バルセロナ旅行3泊6日のモデルコースを紹介！世界遺産もグルメも満喫

スペイン・バルセロナには人気の観光スポットがいっぱい！

スペイン・バルセロナは、歴史を感じる建築物や有名グルメなどがある人気の観光地！一度は行ってみたい世界遺産から足を伸ばして訪れたい穴場スポットまで、見どころも満載です。

バルセロナのメイン観光地は、市内中心部にコンパクトに集まっているので、3泊6日でも十分にまわることができます。多くの観光スポットは、街歩きを楽しみながら徒歩でアクセスが可能なので、短時間で複数の観光地を効率よくまわれます。また、グルメはタパスなどの有名料理が豊富なので、ぜひ味わってスペインの食文化を感じてみてくださいね！

この記事では、バルセロナの有名スポットや老舗レストランなどを中心にめぐる3泊6日のモデルスケジュールをご紹介します。バルセロナ旅行に行く際はぜひ参考にしてくださいね！

バルセロナの定番をめぐる3泊6日の観光モデルコース

photo by Unsplash

歴史的な建築物からリゾート気分を味わえるビーチまで見どころ満載のバルセロナは、朝から夜まで思う存分楽しむのがおすすめ！3泊6日の日数であれば、市内の主要観光スポットからスペイングルメまでゆったり堪能できます。

事前にしっかりスケジュールを立てて、効率よく行きたい場所をまわりましょう。

1日目：羽田空港を夜出発！機中泊でのんびりと

photo by Unsplash
※写真はイメージです。

22時頃、ターキッシュ エアラインズのフライトに乗って羽田空港を出発！日本からバルセロナへの直行便はなく、中東で一度乗り継ぎをするのが一般的。そのため、まずはトランジット先のトルコ・イスタンブールを目指します！旅の計画をしたり、映画を見たりとのんびり過ごしながら機内で宿泊。

2日目：バルセロナに到着！さっそく観光スタート

photo by Unsplash

トランジット地のイスタンブールからバルセロナまでは約2〜3時間のフライト。現地時間の10時頃、いよいよバルセロナへ到着です！

入国審査などの手続きを終え、電車やタクシーなどの公共交通機関でホテルへ向かいます。市内までは約30分で移動できるため、アクセスは比較的かんたん！

ホテルでチェックインを済ませたら、早速市内での観光をスタート！半日たっぷりと時間があるので、観光やグルメを存分に満喫しましょう。

まずは腹ごしらえ！ボケリア市場で食べ歩き

photo by Unsplash

バルセロナ初日のランチは、市民の台所・ボケリア市場でスペイングルメを食べ歩き！生ハムやフルーツなどの食材のほか、レストランやバル、ジューススタンドもあり、一度は味わいたいスペイン料理が勢ぞろい。何を食べようか思わず目移りしてしまいます！バルセロナ市民から観光客まで多くの人で賑わうので、その活気ある雰囲気も魅力です。

息をのむ美しさ！世界遺産のカタルーニャ音楽堂へ

photo by Unsplash

市場で腹ごしらえを済ませたら、ユネスコ世界遺産に登録されているカタルーニャ音楽堂へ移動。現在でも現役のコンサートホールとして使われており、チケットを購入すれば内部を見学することができます。

なかでも見どころは、天井にある立体的なステンドグラスのシャンデリア。鮮やかな色合いや繊細なデザインは、うっとり見とれてしまう感動の美しさです。

ピカソ美術館で有名アートにふれる！

photo by shutterstock

スペイン生まれの世界的画家・ピカソの美術館でアートを満喫！ピカソの少年時代や初期の作品を中心に、油絵から版画、陶器まで幅広いジャンルのアートを見ることができます。ピカソの原点や作風の変化がわかるので、アート好きは特に訪れたいスポットです。

人気な美術館のため、事前に予約をするのがおすすめ。毎週木曜日の17時以降は誰でも無料で入ることができますが、その際もチケットの予約は必須なので要注意です！

エル・コルドベスでディナー＆フラメンコショー

photo by shutterstock
※写真はイメージです。

バルセロナには、タブラオと呼ばれるフラメンコ用の舞台が備えられたレストランがたくさんあります。なかでも、老舗のエル・コルドベスはバルセロナのタブラオの中で人気を集めるお店のひとつです。

ビュッフェ形式のディナーでは、スペイン各地の伝統料理やデザートを堪能。ピンチョスやハム、ガスパチョなど本場のスペイン料理はさすがのひと言です！ディナーの後は、待ちに待ったフラメンコショーがスタート。目の前で繰り広げられるダンスや歌、演奏は迫力たっぷりで大興奮！約1時間のショーがあっという間に感じてしまうほど、圧巻のパフォーマンスです。

