【2024年最新】福岡・久留米エリアのおすすめ観光スポット15選！

久留米周辺には観光スポットがいっぱい！

九州一の長さを誇る一級河川・筑後川をはじめ、自然に恵まれている久留米は江戸時代からものづくりのまちとして、そして現在は医者が多いまちとしても発展してきました。

久留米までは福岡空港から高速バスで約45分、博多からは新幹線で約20分と交通の便もよく、観光にぴったりのスポットです。豚骨ラーメンや日本酒、フルーツなどのグルメだけでなく、文化体験もできる久留米は1日中観光できるのも魅力のひとつ。

今回は久留米周辺の人気観光スポットを厳選したので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

久留米周辺の観光スポット15選

福岡の久留米エリアには、お土産を買ったり、レジャーや観光を楽しめたりするスポットがたくさん！朝から晩までたっぷり楽しめる、久留米エリアの観光スポットを中心に紹介します。

高良大社

九州最大規模の格式高い神社

標高約312メートルの高良山にある高良神社は、九州で最大規模をほこるパワースポット。創建されたのは5世紀と、今から1600年以上も前の由緒ある神社で、筑後地域でもっとも格式高い一の宮として地元の人や観光客にあがめられています。

高良大社のご祭神は、高良玉垂命（こうらたまたれのみこと）を主祭神に、八幡大神（はちまんおおかみ）、住吉大神（すみよしおおかみ）をまつっており、厄除けや延命長寿、交通安全をはじめ、生活全般を守ってくれるご利益があるといわれています！

さらに江戸時代につくられた権現造の豪華な社殿は、国の重要文化財に登録されているほか、社宝としても有名な紙本墨書（しほんぼくが）平家物語という重要文化財なども必見です。

また高良山の山中には、国内でもめずらしい竹の種類で、国の天然記念物に指定されている孟宗金明竹（もうそうきんめいちく）も見られるのだとか。孟宗金明竹は竹の節に黄色と緑の2色が見られるのが特徴で、ほかの竹とはひと味違う独特な雰囲気を感じられます。

見どころの多い高良大社は車でアクセスできますが、古くから歴史の舞台となった高良山と登山してアクセスするのもおすすめ！ふもとから登る場合は片道1時間ほどかかるので、時間に余裕を持って移動してくださいね。

北野天満宮

カッパ伝説が残る！菅原道真をまつっている神社

学問の神様として名高い菅原道真を祀っている北野天満宮は、最寄りの西鉄甘木線北野駅から徒歩約3分と観光にぴったりな神社です。

北野天満宮の創建は1054年にまでさかのぼり、京都の北野天満宮から菅原道真の分霊を祀ったことがはじまりとされています。

また北野天満宮は久留米市のイメージキャラクターでもあるカッパ伝説が残る神社としても有名なのだそうです！久留米では街のいたるところでカッパのオブジェなどが見られ、街のアイコンとして人気の存在であるカッパ。伝説の発祥には諸説ありますが、水源に恵まれた久留米で生まれた水神信仰が多様化して、カッパ信仰が生まれたのではないかといわれています。

北野天満宮では基本的には非公開ですが、カッパの手のミイラが保管されているのだとか！どんな風貌をしているのか気になりますよね。

さらに北野天満宮では春分の日と秋分の日の2日間で、光の道といわれる、夕日が参道から楼門にかけてまっすぐ照らす不思議な現象が起こります。なかなか遭遇できない光景なのでタイミングが合えばぜひ見てみてくださいね！

石橋文化センター

豊かな自然に囲まれた複合文化施設

石橋文化センターは、世界的なタイヤメーカー・ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏が久留米市に寄贈した施設。西鉄バスの文化センター前からすぐとアクセスしやすいのも魅力です。

石橋文化センターには、後ほどご紹介する久留米市美術館のほか、図書館や音楽ホールなど文化や芸術体験ができる人気スポットがあります。

園内では四季折々の花々を楽しめるのも見どころのひとつ。サクラやウメ、ツバキ、ハナショウブ、春バラ、秋バラ、紅葉などが鑑賞でき、写真や散策にぴったりですよ。

久留米市美術館

久留米にゆかりのある作品を多く展示

石橋センター内にある久留米市美術館はとき・ひと・美をむすぶ美術館をコンセプトに、久留米にゆかりのある美術家を中心にした九州洋画などを収集・展示しています。

近代に久留米で活躍した洋画家の青木繁や坂本繫二郎の作品も多く取り扱っているので、久留米の文化や芸術に興味がある人におすすめです。

また、久留米市美術館では期間限定でイベントやワークショップなども行っているので情報をチェックして参加してくださいね！

久留米市鳥類センター

遊園地も楽しめる！鳥類をはじめとしたさまざまな動物に会える人気スポット

久留米市鳥類センターはその名のとおり、鳥類を中心とする動物園。約9割が鳥類を占めており、インコといった小鳥から、勇ましい姿のワシやダチョウまで、さまざまな鳥類を展示しています。

