ジョージア料理のおすすめ16選!絶対食べたい人気メニューを厳選
東欧のコーカサス地域に位置するジョージアで有名な料理といえば、ニンニクが効いた鶏肉煮込みのシュクメルリやジョージア風の茹で小籠包のヒンカリなどが人気!スパイシーで日本人でも美味しく食べられる料理が多いです。 この記事では、ジョージア料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、スープ、肉料理、魚料理、惣菜パンなどのジャンル別にわけて紹介するので、ジョージアグルメを選ぶ際の参考にしてくださいね。
東欧のコーカサス地域に位置するジョージアで有名な料理といえば、ニンニクが効いた鶏肉煮込みのシュクメルリやジョージア風の茹で小籠包のヒンカリなどが人気!スパイシーで日本人でも美味しく食べられる料理が多いです。
この記事では、ジョージア料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介します。前菜、スープ、肉料理、魚料理、惣菜パンなどのジャンル別にわけて紹介するので、ジョージアグルメを選ぶ際の参考にしてくださいね。
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ジョージア料理の特徴
ジョージア料理はワインやチーズなどの乳製品がある一方で、、スパイスをふんだんに使用した煮込み料理や肉料理などもあり、欧州とアジアのいいとこ取りをした料理が特徴。主食にはパンを食べることが多いです。
日本人にとって親しみを感じるジョージア料理の代表格はヒンカリではないでしょうか。ヒンカリはジョージア風の茹で小籠包で、肉がたっぷり入ったジューシーな逸品。ニンニクスープで鶏肉を煮込んだシュクメルリも人気ですね。
また、オーストリなどの唐辛子を使用したスパイシーな肉料理やバーベキュー串のムツヴァディもあり、食の多様性に富んでいる料理だといえます。
この記事では、ヨーロッパとアジア料理の狭間に位置し、周辺国の食文化が複雑に影響し合っているジョージア料理の中から、絶品のメニューをご紹介します。
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ジョージア料理のおすすめ前菜4選
ジョージア料理は前菜の種類が豊富です。色鮮やかなサラダや野菜のみじん切りにくるみペーストを混ぜたおはぎのような前菜、ナスのくるみソース和えもたまりません。
肉料理のお供として、野菜とスパイスたっぷりの前菜を楽しんでみてはいかが?
アジャプ・サンダリ
ジョージア伝統のラタトゥイユ風煮込み
アジャプ・サンダリは、「ジョージア風ラタトゥーユ風煮込み」と形容されるサラダです。玉ねぎやピーマン、ナス、ズッキーニといった野菜を直火焼きにし、ニンニクやバジル、コリアンダー、唐辛子ペッパーを入れて煮込みます。
そのほかにジャガイモや生の唐辛子、にんじんを加えるレシピもあるとか。
ヨーロッパ風の煮込み料理でありながら、一口食べると唐辛子やコリアンダーの鮮烈な風味・辛味が口の中に広がり、バジルの爽快感が鼻を抜けていきます。
焼き場を使う機会の多い夏によく食べられる家庭料理なので、夏のジョージアを訪れた際は、アジャプ・サンダリでスパイシーで新鮮な野菜をいただきましょう。
ジョージアンサラダ
くるみ入りのドレッシングソースが特徴
ジョージアン・サラダは、トマトやきゅうり、玉ねぎにディルを入れて、刻んだパクチーやくるみペーストで和えたサラダです。新鮮野菜をふんだんに使ったサラダで、ディルやパクチーの香りが食欲をそそります。ただし、苦手な人はご注意を!
プハリ
みじん切り野菜とスパイス、クルミペーストを混ぜた料理
プハリは、ほうれん草やビーツ、トマトなどの野菜を細かくみじん切りしたものにくるみペーストを加えて固めたジョージア名物の前菜です。使用する野菜の種類や組み合わせによって、まさに千差万別のプハリを作ることができます。
くるみペーストの濃厚でミルキーな美味しさが、みじん切りした野菜本来の甘味とうま味を最大限まで引き出してくれますよ!一度食べたら癖になってしまいます。
お店によってスパイスや見た目が微妙に異なるので、色々なプハリを試してみて、自分のお気に入りのマイプハリを見つけてみてはいかがでしょうか?
