けますよ!
母島までの所要時間は約2時間。等級は2等に加えて個室椅子席Aと個室椅子席Bがあります。おがさわら丸と同じく、季節や燃油価格によって料金が変動することに注意が必要です。
2024年3月時点での片道運賃は以下の通り。個室椅子席は2等運賃と個室椅子席使用料が必要となります。
大人 | 学生 | 子ども | |
---|---|---|---|
2等 | 5,080円 | 4,070円 | 2,540円 |
個室椅子席A(1~4名) | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
個室椅子席B(1~2名) | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
なお、ははじま丸は予約制ではないため、当日、ははじま丸船客待合所で乗船券を購入しましょう。
小笠原諸島へのアクセスにおける注意点
前述したように、東京から小笠原諸島までは、約24時間かけて定期船で移動します。そのため、長期間の船旅への準備が欠かせません。ここでは小笠原諸島へのアクセスにおける注意点についてまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね!
なお、小笠原村には小さな診療所しかありません。そのため、万が一の事態を避けるために、妊娠している方は定期便を利用できないことに注意が必要です。
船酔いに気をつける
定期便のおがさわら丸は、かなりの大きさを持つ客船。波による揺れを受けにくい構造にはなっていますが、天候によっては船が多少揺れることも。そのため、乗り物酔いをしやすい人は、酔い止めの服用がおすすめです。
船内にはWi-Fiがなく、電波も通じなくなる
東京湾を出発すると、基本的にはスマホなどの電波を利用する機器は利用できなくなります。Wi-Fiもなく、船内からの連絡は100円硬貨で利用できる衛星公衆電話のみ。事前に連絡が取れなくなる旨を、周囲の人に伝えておきましょう。
また、船内での暇つぶしを用意しておくこともポイント。スマホなどが使えなくなることを考えて、本や雑誌などを持ち込むこともおすすめです。
客船のクルーズで小笠原諸島に行けることも
一部の豪華客船のクルーズには、小笠原諸島が寄港地に設定されている場合もあります。停泊するかはツアーによって異なりますが、定期船以外の方法で小笠原諸島へ行く手段の1つです。
旅行スケジュールに合わせにくいことや、小笠原諸島を単体で楽しめないというデメリットはあるものの、美しい海とぜいたくなクルーズを楽しみたい方にはおすすめです!
定期船を利用して小笠原諸島に行こう!
本記事では、小笠原諸島への行き方について紹介しました。
小笠原諸島へ行く方法は、東京から出航している定期船・おがさわら丸を利用する方法のみです。約24時間の船旅になるので、事前の準備が欠かせません。
定期船の利用方法を確認した上で、小笠原諸島までの船旅を楽しんでくださいね。
cover photo by Unsplash