なかでも見どころはクジャクの回廊。クジャクに見下ろされながら通行する回廊は迫力満点です久留米市鳥類センターではクジャクを約50羽飼育しており、求愛シーズンではオスがメスにアピールするために飾り羽を広げる様子がたくさん見られるかもしれませんよ！

さらに、久留米市鳥類センターでは鳥類のほかにペンギンやウサギ、モルモットも飼育しており、ふれあいコーナーが人気なのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

道の駅 くるめ

お土産にもぴったり！久留米の旬の食材を買うならココ

久留米観光のお土産を購入するなら、道の駅 くるめがおすすめ！地元・久留米の新鮮な食材や工芸品などを中心に販売しています。とくに野菜の新鮮さはピカイチで、根菜類などの日持ちする野菜をのぞき、当日出荷の野菜のみを扱っているのだとか！

お土産コーナーでは久留米のお菓子や地酒、伝統工芸品なども取り扱っています。ほかにも、弁当やパン、スイーツなどの加工品も販売していますよ。

また、道の駅 くるめにはほとめき庵というレストランもあり、新鮮な久留米野菜などを使用した筑後うどんやだご汁（※小麦粉で作っただんごと旬の野菜を煮込んだ九州特有の汁物）などの地元料理が楽しめるので、立ち寄ってみてくださいね。

久留米森林つつじ公園

GWのおでかけにもおすすめな県花・ツツジの名所

久留米森林つつじ公園は久留米で人気のツツジの名所。ツツジは福岡県の県花だとご存じでしたか？

久留米森林つつじ公園のツツジは小さな花をたくさんつけるのが特徴の久留米ツツジや、大きな花弁が美しい平戸ツツジなど約100種・約61,000株が見られるおすすめスポットです。

見頃は4月中旬頃からでGWの行楽シーズンにもぴったり！さらに久留米森林つつじ公園は、新緑や紅葉もきれいで一年中楽しめるので、天気の良い日の散策にぜひ足を運んでみてくださいね。

福岡県青少年科学館

次世代型プラネタリウムが楽しめる人気観光スポット

福岡県青少年科学館は、宇宙や地球、化学をテーマにさまざまな展示・体験ができるおすすめスポット。屋内なので雨の日のレジャースポット候補として人気です。

なかでもイチオシなのは、次世代型プラネタリウムで鑑賞する天井いっぱいの星空。1000万個を超える星々を再現した光学式プラネタリウムで、高解像度でありながら美しい色合いも兼ねた全天周デジタル映像システムを組み合わせています。プラネタリウムが映し出す迫力満点の星空は、臨場感たっぷりですよ！

コスモシアター（プラネタリウム）を観たい人は、事前に上映スケジュールを確認のうえ参加してくださいね。

久留米百年公園

市制100周年を記念して作られたサクラやツツジの名所

久留米百年公園は久留米市の市制100年を記念して作られた公園で、敷地内には芝生広場やイベント広場、多目的広場などがあり、さまざまな楽しみ方ができる人気スポットです。

ツツジの名所でもあり、久留米ツツジや、がく部分が花弁状になり、花が二重に咲いているように見えるのが特徴の八重霧島ツツジなど、約12万本の色とりどりのツツジを鑑賞できます。時期は4月上旬～下旬がおすすめで満開のツツジを楽しめますよ。

さらに久留米百年公園では、3月下旬～4月上旬に桜も見られるので時期をあわせて訪れてみてくださいね。

久留米城跡

見事な石垣が特徴の江戸時代の久留米藩・有馬氏の居城跡

久留米城跡は、江戸時代に約250年にわたり久留米を治めていた有馬氏の居城跡。以前は笹原城とも呼ばれていました。

城があった当時は敷地面積が広く、東は現久留米大学病院の西半分まで、南は現久留米市役所付近までと、かなりの面積があったそうです！

現在は平山城づくりの本丸跡や見事な石垣を見ることができます。桜のシーズンは周辺はより一層美しい光景になり、お花見スポットとしてもおすすめです。

また、城内には久留米藩主・有馬氏に関する資料や歴代藩主の武具などを展示している有馬記念館があり、当時の歴史を垣間見ることができます。じつはこの有馬記念館は久留米市出身のブリヂストン創業者・石橋正二郎氏から寄贈された施設なのだとか！

