パリのセーヌ河岸はフランスの世界遺産!魅力やおすすめの周辺観光地10選も紹介
フランス・パリを代表する観光スポット・パリのセーヌ河岸。シュリー橋からイエナ橋までのおよそ8kmほどが世界遺産に登録されています。 この記事では、パリのセーヌ河岸の見どころや周辺の観光地、観光の注意点などを解説!ぜひセーヌ河岸へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
フランス・パリを代表する観光スポット・パリのセーヌ河岸。シュリー橋からイエナ橋までのおよそ8kmほどが世界遺産に登録されています。
この記事では、パリのセーヌ河岸の見どころや周辺の観光地、観光の注意点などを解説!ぜひセーヌ河岸へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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パリのセーヌ河岸の基本情報
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フランス・パリの歴史の出発点ともいえる代表的な観光スポット・パリのセーヌ河岸。まずは、セーヌ河岸の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
パリのセーヌ河岸の特徴
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全長約780キロメートルを誇るセーヌ川は古くからフランスの水運の要として、人々の生活に寄り添ってきました。その中州にあるシテ島は、パリの歴史発祥の地としても重要な位置づけにあり、セーヌ川とパリは切っても切り離せない関係にあります。
そんなセーヌ川は周辺に数多くの観光地を有し、現在もなお多くの観光客を惹きつけている魅力のスポット。
ノートルダム大聖堂などを含む一部は1991年にパリのセーヌ河岸として世界遺産に登録されており、歴史ある景観を楽しめますよ。
パリのセーヌ河岸の歴史
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セーヌ河岸はパリの歴史を語るうえで不可欠な存在です。その歴史は古く、紀元前300年頃に、パリという名前の起源にもなったケルト系パリシィ人がセーヌ川の中州にあるシテ島に住みはじめたことがきっかけだといわれています。それから時を経て、10世紀頃になると当時のフランス王国の首都となり繁栄していきます。
その後、セーヌ河岸周辺にはノートルダム大聖堂やコンコルド広場、ルーヴル美術館といった現在でも有名な観光名所とされる見どころスポットが次々と建てられ、現在のパリを形作っていきました。
パリの有名な建造物のそばにはセーヌ川があり、川を含めた景観は美しく、現地の人々や観光客を魅了し続けています。
パリのセーヌ河岸が世界遺産に登録されたのはなぜ?
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セーヌ河岸の中でも、シュリー橋からイエナ橋の約8キロメートルを中心とするパリのセーヌ河岸が世界遺産に登録された理由は主に3つです。
まず、セーヌ川沿いには、中世から20世紀にかけての傑作ともいえる数多くの建造物があることが挙げられます。そのほかに、ノートルダム大聖堂に代表されるゴシック建築の建物はその後のラテンアメリカの都市計画に影響を与えたことも評価されました。そしてセーヌ川の美しい風景が数々の美術や芸術のモチーフとなったことも併せて評価され世界遺産になりました。
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パリのセーヌ河岸には人気の観光スポットがいっぱい!
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セーヌ河岸には一度は訪れたい大聖堂や美術館、おいしいフランス料理、ショッピングなど観光地がたくさんあります!人気観光地が密集して行きやすい場所にあるので初心者にもおすすめです。
今回はセーヌ河岸のおすすめ見どころ観光スポットを10カ所紹介!フランス・パリ観光の参考にしてみてくださいね。
パリのセーヌ河岸のおすすめ見どころ観光地10選
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まずは初めてのフランス・パリで必ず行きたい、人気のセーヌ河岸周辺のおすすめ観光地の見どころをご紹介していきます!多くのスポットは、公共交通機関でアクセスしやすいので、時間が限られている旅行中でも訪れやすいですよ。市内観光は、現地ツアー、セーヌ川クルーズなどを利用して効率よく観光するのもおすすめです!
エッフェル塔
パリの人気観光地の代表格といっても過言ではないスポット!