3日目：有名スポットをとことんめぐる観光デイ

3日目は、定番の観光地やグルメを目いっぱい満喫！午前中から観光をスタートして有名どころをめぐり、ランチやディナーでしっかりスペイン料理も楽しみながら、時間の許す限りアクティブにバルセロナの街を散策します。

大人気観光地・サグラダ ファミリアへ！

photo by Unsplash

バルセロナの観光スポットといえば、真っ先に名前があがるサグラダ ファミリア。10時頃にはすでに観光客で混雑するため、朝一番に訪れるのがおすすめ！

サグラダ ファミリアは、スペイン出身の建築家アントニ・ガウディが設計した世界遺産で、着工から100年以上が経過した現在でもなんと建設途中。未完成の今でも圧巻のスケールなので、2026年の完成の姿が楽しみです。

教会内部は、色鮮やかなステンドグラスや細部まで美しい天井などガウディのこだわりがたっぷり。太陽の光でステンドグラスがやわらかく色づき、神秘的な空間が広がっています。エレベーターで塔に登ると、バルセロナの街並みを一望できるほか、サグラダ ファミリア上部の建築を間近で見ることができます！

チケットは日時指定の事前予約制。大人気の観光地なので、日本を出発する前に予約を済ませておきましょう！

サン・パウ病院の美しい中庭をお散歩

photo by Unsplash

サン・パウ病院は、サグラダ ファミリアから徒歩約15分の穴場スポット。建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが設計した病院で、2009年までは病院として実際に使用されていたんだとか！

現在は修復中であるものの、修復が完了したエリアは見学が可能。なかでも、病院内の中庭が美しく、歩いているだけで心がリフレッシュできます。

地元民も集う人気タパスバルでランチ

photo by shutterstock
※写真はイメージです。

ランチは、バルセロナで大人気のバル・エル シャンパニェットでタパスにトライ！ピンチョスや郷土料理、ワインなど本場のスペイン料理を味わえるメニューが豊富で、地元民から観光客までたくさんの人に愛されている名店です。カジュアルでにぎやかな雰囲気も心地よく、思わずほろ酔い気分に。

歴史的な街並みが続くゴシック地区を散策！

photo by Unsplash

バルセロナの旧市街にあるゴシック地区は、歴史を感じる古い建物や迷路のように入り組んだ路地がたくさんあり、お散歩をするのにぴったりなエリア。どの通りもフォトジェニックで、歩いているだけでワクワク！ゴシック建築を堪能するのはもちろん、カフェのテラス席でゆったり過ごす人たちやベランダに干された洗濯物など、どこを切り取っても絵になるバルセロナの街並みをのんびり歩いていきます。

癒やし効果ばつぐん！ビーチで美しい夕日を浴びる

photo by Unsplash

バルセロナには歴史的な建築物やグルメだけでなく、まるで南国のリゾート地のようなビーチがあります！ゴシック地区から徒歩20分ほどのところにあるバルセロネータでは、ビーチを中心にレストランやバーなどが広がっています。

日没の30分ほど前に訪れて、太陽が沈むのを海辺でゆっくりと眺めるのがおすすめ！ビーチサイドのバーでカクテルなどを飲みながら、空が夕日でピンク色に変わっていくのを楽しみましょう。

ディナーは老舗レストランで絶品パエリアを！

photo by shutterstock
※写真はイメージです。

たくさん観光した1日の締めくくりは、ビーチから徒歩15分ほどのところにある老舗レストラン・セッテ ポルタスでスペイン名物のパエリアを！ピカソやダリも訪れたといわれる有名店は、アンティークな雰囲気の店内がおしゃれ。魚介のうまみをたっぷりと感じられるパエリアをいただき大満足。日本語のメニューもあるので、言語に不安のある人でも安心です。

4日目：観光から買い物まで思う存分満喫！

4日目は、引き続き有名観光地をめぐりつつショッピングまで楽しむ、ちょっぴりよくばりデイ。1日の前半はバルセロナの美しい建築の数々にふれ、後半は市内随一のショッピング通りで、おみやげや自分へのプレゼントを見つける時間にしましょう！

グエル公園でバルセロナの街を一望

photo by pixabay

まずは、ガウディの作品のひとつである世界遺産・グエル公園へ向かいます！屋外なので、なるべく晴れている日に観光するのがおすすめ。公園は丘の上にあり、最寄りの駅からは上り坂なので、歩きやすい靴で行くのが安心です。

カラフルなトカゲのオブジェやお菓子の家、世界一長いといわれている波打つベンチなど、ガウディのこだわりが詰まったデザインは見もの！色とりどりのタイルやガラスがいたるところに使われていて、まるで絵本の世界に入り込んだような気分を味わえます。

