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三重の方言の特徴は?「あこかさ」や「ごそごそ」などかわいい言葉を紹介!

この記事では、三重の方言の特徴や有名な言葉をご紹介!「あかへん」や「いこまい」など三重弁を知らないと意味が分からないような方言もたくさん。「ごそごそ」や「おこおこ」などかわいい方言も紹介するので、フレーズを覚えて、三重旅行の際に使ってみては?

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この記事では、三重の方言の特徴や有名な言葉をご紹介!「あかへん」や「いこまい」など三重弁を知らないと意味が分からないような方言もたくさん。「ごそごそ」や「おこおこ」などかわいい方言も紹介するので、フレーズを覚えて、三重旅行の際に使ってみては?

Contents

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三重の方言の特徴は?

photo by PIXTA

大阪や京都に近いことから、関西弁に近い言葉やアクセントがある三重弁。ゆっくりとした独特のイントネーションが特徴的で、三重弁はかわいらしい印象を与えてくれる方言です。

日本の中心付近に位置している三重県の方言は大阪や京都などの関西地方から強く影響を受けていますが、名古屋などの尾張地方などの要素も含まれています。そんな三重県の方言には「ごそごそ」や「おこおこ」などとその他の地域に住んでいると耳にしないような言葉がたくさん!

今回は、三重県の方言を紹介します。旅行先で使ってみたくなる言葉を取り上げたので、ぜひ三重県で会話をする際に活用してみてくださいね。

三重の方言には地域差がある!

三重弁は北と南など地域によって少しずつ違いがあり、さらに細かく分けると伊勢弁や伊賀弁、志摩弁、紀州弁に分けられます。ここからは、それぞれどのような特徴があるのかみていきましょう!

伊勢弁(いせべん)

伊勢弁は、伊勢神宮でお馴染みの三重県の北中部で使われている方言。「〜な」という語尾がついたり、ゆったりとした言い回しだったりと、穏やかな印象を与えてくれます。

志摩弁(しまべん)

志摩弁は、鳥羽市や志摩市、度会郡の南伊勢町といったエリアで使われている方言。伊勢弁と似ているところも多くありますが、漁師の街として栄えた歴史があるため三重弁の中でも少しきつめに聞こえるかもしれません。

伊賀弁(いがべん)

伊賀弁は、旧伊賀国である伊賀市や名張市などのエリアで使われている方言。語尾に「〜さ」とつくことが多く、ほかの三重弁と比べると少し特徴的な言い回しが多くあります。

紀州弁(きしゅうべん)

紀州弁は和歌山県を中心に使用されている方言。三重県では主に南部エリアで話されていて、敬語表現がかなり少ないことでも知られています。

関西弁とは異なる独自のアクセントがある!

関西地方以外に住んでいると三重弁は大阪弁や京都弁と同じように思えてしまいますが、実はアクセントが少し違います。穏やかな三重県の県民性を表すように三重弁はゆっくりとしたスピードで話されることから、実際に話してみるとその違いを感じるはず!

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旅行先で使いたい!三重の日常会話で使われる方言

photo by unsplash

ここからは、三重県で旅行するならぜひ知っておきたい代表的な方言をご紹介します。三重弁に馴染みがない方は、どのような意味なのか分からない方言がたくさんあるはず!ぜひ事前に目を通して、地元の方々との交流を楽しんでみてください。

〜やん

三重弁の語尾でよく使われる「やん」。”〜じゃない?”という疑問や強調などの意味で使われるだけでなく、「明日一緒に映画に行ってくれやん?」などと依頼を意味する場合もあります。

さらに、「もう食べられやん(もう食べられないよ)」と”じゃない”という否定の意味で使われることもあり、三重弁に馴染みがないと少し混乱してしまう方言としても知られています。「使えやんやん(使えないじゃん)」と2回続けることで、否定を強調することもできます。