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パリと聞くと、エッフェル塔を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?エッフェル塔はフランス革命から100年経ったのを記念して1889年の第4回万国博覧会が開かれた年に建てられた塔です。高さは312.3メートルと、当時では世界で1番高い建物として注目を集めました。
また、エッフェル塔という名は、塔を設計したギュスタヴ・エッフェルに由来しています。
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エッフェル塔は登ることも可能で、第1〜第3展望台に分かれています。一番上の第3展望台からはパリの美しい街並みを一望できますよ。日中のパリの景色もステキですが、夜の煌びやかなパリの景色もおすすめです。
近くで実際に登るのもよし、遠くから眺めてエッフェル塔のきれいなフォルムを見るのもよしという、さまざまな楽しみ方ができる人気観光スポット。セーヌ川も近くにあるのでぜひそこからの景色を楽しんでくださいね。
エッフェル塔(Eiffel Tower)の基本情報
住所: Champ de Mars, 5 Av. Anatole France, 75007 Paris, フランス
電話:+33 (0)8-92-70-12-39
営業時間:9:00~24:00
休業日:なし
アクセス: パリ中心部から車で約21分/RER(高速鉄道)シャン ド マルス(Champ de Mars Eiffel Tower)駅から徒歩5分
料金:【2階までのリフト券】 大人18.10ユーロ(約2,823円)、青年(12歳~24歳)9.00ユーロ(約1,404円)、子ども(4歳~11歳)4.50ユーロ(約702円)【最上階までのリフト券】大人 28.30ユーロ(約4,414円)、青年(12歳~24歳)14.10ユーロ(約2,199円)、子ども(4歳~11歳)7.10ユーロ(約1,108円)
※2023年6月26日のレート、1ユーロ=155.94円で計算
公式サイト:https://www.toureiffel.paris/fr
ノートルダム大聖堂
パリの歴史を物語る大聖堂
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世界遺産・パリのセーヌ河岸を構成する資産の1つであるノートルダム大聖堂は、セーヌ川に浮かぶシテ島にあります。1163年に着工して、完成までになんと約200年かかっている豪華なゴシック建築の大聖堂です。
それから時が経ち、18世紀のフランス革命時代にはノートルダム大聖堂は不遇の時代を迎えます。宗教よりも自由が尊重され、ノートルダム大聖堂は人々の記憶から忘れ去られていきました。
しかし、19世紀のナポレオンの時代になると、再び脚光を浴びることとなり、戴冠式の舞台になるほどに。そして、破壊された跡形が残るノートルダム大聖堂を修復させるきっかけを作ったのが作家ヴィクトル・ユーゴでした。小説の「ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムのせむし男)」を使って、ノートルダム大聖堂の権威の回復をはかったのです。結果、世論を動かし、大聖堂を修復する動きへと発展していきました。
パリの歴史を感じられる場所として、また人々の心の拠り所として今日も愛されている観光スポットは外から見るだけでもおすすめですよ。
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人気の観光地であるノートルダム大聖堂は、残念なことに2019年4月に火災で屋根部分が焼失してしまいました。その後、世界各国からの支援も得ながら修復に向けて作業が進められています。
修復作業中のため、中に入ることはできませんが、遠くから見るだけでもノートルダム大聖堂の迫力や威厳を感じられるでしょう。
ノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)の基本情報
住所: 6 Parvis Notre-Dame - Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, フランス
電話:+33 1-42-34-56-10
営業時間:2019年の火災の再建のため閉鎖中
休業日:2019年の火災の再建のため閉鎖中
アクセス: 地下鉄4号線 シテ駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.notredamedeparis.fr/
ルーヴル美術館
ピラミッドのガラスドームが目印!
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ロシアのエルミタージュ美術館とニューヨークのメトロポリタン美術館と並ぶ世界3大美術館の1つであるルーヴル美術館は、セーヌ川の右岸にあります。パリのセーヌ河岸として世界遺産にも登録されている美術館です。
現在は美術館ですが、かつては城として歴代のフランスの王様たちの居城でした。王宮がヴェルサイユ宮殿に移ったことで、コレクションを所蔵する美術館へと変わっていきます。美術館としての歴史が始まったのは1793年のことでした。1989年には、ガラスのピラミッドもでき、デザイン性の高さも伺える美術館として世界中の観光客が訪れています。
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約38万点にのぼる作品を所蔵しているルーヴル美術館は、かなりの広さがあるのでゆっくり見てまわると、1週間あっても足りないと感じてしまうほど!