バドリジャーニ・ニグヴジット
ナスのくるみソース和え
バドリジャーニ・ニグヴジットは、表面を炙った薄切りなすにくるみペーストを塗って半分に折り、冷蔵庫で冷やした前菜です。何種類ものスパイスを混ぜ込んだくるみペーストは濃厚でありスパイシー。ざくろの実を散らして仕上げます。
レストランだけでなく、家庭でもよく作られている料理です。
ジョージア料理のおすすめスープ3選
ジョージア料理は、スープメニューの宝庫です。鶏肉の出汁を惜しみなく使った優しい味わいのスープや牛肉をスパイスで煮込んだスープ、かぼちゃの甘味が凝縮されたスープなど、スープ好きにはたまらない国でもあります。
ここでは、ジョージア料理のおすすめのスープについて見ていきましょう。
チヒル・トゥマ
鶏肉を長時間煮込んで作った黄色いチキンスープ
チヒル・トゥマは、骨付きの鶏肉を何時間も煮込んだ出汁から作るスープです。その他のジョージア料理とはうって変わって、スパイスや野菜はほとんど使われておらず、鶏肉からでた出汁を骨の髄まで味わえる優しい味わいとなっています。
こってりしたジョージア料理を食べすぎてしまった時や、美味しいからと言ってジョージアワインを飲みまくってしまった時などにおすすめしたいスープです。
ハルチョー
牛肉を野菜やスパイスで煮込んだ定番料理
ハルチョーは、脂身の多い牛肉の部位を弱火でじっくりと煮込んで作るスープです。パルムやパクチーなどで味付けされ、ジャガイモやにんじん、くるみ、お米などが入って、ちょっと酸味があって体に染み渡る美味しさが特徴ですよ。
牛肉の脂身が溶け込んでいるので、意外にも油っこいスープ。牛肉の風味が強くて、スパイシーなスープを飲みたい方におすすめしたい料理だといえます。
パンプキンスープ
身体が温まる優しい味わいのスープ
ジョージアを含むコーカサス地域では、冬に0℃前後の気温になることがあり、高山地帯では氷点下まで冷え込む場所もあります。寒い冬を乗り越えるために、パンプキンスープやキャロットスープ、マッシュルームスープが食べられていますよ。
中でもパンプキンスープはスパイスがほぼ入っておらず、かぼちゃ本来の優しい甘味を味わえる心と体が温まるスープになっています。
ジョージア料理のおすすめ肉料理7選
続いては肉料理です。肉料理の調理過程でもスパイスを大量に使うパターンが多いので、スパイス料理好きならハマってしまうこと間違いなしです。
ヒンカリ
モチ肌のジョージア風茹で小籠包
ヒンカリは、羊肉や豚肉、牛肉などのタネが入った茹で小籠包です。タネにはパクチーやパセリなどのスパイスが練り込まれています。
また、小籠包とは言っても、茹で餃子のように厚皮で、しっかりと肉汁が閉じ込められています。そのため、一口食べれば肉汁が口の中にバーっと広がりますよ。
ヒンカリの上部は紐の縛り目のように生地がぎゅっと固まっており、熱々のヒンカリを食べる際にはこの部分をつまみながらヒンカリを食べるのが現地流です。
シャウルマ
旧ソ連圏で有名なケバブサンド
シャウルマは旧ソ連圏で食べられているケバブ巻き。薄皮の生地に肉やポテトフライ、野菜を乗せて、最後にマヨネーズやケチャップなどをかけて巻き上げます。
マヨネーズの味わいが全体に効いていて、ボリューミーなファストフード。旧ソ連圏で手軽にファストフードをテイクアウトしたいならシャウルマです。
お店によって具材やソース、味付けが異なるので食べ比べてみては?
シュクメルリ
ジョージア料理の定番!鶏肉のニンニクソース煮込み
シュクメルリは、鶏を丸々一羽使用し、ニンニクが効いた牛乳ソースで煮込んだ料理です。大量のニンニクと油が使われているので、食べすぎると胃もたれ注意!