<会話例>
・「一緒に映画に行ってくれやん?」=一緒に映画に行ってくれない?
・「もう食べられやん」=もう食べられないよ
・「使えやんやん」=使えないじゃん

〜へん

三重弁の「〜へん」は、「もう歩けへん(もう歩けない)」「行けへん(行けない)」などと否定を意味で使用する言葉。と思いきや、「一緒にこれで行かへん?(一緒にこれで行かない?)」などと、こちらもさまざまな使い方が可能です。

関西弁のようなイントネーションの最後に「〜へん」をつけることで、優しく親しみを込めた印象を与えられるだけでなく、三重弁のかわいらしい雰囲気を作り出せますよ。

<会話例>
・「もう歩けへん」=もう歩けない
・「一緒にこれで行かへん?」=一緒にこれで行かない?

あかへん

続いてご紹介するのは、「あかへん」。瓶のフタが開かないという意味ではなく、「これはあかへんわ(これはだめだな)」できないという意味を持つ三重弁です。ちなみに、開かないと伝えたい時は「あからん(開かない)」という表現で使われます。

旅先で「あかへんわ〜」などと声がけされた際は、耳を傾けてみてくださいね。

<会話例>
・「これはあかへんわ」=これはだめだな

いこまい

「いこまい」は、「今日、ピクニックにいこまい?(今日、ピクニックに行かない?)」なんて呼びかけをする際に使用する方言。主に、友人や家族など親しい間柄で使用されていて、三重だけでなく名古屋でもよく耳にする言葉です。

<会話例>
・「今日、ピクニックにいこまい?」=今日、ピクニックに行かない?

えらい

もし三重県で観光中に地元の方々が「えらいね〜」と話していても、これはお互いを褒め合っているのではありません。「えらい」は三重弁で疲れたという意味があり、「ようけ身体を動かしたで、えらいなあ(たくさん身体を動かしたから、疲れたなあ)」などといったように、日常会話でよく使用されています。

<会話例>
・「えらいなあ」=疲れたなあ

おもしょい

「おもしょい」は三重弁で、面白いという意味を持つ言葉。主に褒め言葉として使われており、「このお笑い芸人さん、おもしょいね〜!(おもしろいね〜!)」などのように、意外と使いやすい方言です。

響きがかわいいため、ついつい使ってみたくなってしまう方言のひとつ。言われるとうれしい褒め言葉なので、ぜひ三重旅行中の会話に取り入れてくださいね。

<会話例>
・「おもしょいね〜!」=おもしろいね〜!

ささって

一般的に今日から3日先のことは、明々後日(しあさって)と言いますよね。伊勢志摩地方の方言である「ささって」は、明々後日という意味があります。ちなみに、三重でしあさってというと3日先ではなく4日先の意味になるので、要注意!

旅行中に使用する機会はなかなかないと思いますが、お互いの認識がマッチしない可能性もあります。正確な日付をよくよく確かめてみてくださいね。

<会話例>
・「ささって、ご飯を食べやん?」=明々後日(しあさって)、ご飯を食べない?

そーだす

「そーだす」はソーダ水という意味……ではありません!そうですという意味がある三重弁で、こちらも三重で日常的に話されている言葉です。基本的に標準語の”そうです”と同じように、同意を表現するタイミングでも使われています。

<会話例>
・「そーだす!」=そうだね!

~てだーこ

「〜てだーこ」とは、依頼を意味する言葉。「ちょっとここに座ってだーこ(ちょっとここに座ってください)」や「この料理を食べてだーこ(この料理を食べてみてください)」など、相手にお願いをするようなシーンでよく使われます。

<会話例>
・「ちょっとここに座ってだーこ」=ちょっとここに座ってください
・「この料理を食べてだーこ」=この料理を食べてみてください

よばれよ

さて、日常編の最後にご紹介するのは「よばれよ」!よば(れた)よという意味ではなく、ご馳走になるや食べようという意味があり日常的に使用されています。「さきよばれよ(先に食べて)」などといった表現でも使われます。