なかでも名画『モナ・リザ』や、ノートルダム大聖堂が舞台の『ナポレオン1世に戴冠式』、『ミロのヴィーナス』は外せません。
館内は大きく3つのエリアに分かれており、古代エジプトからヨーロッパ中心の作品まで数多く展示しているので、時間が許す限りゆっくりまわってみてくださいね。
ルーヴル美術館(Louvre Museum)の基本情報
住所: Musee du Louvre 75001 Paris
電話:+33 1-40-20-53-17
営業時間:9:00~18:00(月曜、水曜、木曜、土曜、日曜)/9:00~21:45(金曜)
休業日:毎週火曜/1月1日、5月1日、12月25日
アクセス: 地下鉄1、7号線パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル(Palais Royal-Musee du Louvre)駅から徒歩約1分
料金:【窓口購入】大人(18歳以上) 15ユーロ(約2,340円)、子ども(18歳未満) 無料/【オンライン購入】大人(18歳以上) 17ユーロ(約2,651円)、子ども(18歳未満) 無料
※2023年6月26日のレート、1ユーロ=155.94円で計算
公式サイト:https://www.louvre.fr/
オルセー美術館
かつては駅舎として利用されていた人気美術館
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段差を有効に使った展示が魅力のオルセー美術館は、以前はオルセー駅として使われていました。美術館としての歴史がはじまったのは1986年のことです。館内では、19世紀半ばから20世紀初頭の西洋美術を代表する作品が数多く展示されています。
オルセー美術館には入口が4つあり、チケットを事前購入している入口と当日購入の入口は別になるので、注意しましょう!
絵画では、オーギュスト・ルノワールやクロード・モネ、フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホといった印象派の名画を数多く楽しめますよ。これらの作品は5階に集中して展示してあるので、時間がない方はここからまわるのもおすすめ。
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これらの作品自体を楽しむのも面白いですが、駅としての名残があるオルセー美術館そのものも感じてみてくださいね。とくに5階にある大きな文字盤が特徴の時計は迫力満点ですよ!
オルセー美術館(Orsay Museum)の基本情報
住所: 1 Rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris, フランス
電話:+33 1-40-49-48-14
営業時間:9:30~18:00(火曜、水曜、金曜、土曜、日曜)/9:30~21:45(木曜)
休業日:月曜(祝日の場合は開館)/5月1日、12月25日
アクセス: 地下鉄12号線ソルフェリーノ(Solférino)駅から徒歩約3分/RER C号線でミュゼ・ドルセー(Musée d'Orsay)駅から徒歩約1分
料金:【窓口購入】大人(18歳以上) 14ユーロ(約2,184円)、子ども(18歳未満)11ユーロ(約1,716円)/【オンライン購入】大人(19歳以上) 16ユーロ(約2,496円)、子ども(18歳以下)13ユーロ(約2,028円)
※2023年6月26日のレート、1ユーロ=155.94円で計算
公式サイト:https://www.musee-orsay.fr/fr
サント・シャペル
内部の豪華なステンドグラスは必見!
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セーヌ川に浮かぶシテ島にあるサント・シャペルは、1284年完成の歴史ある教会で、キリストの受難に関する聖遺物が収められています。ゴシック建築の外観もさることながら、中は美しいステンドグラスに埋め尽くされており、その幻想的な風景に誰もが息をのむでしょう。
圧倒的な美しさを放つステンドグラスの数々には、キリスト受難の物語などのテーマが全部で1134も描かれているそうです。相当な数ですが、目を凝らしてさまざまなステンドグラスを眺めてみてくださいね!
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360度見渡す限り広がるステンドグラスは世界最大級と見どころ満載ですが、緻密な彫刻にも注目ですよ!
ステンドグラスを見るだけなら30分~1時間程度でまわれるので、時間が空いたときに行ってみると良いでしょう。
サント・シャペル(Sainte-Chapelle)の基本情報
住所: 10 Bd du Palais, 75001 Paris, フランス
電話:+33 1-53-40-60-80
営業時間:9:00~19:00(4月1日~9月30日)/9:00~17:00(10月1日~3月31日)
休業日:1月1日、5月1日、12月25日
アクセス:地下鉄4号線シテ(Cité)駅から徒歩約1分/RER B、C号線でシャトレ(Châtelet)駅から徒歩約4分
料金:大人11.50ユーロ(約1,794円)、子ども(18歳以下)無料
※2023年6月26日のレート、1ユーロ=155.94円で計算
公式サイト:https://www.sainte-chapelle.fr/
ポン・ヌフ
パリに現存する最も古い石橋
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ポン・ヌフは、シテ島の両岸にかかっている石橋のことです。ポン・ヌフには新しい橋という意味がありますが、建てられたのは1606年と歴史ある古い橋。当時は木材で橋を作るのが主流だったので、石を使った橋ははじめてだったことからこの名がついたそうです。
当時、橋の上には住居が並んだり、建物があったりするのが普通のことだったので、橋の上になにもないどころか歩道まで整備してあるのは珍しいことだったらしくセーヌ川の風景を眺める場所として有名になりました。
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緩やかなアーチの形がどこか可愛らしいポン・ヌフは、日が当たる時間帯は輝いて見えてきれいなので、遠くからでも立ち止まって見てみてくださいね!