戦国～江戸時代の歴史や城に興味がある人はぜひ訪れてみてくださいね。

久留米市役所展望ロビー

筑紫平野のパノラマが楽しめる穴場スポット

久留米市役所展望ロビーは、久留米市内だけでなく南は雲仙普賢岳、北は筑後川、宝満山、背振山を含む大パラノマが楽しめる人気観光スポット。

JR久留米駅から歩いて約8分の久留米市役所の20階にあります。市役所ですが展望ロビーは土日祝日も開放しているので、観光にぴったりです。

日中の景色がメインではありますが、日没が早い時期によっては久留米の夜間の景色も楽しめるでしょう。

水天宮

約800年の長い歴史を持つ全国にある水天宮の総本宮

今や全国に約60ある水天宮ですが、総本宮である久留米の水天宮は約800年の歴史を持つ、由緒ある神社です。東京にある水天宮は有名ですが、総本宮は久留米だったことをご存じでしたか？そんな水天宮は、海をはるか隔てたハワイにもあるのだそう！

水天宮の創建は平家なくして語ることはできず、按察使局伊勢（あぜちのつぼねいせ）という官女が、当時の幼かった安徳天皇と平清盛の正室・二位の尼を弔うためにお社を建てたのがきっかけです。

水天宮のご祭神は天御中主神（あめのみなかぬしのかみ）、安徳天皇と母の高倉平中宮、さらにその母の二位の尼がまつられており、川の安全や子授け、安産祈願のご利益があります。

さらに水天宮では、2月～4月にかけて約30種・200株のツバキを楽しむこともできるので、参拝や散策に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

梅林寺

梅のシーズンがおすすめ！久留米藩主・有馬氏の菩提寺

梅の季節の散策にとくにおすすめしたいのが梅林寺。JR久留米駅から歩いて約5分とアクセスしやすい場所にあります。

梅林寺は臨済宗妙心寺派の修行道場として有名なだけでなく、久留米藩主・有馬氏の菩提寺として地元の人に親しまれている寺です。もともと有馬氏の領土であった丹波篠山（たんばささやま）の瑞厳寺（ずいがんじ）をこの場所に移したのだとか。

さらに梅林寺には多くの寺宝があり、尾形光琳の富士山の図や長谷川等伯（とうはく）の屏風なども収蔵しています。

2月〜3月には梅が美しく咲きほこるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

巨峰ワイナリー

食事もできる！さまざまなフルーツを使った果実酒が魅力の大人スポット

巨峰ワイナリーは、日本ではじめて巨峰の一般栽培を成功させ、さらにその巨峰からワインをつくったことで有名です。巨峰ワインができるまでになんと約10年もの歳月を費やしたのだとか。

巨峰ワイナリーでは、季節のお酒を試飲できるMINOU（みのう）でこだわりの巨峰ワインのほか、いちごやキウイ、ブルーベリー、甘夏など季節のフルーツを使ったワインなども販売しているのでお土産にもおすすめです。

さらに、カフェレストラン・HEURIGE（ホイリゲ）では、巨峰ワイナリーの自社農園を背景に、ワインと地元料理が楽しめるのでぜひ足を運んでみてくださいね！

浅井の一本桜

久留米市の保存樹木にも指定されている見ごたえばつぐんの一本桜

浅井の一本桜は、地元の人に親しまれる樹齢110年を超える桜の大木。1986年に市の保存樹木にも登録され、以後大切に守られてきました。

開花は通常ソメイヨシノよりも1週間ほど遅れるそうなので、桜の期間を長く楽しめるのはうれしいポイント。晴れの日に池に桜が映る”逆さ桜”も美しい光景ですよ。

開花期間中は夜間のライトアップも行われる可能性があるので、事前情報を確認して見に行ってくださいね！

久留米周辺の観光スポットを満喫しよう

この記事では、福岡の久留米エリア周辺のおすすめ観光スポットを紹介しました。久留米エリア周辺には、たくさんの観光地があるので、効率よく観光にグルメ、ショッピングも楽しめますよ。

ぜひ紹介した観光地を参考に、福岡・久留米旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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