ハルビン氷祭りは世界三大雪まつりの1つ！歴史や楽しみ方、アクセス方法などを解説

ハルビン氷祭りの基本情報

中国東北部の黒竜江省にある街ハルビンを代表するお祭り・ハルビン氷祭り。まずはハルビン氷祭りの概要や歴史などの基本情報を解説します。せっかく冬の中国を旅行するなら、世界的に有名な氷祭りを見に行きたいという方は必見です！

ハルビン氷祭りの概要や歴史は？

ハルビン氷祭りは1995年1月からスタートし、現在では札幌の雪まつりやカナダのケベック・ウィンターカーニバルと並んで世界三大雪まつりの一つに数えられている祭りです。

氷の彫刻の数々が色とりどりのLEDや蛍光灯に照らされて、ロマンチックな雰囲気をかもし出します。河川敷のエリアには高さ約40メートルにも及ぶ巨大な塔や城をはじめとして、巨大建造物やキャラクターを模した氷の彫刻などを楽しめますよ！

ハルビン氷祭りが開催される都市は？

ハルビン氷祭りが開催されるのは、中国東北部の黒竜江省にあるハルビン。市域全体の人口は1,000万人を超える巨大都市圏です。

20世紀にはロシアや日本との交易や文化的な結びつきが強まり、現在でも大きなロシア正教会や旧日本国大使館など、ロシアや日本風の建物が残っています。そのため、中国にいながら外国風の建物や文化が楽しめる街ですよ。

ハルビン氷祭りの開催日時は？

ハルビン氷祭りは、例年1月5日〜2月末の期間にわたって開催されています。お祭りは太陽島と兆麟公園、冰雪大世界の3つの会場で主に行われ、開催時間は11時から21時30分まで。夜の時間帯にはライトアップを楽しめますよ。

美しい氷の彫刻や像を眺めながら、冬ならではのハルビンを満喫してみては？

※各会場の開催時間については最新情報をご確認ください

ハルビン氷祭りの見どころ・楽しみ方

ハルビン氷祭りの見どころは、約60ヘクタールもの広大な敷地の上に並んでいる氷の彫刻や建造物だけでなく、寒中水泳やショーなども楽しめる点です。ここでは、ハルビン氷祭りの具体的な魅力についてご紹介します。

氷雪大世界には巨大建造物やキャラクターを模した彫刻がある！

ハルビン氷祭りの中でも一際存在感を放っているゾーンが氷雪大世界。ここにはロシア正教のニコライ大聖堂や世界的に有名なお城、塔などを模した巨大な氷の彫刻群が立ち並びます。毎年のテーマによって彫刻の種類は異なる点に注意しましょう。

伝統的な漫画のキャラクターやマスコットキャラクターも彫られているので、会場内を散策していると、思わぬところでお馴染みのキャラクターに出会えるかも。

圧倒的な氷の芸術の数々を目にすれば、思わず息をのむこと間違いなしです！

夕方以降はライトアップされてロマンチックな雰囲気に

ハルビン氷祭りは夕方以降の時間帯に訪れるのがおすすめ。大小さまざまなカラフルな照明が氷でできた建造物を照らしており、幻想的な雰囲気を楽しめます。カップルで訪れたなら、氷の彫刻のライトアップを一緒に鑑賞するのが良いでしょう。

ライトアップされた氷の彫刻が何ともロマンチックな夜を演出してくれますよ！

大滑り台やスキーなどのアクティビティも豊富！

ハルビン氷祭りの会場では、特設の氷の滑り台やスキースペース、小型列車、氷上自動車、雪池カート・雪池オートバイなど各種のアクティビティも豊富です。また、スタッフによって上演されるキャラクターパレードや氷雪結婚披露宴も名物。

氷の彫刻や建造物を見た後は、アクティビティも満喫してはいかがでしょうか？

ハルビン氷祭りの参加方法は？予約は必要？

ハルビン氷祭りには予約は必要なのでしょうか？ここでは、ハルビン氷祭りの参加方法や予約の必要性、入場料などについてご紹介します。

入場にはチケットの購入が必要！

ハルビン氷祭りの入場料は330元（約6,915円）です。会場前のチケット販売所でチケットを購入することで、ハルビン氷祭りの会場に入場できますよ。

※入場料については最新情報をご確認ください

事前予約は必須？

ハルビンの氷祭りに参加する際に必要なチケットは、事前予約制ではなく、現地でチケットを購入する形式です。ツアーなどで現地まで向かう場合には、チケットを購入せずに会場に入場できます。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

ハルビン氷祭りは世界三大雪まつりの一つに数えられており、祭りを開催しているハルビンまでは日本から3時間程度で到着できる立地にあります。そのため、国内外の現地ツアーが数多く販売中。個人旅行だと心配な方はツアーを利用してみましょう。

ハルビン氷祭りへのアクセス・行き方

ハルビン氷祭りの拠点となる都市はハルビン。ハルビンから氷祭りの会場へ行く方法が一般的です。ここでは、列車・バス・タクシーそれぞれの行き方を解説します。

地下鉄が最も一般的な交通手段

ハルビン氷祭りが開催されている氷雪大世界へは、地下鉄2号線で向かえます。地下鉄2号線の氷雪大世界駅から約1,100メートル歩くと会場に到着しますよ。地下鉄は便数も多いので、夜遅くまで観光する予定の方でも安心です。

費用を節約するならバス

ハルビンの氷祭りに行くには47号線のバスを利用するのもおすすめです。ただし、18〜19時には最終便が終わってしまうので、夜遅くまで現地にいる予定の方は要注意です。帰りの時間が遅くなる場合は、地下鉄を利用するようにしましょう。

スムーズに移動するならタクシー

市内を走っているタクシーをつかまえてハルビン氷祭りまで向かうと、乗り換えやバス停からの徒歩移動に悩まされることなくスムーズに移動できます。ただし、白タクをつかまえるとぼったくられたり、ツアーを勝手に組まれたりするリスクもあります。

タクシーは他の交通手段が使えない場合の最終手段として利用するようにしましょう。

ハルビ 氷祭りにおける注意点

ハルビン氷祭りの開催時期は極寒の真冬なので、防寒対策をしていく必要があり、せっかく行くなら夜中のライトアップを楽しんだ方がお得感があるでしょう。

ここでは、ハルビン氷祭りにおける注意点についてご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね！

ライトアップを見るなら夜に行く

日中でも十分に見どころがあるハルビンの氷祭りですが、夕方以降にライトアップされた氷の彫刻や建造物はまるで別世界に来たかのように錯覚してしまうほど。

昼はアクティビティ、夜はライトアップを楽しむのがおすすめ！ハルビンを訪れたら、ライトアップされたハルビン氷祭りは必見ですよ。

服装に気をつける

ハルビンの真冬は夜中に最低気温-30℃を下回るほどの極寒！氷祭りに参加する際は、重ね着することはもちろん、厚い手袋や耳を覆える温かい帽子、滑り止め付きの雪靴などを持参しましょう。

身体が冷えてきたら温かい飲み物を飲んだり、室内で休んだりしましょうね。

ハルビン氷祭りを満喫しよう

この記事では、ハルビン氷祭りに関する見どころや歴史、参加方法、アクセスなどをご紹介しました。ハルビン氷祭りは夜のライトアップがおすすめ！きちんと防寒対策をして、氷の彫刻や建造物、各種アクティビティを楽しむようにしましょう。

ぜひ紹介した情報を参考に、ハルビン氷祭りを満喫してみてくださいね！

※記事内の金額は2023年11月17日のレート、1中国人民元＝20.95円で計算しています

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