ポン・ヌフ(Pont Neuf)の基本情報
住所: Pont Neuf, Paris
電話:なし
営業時間:24時間
休業日:なし
アクセス: 地下鉄7号線ポン・ヌフ(Pont Neuf)駅から徒歩約1分
料金:無料
公式サイト:なし
プティ・パレ
建物そのものに見ごたえがある新古典様式の宮殿
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プティ・パレは1900年に開かれたパリ万国博覧会の美術展示場として建築されたのがはじまりです。当時のメイン会場であったグラン・パリが向かいにあるので一緒にまわるのもおすすめですよ。
新古典様式の宮殿は、とくに入口のつくりが豪華で圧倒されます。まるで建物自体が美術品のように美しいので、ぜひ外観の様子も見てみてくださいね。
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プティ・パレでは、古代から19世紀にかけての作品を数多く展示しており、モネの名画『ラヴァクール』といった印象派の絵画が見どころです。
うれしいことに常設展示は無料で見られるので、時間が空いたらぜひ足を運んでみてください。
プティ・パレ(Petit Palais)の基本情報
住所: Av. Winston Churchill, 75008 Paris, フランス
電話:+33 1-53-43-40-00
営業時間:10:00~18:00
休業日:毎週月曜/1月1日、 5月1日、7月14日、11月11日、12月25日
アクセス: 地下鉄1、13号線シャンゼリゼ - クレマンソー(Champs-Élysées - Clemenceau)駅から徒歩約4分/RER C号線でアンヴァリッド(Invalides)駅から徒歩約7分
料金:常設コレクションの見学は無料
※期間限定の特別展示は有料の場合あり。詳しくは公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.petitpalais.paris.fr/
チュイルリー公園
パリ市民に愛される憩いの場
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約26ヘクタールもの面積があるチュイルリー公園は、世界遺産パリのセーヌ河岸に含まれており、現地の人や観光客に愛される憩いの場です。
公園のデザインはヴェルサイユ宮殿を設計したル・ノートルが携わっており、宮殿の庭園として当初は作られました。
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周辺にはルーヴル美術館やシャンゼリゼ通り、オランジュリー美術館、コンコルド広場、エトワール凱旋門といった有名なスポットも多く点在している屋外美術館のような場所です。
左右対称にデザインされた公園は、どこを歩いても絵になります。カフェもあるので休憩がてら寄ってみてはいかがでしょうか?
チュイルリー公園(Tuileries Garden)の基本情報
住所: Pl. de la Concorde, 75001 Paris, フランス
電話:なし
営業時間:7:00~21:00
休業日:なし
アクセス: 地下鉄1号線チュイルリー(Tuileries)駅から徒歩約3分
料金:無料
公式サイト:https://parisjetaime.com/ger/kultur/jardin-des-tuileries-p3545
シャイヨー宮
翼を広げたようなデザインが美しい
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シャイヨー宮というと、宮殿のイメージを持つ方もいるかもしれませんが、1937年のパリ万国博覧会の展示施設として建設された建物です。
現在は海洋博物館や、人類博物館、建築・文化財博物館などが入っており、歴史や生物、科学について知ることができる空間としても機能しています。
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シャイヨー宮は、エッフェル塔とセーヌ川を挟んだ場所に建っているので、そこからエッフェル塔の写真を撮るのがおすすめ!エッフェル塔の全体像が撮れるフォトジェニックな場所なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
シャイヨー宮(Palais de Chaillot)の基本情報
住所: 1 Pl. du Trocadéro et du 11 Novembre, 75016 Paris, フランス
電話:【人類博物館】+33 1-58-51-52-00/【建築・文化財博物館】+33 1-58-51-52 -00
営業時間:【人類博物館】10:00~18:00/【建築・文化財博物館】11:00~19:00(火曜、木曜以外)、11:00-21:00(木曜のみ)
休業日:毎週火曜/1月1日、5月1日、12月25日
アクセス: 地下鉄6、9号線トロカデロ(Trocadéro)駅から徒歩約2分
料金:【人類博物館】大人10ユーロ(約1,560円)、子ども(18歳以下)無料/【建築・文化財博物館】大人9ユーロ(約1,404円)、子ども(18歳以下)無料
※2023年6月26日のレート、1ユーロ=155.94円で計算
公式サイト:【人類博物館】https://www.museedelhomme.fr/fr/【建築・文化財博物館】https://www.citedelarchitecture.fr/fr