大手牛丼チェーン店などでも提供されているシュクメルリは、日本で最も有名なジョージア料理とも言われています。ただし、日本で提供されているシュクメルリは日本風にアレンジされているので、本場のそれとは全く違う印象を抱くかも。
また、鶏が一羽丸々使われているので相当なボリュームです。シュクメルリをお店で注文するなら、大人数でシェアして食べるのがおすすめですよ。
ムツヴァディ
大きな鉄串で豪快に焼いたお肉
ムツヴァディは、大きな鉄串で羊肉や豚肉、鶏肉を焼いた料理です。日本のBBQや焼き鳥をイメージしていたら、あまりの大きさに度肝が抜かれること間違いなし!フライドチキンのような大きさの肉にスパイスをかけて豪快に焼き上げます。
ジョージアを訪れたら、炭火焼きのムツヴァディをぜひご賞味あれ!
タバカ
味付けした鶏を丸々1羽をバターで揚げ焼きした料理
タバカは、味付けした鶏を一羽丸々開いてスパイスで味付けして、大量のバターで揚げ焼きした料理です。鶏の外見はカリカリ、中身はジューシーに仕上がっていて、皿にたまったバターをたっぷりとつけて食べると2度美味しいですよ。
プラムから作った酸味と甘味の効いたソースで食べるのもおすすめです。
チャシュシュリ
子牛をトマトベースのスープで煮込んだ料理
チャシュシュリは、油で揚げた子牛肉をトマトベースのスープで煮込んだ料理です。肉と玉ねぎを煮込み、黄色・緑ピーマンを加えます。そして、トマトペーストやスパイスを加え、仕上げにパクチーなどを散らしたらチャシュシュリの完成です。
パンや白ワインと一緒に食べれば、優雅なスープディナーを楽しめますよ。
オーストリ
辛味の効いたトマトスープで牛肉を煮込んだ料理
オーストリは、トマトピューレやジョージアワイン、ビールなどに牛肉・ニンニク・玉ねぎを入れて煮込んだ料理です。チャシュシュリと似ているように思われますが、味わいは全くの別物。味付けには唐辛子パウダーが使用されています。
濃厚でスパイシーな味わいはパンとの相性がばつぐん!スープをビールで流し込むのもいいですね。スパイシーな味わいが好きな方は試してみる価値アリですよ。
ジョージア料理のおすすめ惣菜パン2選
ジョージアには、他の国では見られないような絶品惣菜パンがあります。チーズや卵がたっぷりのったパンや豆ペースト入りのパンをチェックしてみましょう。
ハチャプリ
卵とチーズがたっぷり乗った惣菜パン
ハチャプリは、チーズや卵入りの巨大な惣菜パンです。ジョージアの地方ごとに異なる形状のハチャプリが作られており、円形のハチャプリが一般的ですね。
日本人の間で話題沸騰中なのが、アジャラ共和国で食べられている円錐型のハチャプリです。ハチャプリの上に大量のチーズが乗っており、中心には卵が一個丸々落とされています。ハイカロリーでチーズお化けなこちらのハチャプリ。チーズが大好きで、いくらでも食べられるという食欲旺盛な方はぜひ挑戦してみては?
ロビアニ
煮込んだ豆がたっぷり挟まった惣菜パン
ロビアニは、煮込んだインゲン豆がたっぷり入った惣菜パンです。豆の味がベースの優しい味付けが基本ですが、スパイスの効いたロビアニもあります。また、カリカリ生地もあればフワフワ生地もあるなど、お店によって個性が見られますね。
おいしいジョージア料理を満喫しよう!
ジョージア料理で食べてみたいメニューは見つかりましたか?ジョージア料理は乳製品や油、スパイスを大量に使った料理が多いです。ニンニク鶏煮込みのシュクメルリやスパイスと野菜、くるみペーストが見事に調和したプハリ、茹で小籠包のヒンカリやチーズと卵が盛りだくさん!アジャラ共和国で食べられているハチャプリなど、絶品料理が多数!
油っこいジョージア料理を食べすぎてしまったら、チヒル・トゥマやハルチョー、パンプキンスープなどを食べて、お腹をリフレッシュさせるのがおすすめです。
自分が食べてみたいジョージア料理に目星をつけて、現地で挑戦してみましょう!
cover photo by unsplash