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青函トンネルは車の通行不可!新幹線の料金や所要時間を解説

青函トンネルは北海道と青森県を結んでいるトンネル。ただし鉄道専用のトンネルで、車は通行できません。それはなぜなのでしょうか? 今回は、ぜひ一度は通ってみたい青函トンネルの通行方法を解説します。主な方法となる新幹線の料金や所要時間、車で本州から北海道に行く方法も調査しましたので、ぜひ参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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青函トンネルは北海道と青森県を結んでいるトンネル。ただし鉄道専用のトンネルで、車は通行できません。それはなぜなのでしょうか?

今回は、ぜひ一度は通ってみたい青函トンネルの通行方法を解説します。主な方法となる新幹線の料金や所要時間、車で本州から北海道に行く方法も調査しましたので、ぜひ参考にしてくださいね!

Contents

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青函トンネルを車が通れない理由

photo by Pixta

青函トンネルは鉄道専用のトンネルであり、車で通ることはできません。

それはなぜでしょうか?

謎を解くために、まずは青函トンネルの概要と歴史について簡単に解説しましょう。

青函トンネルの概要

青函トンネルは津軽海峡を横断し、本州の青森と北海道の函館を結んでいるトンネル。

全長は53.85キロもあり、スイス山岳鉄道のゴッタルドベーストンネルの57キロに次いで世界で2番目に長い鉄道トンネルとなっています。

さらにすごいのは世界一であるその深さ。青函トンネルは、海水面から約240メートル、海底からは最高で約100メートル下を通っています。

青函トンネルの歴史と自動車が通れない理由

青函トンネルの歴史を見ると、自動車が通れない理由もわかってきます。

青函トンネルの建設計画がスタートしたのは、なんと1923(大正12)年。しかしその後計画はなかなか進まず、実現するための調査が行われたのは戦後の1946(昭和21)年でした。

建設が開始されたのは1961(昭和36)年で、そこからトンネルの貫通までにかかった期間は21年!青函トンネルを通る鉄道の開業は1988(昭和63)年でした。

開業した当時の感覚では、せっかくのトンネルに自動車が通らないのは不思議な気がします。しかし計画がスタートしたのは大正から昭和前期。自動車はまったく普及してなかったため、自動車が通るトンネルという発想がなかったのです。

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青函トンネルを通る方法

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世界一深くて世界で2番目に長い鉄道トンネルである青函トンネル。通行するにはどうすればいいのでしょうか。その方法は2つあります。

一年を通じて利用できるのは北海道新幹線。そして期間限定の寝台列車・TRAIN SUITE 四季島でも青函トンネルを通行することができます。

実は以前には寝台特急北斗星やカシオペア、特急スーパー白鳥や急行はまなすなどの列車が青函トンネルを通っていました。しかし北海道新幹線の開通にあわせて多くの寝台列車が廃止となったのです。

TRAIN SUITE 四季島はさまざまなコースで旅を楽しむ豪華な寝台列車。2024年度は4月と5月、9月から11月に出発する3泊4日コースで青函トンネルを通過しています。ただしこちらは便数が少ないのが難点です。

北海道新幹線で青函トンネルを通行!

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青函トンネルを通過するには北海道新幹線に乗るのが一般的。それでは北海道新幹線で青函トンネルを通行する方法をご紹介しましょう。

北海道新幹線の駅は4つ

2024年現在の北海道新幹線は、青森県青森市の新青森駅と北海道北斗市の新函館北斗駅を結んでいます。その距離は148.8キロ。そのうちの約54キロが青函トンネルです。

ただし青函トンネルを通過することだけが目的なら、新青森駅から新函館北斗駅まで乗る必要はありません。北海道新幹線の駅は4つあるため、新青森駅の次に停車する奥津軽いまべつ駅から乗って、次の木古内駅で降りるという方法でも青函トンネルを通過できるのです。

料金

乗り換えや観光の利便性も考えれば、新青森駅から新函館北斗駅まで乗るのが一般的。この場合の新幹線の料金は7,720円です。

最短の奥津軽いまべつ駅から木古内駅の場合は、4,240円で青函トンネルを通過し、本州から北海道に行くことができます。

ちなみに東京駅から新函館北斗駅まで乗った場合の料金は23,430円です。

※新幹線を利用する場合、料金については最新情報をご確認ください。

所要時間

新青森駅から新函館北斗駅まで乗った場合の新幹線の所要時間は、約57分です。

最短の奥津軽いまべつ駅から木古内駅の場合は、約33分。

東京駅から新函館北斗駅まで乗った場合は、約3時間57分となります。

青函トンネルで減速する理由

青函トンネルは新幹線が通常の速度で通れるように設計されたトンネル。しかし新幹線はトンネル内では時速160キロに減速します。

その理由は、トンネルの中で貨物列車とすれ違うことがあるから。

青函トンネルを通行する旅客列車は廃止になり、今ではほぼ新幹線だけですが、貨物列車だけは今も走っています。そして新幹線が時速250キロ以上の通常速度ですれ違うと、その風圧で貨物が吹き飛んでしまうのです。そのため新幹線は青函トンネルで減速しなければなりません。

車で北海道に行く方法は?

photo by Pixta

青函トンネルを車で通行できないのなら、北海道以外の人がマイカーで北海道をドライブすることはできないのでしょうか?

実は方法はあります。最も一般的な方法は、フェリーです。

津軽海峡フェリーで北海道に渡る

フェリーでの移動距離と料金をもっとも抑えられるのが、津軽海峡フェリー。その航路は3つあります。

青森港と函館港を結んでいるのは、津軽海峡ロード。片道約3時間40分で、1日6往復運航しています。

下北半島の大間港と函館港を結んでいるのは、ノスタルジック航路。片道約90分で、1日2往復、行楽シーズンなどは1日3往復となります。

そして2023年10月には青森港と室蘭港を結ぶ新航路がスタート。片道約7時間で、週に6往復しています。

津軽海峡フェリーの料金

津軽海峡フェリーの料金は、シーズンと部屋のグレードによってさまざま。

例えば青森港と函館港を結ぶ津軽海峡ロードの場合、軽自動車が最も安いシーズンなら16,400円で、最も高いシーズンは22,270円。

長さが6メートルまでの乗用車の場合、最も安いシーズンなら19,760円で、最も高いシーズンは27,100円。

ドライバー1名は自動車の料金だけでスタンダードルームに乗れます。2人目以降の旅客運賃は、最も安いシーズンのスタンダードの2,860円から、最も高いシーズンのスイートの7,830円まで。子どもは半額で、ドライバーは差額を払えば部屋をグレードアップできます。

※フェリーを利用する場合、料金については最新情報をご確認ください。

北海道行きのフェリーはたくさんある!

北海道行きの長距離フェリーはほかにもたくさんあります。

太平洋側から出ているのは、青森県の八戸港、宮城県の仙台港、茨城県の大洗港、愛知県の名古屋港の4カ所。いずれも北海道の苫小牧西港に入港します。

そして日本海側は、秋田県の秋田港、新潟県の新潟港、福井県の敦賀港、京都府の舞鶴港の4カ所から出航。こちらは北海道の小樽港と苫小牧東港に入港しています。

青函トンネルやフェリーで北海道に行こう!

青函トンネルは世界でもっとも深く、世界で2番目に長い鉄道トンネル。新幹線の開通で身近になった今、ぜひ一度は通ってみたいトンネルです。

ただし車での通行ができないところはドライブ派には残念なポイント。マイカーで北海道を走ってみたい人はフェリーで北海道に行くのも楽しいかもしれません。

cover photo by Pixta

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