※海洋博物館は2023年10月のリニューアルオープンに向けて休業中です。
コンコルド広場
近代フランスの激動の時代の舞台になった場所
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近代フランス史の変遷を見守ってきたコンコルド広場は、世界遺産パリのセーヌ河岸に含まれている観光スポットです。現在は調和を象徴するスポットとして人々に親しまれていますが、フランス革命時代は悲惨なことが行われた場所でもありました。
悲しい過去がありつつも、ひときわ目を引くオベリスクや豪華な噴水は見どころ満載です。
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広場中央にそびえたつ塔のような建物は、友好の印としてエジプトから寄贈されたルクソール宮殿のオベリスクであることはご存じでしたか?パリにエジプトのオベリスクがあるのは不思議な感じもしますが、景観に見事に溶け込んでいます。
パリの歴史を感じたい方は訪れてくださいね。
コンコルド広場(Place de la Concorde)の基本情報
住所: Place de la Concorde, 75008 Paris
電話:なし
営業時間:24時間時間
休業日:なし
アクセス: 地下鉄1、8、12号線コンコルド(Concorde)駅から徒歩約2分
料金:無料
公式サイト:https://parisjetaime.com/eng/transport/place-de-la-concorde-p1981
パリのセーヌ河岸周辺の治安・観光時の注意点
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花の都・パリは観光客が多く、にぎやかな場所ですが、実は軽犯罪が多い場所でもあります。とくにセーヌ河岸周辺は見どころ観光スポットも多く、観光客が多いため、犯罪に巻き込まれやすいと思っていた方が良いでしょう。
貴重品はカバンにしまっておくのではなく、洋服に隠したりするなどして外から分からないように工夫して防犯対策しておくのがおすすめです。
また、観光客だとスリに狙われやすいので、ラフな格好で観光したり、高級ブランド品は身に付けないようにして、できるだけ現地に溶け込むような格好を心がけましょう!
パリは石畳の場所が多いので、ヒールよりもスニーカーといった歩きやすい靴がおすすめですよ。
パリのセーヌ河岸観光に最適なシーズンは?
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パリのセーヌ河岸周辺を観光するならおすすめは、4月から6月と9月から11月です。フランスは日本のように四季があります。もちろん夏頃もおすすめですが、休業しているところが多かったり、それに伴い公共交通機関も動かない状況になったりするので春頃か秋頃を狙うと良いでしょう。
冬場はベストシーズンではありませんが、その分旅費が安くなったり、観光スポットが空いていたりする場合もあるのであえてそのシーズンを狙うのも手です!
パリのセーヌ河岸へのアクセス・行き方
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セーヌ河岸観光の拠点となる都市はパリ。シャルルドゴール空港からパリへはタクシー、バス、ロワシーバスのいずれかを使うのがおすすめです。それぞれ解説していきます。
安く行きたいならロワシーバス
ロワシーバスとは、空港からオペラ座までをつないでいるバスで、ターミナル3の到着階の出口外に乗り場があります。6時から20時45分までの間15分間隔で運行しているので利用しやすいのも魅力です。さらに料金は1人11.50ユーロ(約1,794円)とリーズナブル!
深夜時間に利用する予定ならバス
21時以降の移動になるのであればバス利用がおすすめ。ターミナル2E、2F(E8番出口又はF9番出口外)に乗り場があり、エッフェル塔行きだと5時45分から23時の間で30分間隔、モンパルナス駅行きだと6時から23時の間で同様の間隔で運行しています。料金は1人17ユーロ(約2,651円)とロワシーバスとそんなに変わらずに利用できますよ。
自由度高く移動したいならタクシー
自由にパリ市内へアクセスしたいのであれば、料金は高くなりますがタクシー利用がおすすめ。各ターミナル到着階の手荷物引取所近くの出口の外に駐車しています。料金はチップ及び荷物代込みで、右岸は50ユーロ(約7,798円)、左岸は55ユーロ(約8,587円)です。複数人で行く場合はもう少し料金が下がる可能性があるので積極的に検討してみても良いでしょう。ただし、荷物が5kg以上の場合は追加料金がかかるので注意しましょう。
パリのセーヌ河岸の人気観光スポットを満喫しよう
この記事では、パリのセーヌ河岸のおすすめの見どころ観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいあるパリのセーヌ河岸では、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。
ぜひ紹介した観光地を参考に、フランス旅行のスケジュールを立ててみてくださいね!
※記事内の金額は2023年6月26日のレート、1ユーロ=155.94円で計算しています。
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