<会話例>
・「今日は鈴木さん家でよばれよまいか」=今日は鈴木さんとこでご馳走になろう

三重のかわいい方言

photo by PIXTA

独特のイントネーションが特徴的な三重弁は、親しみを感じられるかわいい雰囲気が魅力。ここからは、そんな三重弁の中でも特にかわいい方言をご紹介します。ついつい声に出したくなってしまうような、親しみやすい方言がたくさんあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

あこかさ

最初にご紹介するかわいい三重弁は「あかこさ」です。三重にゆかりがない方はこの言葉だけ聞いたとしても、どんな意味か検討がつかないという人も多いはず。「あかこさ」はだめだよという意味を持つ言葉で「そんなんあこかさ(それはだめだよ)」などと、親しみを込めた言い回しで使われます。

標準語でだめだよというよりも、三重弁で「あかこさ」と言われる方がやわらかく聞こえますよね。

<会話例>
・「そんなんあこかさ」=それはだめだよ

いらう

三重弁の「いらう」とは、触るという意味がある言葉。こちらも日常的に使用されている言葉で、「この箱はいらわんといて(この箱は触らないで)」などといった言い回しで会話中に登場します。

旅行客に向けて使われる機会は少ないと思いますが、三重県で広く使用されている方言なので旅中に耳にすることがあるかもしれません。

<会話例>
・「爪をいらう」=爪を触る
・「この箱はいらわんといて」=この箱は触らないで

おこおこ

「おこおこ」はたくあんを意味する方言。三重県だけでなく、大阪府などの関西エリアを中心に使用されています。旅行中ではなく、食卓のシーンでこの表現を聞くことがあるかもしれませんね。

おおきん

「おおきん」はありがとうという感謝を親しみを込めて伝える、三重地方の方言。「今日はおおきんなぁ(今日はありがとうね)」といった表現で使われています。レストランやホテルなどでスタッフさんにお世話になった時などにサッと「おおきんなぁ」と言えたら、グッと距離が縮まりそうですね。

<会話例>
・「今日はおおきんなぁ」=今日はありがとうね

おだつ

「おだつ」は、ふざけるや調子にのるなどの意味がある三重の方言。「ここではおだつな(ここではふざけるな)」などといった使い方で話されています。おだちはお調子者という意味があり、「おだちやなあ(お調子者だなあ)」といった言い回しで使用されることもありますよ!

<会話例>
・「おだちやなあ」=お調子者だなあ
・「ここではおだつな」=ここではふざけるな

ごそごそ

三重弁に馴染みがない人からすると効果音のようにも思えますが、洋服や靴などが大きい時に日常的に使用する言葉で、標準語ではぶかぶかという意味。「このニット、ごそごそやな(このニット、ブカブカだな)」なんて言い回しで使われます。

<会話例>
・「このニット、ごそごそやな」=このニット、ブカブカだな

せーだす

先ほど紹介させていただいた「そーだす」はそうですという意味でしたが、「せーだす」は意味がちょっと違い、「がんばる」という意味を持つ方言。「ダイエットをせーだす!(ダイエットをがんばる!)」といった使い方をします。

標準語からはまったく考えつかない言い回しだからこそ、意味を知っておくと三重県でより親しく会話を楽しめるはず!

<会話例>
・「ダイエットをせーだす!」=ダイエットをがんばる!

なんさ

三重弁の「なんさ」は「そうなの?」という意味を持つ言葉。幅広い年代の方が使用していて、三重県内で過ごしているとよく耳にします。「なんさこれ?(なんなのこれ?)」のように、文末以外で使用されることもありますよ。

<会話例>
・「今日は雨なんさ?」=今日は雨なの?

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三重の方言を旅行先で使ってみよう!

この記事では、三重県で使われている方言をご紹介しました。一通り目を通しておけば三重旅行中でも地元の人々が話している会話の意味が分かるだけでなく、より身近に感じられるかも!ぜひ三重弁を覚えて、思い出に残る三重旅行を楽しんでみてくださいね。

cover photo by PIXTA

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