公園から見渡すバルセロナの街並みも絶景！サグラダ ファミリアもばっちり見ることができます。

公園内は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれているものの、有名なオブジェのほとんどが有料エリアにあります。人気スポットなので、事前のチケット予約がおすすめです！

テラス席のあるレストランでランチタイム

photo by shutterstock

バルセロナにはテラス席があるレストランが多く、平日の昼間でもテラス席は大盛況！地元民になった気分で、滞在中に一度はテラス席で食事をしてみるのも素敵です。気持ちの良い風を感じながら、スペイン料理やサングリアでリラクシーなランチタイムを過ごしましょう！

ユニークな外観が目を惹くカサ・バトリョ

photo by Unsplash

グエル公園と同じく、ガウディの作品群のひとつであるカサ・バトリョ。実業家のジョセップ・バトリョ氏のためにリフォームした邸宅は、タイルやガラスで飾られたカラフルな見た目が特徴的！

ユニークな外観のほか、内部にも見どころがたくさん！タイルの濃淡で海底を表した中庭やガウディがデザインした家具などを見学することができます。

オンラインでチケットを購入しておくと、現地で購入するより少しだけおトクに買えるため、オンラインでの事前購入がおすすめです。

カタルーニャ広場周辺でショッピング！

photo by Unsplash

バルセロナ随一のショッピングストリート・グラシア通りでお買い物。カタルーニャ広場から北西に続くストリートには、エル・コルテ・イングレスというデパートをはじめ、高級ブティックやおみやげショップなど多くのお店が集結しています！ショッピングの際は、Tax Free対応かどうか事前にチェックするのも忘れないようにしましょう。

ディナーはピンチョス片手にサングリアで乾杯！

photo by shutterstock

バルセロナでのディナーは今日で最後！せっかくなので、スペイン名物のピンチョスやタパスなどの郷土料理で締めくくります。サングリアを片手に、今回訪れたたくさんの観光地やレストランなどを思い出しながら、旅を振り返っていきます。

5日目：バルセロナ最終日も効率よく観光！夕方から空港へ

5日目の最終日は、夜のフライト出発まで自由時間。まだ見切れていない観光スポットを中心にめぐりながら、最後までとことん満喫しましょう。余裕を持って夕方には市内を出て、空港に向かうのがベター！

独創的な形が美しいカサ・ミラを見学！

photo by Unsplash

最終日は、ガウディの作品のひとつである世界遺産カサ・ミラの見学からスタート。1910年に実業家のペレ・ミラ氏のために建設された邸宅は、現在でも4世帯が賃貸住宅として実際に使われているんだとか！地中海の波をモチーフに設計された独創的な外観が、通りから見ても存在感たっぷりです。

特に見どころは、屋上にある彫刻が施された換気塔と円形の中庭。波をイメージした建築のため、全体的に直線のない造りになっているのが注目ポイント！

カサ・バトリョ同様に、オンライン購入の場合は割引が適用されるうえ、確実に内部見学ができるため、事前にチケットを購入しておくのがおすすめです。

Spotify カンプノウ スタジアムでサッカーの歴史を学ぶ

photo by pixabay

市内中心部から少し足を伸ばして、名門サッカークラブ・FCバルセロナのホームであるSpotify カンプノウ スタジアムへ！世界中から多くのサッカーファンが訪れるこのスタジアムは、2023年5月からリニューアル工事がスタート。スタジアムの内部は見学できないものの、隣接するミュージアムは見学できます。

臨場感あふれる360度ショーなど、没入型の体験をすることができるんです！事前にチケットを予約して、まるでチームの一員としてスタジアムの中心にいるかのような特別な体験を味わってみてください。

チェックアウト後に空港へ出発

photo by Unsplash

ホテルの指定時間までにチェックアウトを済ませ、いよいよ空港へ出発！余裕を持って、夕方には市内から空港へ移動しておくのが良いでしょう。

19時頃に、ターキッシュ エアラインズでバルセロナからイスタンブールへ飛び立ちます。約3〜4時間のフライトを終え、イスタンブール空港から羽田空港へ乗り継ぎ！

6日目：日本時間の夜に羽田空港へ到着

photo by Unsplash

日本時間の19時頃、羽田空港に到着！ワクチン接種証明書やPCR検査証明書の提出が不要になったので、日本への入国も以前よりスムーズです。

行くなら今！バルセロナ旅行で楽しい時間を過ごそう！

この記事では、バルセロナ旅行の3泊6日のモデルスケジュールをご紹介しました。世界遺産やグルメなど見どころあふれるバルセロナも、効率よくまわれば3泊で存分に楽しめます！
ぜひ紹介したモデルプランを参考に、バルセロナ旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by Unsplash